福島がアウェイで相模原に勝利! 途中出場3選手がネットを揺らす【明治安田J3第20節/延期分】
2022.08.30 21:14 Tue
30日、明治安田生命J3リーグ第20節の延期分であるSC相模原vs福島ユナイテッドFCが相模原ギオンスタジアムで行われ、アウェイの福島が1-3で勝利を収めた。
15位の相模原は27日に行われたアスルクラロ沼津戦でドローに終わり、直近4試合で白星がない。対する9位の福島は27日のヴァンラーレ八戸戦に勝利しており、2連勝と行きたいところ。両チームとも中2日という厳しい日程の中、台風8号の影響で延期されていたこの一戦に臨んだ。
25分に相模原がチャンスを迎える。川上がボックス外から強烈な左足ミドルを放つと、福島DFに当たってボールがボックス内の高山の元へ。高山はダイレクトでゴールを狙える位置だったが、味方と交錯してしまい、シュートを放つことはできなかった。
一方の福島は34分、自陣左サイドから橋本がドリブルで直進し、ファイナルサードまで進んだところで中央へパス。最後はボックス外から大森が右足ミドルを放ったが、相模原のGK柴崎がこれをセーブした。
前半を優勢に進めたのは福島で、11本ものシュートを浴びせて相模原ゴールに襲い掛かったが、ネットを揺らすことはできなかった。
46分、敵陣深い位置で樋口がルーズボールを回収し、前方の長野へパス。長野はボックス内で相模原DF2人のスライディングをかわすと、最後は右足シュートをネットに突き刺す。後半開始からわずか29秒で福島が先制点を挙げた。
先手を取られた相模原にも絶好機が。60分、ボックス手前でFKを獲得すると、キッカーは左足の名手・藤本。しかし、狙い澄ましたシュートは壁に阻まれてしまい、同点のチャンスを逃す。
それでも直後の62分に同点弾が生まれる。前述のFKを阻まれて左CKを得た相模原は、船山が中央へ入れたセンタリングはゴール前で跳ね返されたものの、左サイドでクリアボールを回収し、船山が再びセンタリングを供給。ファーサイドで安藤がヘディング弾を流し込んだ。こちらも交代出場選手がネットを揺らす結果となった。
相模原は同点とした勢いのままに福島ゴールへ接近。67分、石田が右サイドからセンタリングを上げ、安藤がヘディングシュート。ドンピシャヘッドを福島のGK山本が正面にこぼすと、このボールに反応した船山が体勢を崩しながらも右足シュート。しかし、GKの正面を突いてしまい、千歳一隅の逆転チャンスを逃す。
対する福島は徐々に盛り返すと、勝ち越しに成功する。80分、敵陣左サイドの深い位置で細かいパスワークを見せ、諸岡がボックス内まで侵入。ファーサイドから勢いよく走り込んだ田中へラストパスを送ると、相模原DFにスライディングで倒されてPK獲得。キッカーを務めた途中出場の森が冷静にゴール左へ決める。
さらに87分には勝利を大きく手繰り寄せる追加点。自陣で鋭いチェックからボールを奪取して一気に前線まで繋ぐと、最後は森からのスルーパスをボックス内で受けた途中出場の栗原が角度のない位置からGKの頭上を超える左足チップシュート。緩やかな軌道を描いたボールは、ネットへと吸い込まれた。
短い時間で2点差をつけられた相模原も諦めることなく、ゴールを狙う。だが、結局ネットを揺らすことはできず、試合終了のホイッスル。相模原は1-3で敗れ5試合未勝利、一方の福島は途中出場の3選手がネットを揺らし、2連勝とした。
◆第20節
▽8月30日
SC相模原 1-3 福島ユナイテッドFC
▽8月13日
カマタマーレ讃岐 1-1 テゲバジャーロ宮崎
ヴァンラーレ八戸 0-5 いわきFC
▽8月14日
FC今治 1-0 FC岐阜
Y.S.C.C.横浜 1-0 ギラヴァンツ北九州
AC長野パルセイロ 1-0 カターレ富山
