【ブンデス第5節プレビュー】未勝利のシュツットガルトvsシャルケの日本人対決
2022.09.02 18:00 Fri
前節は日本人対決2試合が行われ、MF堂安フライブルクがFW浅野ボーフムに、MF原口のウニオンがDF吉田のシャルケに勝利する結果となった。そしてDF板倉の奮闘が際立ったボルシアMGが王者バイエルンに堂々のドローに持ち込んだ。一方でドルトムントが勝利を取り戻している。迎える第5節ではシュツットガルトvsシャルケの未勝利同士による日本人対決が開催される。
シュツットガルトは前節、ケルン相手に優勢に試合を進めるも後半立ち上がりに退場者を出してしまい、ゴールレスドロー決着。3分け1敗スタートと未勝利が続く中、吉田シャルケとの日本人対決で初勝利となるか。ケルン戦の開始早々、際どいミドルシュートを浴びせたMF遠藤の攻撃面での活躍にも期待だ。
一方、ウニオンに6失点惨敗を喫し2分け2敗スタートとなったシャルケ。吉田は終始、相手FWペフォクのフィジカルに押され苦戦を強いられた。ディフェンスリーダーとして責任を問われる試合を演じてしまった中、挽回のパフォーマンスを見せられるか。
続いてウニオンvsバイエルン。バイエルンは前節、ボルシアMGの守護神ゾンマーの好守連発の前に1-1の引き分けに終わり、開幕からの連勝が3でストップした。ただ、水曜に行われたDFBポカールでは3部相手にさすがの5発圧勝。新戦力のMFグラフェンベルフとFWテルに移籍後初ゴールが生まれた中、ウニオンの堅守をいかに崩すかが注目される。ここ2試合スタメンを外れている原口は引き続きベンチスタート予想だ。
バイエルン相手に見事な守備を見せたボルシアMGの板倉。うなぎ登りの評価を得ている中、マインツとのホーム戦に臨む。バイエルンの強力攻撃陣相手にも十分な対応を見せた中、今節は持ち前のビルドアップで攻撃をサポートすることが求められそうだ、
MF鎌田の2アシスト、MFゲッツェの移籍後初ゴールなどでブレーメンに4-3と勝利して今季初白星としたフランクフルトは、ライプツィヒとのホーム戦に臨む。ベンフィカへの移籍報道があった中、残留となった鎌田はスタメン予想。強豪ライプツィヒとの試合をうまく乗り切り、自身初のチャンピオンズリーグに挑みたい。
浅野との日本人対決を制したフライブルク堂安は、レバークーゼンとのアウェイ戦に臨む。堅守速攻のスタイルの中でしっかりと存在感を見せている堂安。攻守に貢献できている中、ようやく初白星を挙げたレバークーゼンとの勢いの差を見せ付けられるか。
そのフライブルクに敗れて4連敗スタートとなったボーフムはブレーメンとのホーム戦に臨む。勝てていない焦りから前がかった背後のスペースを突かれているボーフム。リスク管理を徹底しつつ何とか勝ち点を挙げたいところ。残留を争うことが予想されるブレーメンには負けられない。
◆ブンデスリーガ第5節
▽9/2(金)
《27:30》
ドルトムントvsホッフェンハイム
▽9/3(土)
《22:30》
ボーフムvsブレーメン
ヴォルフスブルクvsケルン
ウニオン・ベルリンvsバイエルン
レバークーゼンvsフライブルク
シュツットガルトvsシャルケ
《25:30》
フランクフルトvsライプツィヒ
▽9/4(日)
《22:30》
アウグスブルクvsヘルタ・ベルリン
《24:30》
ボルシアMGvsマインツ
シュツットガルトは前節、ケルン相手に優勢に試合を進めるも後半立ち上がりに退場者を出してしまい、ゴールレスドロー決着。3分け1敗スタートと未勝利が続く中、吉田シャルケとの日本人対決で初勝利となるか。ケルン戦の開始早々、際どいミドルシュートを浴びせたMF遠藤の攻撃面での活躍にも期待だ。
一方、ウニオンに6失点惨敗を喫し2分け2敗スタートとなったシャルケ。吉田は終始、相手FWペフォクのフィジカルに押され苦戦を強いられた。ディフェンスリーダーとして責任を問われる試合を演じてしまった中、挽回のパフォーマンスを見せられるか。
バイエルン相手に見事な守備を見せたボルシアMGの板倉。うなぎ登りの評価を得ている中、マインツとのホーム戦に臨む。バイエルンの強力攻撃陣相手にも十分な対応を見せた中、今節は持ち前のビルドアップで攻撃をサポートすることが求められそうだ、
そしてヘルタに危ない場面を幾つか作られたものの、FWモデストに移籍後初ゴールが生まれて1-0で逃げ切り勝利としたドルトムントは金曜にホッフェンハイムと対戦する。白星を取り戻した中、バイエルンを追走するためにもここは必勝としたい。初ゴールで重荷が取れたモデストに注目だ。
MF鎌田の2アシスト、MFゲッツェの移籍後初ゴールなどでブレーメンに4-3と勝利して今季初白星としたフランクフルトは、ライプツィヒとのホーム戦に臨む。ベンフィカへの移籍報道があった中、残留となった鎌田はスタメン予想。強豪ライプツィヒとの試合をうまく乗り切り、自身初のチャンピオンズリーグに挑みたい。
浅野との日本人対決を制したフライブルク堂安は、レバークーゼンとのアウェイ戦に臨む。堅守速攻のスタイルの中でしっかりと存在感を見せている堂安。攻守に貢献できている中、ようやく初白星を挙げたレバークーゼンとの勢いの差を見せ付けられるか。
そのフライブルクに敗れて4連敗スタートとなったボーフムはブレーメンとのホーム戦に臨む。勝てていない焦りから前がかった背後のスペースを突かれているボーフム。リスク管理を徹底しつつ何とか勝ち点を挙げたいところ。残留を争うことが予想されるブレーメンには負けられない。
◆ブンデスリーガ第5節
▽9/2(金)
《27:30》
ドルトムントvsホッフェンハイム
▽9/3(土)
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