チェルシー、トゥヘル後任はブライトンのポッターが濃厚に!
2022.09.08 16:00 Thu
チェルシーの次期監督は、ブライトンのグレアム・ポッター(47)に決まりかけているようだ。
チェルシーは7日、トーマス・トゥヘル監督を成績不振で電撃解任。今季はリーグ戦では3勝1分け2敗、チャンピオンズリーグでは格下と目されていたディナモ・ザグレブに黒星を喫するなど低迷していたが、クラブに2度目のビッグイヤーをもたらした歴史的指揮官の待った無しの首切りには衝撃が走った。
そして、その発表直後からポッター監督との交渉がスタート。ブライトン側も交渉を認める姿勢にあると伝えられており、刻々と状況が進む中、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキーラ氏が、両クラブ間の交渉が成立したと報道。チェルシーがブライトンに1600万ポンドの違約金を支払う形で引き抜くことになるようだ。
このタイミングでの引き抜きは多方面から反発を買うことになりそうだが、新オーナー陣営の決断は奏功するのだろうか。
チェルシーは7日、トーマス・トゥヘル監督を成績不振で電撃解任。今季はリーグ戦では3勝1分け2敗、チャンピオンズリーグでは格下と目されていたディナモ・ザグレブに黒星を喫するなど低迷していたが、クラブに2度目のビッグイヤーをもたらした歴史的指揮官の待った無しの首切りには衝撃が走った。
そして、その発表直後からポッター監督との交渉がスタート。ブライトン側も交渉を認める姿勢にあると伝えられており、刻々と状況が進む中、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキーラ氏が、両クラブ間の交渉が成立したと報道。チェルシーがブライトンに1600万ポンドの違約金を支払う形で引き抜くことになるようだ。
トーマス・トゥヘルの関連記事
チェルシーの関連記事
記事をさがす
|
トーマス・トゥヘルの人気記事ランキング
1
「トゥヘルの様子が…」オーバメヤンがチェルシー時代を回想「デビュー戦は人生最悪の試合」「僕自身も準備できていなかった」
元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現:アル・カーディシーヤ)が、イギリス『Athletic』でチェルシー時代を回想した。 ブンデスリーガとプレミアリーグで得点王に輝いたストライカー、オーバメヤン。ドルトムントとアーセナルで腰を据えて活躍し、半年間だけの在籍となったバルセロナでも得点を量産した。 22年夏、バルセロナの財政状況により、加入半年でチェルシー移籍を余儀なくされることに。 当時チェルシーはドルトムント時代に師事したトーマス・トゥヘル監督(現:イングランド代表)が指揮も、オーバメヤンいわく再会した恩師トゥヘルは「様子がおかしかった」という。 「あの日のことをよく覚えてる。チェルシーで最初に出場した試合のことだよ」 「僕はトゥヘルと親しい関係性で、彼はいつも選手たちに理解を示してくれる…しかし、再会した彼は僕の知っている男ではなかったんだ。試合に敗れて怒りを撒き散らし、チェルシーでの仕事を楽しんでいないのだと理解した」 “トゥヘルがいるなら”とチェルシー加入を承諾したオーバメヤンだが、結局デビュー戦翌日に指揮官は解任され、コンディションもモチベーションも落ちていくことに。1年後にマルセイユへの完全移籍でチェルシーを去った。 「チェルシーでの初戦は“人生最悪の試合”。正直言って僕自身も準備ができていなかったと認めざるを得ない。ファンはアーセナル時代の僕を期待していただろうけど、不本意にバルセロナを離れ、心の整理ができていなかった」 「チェルシーも僕自身も混乱していた1年だったと思う。クラブが僕をプレーさせたくなかったことは、今思えばラッキーだったかもしれない。当時の僕は休息が必要だったからね」 その後、オーバメヤンは23-24シーズンのマルセイユで公式戦30得点を叩き出し、今季から高待遇のサウジ移籍を掴むなど、復活を遂げた。 2025.01.08 15:20 Wed2
フリー続くジダン氏、いずれの指揮官復帰を希望「きっとまたベンチに戻る」
