グイエが古巣エバートンに帰還! 「このチームに魂を捧げる」

エバートンは1日、パリ・サンジェルマン(PSG)からセネガル代表MFイドリサ・グイエ(32)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの2年となる。

3年ぶりの古巣帰還が決定した32歳のベテランMFは、クラブ公式チャンネルを通じて復帰の喜びを語った。

「自分の家に戻ってこれること以上の喜びはないよ。再びここエバートンに戻り、チームの助けとなり、懸命に働けることをとてもうれしく思うよ。このチームに魂を捧げるつもりだ」
「ここに戻ってくることは、自分の家にいるような気分になるし、僕にとって重要なことだった。毎週チームをフォローし、彼らがどのようにプレーするかを見てきた。僕にとってエバートンほど良い場所はないと思っているし、ここに戻ってくることを決めたんだ」

「スタジアムには素晴らしい雰囲気があり、ここにいる全員が家族のようなものさ。ここに初めて来たときはとても気分が良かったし、パリに行った後でさえ、ここにいる何人かのプレーヤーと連絡を取り合い、チームをサポートし続けたんだ」「僕にとって、それは特別なことなんだ。仮に自分がPSGを去るならば、それは1つのチームのためになるだろうと思っていた。そして、そのクラブこそエバートンだったんだ」

「僕はこのクラブが大好きだし、難しい決断ではなかったよ。自分の家に帰る必要があったというのが、大きな理由よ。戻ってこれてうれしいし、良いシーズンになることを願っているよ。目標を達成するために頑張らなければいけないね」

グイエは2019年1月にエバートンからPSGに加入。ここまで攻撃的なチームのバランサー役として、公式戦111試合に出場。多くの国内タイトルやチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献してきた。

しかし、今夏中盤の刷新を図るチームにおいて余剰人員に。グイエ自身は2023年夏までとなっている現行契約を全うしたい意思を持っているが、11月にカタール・ワールドカップを控えていることもあり、“飼い殺し”は避けたい考えだった。

一方、昨シーズンギリギリでのプレミアリーグ残留を決めたエバートンは中盤の選手層が薄く、2016年から2019年までの在籍期間に、公式戦108試合に出場したベテランMFの復帰を画策していた。