【ラ・リーガ第5節プレビュー】過密日程のビッグクラブは格下と対戦! 久保は古巣ヘタフェ戦に

2022.09.09 19:00 Fri
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先週末に行われた第4節ではベティスとの全勝対決を制したレアル・マドリーが唯一の開幕4連勝を達成。また、3連勝のバルセロナとビジャレアルも無敗継続で追走している。

UEFAコンペティションのグループステージ開幕に伴い、ビッグクラブは早くも超過密日程を強いられる。そういった中、今節は比較的実力差のある相手との対戦となる。

5連勝を目指す首位のレアル・マドリーは、日曜ランチタイムキックオフのホームゲームでマジョルカと対戦。前節、ホーム開幕戦となったベティスとの首位攻防戦をFWヴィニシウス、FWロドリゴの若きセレソンコンビのゴールで2-1と競り勝ったエル・ブランコ。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でセルティック相手に前半は予想以上の苦戦を強いられたが、ヴィニシウスの先制点を皮切りにMFモドリッチの超絶アウトサイドシュート、FWアザールのCLでは久々となるゴールによって、終わってみれば3-0の快勝となった。
ただ、同試合ではエースFWベンゼマが右太ももを負傷し、約1カ月の戦線離脱を強いられることに。過密日程がスタートした中、今夏の前線補強失敗によって最も替えが利かないセンターフォワードを失ったことで、ここからしばらくタフな戦いを強いられる。今回のマジョルカ戦では代役候補筆頭のアザールを始め、ロドリゴやFWアセンシオらが不安を払しょくする活躍を見せてほしいところだ。

バルセロナは前節、セビージャに3-0のスコア以上の実力差を見せつけて3連勝。さらに、CLではビクトリア・プルゼニを相手にMFケシエの加入後初ゴールに絶好調のFWレヴァンドフスキが圧巻のハットトリックを達成し、マニータの快勝となった。

週明けにそのエースの古巣であり、近年大敗続きのバイエルンとのビッグマッチを控えるチャビのチームは、カディスとのアウェイゲームに臨む。プルゼニ戦では一部ポジションでターンオーバーを敢行しており、今回の試合でも一部ポジションでのメンバーに入れ替えが想定される。とはいえ、レヴァンドフスキやFWデンベレをスタメンから外すのは難しく継続起用が濃厚だ。そのため、ドイツ王者との大一番に万全の状態で臨むためには前半だけで試合を決めるようなアグレッシブな入りが求められる。

アトレティコ・マドリーは前節、レアル・ソシエダとの強豪対決をがっぷり四つの1-1のドローで終えた。これにより、今季初の連勝を逃したが、直近のCLでは昨季のグループステージでの対戦で因縁が生まれたポルトを相手に劇的な2-1の勝利。0-0で迎えた後半アディショナルタイムに1ゴールずつを奪い合った中、FWグリーズマンがほぼラストプレーで決めた勝ち越しゴールによって、今後の戦いに勢いをもたらす大きな勝ち点3となった。同勝ち点で並ぶ難敵セルタとのアウェイゲームではその勢いを生かし、ホームできっちり勝ち切りたい。

前述の3チームがいずれもCL白星スタートを飾った中、唯一黒星スタートとなったセビージャ。対戦相手が優勝候補マンチェスター・シティだったというエクスキューズはあったものの、バルセロナ戦に続くホームでの0-4の大敗はいただけない。

開幕から公式戦5試合未勝利となったことで、7日にはクラブ首脳陣とチームのリーダーグループの間で緊急の会合を実施。この話し合いの場では即時解任という結論には至らなかったものの、ロペテギ監督更迭の動きが本格化している。そして、今節敗れるようなことがあれば、即時解任という報道も出ており、今回のエスパニョール戦はまさに背水の陣で臨む重要な一戦となる。