元レアル・マドリー指揮官のジネディーヌ・ジダン氏が自らの将来に言及した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 現役時代はユベントスやマドリーで世界最高の選手として活躍し、引退後もマドリーの指揮官としてチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たすなど、数々の栄光を手にしてきたジダン氏。2021年5月に2度目の退任を決意して以降はフリーの状態が続いている。 そんなジダン氏は現役時代にユベントスで共に戦ったマルチェロ・リッピ氏のドキュメンタリー『Adesso vinco io』の上映イベントに出席。当時のリッピ氏との関係について語り、大いに助けられたことを明かしている。 「私をユベントスに連れてきてくれたのはマルチェロ・リッピであり、私を信じてプレーさせてくれた最初の人物だ」 「彼にとってそれは簡単なことではなかった。フランスから来た私にとっては何もかもが違っていた。だけどリッピが私を導いてくれた」 「うまくいかなかった最初の頃も、彼は私が残留することを望んでいた。それから私たちは勝利し、良い経験をした」 また、今シーズン限りでのトーマス・トゥヘル監督の退任が決まったバイエルンの次期指揮官候補にも浮上していたジダン氏は、自らの今後についてもコメント。イタリアを始め、再びどこかで指揮を執りたいと述べた。 「いつかイタリアで? そうだね。何が起こるかはわからない。今は別のことをやっているけど、きっとまたベンチに戻ると思うし、そうしたいね」 2024.02.27 11:28 Tue3
トゥヘル監督がホワイトに代表復帰要請へ「連絡を取る」
イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督がアーセナルのDFベン・ホワイトに代表復帰を要請するようだ。2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせが決まったことを受けて臨んだ会見で明かしている。 ホワイトの代表招集があるのかと問われたトゥヘル監督は「私は彼に連絡を取るつもりだ。真っ新なスタートであり、明確な物語であるべき」との見解を示した。 ホワイトは2022年カタールW杯で途中離脱して以降、代表招集を見送っている。ガレス・サウスゲイト監督時代にアシスタントマネージャーを務めていたスティーブ・ホランド氏との確執が噂されていた。 現在、ヒザの手術を受けて戦列を離れているホワイトだが、トゥヘル監督の下で代表復帰となるだろうか。 2024.12.14 10:30 Sat4
「彼を雇用したことに驚いた」ルーニー監督がトゥヘル監督のイングランド代表監督就任に言及、自身は2人の外国人監督を経験「彼の幸運を祈る」
現役時代はイングランド代表のエースとして活躍したウェイン・ルーニー監督が、イングランド代表の指揮官にトーマス・トゥヘル監督が就任したことに驚いを隠さなかった。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンで鮮烈なデビューを果たし、その後はマンチェスター・ユナイテッドでエースとしてプレー。引退後は指導者にも転身しているルーニー監督。若くしてイングランド代表にも選出され、キャプテンも務め、最多得点記録も保持している。 現在はプリマス・アーガイルの監督を務めているルーニー監督だが、来年1月からトゥヘル監督がイングランド代表を指揮するという事実について言及。大きな驚きがあったとした。 「彼は非常に優れた監督だと思うが、FAが彼を雇用したことには驚いている」 ルーニー監督は、イングランド代表時代にスヴェン・ゴラン・エリクソン監督、そしてファビオ・カペッロ監督と2人の外国人監督の下でプレー。トゥヘル監督は史上3人目の外国人指揮官となるだけに、選手としてその状況は経験済みだ。 暫定的に指揮を執るリー・カーズリー監督は、世代別のイングランド代表で実績を残しており、U-21欧州選手権で優勝を経験していた。 ルーニー監督は、イングランドサッカー協会(FA)が指導者を育成している現状について言及。その中から新たなイングランド代表監督を選ばなかったことに驚いているとしたが、トゥヘル監督への期待も口にした。 「FAが築き上げてきたもの、そして私はその一員であり、彼らが過去10年、15年かけて築き上げてきたものを直接見てきたが、それは素晴らしいことだった」 「ここは若いコーチたちが活躍する素晴らしい舞台になっており、彼らが自らコーチを雇わないのは驚きだ」 「しかし、彼らは決断を下した。私は彼の幸運を祈るし、彼が我々のために頑張ってくれることを願っている」 2024.10.18 12:55 Fri5
