負傷者続出のリバプール、英2部でプレーするノルウェー代表MFに関心か

2022.08.30 13:04 Tue
Getty Images
リバプールがチャンピンシップ(イングランド2部)に所属するシェフィールド・ユナイテッドのノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ(24)の獲得に動く可能性があるようだ。

一時、今夏の補強終了を口にしたユルゲン・クロップ監督だが、MFチアゴ・アルカンタラをはじめ、多くの中盤の選手が負傷離脱中なのに加えて、来夏までとなるMFナビ・ケイタとの契約延長交渉も難航。それを受けてか、先日に方針転換を認め、中盤の選手補強に向けて多くの選手をリストアップしている。

リバプールのトップターゲットはイングランド代表MFジュード・ベリンガムだが、保有元のドルトムントに今夏の移籍を許可する気配はなし。イギリス『デイリー・メール』によると、即戦力を求めているリバプールはベルゲの獲得を検討しているとのことだ。
ベルゲは2020年1月にヘンクからシェフィールド・Uに加入すると、195㎝の長身を活かした空中戦とストライドの大きなドリブルを武器として主軸に定着。リバプールはヘンク時代からベルゲに注目しており、クロップ監督も高く評価しているという。

一方で、シェフィールド・Uは今季のチャンピンシップで6試合に出場して2ゴール1アシストの成績を残すベルゲを、プレミアリーグ復帰に向けた中軸と考え、放出に消極的とのこと。ただし、選手との契約には3500万ポンド(約56億7000万円)の契約解除条項が設定されていることから、リバプールがその金額を支払うかが注目されている。

サンデル・ベルゲの関連記事

ノルウェーサッカー協会(NFF)は11日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むノルウェー代表メンバー25名を発表した。 ステイル・ソルバッケン監督は、FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル)、FWアレクサンダー・セルロート(アトレティコ・マド 2025.03.11 22:35 Tue
フルアムは22日、バーンリーのノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年夏までの5年間で、1年間の延長オプション付き。背番号は「16」に決定した。 なお、移籍金は非公開とされているが、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば移籍金は2000万ポンド(約3 2024.08.22 18:57 Thu
マンチェスター・ユナイテッドが狙うウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)を巡り、パリ・サンジェルマン(PSG)が1つの案を出したようだ。 PSG入りから1年だが、今夏にユナイテッドの関心が取り沙汰され、この移籍に前のめりとされるウガルテ。PSGもジョアン・ネベスの加入で序列を下げるウガルテの売却を視野に入れ 2024.08.21 13:15 Wed
フルアムがようやく中盤の主力の穴埋めにこぎ着けたようだ。 フルアムは今夏の移籍市場において、2022年夏の加入から2シーズンに渡って中盤のホールディングロールを担ったポルトガル代表MFジョアン・パリーニャのバイエルンへ流出。 その主力流出は既定路線だったこともあり、すぐさま後釜を獲得する算段ができているかに 2024.08.20 11:15 Tue
モナコのフランス代表MFユスフ・フォファナ(25)を巡り、マンチェスター・ユナイテッドの動きだ。 ジム・ラトクリフ共同オーナーからなる『INEOS』グループが主導となり、補強を進めるユナイテッド。中盤も補強の動きが取り沙汰されるが、パリ・サンジェルマン(PSG)から狙うウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテは先方の 2024.08.07 15:45 Wed

リバプールの関連記事

リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri
父親のマンチェスターへの訪問が話題となっているレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(22)だが、実際はリバプールのためだったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 レバークーゼンで10番を背負い、ドイツ代表を含めて将来への大きな期待が持たれているヴィルツ。今夏の移籍市場では、大きな注目を集めて 2025.05.15 13:50 Thu
2024年夏には多くのヨーロッパのクラブが来日した中、2025年夏も世界最高峰のプレーを目にすることができそうだ。 この記事では、ジャパンツアーの試合日程や対戦カード、放送予定、チケット販売情報などをまとめた。 ◆来日クラブ(5/12 時点) 【イングランド】 リバプール(遠藤航) 【スペイン 2025.05.15 12:00 Thu