愛媛FC 7-2 ガイナーレ鳥取
鹿児島ユナイテッドFC 4-2 松本山雅FC
▽9月21日
[15:00]
アスルクラロ沼津 vs 藤枝MYFC
15位の相模原は27日に行われたアスルクラロ沼津戦でドローに終わり、直近4試合で白星がない。対する9位の福島は27日のヴァンラーレ八戸戦に勝利しており、2連勝と行きたいところ。両チームとも中2日という厳しい日程の中、台風8号の影響で延期されていたこの一戦に臨んだ。
一方の福島は34分、自陣左サイドから橋本がドリブルで直進し、ファイナルサードまで進んだところで中央へパス。最後はボックス外から大森が右足ミドルを放ったが、相模原のGK柴崎がこれをセーブした。
前半を優勢に進めたのは福島で、11本ものシュートを浴びせて相模原ゴールに襲い掛かったが、ネットを揺らすことはできなかった。
迎えた後半、福島はハーフタイムに延に替えて長野を投入。相模原も高山に替えて安藤をピッチへと送り込んだ。すると福島の交代策がいきなり身を結ぶ。
46分、敵陣深い位置で樋口がルーズボールを回収し、前方の長野へパス。長野はボックス内で相模原DF2人のスライディングをかわすと、最後は右足シュートをネットに突き刺す。後半開始からわずか29秒で福島が先制点を挙げた。
先手を取られた相模原にも絶好機が。60分、ボックス手前でFKを獲得すると、キッカーは左足の名手・藤本。しかし、狙い澄ましたシュートは壁に阻まれてしまい、同点のチャンスを逃す。
それでも直後の62分に同点弾が生まれる。前述のFKを阻まれて左CKを得た相模原は、船山が中央へ入れたセンタリングはゴール前で跳ね返されたものの、左サイドでクリアボールを回収し、船山が再びセンタリングを供給。ファーサイドで安藤がヘディング弾を流し込んだ。こちらも交代出場選手がネットを揺らす結果となった。
相模原は同点とした勢いのままに福島ゴールへ接近。67分、石田が右サイドからセンタリングを上げ、安藤がヘディングシュート。ドンピシャヘッドを福島のGK山本が正面にこぼすと、このボールに反応した船山が体勢を崩しながらも右足シュート。しかし、GKの正面を突いてしまい、千歳一隅の逆転チャンスを逃す。
対する福島は徐々に盛り返すと、勝ち越しに成功する。80分、敵陣左サイドの深い位置で細かいパスワークを見せ、諸岡がボックス内まで侵入。ファーサイドから勢いよく走り込んだ田中へラストパスを送ると、相模原DFにスライディングで倒されてPK獲得。キッカーを務めた途中出場の森が冷静にゴール左へ決める。
さらに87分には勝利を大きく手繰り寄せる追加点。自陣で鋭いチェックからボールを奪取して一気に前線まで繋ぐと、最後は森からのスルーパスをボックス内で受けた途中出場の栗原が角度のない位置からGKの頭上を超える左足チップシュート。緩やかな軌道を描いたボールは、ネットへと吸い込まれた。
短い時間で2点差をつけられた相模原も諦めることなく、ゴールを狙う。だが、結局ネットを揺らすことはできず、試合終了のホイッスル。相模原は1-3で敗れ5試合未勝利、一方の福島は途中出場の3選手がネットを揺らし、2連勝とした。
◆第20節
▽8月30日
SC相模原 1-3 福島ユナイテッドFC
▽8月13日
カマタマーレ讃岐 1-1 テゲバジャーロ宮崎
ヴァンラーレ八戸 0-5 いわきFC
▽8月14日
FC今治 1-0 FC岐阜
Y.S.C.C.横浜 1-0 ギラヴァンツ北九州
AC長野パルセイロ 1-0 カターレ富山
愛媛FC 7-2 ガイナーレ鳥取
鹿児島ユナイテッドFC 4-2 松本山雅FC
▽9月21日
[15:00]
アスルクラロ沼津 vs 藤枝MYFC
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