40億円で引き抜かれ5年契約もたった7カ月で解任…チェルシー時代を回想したポッター氏が当時を語る「フラストレーションや怒り、苦い気持ちが生まれた」
元チェルシーの指揮官でもあるグレアム・ポッター氏が、解任当初の思いを語った。イギリス『テレグラフ』が伝えた。 ポッター氏は2022年9月に、トーマス・トゥヘル監督解任された後、ブライトン&ホーヴ・アルビオンから引き抜かれる形でチェルシーの監督に就任。2100万ポンド(約40億2300万円)も支払われての就任となった。 チェルシーと5年契約を結んだ中、チームは改善されず、31試合を指揮して11敗。2023年1月には3億2300万ポンド(約618億7000万円)という記録的な投資をしたが、成績に反映されず。ポッター監督は5年契約もあった中、シーズン終了を待たずに7カ月で解任されてしまった。 『テレグラフ』のインタビューで当時を振り返ったポッター監督は、悲しみを感じたという。 「ある意味、悲しみのプロセスのようなもので、時間が経過するにつれて良くなっていく」 「自分を責めないようにしなければならないが、全てを他人のせいにすることはできない。適切なバランスを見なければならない」 「注目度が高いので、良いことではない。上手くいかなければ屈辱を感じる。ブライトンから引き抜かれ、5年契約を結んだ7カ月後に解雇されたので、人として対処しなければならないことがたくさんあった」 「最初の6カ月は大変だった。なぜなら、私はそのような機会を得るために本当に一生懸命働いたからだ。ブライトンを去った時、私は本当に良い状態だったので、それが私に与えられた唯一の機会ではなかったと思う」 「だから、正しい機会を選ぶことが重要だった。間違ったものを選んだわけではなく、ただ上手くいかなかっただけだ。その選択については後悔はないが、同時に、誰でも仕事を失うと、どこかでフラストレーションや怒り、そして恐らくは苦々しい気持ちが生まれる」 「1番大切なのは家族や友人と一緒にいること、彼らと繋がることだ。公の目に晒されることは仕事の副産物なので、必要がなければ公の目に晒されないようにした」 「イングランドのラグビーを見て、スティーブ・ボスウィックと時間を過ごした。アメリカに行って、現地のスポーツや団体を見学してきた。フォークランド諸島に行って、リーダーシップの講演をした。そして、14歳の息子がひどく驚いたが、テイラー・スウィフトのコンサートを見に行った。彼は私ほどのファンではなかった」 2024.09.28 00:05 Satチェルシーの人気記事ランキング
1
マンチェスター・Cやレアル・マドリーが関心…ウズベキスタン代表の20歳CBが移籍へ RCランス幹部「今月で離れるだろう」
RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue2
【2024-25 プレミアリーグ前半戦ベストイレブン】首位快走リバプールから最多4人選出
2025-24シーズンのプレミアリーグ前半戦が終了。本稿では今シーズンの前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。※成績は第19節終了時点 ◆プレミアリーグ前半戦ベストイレブン GK:ピックフォード DF:アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイク、ムリージョ、ロビンソン MF:グラフェンベルフ、カイセド MF:サカ、パーマー、クーニャ FW:サラー GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:18(先発:18)/失点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も残留争うチームで奮闘。アーセナルのラヤやフォレストのセルスの活躍も素晴らしかったが、リーグワースト2位の15得点ながらチームを残留圏内の16位にとどめる堅守の中心を担うイングランド代表GKを選出。後ろ重心の戦いのなかで7度のクリーンシートに、セーブ数でも上位にランクイン。年末のアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティとの3連戦では再三のビッグセーブで3戦連続ドローに貢献した。 