MF久保建英を擁するソシエダは、前節アトレティコ相手に堂々たる戦いぶりを見せると、ヨーロッパリーグ(EL)初戦ではマンチェスター・ユナイテッドを相手にMFブライス・メンデスのPKによる虎の子の1点を守り切って会心のウノセロ勝利を飾った。その中でスタメン起用となった久保は、再三の鋭い仕掛けで後半序盤の攻勢に導く見事な存在感を発揮。良い流れで臨む今週末のリーグ戦では古巣ヘタフェを相手に、開幕戦以来の今季2点目を目指す。

その他ではミッドウィークに行われた欧州カップ戦で共に白星スタートとなった4位のベティスと、3位のビジャレアルの上位対決にも注目が集まる。エースのFWフェキルを負傷で欠くものの、攻撃力を特長とするベティスに対して、ビジャレアルは今季開幕から4戦連続クリーンシートを記録。今回の上位対決ではどちらの特長がより生きる試合になるのか…。

《ラ・リーガ第5節》
▽9/9(金)
《28:00》
ジローナ vs バジャドリー

▽9/10(土)
《21:00》
ラージョ vs バレンシア
《23:15》
エスパニョール vs セビージャ
《25:30》
カディス vs バルセロナ
《28:00》
アトレティコ・マドリー vs セルタ

▽9/11(日)
《21:00》
レアル・マドリー vs マジョルカ
《23:15》
エルチェ vs アスレティック・ビルバオ
《25:30》
ヘタフェ vs レアル・ソシエダ
《28:00》
ベティス vs ビジャレアル

▽9/12(月)
《28:00》
アルメリア vs オサスナ

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【ラ・リーガ第14節プレビュー】中断前最後の一節! 首位奪還バルサは難所エル・サダールへ乗り込む

先週末に行われた第13節ではレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーのマドリード勢に加え、ベティス、レアル・ソシエダと上位陣が揃って勝ち点をとりこぼす波乱の一節に。その中で唯一快勝を収めたバルセロナが第8節以来の首位奪還に成功した。 スーペル・コパ参加クラブを除き、週末にコパ・デル・レイの戦いを残すものの、カタール・ワールドカップ(W杯)中断前最後の一節となるミッドウィーク開催の第14節。 最注目カードは首位奪還を果たしたバルセロナと、5位に浮上したオサスナによる上位対決だ。 バルセロナは前節、電撃に引退を発表したDFジェラール・ピケのカンプ・ノウでのラストゲームとなったアルメリア戦をFWデンベレの圧巻の個人技で奪った先制点、MFフレンキー・デ・ヨングのダメ押しの追加点によって2-0の快勝。リーグ4連勝を達成した。その後、レアル・マドリーがラージョに敗れた結果、今季初黒星を喫したエル・クラシコ前以来の首位に浮上した。 5連勝で首位をキープし、中断期間に入りたいチャビのチームだが、直近3勝1分けと好調を維持するオサスナは、レアル・マドリーの今季開幕連勝をストップした難敵だ。安定した守備に加え、得点力こそ低いもののカウンター、セットプレーから着実にゴールを挙げる勝負強さが光る。FWレヴァンドフスキ、デンベレらを軸に前半の内に先制点を奪い、安定したゲームコントロールから2点目、3点目とゴールを積み重ねたい。なお、この試合が正真正銘現役ラストマッチとなるピケは遠征メンバー入りを果たしている。そのため、起用法は不明だが、終盤のクローザー役として投入できるようなラクな展開に持ち込みたいところだ。 そのバルセロナを2ポイント差で追う2位のレアル・マドリーは、降格圏の19位に沈むカディスを相手に今季ラ・リーガ初黒星からのバウンスバックを図る。 2-3で競り負けたラージョとのマドリード自治州ダービーでは開始早々の失点を含め、相手の勢いに完全に呑まれる展開となり、MFモドリッチとDFミリトンのセットプレー2発で一時試合を引っくり返したものの、球際のデュエル、運動量のいずれでも劣り、負けるべくして負けた。多くの主力がW杯に万全で望むため、激しい接触や過負荷を回避する印象もあり、降格圏に低迷も前々節にアトレティコを撃破したカディスとの消耗戦では主力選手の奮起が求められるところだ。また、個人のパフォーマンスに問題はないものの、出場9試合で1度も無失点試合がない守護神クルトワにそろそろ初のクリーンシートを達成させたい。 ライバルの取りこぼしによって辛くも3位をキープしているアトレティコだが、直近の公式戦4試合未勝利と泥沼の状況が続く。直近2勝1分けと好調を維持する12位のマジョルカとのアウェイゲームでは5戦ぶりの白星を狙う。チャンピオンズリーグ(CL)の最下位敗退を引きずるシメオネのチームは前節のエスパニョール戦では前半に退場者を出した格下相手にFWフェリックスのゴールで同点に追いついたものの、そこから畳みかけることができずにホームで盛大なブーイングを浴びての1-1のドロー。 序盤戦では守備に安定感が戻ってきたが、ここ最近では昨季同様に切り替えの精度、リスク管理の甘さから守護神オブラクが周囲に怒りをぶちまける場面が散見。攻撃に関してはチャンス自体は決して少なくないが、ストライカー陣が仕留め切れない場面が目立つ。堅守速攻を徹底する難敵相手の一戦では唯一のプラス材料であるフェリックスのスタメン起用を期待したい。 MF久保建英を擁する6位のレアル・ソシエダは、クラブ史上初の公式戦8連勝がストップして以降、1勝1分け3敗と低迷。とりわけ、ラ・リーガでは1分け2敗の3戦未勝利と厳しい戦いが続く。1-1のドローに終わった直近のバレンシア戦では試合序盤に先制に成功しながらも、直後のDFエルストンドの退場が響きホームながらも厳しい戦いを強いられた。 ラ・リーガ4試合ぶりの白星を目指す今節は17位に低迷するセビージャとのアウェイゲームに臨む。対戦相手は1-1のドローに終わった直前のセビージャ・ダービーでDFモンティエルの退場含め、かなり厳しい消耗戦を強いられており、不振が続くラ・レアルにも十分に勝ち点3を持ち帰るチャンスはあるはずだ。なお、バレンシア戦でベンチに戻ってきた久保はアルグアシル監督が起用を明言しており、難所サンチェス・ピスフアンでの躍動に期待したい。 その他ではセティエン新体制移行後、未勝利が続く不振ビジャレアルや今季2度目の監督交代に踏み切った最下位のエルチェ、カルヴァリャル体制2戦目のセルタといったチームの戦い。4位のベティスと11位のバレンシアによる名門対決も好勝負が期待される。 《ラ・リーガ第14節》 ▽11/8(火) 《27:00》 エルチェ vs ジローナ 《28:00》 アスレティック・ビルバオ vs バジャドリー 《29:30》 オサスナ vs バルセロナ ▽11/9(水) 《27:00》 アルメリア vs ヘタフェ セビージャ vs レアル・ソシエダ 《28:00》 エスパニョール vs ビジャレアル 《29:30》 マジョルカ vs アトレティコ・マドリー ▽11/10(木) 《27:00》 ラージョ vs セルタ 《28:00》 バレンシア vs ベティス 《29:30》 レアル・マドリー vs カディス 2022.11.08 19:00 Tue
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【プレミアリーグ第15節プレビュー】チェルシーvsアーセナル、スパーズvsリバプールの2つのビッグマッチ!

カタール・ワールドカップによる中断期間突入まで残り2試合となったプレミアリーグ。今節は2つのビッグマッチが開催される。 一つはチェルシーが首位アーセナルをホームに迎え撃つロンドン・ダービー。チェルシーはポッター監督就任以降、公式戦無敗を続けていたが、10戦目にして初の黒星を喫した。その相手は外でもない、指揮官の古巣ブライトン。立ち上がりに売り出し中のトロサールにネットを揺らされると、その後も2つのオウンゴールで点差を広げられ、最終的に敵地で4-1の大敗を喫した。 一方のアーセナルは好調そのもの。前々節のセインツ戦で公式戦8連勝がストップしたものの、前節はフォレストを5発粉砕。サカの負傷で緊急登板されたネルソンが2ゴールの活躍を披露した。 リーグ戦ではすでに10ポイント差がつく対照的な両チームだが、ヨーロッパの舞台では、チェルシーはCL、アーセナルはELのグループステージを無事に突破。ただ、この試合後のミッドウィークにはEFLカップ3回戦が予定されており、ブライトンが相手のアーセナルに対し、チェルシーはシティとのビッグマッチが控えるため、3日後も配慮した采配が必要となる。 なお、チェルシーとアーセナルのプレミアリーグでの対戦成績はアーセナルが23勝17分け20敗とやや勝ち越している。スタンフォード・ブリッジでは2-4で勝利した4月の直近の試合を含めて2連勝中だ。 もう一つのビッグマッチはトッテナムvsリバプール。トッテナムはここまで8勝2分け3敗で3位。好位置につけているが、3敗のうち2敗は前々節のニューカッスル戦とその前のユナイテッド戦で喫したもの。ややブレーキがかかったかに思われたが、前節のボーンマス戦を後半アディショナルタイムのゴールで競り勝つと、1日に行われたELのマルセイユ戦でも試合終了間際にゴールが生まれ、2試合連続で劇的な勝利を挙げている。 対するリバプールは不振から抜け出せない。前々節に最下位のフォレストに敗れると、前節も下位に沈んでいるリーズに敗れ、格下相手にまさかの連敗。すでに4つの黒星が付き、首位とは15ポイントも離されている。ただ、直近では今季無敗だったナポリに土をつけており、復調のきっかけにしたいところ。 なお、リバプールではジオゴ・ジョタとルイス・ディアスが負傷離脱中だが、トッテナムではマルセイユ戦でソン・フンミンが左目を負傷し、骨折箇所を安定させる手術を実施。カタールW杯の出場すら危うい状態と伝えられている。 2位のマンチェスター・シティはホームにフルアムを迎え撃つ。前節はレスターの堅守に苦しめられたものの、デ・ブライネの圧巻FKが炸裂し、勝負強く試合を制した。アーセナルと2ポイント差をキープした中、対戦相手のフルアムは、現在リーグ戦4試合で2勝2分けと好調。それでも下馬評ではシティが大きく有利だが、4日後のチェルシー戦も意識した戦いが求められる。 5位に浮上したマンチェスター・ユナイテッドはアストン・ビラとのアウェイ戦。現在は公式戦9試合無敗で、前節は難敵ウェストハムにラッシュフォードのユナイテッド通算100ゴール目で勝利。また、すでにグループ突破を決めていたELでは、最終節まで無敗だったソシエダに黒星をつけるなど、価値のある1勝を収めた。一方、ビラはエメリ新監督の初陣。プレミアリーグで指揮を執るのはアーセナルを率いていた2019年11月以来。なお、前職のビジャレアルでは、20-21シーズンのEL決勝でユナイテッドを破って優勝している。 ◆プレミアリーグ第15節 ▽11/5(土) 《24:00》 リーズvsボーンマス マンチェスター・シティvsフルアム ノッティンガム・フォレストvsブレントフォード ウォルバーハンプトンvsブライトン 《26:30》 エバートンvsレスター ▽11/6(日) 《21:00》 チェルシーvsアーセナル 《23:00》 アストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッド サウサンプトンvsニューカッスル ウェストハムvsクリスタル・パレス 《25:30》 トッテナムvsリバプール 2022.11.05 17:00 Sat
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【ラ・リーガ第13節プレビュー】今季最初のセビージャダービー! バルサは電撃引退ピケのラストゲームに

先週末に行われた第12節ではレアル・マドリーが微妙な判定の影響もあって格下ジローナにドローでの取りこぼしを喫した中、バレンシアに劇的な勝利を掴んだバルセロナが勝ち点差を「1」に縮めている。 早くもヨーロッパのグループステージが閉幕を迎えた中、悲喜こもごもの強豪クラブはカタール・ワールドカップ中断までのラストスパートに臨む。 今節の最注目カードは4位のベティスと、18位のセビージャによる今季最初のセビージャ・ダービーだ。 ベティスは前節、レアル・ソシエダとの拮抗した上位対決を試合終盤のFWフアン・クルス、FWボルハ・イグレシアスの2ゴールによって2-0の勝利。ラ・リーガ3試合ぶりの白星を奪取し、トップ圏内に再浮上した。また、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではすでに首位通過を決定していた中、多くの主力を温存したもののヘルシンキに3-0の快勝を飾り、ホーム開催のダービーに弾みを付ける結果を手にした。 長期離脱中のFWフアンミを除き主力が軒並み復帰を果たした中、不振の宿敵相手に万全の状態で重要な一戦に臨めるが、今季限りでの現役引退を表明し、これがベニート・ビジャマリンでのラストダービーとなる英雄ホアキンに関しては筋肉系の問題でベンチ入りが微妙な状況。そのため、ベティコに限らず多くのラ・リーガファンは41歳ベテランのメンバー入りを切に願う。 対するセビージャはサンパオリ新体制移行後、パフォーマンスに若干の改善は見受けられるものの、公式戦7試合で2勝3分け2敗と結果が出ない。前節はホームでラージョに競り負け、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では主力温存のマンチェスター・シティに1-3の完敗と、新体制で初の連敗となった。システムや選手の配置に関して試行錯誤の状況が続くが、勝利必須のダービーでは失いつつある熱量を前面に出したエモーショナルなパフォーマンスで浮上のキッカケを見いだしたい。 そのセビージャ・ダービーと共に今節大きな注目を集めるのが、2位のバルセロナと13位のアルメリアの一戦だ。首位に勝ち点1差に迫ったことで、重要度が増したこの試合だが、3日に急遽飛び込んできたDFジェラール・ピケの電撃引退発表によって別の意味で注目を集める結果に。 かつて副会長を務めたアマドール・ベルナベウを祖父に持つ生まれながらのクレは、ラ・マシアからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した後、2008年に古巣に帰還。以降、クラブ歴代5位の615試合に出場し、30ものタイトル獲得に貢献した。近年は加齢によるパフォーマンスの低下に加え、ピッチ外での問題行動も多くクレの不興を買ったが、今回の引退発表によって今後受け取るはずだった巨額の給与を放棄する形となり、深刻な財政難に陥るクラブを助けることになった。 自身の現役ラストゲームとなるアルメリア戦では元同僚チャビがどのような形で起用するかは不明だが、紛れもないレジェンドに対してカンプ・ノウに集うホームサポーターから是非とも最大限の敬意が示されることを願いたい。 肝心の試合に関しては4-2で快勝したCLのビクトリア・プルゼニ戦でFWレヴァンドフスキら一部主力に休養が与えられており、ピケを勝利で送り出すという大きなモチベーションを含め、万全の状態での戦いが期待される。 前節、微妙なPK判定によってジローナ相手に勝ち点2を失う形となったレアル・マドリーは珍しいマンデーナイト開催の一戦で9位のラージョとのマドリード自治州ダービーで白星奪還を狙う。直近のCLではセルティック相手に5-1の大勝を飾り、危なげなくグループ首位通過を決定。エースFWベンゼマに加え、MFセバージョスが戦列に復帰しており、MFクロースをサスペンションで欠くものの、ベストな布陣で戦えるはずだ。ただ、対戦相手のラージョは今季ここまでバルセロナ、アトレティコ・マドリーにドロー、セビージャに勝利とビッグクラブ相手に結果を残しており、隙を見せた場合、ジローナ戦に続く勝ち点逸の可能性も十分にあるはずだ。 3位のアトレティコは今季2度目の公式戦連敗という泥沼の状況を脱するため、15位のエスパニョール相手のホームゲームでバウンスバックを図る。CL敗退が決定した前節のカディス戦ではFWフェリックスの2ゴールで2点差を追いついたものの、試合終了間際の失点でカディスに34年ぶりの白星を献上。さらに、CLグループ最終節となったポルト戦も1-2のスコア以上の力の差を見せつけられ、屈辱のグループ最下位での敗退となった。シメオネ体制の終焉を強く感じさせられる厳しい状況の中、難敵エスパニョールとの試合では攻守両面でパフォーマンスを改善し、公式戦4試合ぶりの白星を手にしたい。 MF久保建英を擁する5位のソシエダは、10位のバレンシアを相手にラ・リーガでの連敗ストップを目指す。左肩の脱臼で久保が今季初めて欠場した前節のベティス戦ではパフォーマンス自体は悪くなかったものの、ホームで0-2の敗戦。また、直近のELでは最終的に首位通過を決めたものの、同じくホームでマンチェスター・ユナイテッドに0-1で敗戦している。久保が引き続き欠場となる見込みのホーム3連戦のラストゲームでは、久保やMFダビド・シルバ不在で創造性、精度を欠く攻撃陣の奮起が求められる。 その他ではコウデ監督を解任し、ラ・リーガ初采配となるカルロス・カルヴァリャル新監督を招へいした16位のセルタの初陣にも注目したい。 《ラ・リーガ第13節》 ▽11/4(金) 《29:00》 ジローナ vs アスレティック・ビルバオ ▽11/5(土) 《22:00》 ヘタフェ vs カディス 《24:15》 バジャドリー vs エルチェ 《26:30》 セルタ vs オサスナ 《29:00》 バルセロナ vs アルメリア ▽11/6(日) 《22:00》 アトレティコ・マドリー vs エスパニョール 《24:15》 レアル・ソシエダ vs バレンシア 《26:30》 ビジャレアル vs マジョルカ 《29:00》 ベティス vs セビージャ ▽11/7(月) 《29:00》 ラージョ vs レアル・マドリー 2022.11.04 21:00 Fri
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【プレミアリーグ第14節プレビュー】チェルシー・ポッター監督が古巣ブライトンと初対戦

早くもシーズン3分の1が終わり、大方優勝争いや残留争いの勢力が固まってきたプレミアリーグ。前節はトップ4入りを狙うチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが引き分けた一方、3位のトッテナムが足踏み。また、リバプールは最下位のフォレストに敗れるなど、相変わらず低調なパフォーマンスが続いている。 前節はセインツと引き分けてリーグ戦4連勝がストップしたアーセナルは、今節はホームにリバプール撃破のフォレストを迎え撃つ。セインツと引き分けた後、ミッドウィークに行われたPSV戦はアウェイで2-0の完敗。公式戦10試合ぶりの黒星がついた。ただ、すでにグループ突破を決めているELで主力を温存。最下位相手にフレッシュな状態でバウンスバックを狙う。 2位のマンチェスター・シティはアウェイでレスターと対戦。前節は不調のブライトン相手にハーランドの2ゴールなどで3-1と快勝。アーセナルと2ポイント差に肉薄する結果となった。レスター戦は6-3の大勝を収めた前回対戦を含めて3連勝中だが、レスターは現在リーグ戦2連勝かつ3試合無失点と調子を上げてきている。 トッテナムはアウェイでボーンマスと対戦する。前節はニューカッスルに敗れリーグ戦2連敗。CLのスポルティングCP戦では、試合終了間際のケインの決勝ゴールがオフサイドで取り消しになるなど、あまり良い流れではない。そんな中で乗り込むバイタリティ・スタジアムでは、ここ2試合未勝利となっている。 ニューカッスルに抜かれ、暫定5位のチェルシーはアウェイでブライトンと対戦する。前節のユナイテッド戦は後半アディショナルタイムの土壇場で同点に持ち込まれ悔しい結果に。今節はリーグ戦3試合ぶりの白星を狙って敵地へ向かう。ただ、ブライトンとはポッター監督やククレジャを巡る因縁が。アメックス・スタジアムのファンの反応が注目される。 6位のユナイテッドはホームにウェストハムを迎え撃つ。チェルシー戦の引き分けでリーグ戦4試合負けなしに。また、ELを含めると公式戦7試合で5勝2分けと上り調子。一方のウェストハムもリーグ戦ここ5試合は3勝1分け1敗と、徐々に盛り返しを見せており、ユナイテッド戦5試合ぶりの白星を狙っている。 8位のリバプールはホームでリーズと対戦。前節は最下位のフォレストにまさかの黒星を喫し、シティ戦からの連勝が水の泡に。一方でCLでは4連勝と好調をキープしている。対するリーズは第4節以降勝ち星がなく、現在は4連敗中と、マーシュ監督の進退が騒がしくなっている。 ◆プレミアリーグ第14節 ▽10/29(土) 《20:30》 レスターvsマンチェスター・シティ 《23:00》 ボーンマスvsトッテナム ブレントフォードvsウォルバーハンプトン ブライトンvsチェルシー クリスタル・パレスvsサウサンプトン ニューカッスルvsアストン・ビラ 《25:30》 フルアムvsエバートン 《27:45》 リバプールvsリーズ ▽10/30(日) 《23:00》 アーセナルvsノッティンガム・フォレスト 《25:15》 マンチェスター・ユナイテッドvsウェストハム 2022.10.29 15:00 Sat
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【ラ・リーガ第12節プレビュー】CLで明暗分かれた4強は格下と対戦! 激震ビジャレアルはセティエンのリーグ初陣

先週末に行われた第11節ではレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの3強が揃って勝利。一方で、公式戦8連勝中だった絶好調のレアル・ソシエダが格下バジャドリーに敗れた。 UEFAコンペティションのグループリーグが佳境を迎える中、10月最後の一節ではチャンピオンズリーグ(CL)で大きく明暗分かれた4強の戦いに注目したい。 レアル・マドリーは前節、セビージャとの強豪対決を3-1で勝利。MFモドリッチの前半開始早々の先制後はサンパオリ率いる新生セビージャの反撃を受け、後半序盤に追いつかれる。以降も流れは良くなかったが、アンチェロッティ監督の投入した交代カードがものの見事に機能し、FWアセンシオ、MFルーカス・バスケスを起点に2つの連続ゴールを奪い、難敵相手に競り勝った。 ミッドウィークのRBライプツィヒ戦では、すでに決勝トーナメント進出を決めていたという事情、幾つかのポジションでターンオーバーを敢行した影響で2-3のスコアで競り負けて今季17戦目にして公式戦初黒星を喫した。これにより、最終節のセルティック戦での勝利が自力での首位通過の条件となったが、引き続き優位な立場で戦えるはずだ。その一戦を前に戦うホーム開催の今節は昇格組で18位のジローナと対戦。この試合でもターンオーバーが見込まれるが、負傷明けのFWベンゼマ、モドリッチ、MFバルベルデの戦列復帰が濃厚で、今季初黒星からのバウンスバックが期待される。 前大会王者レアル・マドリーが順当に決勝トーナメント進出を決めた一方、バルセロナとアトレティコ、セビージャの3チームは最終節を前にグループリーグが敗退。今節ではその失意からのリバウンドメンタリティが試される。 バルセロナはビジャレアル、アスレティック・ビルバオ相手の2試合連続の快勝によって良い形で宿敵バイエルンとのホームゲームに臨んだが、その数時間前に行われた試合でインテルがビクトリア・プルゼニを破ったことで、試合前の段階で2年連続での3位敗退が決定。それでも、5連敗中のドイツ王者相手にホームで意地の白星を飾りたかったが、アタッキングサードでの精度、守備の安定度で相手に大きく上回られ、3失点に加えて枠内シュート0という屈辱的な内容での0-3の完敗となった。 この敗退によってクラブ財政に大きな打撃を受け、チャビ監督の手腕に対する批判も強まる中、今節は難所メスタージャで9位のバレンシアというタフな相手と対戦。ここに来て調子が下降気味のガットゥーゾのチームだが、FWカバーニは3試合連発中と好調を維持。バルセロナとしてはソリッドさを欠く守備の修正と共に、古巣対戦で輝きを放てなかったFWレヴァンドフスキの奮起に期待したいところだ。 4節終了時点で敗退がほぼ決まっていたバルセロナと異なり、自力での突破の可能性を残していたアトレティコは、その敗退の仕方を含めより多くのショックを受けることになった。ホームでレバークーゼンを迎え撃った一戦では2-2の打ち合いとなった中、押し込んだ試合終盤に大きなドラマ。ラストプレーとなったセットプレーで一度はタイムアップの笛を聞いたが、その直後にオンフィールド・レビューで相手ハンドでのPKを獲得。だが、このPKをMFカラスコがGKに止められ、こぼれ球に詰めたMFサウールのヘディングシュートもポストを叩いて終戦。土壇場で勝ち点3を取り損ねての敗退となった。 その厳しい一戦からのリバウンドメンタリティが試される一戦では、降格圏に沈む19位のカディスと対戦する。実力差を考えれば、アウェイとは言えども勝ち点を取りこぼす可能性は低いが、衝撃の敗退から中2日での一戦でメンタル面が気がかりだ。 バルセロナ、アトレティコと共に敗退が決まったものの、コペンハーゲン相手に3-0の快勝を収めたセビージャは、10位ラージョを相手にリーグ戦では3試合ぶりの白星を目指す。コペンハーゲン戦ではMFイスコの初ゴールに悩めるFWエン=ネシリにもゴールが生まれて久々の快勝となったサンパオリのチームは、徐々に新指揮官の戦術が浸透している気配もあり、攻守両面で堅実且つアグレッシブな曲者を相手に今後の巻き返しに繋がるパフォーマンスを披露したい。 失意のCL組とは対照的にヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で安定した成績を残す3チームでは、4位のソシエダと5位のベティスが2ポイント差での上位対決、7位のビジャレアルが6位のアスレティックとの上位対決に臨む。 MF久保建英を擁するソシエダは、ミッドウィークのオモニア戦をMFロベルト・ナバーロ、MFブライス・メンデスの2ゴールで2-0の快勝。グループリーグ唯一の5連勝を達成した。2位のマンチェスター・ユナイテッドの4連勝によって首位通過決定は持ち越しも、バジャドリー戦からのバウンスバックに成功。その試合で再三のチャンスクリエイトを見せた久保は左肩のケガでハーフタイムにベンチを下がったが、試合直後の初見では大事には至らず、今回の上位対決では少なくともメンバー入りは可能な模様だ。 対するベティスはルドゴレツ相手にFWフェキルのゴールを守り切ってウノセロで勝利。最終節を残してラウンド16ストレートインとなる首位通過を決定した。リーグ戦ではカディス相手のゴールレスドロー、アトレティコ・マドリー相手の1-2の敗戦と2試合未勝利だが、徐々に負傷者が戻ってきてスカッドに厚みが戻ってきており、良い形でラ・レアルとの一戦に臨めるはずだ。 ビジャレアルは、今週に入って大きな動きが起きた。一昨季のEL優勝、昨季のCLベスト4進出に導いたエメリ監督がジェラードを解任したプレミアリーグのアストン・ビラに引き抜かれ、電撃退任。これを受け、クラブはバルセロナ解任以降、2年ぶりの現場復帰となるキケ・セティエン新監督を招へい。その初陣となったECLのハポエル・ベエルシェバ戦では2-2のドローに終わり、グループリーグ連勝がストップしたが、きっちり首位通過を決めている。今回のアスレティック戦では新体制での初白星を狙う。 《ラ・リーガ第12節》 ▽10/28(金) 《28:00》 マジョルカ vs エスパニョール ▽10/29(土) 《21:00》 アルメリア vs セルタ 《23:15》 カディス vs アトレティコ・マドリー 《25:30》 セビージャ vs ラージョ 《28:00》 バレンシア vs バルセロナ ▽10/30(日) 《22:00》 オサスナ vs バジャドリー 《24:15》 レアル・マドリー vs ジローナ 《26:30》 アスレティック・ビルバオ vs ビジャレアル 《29:00》 レアル・ソシエダ vs ベティス ▽10/31(月) 《29:00》 エルチェ vs ヘタフェ 2022.10.28 19:00 Fri
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