記事をさがす

サンデル・ベルゲの人気記事ランキング

1

フルアムがパリーニャの後釜確保! ノルウェー代表MFベルゲをバーンリーから完全移籍で獲得「素晴らしい気分」

フルアムは22日、バーンリーのノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年夏までの5年間で、1年間の延長オプション付き。背番号は「16」に決定した。 なお、移籍金は非公開とされているが、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば移籍金は2000万ポンド(約38億2000万円)にオプションの500万ポンド(約9億5000万円)で加入するとのことだ。 ベルグは母国のアスケーの下部組織出身で、2015年2月にヴォレレンガに完全移籍。2017年1月にヘンクへ完全移籍し、海外でのプレーをスタートさせた。 2020年1月にシェフィールド・ユナイテッドに完全移籍すると、2023年8月にはバーンリーに完全移籍していた。 ヘンクでは伊東純也(スタッド・ランス)ともチームメイトとしてプレー。公式戦113試合6ゴール4アシストを記録すると、シェフィールド・ユナイテッドでは公式戦109試合15ゴール12アシスト、バーンリーでは40試合2ゴール2アシストを記録。しかし、チームはチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格していた。 プレミアリーグでは通算66試合に出場し3ゴール4アシスト。ボランチでプレーするベルゲは、ノルウェー代表としても46試合で1ゴールを記録している。 フルアムはバイエルンにポルトガル代表MFジョアン・パリーニャが移籍しており、その後任としての補強に。ベルグはクラブを通じてコメントしている。 「素晴らしい気分だ。ここ数瞬間は、少し動いたり休んだりしていたが、ようやくこの美しいスタジアムでユニフォームを着て座り、自分の未来がここにあるとわかってとても嬉しい」 「フルアムはいつも僕を興奮させるクラブだった。チャンピオンシップとプレミアリーグの両方で彼らと対戦したが、彼らの[4-3-3]、[4-2-3-1]のプレースタイルは素晴らしい」 「クラブのDNAは支配的で、アグレッシブで、前線でもプレーして素晴らしいサッカーをすることであり、それが僕に合っていると思う」 2024.08.22 18:57 Thu
2

フルアムがパリーニャ後釜をついに確保へ! 195㎝のノルウェー代表MF獲得決定的に

フルアムがようやく中盤の主力の穴埋めにこぎ着けたようだ。 フルアムは今夏の移籍市場において、2022年夏の加入から2シーズンに渡って中盤のホールディングロールを担ったポルトガル代表MFジョアン・パリーニャのバイエルンへ流出。 その主力流出は既定路線だったこともあり、すぐさま後釜を獲得する算段ができているかに思われたが、マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFスコット・マクトミネイら複数の獲得候補との交渉が難航。シーズン開幕前に後釜を確保することはできなかった。 だが、イギリス『The Athletic』によれば、フルアムはバーンリーのノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ(26)の獲得に大きく接近しているという。 チャンピオンシップ(イングランド2部)降格に伴い、今夏の移籍が決定的とみられたベルゲは、スコット・パーカー新監督の下でここまで公式戦に出場しておらず、クラブと共に適切なオファーを待っていた。 そんななか、フルアムとバーンリーは移籍金2000万ポンド+アドオン500万ポンドの総額2500万ポンド(約47億5000万円)の条件で合意。さらに、ベルゲは代理人と共に20日ロンドン入りし、メディカルチェックを受ける予定だという。 母国のヴォレレンガやベルギーのヘンク、シェフィールド・ユナイテッドを経て昨夏バーンリーへ加入したベルゲは、昨シーズンのプレミアリーグでは37試合1ゴール2アシストを記録。 195cmの偉丈夫は、190cmのパリーニャと非常に似たプレースタイルの持ち主。ポジショニングや守備センス、ボール奪取能力は前任者が勝るが、機動力やドリブルでの推進力や繋ぎの部分では勝るとも劣らないものを持っており、プレミアリーグでの経験を含めて適切な後任となるはずだ。 2024.08.20 11:15 Tue