DF アレクサンダー=アーノルド(26歳/リバプール) 出場試合数:17(先発:17)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最高の攻撃的SB。昨季は純粋なサイドバックというよりも、中盤的な色合いが強い形で素晴らしい活躍を見せたが、新指揮官の下では偽SB的な要素を引き続き見せつつも、サイドバックとして総合力をレベルアップした印象だ。ここまで1ゴール4アシストと例年に比べ数字面では見劣りも、ビルドアップでの貢献、ミドルレンジの正確なパスでの局面打開に、守備面での集中力や粘りも出てきている。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(33歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストDF。一時の限界説を完全に払しょくし、世界最高峰のセンターバックの座を取り戻した新生レッズのディフェンスリーダーは昨季以上の安定したプレーでリーグ最少失点の守備を牽引。相棒やGKが試合によって入れ替わりながらも、圧倒的な対人能力に傑出したプレーリードを活かしたカバーリング、ライン統率と、芸術的と言えるディフェンスで抜群の存在感を示す。 DF ムリージョ(22歳/ノッティンガム・フォレスト) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進フォレストを牽引。サリバとガブリエウも捨てがたいが、リーグ3位となる19失点の堅守を支える注目の左利きDFを選出。4バックを基本に3バックも併用するなか、新加入のミレンコビッチや右サイドのアイナ、守護神セルスと鉄壁の守備を築く。184cmとサイズはないものの、筋骨隆々のフィジカルとスピードを武器に対人戦で無類の強さを誇り、攻撃面でも正確なフィードに的確なドライブと元FWとしての攻撃センスを遺憾なく発揮している。 DF アントニー・ロビンソン(27歳/フルアム) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ステップアップ確実なアメリカ代表DF。フォレストやボーンマスとともに前半戦で躍進したフルアムのベストプレーヤー。すでにプレミア屈指の左サイドバックとの評価を得ていたが、今季の前半戦はさらにスケールアップした姿を披露。無尽蔵のスタミナと推進力を武器に、上下動を繰り返してDFとしては最多の7アシストを記録。守備でも一線級のアタッカーをきっちり封殺するなど、ハイレベルのプレーを見せ続けている。すでにリバプール、シティ辺りの関心を集める。 MF ライアン・グラフェンベルフ(22歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズの絶対的エース。リーグ最少失点の堅守とセットプレーを武器に優勝争いの主役の一角を担うアーセナルだが、司令塔ウーデゴールを欠いた苦しい時期に孤軍奮闘の活躍を見せたエースの活躍は非常に大きかった。流れのなかでは「サカさえ抑えれば」」という対応を受けながらも、圧倒的な打開力を武器に5ゴール10アシストを記録した。それだけに12月末に負ったハムストリングのケガからいかに早く復帰できるかが、2位チームの後半戦のカギを握る。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で凄み増す超万能アタッカー。22ゴール11アシストを記録した加入1年目の大ブレイクによって今季は対戦相手からの徹底マークに遭うなか、ここまで12ゴール6アシストとキャリアハイ更新へ上々の滑り出しを見せている。新体制では昨季主戦場の右ウイングからトップ下と少し役割が変わっているが、今季もアタッキングサードで抜群の存在感を示す。前半戦ハイライトはプレミア史上初となる前半4ゴールを記録したブライトン戦。後半戦もその爆発力にも期待だ。 MF マテウス・クーニャ(25歳/ウォルバーハンプトン) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留争うウルブスで孤軍奮闘。イサクやウッド、エンベウモの活躍も素晴らしかったが、下位に低迷するチームで素晴らしい前半戦を過ごしたブラジル代表FWを選出。12ゴール7アシストの昨季活躍を経て、今季から背番号10を託されると、ここまで10ゴール4アシストを記録。[3-4-2-1]のシャドーの一角を主戦場に、攻撃のマルチタスクを担いながらボールのオン・オフに関わらず、ハイレベルのプレーを披露。献身的な守備も高い評価を得ており、今冬の移籍市場ではビッグクラブの注目も集める。だが、現状ではクラブとの新契約にサインする可能性が高い。 FW モハメド・サラー(32歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。攻守両面で異次元のパフォーマンスを披露し、リバプールの首位快走の立役者に。前半戦では2試合を除きすべての試合でゴールかアシストを記録し、得点ランキングとアシストランキングでいずれも首位に。圧倒的な決定力に加え、芸術的なアシストが印象的だった。 2025.01.09 22:25 Thu3
鎌田大地が途中出場のパレスが追いついてドロー! チェルシーはパーマー弾で先制も4戦未勝利に…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第20節、クリスタル・パレスvsチェルシーが4日にセルハースト・パークで行われ、1-1のドローに終わった。なお、パレスの鎌田大地は69分から途中出場した。 前節、最下位のサウサンプトンを相手に2-1の逆転勝利を収め、上々のパフォーマンスで2024年の戦いを終えた15位のパレス。2025年の初陣となるホームゲームは失速のブルーズとのダービーマッチとなったなか、前節途中出場の鎌田は引き続きベンチスタートに。 対して今季初の連敗且つ3戦未勝利で4位転落のチェルシーは、敵地でのダービーで4戦ぶりの勝利を目指した。前節、降格圏に沈むイプスウィッチに0-2の敗戦を喫したマレスカのチームは、その試合から先発6人を変更。GKをサンチェスに戻したほか、ジャクソン、サンチョ、ペドロ・ネトが復帰。さらに、18歳DFアチャンポンがプレミア初スタメンのチャンスを与えられた。 セットした状態で[5-4-1]の堅固なブロックを敷く相手に対して、立ち上がりからボールを握って攻め手を窺うチェルシー。 試合の入りではジャブを打つにとどまったが、オープンな形から個人技でゴールをこじ開けた。14分、左サイドで巧みなスルーから持ち味のスピードを活かして左サイド深くに侵攻したサンチョがDF3枚を引き付けてゴール前のパーマーに横パスを通す。ここでパーマーはやや足元に詰まりながらも左足の正確なシュートをゴール右隅へ流し込んだ。 エースのクールな一撃で先手を奪ったアウェイチームはこのまま主導権を掌握。流れのなかでは決定機には至らずも、前半半ば過ぎにはパーマーの右CKにファーで反応したアチャンポンがヘディングシュート。だが、フリーで放ったシュートはわずかに枠の左を外れる。 一方、30分を過ぎた辺りからマテタをシンプルに使ったロングボール、両ウイングバックの攻撃参加を軸に良い形を作り始めたホームチーム。ボックス付近でマテタ、エゼと足を振っていくが、ここはGKサンチェスのセーブや相手DFにブロックされて同点ゴールには至らず。 その後、パーマーの超絶ミドルスルーパスからジャクソンに見せ場が訪れたが、ボックス手前で切り返して放ったシュートは枠を捉え切れず。アウェイチームの1点リードでダービーは後半へ折り返した。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はパレスが勢いを持った入りを見せる。49分には右サイド深くに抜け出したムニョスのグラウンダークロスにゴール前で反応したエゼにビッグチャンスも、右足シュートは枠を捉え切れない。さらに、56分にはセットプレーからリチャーズのストロングヘッドでGKサンチェスを脅かす。 その後はチェルシーが試合を落ち着かせて膠着状態に陥るなか、パレスは69分にドゥクレを下げて鎌田をボランチの一角で投入する。 70分過ぎにはパーマーを起点にチェルシーに追加点のチャンスが訪れるが、エンソ・フェルナンデスのミドルシュート、ボックス左に抜け出したジャクソンのシュートは枠を捉え切れず。 すると、試合は再びホームチームの流れで進んでいくと、82分に同点ゴールが生まれる。中盤でのムニョスの見事な潰しからショートカウンターを発動。サール、エゼと左に展開し、最後は正確な折り返しをゴール前のマテタがワンタッチで流し込んだ。 1-1の振り出しに戻った試合はダービーらしい白熱の攻防が繰り広げられるなか、最終盤に突入。どちらにも勝ち点3を奪うチャンスはあったものの、2点目を奪うことはできず。 この結果、パレスは連勝こそ逃したものの、強豪相手に追いついての価値ある勝ち点1となった。一方、チェルシーは連敗こそストップも厳しい4戦未勝利に。 クリスタル・パレス 1-1 チェルシー 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(後37) 【チェルシー】 コール・パーマー(前14) <span class="paragraph-title">【動画】ダービーで生まれた2ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">エースのマテタが<br>セルハースト・パークを沸かす<br>前線の3枚が絡みパレスが追いつく<br><br>プレミアリーグ 第 20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/pgfmlxhfVC">pic.twitter.com/pgfmlxhfVC</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875586061059104823?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2025年もチェルシーを牽引するのは<br>遠藤選手も注目のパーマー!<br>サンチョの見事なアシストから<br>仕上げも完璧<br><br>プレミアリーグ 第 20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/9GerQtXcf0">pic.twitter.com/9GerQtXcf0</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875562948699259363?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.05 02:20 Sun4
【プレミアリーグ第20節プレビュー】後半戦初戦! リバプールvsユナイテッドに、三笘はアーセナルに挑戦
多くのクラブにとって2024年ラストゲームとなった第19節では首位のリバプールに2位のアーセナルが揃って勝利。一方、昇格組に不覚を取ったチェルシーが大躍進ノッティンガム・フォレストに3位の座を譲る形に。そのほかでは不振にあえぐマンチェスター勢の明暗が分かれた。 元日に前節を戦ったアーセナルとブレントフォードを除き、2025年初戦にして後半戦初戦となる今節は、首位のリバプールと14位のマンチェスター・ユナイテッドによる名門対決が最注目カードとなる。 前節、ウェストハム相手に5-0の圧勝を収めリーグ3連勝で2024年の戦いを締めくくったリバプール。この勝利によって1試合未消化ながら2位以下に6ポイント差を付けて首位を快走している。新年初戦となる今節は手負いの赤い悪魔をホームで迎え撃つ。異次元のパフォーマンスを見せるエースFWサラーに加え、FWガクポ、FWルイス・ディアスが好調を維持し、ポジション奪取を狙う中盤や前線の控え選手も躍動感を見せるチームに死角はなし、ニューカッスルのように前半からアグレッシブな姿勢で相手を圧倒し、ラクな展開に持ち込みたいところだ。 対するユナイテッドは前節、ホームでニューカッスルに0-2の惨敗。リーグ3連敗とともに公式戦4連敗で厳しい2024年の戦いを終えた。同試合では前半途中の屈辱的な交代となったFWザークツィーがFWラッシュフォード、FWガルナチョに続いて新指揮官から失格の烙印を押された感もあり、結果だけでなくドレッシングルームの雰囲気も悪化。MFブルーノ・フェルナンデス、MFウガルテと指揮官の同胞がサスペンション明けで戻ってくる点は朗報も、敵地で厳しい戦いを強いられることは間違いない。次のFAカップはアーセナルが相手ということもあり、一気に6連敗という最悪なシナリオだけは回避したいところだ。 可能性はわずかも赤い悪魔の援護に期待しつつ、首位との勝ち点を縮めたい2位のアーセナルは、MF三笘薫を擁する10位のブライトンとのアウェイゲームに臨む。ブレントフォードとの元日決戦は試合序盤に先制を許す展開となったが、完全復調のFWガブリエウ・ジェズスの同点ゴールに、得意のセットプレーからMFメリーノ、サカ代役候補のFWマルティネッリのダメ押しゴールによって3-1の逆転勝ち。良い形で2025年をスタートした。ここまでは初先発の17歳MFヌワネリを含めサカ不在でポジションを狙う選手たちが良いアピールを見せており、今回のシーガルズ戦では古巣対戦のFWトロサール辺りの活躍も期待したいところだ。 対するブライトンは前節、アストン・ビラとのシーソーゲームを2-2のドロー。難敵相手のアウェイゲームと考えれば悪くない結果だが、これで3試合連続ドローでの7戦未勝利。現状では歓迎すべき結果とは言えない。8戦ぶりの勝利を目指すホームゲームのキーマンは先発復帰が期待される日本人エース。DFティンバー、DFサリバと強力な相手とのマッチアップを制し、チームに新年初勝利をもたらしたい。 今季初の連敗且つ3戦未勝利で4位転落のチェルシーは、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーで4戦ぶりの勝利を目指す。前節は降格圏に沈むイプスウィッチにホーム初白星を献上。攻撃面ではチャンス自体は作ったものの、相手GKの再三の好守に阻まれて久々の無得点に。ただ、ビルドアップの苦戦に加え、切り替えや守備面に関してはフルアム戦同様に課題を残しており、その部分のテコ入れは必須だ。ここにきて嵌っていたマレスカ監督の用兵や選手交代が機能していない印象もあり、その采配という部分にも注目したい。 そのブルーズをホームで迎え撃つパレスは前節、最下位のサウサンプトンを相手に2-1の逆転勝利。決定力の部分で課題は残したが、チーム全体のパフォーマンスは上々で今回のダービーでは先日のアーセナル戦を教訓にリトリート、プレスのメリハリを利かせながらうまく相手の隙を突いていきたい。ベンチスタート濃厚の鎌田には一番に要求される守備の仕事をこなしながら、ポジション奪取へ攻撃面でも違いを生みたい。 厳しい2024年を勝利で飾った6位のマンチェスター・シティは、不調の13位ウェストハムを相手に2025年白星発進を狙う。前節のレスター・シティ戦では内容面は課題を残したが、FWサヴィーニョの加入後初ゴールにFWハーランドの公式戦5試合ぶりのゴールによって2-0で勝利。この勝利で一気に流れを好転させるのは難しいが、勝ち点3を積み重ねて本来の調子を取り戻したい。対戦相手はリバプール相手の0-5の大敗に、エースFWボーウェンの負傷離脱と与しやすい相手だけに先行逃げ切りのアグレッシブな入りがカギになりそうだ。 ボトムハーフで前半戦を終えた11位のトッテナムは、巻き返しを期す後半戦初戦で第2集団で最も調子がいい5位のニューカッスルとのホームゲームに臨む。前節は新体制で好調のウォルバーハンプトンとのシーソーゲームを2-2のドローで終え、連敗こそストップも3戦未勝利に。さらに、この試合ではDFウドジェがハムストリングのケガで6週間の戦線離脱、MFベンタンクールも累積警告で今節欠場と泣きっ面に蜂の状況だ。DFスペンスはサスペンション明けも相手の強力攻撃陣相手に分が悪いことは明白。久々に中2日の日程から解放されたなか、中盤と前線の選手がいかに奮闘できるかが勝利のカギとなる。 一方、公式戦5連勝と首位チームやフォレストと並んで最も好調なニューカッスルは前節も絶好調のFWイサクとMFジョエリントンのゴールによって手負いのユナイテッドに完勝。主力クラスに目立った離脱者もなく、敵地といえども勝ち点3を持ち帰られる可能性は高い。そのなかで快足アタッカー陣をシンプルに使ったカウンターでゴールを重ねたい。 その他では新体制で3戦無敗の17位ウルブスと、5連勝で3位躍進のフォレストによる、ペレイラとヌーノのポルトガル人指揮官対決。DF菅原由勢の先発復帰を期待したいサウサンプトンとブレントフォードの一戦も要注目だ。 《プレミアリーグ第20節》 ▽1/4(土) 《21:30》 トッテナム vs ニューカッスル 《24:00》 ボーンマス vs エバートン アストン・ビラ vs レスター・シティ クリスタル・パレス vs チェルシー マンチェスター・シティ vs ウェストハム サウサンプトン vs ブレントフォード 《26:30》 ブライトン vs アーセナル ▽1/5(日) 《23:00》 フルアム vs イプスウィッチ 《25:30》 リバプール vs マンチェスター・ユナイテッド ▽1/6(月) 《29:00》 ウォルバーハンプトン vs ノッティンガム・フォレスト 2025.01.04 12:00 Sat5