リバプールの人気記事ランキング

1

リバプール、16歳エリオットが処分…ケイン軽蔑の悪質動画

リバプールに所属するU-17イングランド代表FWハーヴェイ・エリオット(16)が処分を受けた。イギリス『BBC』が報じた。 処分の理由は、エリオットが昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプールvsトッテナムを観戦中に撮影した動画で、FWハリー・ケインに軽蔑的な言葉を発したためだという。 イングランドサッカー協会(FA)は、10月24日までの14日間にわたるプレー禁止処分を決定。さらに、教育プロブラムの修了と350ポンド(約4万8000円)の罰金も決めている。 エリオットはフルアム在籍時の昨シーズン、16歳60日の史上最年少でプレミアリーグデビュー。今夏にリバプール移籍を果たすと、EFLカップ(カラバオカップ)3回戦のMKドンズ戦で初スタメンを飾った。 なお、リバプールのスポークスマンは「彼はリバプールの選手にふさわしい価値観と振る舞いを学んでいる。それを実践しようとする姿勢を示してくれている」と述べている。 2019.10.12 08:30 Sat
2

リバプール新加入の16歳新星がイングランド代表主将に侮辱発言! ピッチ内よりも先に話題に

先月28日にフルアムからリバプールに加入したU-17イングランド代表MFハーヴェイ・エリオット(16)が、ピッチ外で早くも話題を集めているようだ。イギリス『テレグラフ』など複数メディアが伝えた。 昨シーズン、プレミアリーグ最年少出場記録を16歳30日に更新したことで話題となったエリオットは、今夏多くのビッグクラブの関心を集めた中でリバプール加入を選択した。 その注目の16歳はピッチ内で話題を集める前にピッチ外で話題を集めることになった。 事の発端は、同選手がスマートフォン向けのアプリ『Snapchat』で友人に向けて送った短い動画だった。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプールvsトッテナムを観戦していたと思われるエリオットは、トッテナムのエースでありイングランド代表でキャプテンを務めるFWハリー・ケインが画面に映った際に、「F***ing m**g」という侮辱的な言葉を叫んでいた。 そして、最近になってこの動画がSNS上に拡散し、多くの批判に晒されることになった。 この炎上状態を受けてエリオットは自身の公式SNSで謝罪を行うはめになった。 「インターネット上に拡散している僕の動画に関して不快感を与えたすべての方々に心より謝罪します」 「今回の動画に関してはプライベートの環境の中で友人と遊んでいる際に撮られたもので、特定の個人に向けて発したものではありません。しかし、僕の行動はあまりに未熟で無意味なものであったことを深く認識しています」 「動画の内容は僕という人間、どのような育ち方をしたのかというものを表したものではないことを強調したいと思います。ただ、今回の一件を本当に申し訳なく思っています」 今回の一件はあくまで若気の至りという感じだが、イングランド代表でキャプテンを務めるケインへの侮辱は今後の代表キャリアに少なからず影響を及ぼす可能性もある。また、今夏フルアムから世界的なクラブであるリバプールにステップアップしたことで、選手としての品格も養っていく必要があるのかもしれない。 2019.08.02 16:04 Fri
3

リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去

▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu
4

リバプールが若手の逸材、17歳MFスティーブンソンとプロ契約

リバプールは22日、U-18チームに所属するイングランド人MFルカ・スティーブンソン(17)とのプロ契約締結を発表した。 サンダーランド出身のスティーブンソンは、2018年9月にサンダーランドユースからリバプールユースに入団。今年7月にU-18へと昇格していた。 今月17日に17歳になったばかりのスティーブンソンは、デュエルの強さとクリエイティビティを兼ね備えた中盤の選手。様々なポジションでプレーできる多様性があり、両サイドでもプレーが可能だ。 2020.09.23 09:16 Wed
5

今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly