浦和が韓国王者・全北現代との激戦を制して決勝進出! 西川がPK戦でビッグセーブ2連発《ACL2022》

2022.08.25 22:32 Thu
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浦和レッズは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の東地区準決勝で全北現代(韓国)と対戦し、PK戦の末に決勝進出を決めた。

新型コロナウイルスの影響で短期間での集中開催の方針が取られている今季のACL。ラウンド16から準決勝までは埼玉スタジアムが舞台となり、地の利を得た浦和はラウンド16でマレーシアのジョホール・ダルル・タクジムを、準々決勝ではタイのパトゥム・ユナイテッドを大量得点で粉砕した。

準優勝した2019年大会以来の決勝進出を目指し、浦和はパトゥム戦と同じスタメンを起用。中2日だが疲労よりもメンバーの調子を重視した采配となった中、開始3分にいきなり決定機を迎える。右サイドで酒井とのパス交換からモーベルグがボックス右へ侵入。左足を振り抜いたが、ここはDFにブロックされる。
立ち上がりから素早いプレスと豊富な運動量で連戦の疲れを感じさせない浦和は、序盤の主導権を握って先制まで押し切る。11分、右サイドの高い位置でスローインから再開し、モーベルグからボックス右へ縦に走る酒井へパス。そこからグラウンダーのクロスを供給すると、最後は松尾が押し込んでネットを揺らした。

幸先良く先制した浦和だが、国内5連覇中の韓国王者も25分、キム・ムンファンが大畑のサイドからボックスへ侵入。ここは一度躱された大畑の粘り強い守備で事なきを得たが、相手も鋭い牙を見せる。

すると34分に全北現代は早くもキム・ジンギュを下げてバロウを投入し、前線の選手を入れ替える。その4分後、自陣左サイドで浦和からボールを奪うと、そのバロウが浦和の選手を躱しながらボックス左まで侵入。マイナスへ折り返し、最後はソン・ミンギュがボックス手前からシュートを放ったが、ショルツがなんとか体に当てて枠の外へ。それでも迫力のあるカウンターを見せつた。

ハーフタイムで全北現代はさらに選手交代。リュ・ジェムンに代わりキム・ボギョンがピッチに入った。その後半立ち上がりは浦和顔負けの運動量で全北現代がペースを掴む。すると55分手前にバロウからゴール前のソン・ミンギュへパスを通され、たまらず大畑がスライディングタックルを敢行。だが、先に相手の足にかかってしまいPKに。これをペク・スンホに決められ試合は振り出しに戻った。

その後も守勢を強いられる浦和は60分にも失点のピンチ。CKを跳ね返され、再びバロウのカウンターを許す。そのままゴール前へ決定的なスルーパスが送られるが、懸命に戻った小泉がスライディングで阻むファインプレー。その後もしばらく1-1のまま推移していく。

残り10分となる中、浦和は一挙3人替え。小泉、松尾、大畑を下げて江坂、ユンカー、明本をピッチに送り込む。ただ、直後にはカウンターからポストスレスレのシュートを浴びて肝を冷やすシーンに。一方、浦和も入ったばかりのユンカーがゴール前に侵入するが、ボックス左からGKの頭上を狙ったループシュートは枠に収まらなかった。

90分にはロングボールに抜け出したユンカーのお膳立てからモーベルグに決定機。ボックス右から左足を振ったが、クロスバーの上にふかしてしまう形に。さらに後半アディショナルタイムには、カウンターから味方のロングボールを収めたユンカーがボックス左から左足を一閃。難しい角度から枠を捉えたが、ここはGKに弾き出された。

直後には最大の決定機が訪れる。左の明本からのパスをボックス手前の江坂がダイレクトで捌き、ユンカーがボックス左からフィニッシュも左ポスト。ラストプレーで畳み掛けた浦和だったが、90分で決着せず、延長戦へ突入する。

ここからは死力を尽くした戦いになるが、互いに守備の集中を切らさず、ほとんど決定機を許さない。延長後半に浦和は全北現代の速攻を許すが、懸命に戻った明本がクリーンな決定機阻止のファインプレーを見せる。

延長後半にはよりオープンなゲームが続く中、ゴールに迫ったのは全北現代。キム・ジンスがバロウとのワンツーで左サイドを突破しクロスを供給。ボックス右の味方が頭で折り返し、最後はムン・ソンミンがハーフボレーを放つが、体を張ったショルツに当たり枠の外へ。しかし、その左CKでショートコーナーからイ・スンギがグラウンダーのクロスを送ると、ニアに飛び込んだハン・ギョウォンが押し込んで逆転に成功した。

絶体絶命の浦和。だが、直後に守護神・西川のビッグセーブで追加失点を逃れると、このプレーに応えるかのようにフィールドプレイヤーが意地を見せる。120分、酒井が敵陣右サイドで懸命なスライディングタックルでボールを奪取し、その流れからクロスを供給。これはクリアされるも、ボックス手前の江坂がダイレクトでボレーシュート。当たり損なったところをボックス左の明本がヘディングシュートに繋げると、GKが弾いたところをユンカーが押し込み同点に。

劇的な展開に興奮した相手指揮官にイエローカードが出されるやや荒れたシーンもあったが、興奮冷めやらぬままPK戦へ。全北現代の先攻で始まった中、GK西川が最初の2人のシュートを止める超ファインセーブを披露。対して浦和は初手のショルツと2番手のユンカーが決めて大きくリードする。

全北現代の3人目には決められ、一方で浦和の3番手を務めたモーベルグが止められてしまい、相手に息を吹き込んでしまう展開に。それでも全北現代の4人目がポストに当てて失敗すると、浦和は江坂がきっちり決めて決着。

逆境を跳ね除けた浦和が激戦を制し、決勝の舞台へ駒を進めた。2試合制となる西地区王者との決勝戦は、来年2月19日と26日に行われる。

全北現代 2-2(PK:1-3) 浦和レッズ
【全北現代】
ペク・スンホ(後10[PK])
ハン・ギョウォン(延後11)
【浦和】
松尾佑介(前11)
ユンカー(延後15)

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売上最高額は浦和の81.2億円! 2022年度のJリーグ56クラブの経営情報開示、コロナ前に回復も赤字は21クラブ、債務超過は5クラブ

Jリーグは26日、2022年度のクラブ経営情報を開示した。 2022シーズンのJ1、J2、J3の全58クラブのうち、3月決算の柏レイソル、湘南ベルマーレを除いた56チームの経営情報が開示。残り2クラブは7月に発表される予定となっている。 今回発表された56クラブに関しては、コロナ前の状況に回復。56クラブ合計で売上高は1304億円となり、コロナ前の2019年度と比べて「103%」となり、「111%」の成長率を記録。42クラブが増収となった。 最も売上高が高かったのは浦和レッズで81億2700万円。2位は川崎フロンターレで69億7900万円、3位に横浜F・マリノスで64億8100万円となった。なお、J2の1位は横浜FCで28億6100万円、2位はベガルタ仙台で26億6600万円、3位は大宮アルディージャで26億3800万円。J3は1位が松本山雅FCで15億1000万円、2位がFC今治で10億4500万円、3位がギラヴァンツ北九州で10億2300万円だった。 スポンサー収入は38クラブが増加し、17クラブが減少。J1では浦和が1位で40億4800万円、J2では仙台が1位で17億5400万円、J3では松本で8億3900万円だった。 入場料収入は47クラブが増加し、8クラブが減少。最も多いのが浦和で14億3900万円。川崎F(10億4800万円)、横浜FM(10億1900万円)までが10億円超えとなった。J2ではアルビレックス新潟で5億9600万円が最高。J3では松本の2億7400万円で、これはJ2でも4位に入る数字だった。ただ、コロナ前の2019年度比較で80%と集客増は今後も取り組む必要がある。 また、売上原価と販管費は56クラブ合計で1346億円となり、コロナ前の状況に回復。トップチームの人件費は581億円となり、2021年度比で106%と増加している。 トップチームの人件費は35クラブで増加、19クラブが減少。最も増加したのは横浜FMで8億7400万円増加の34億1500万円で全体の2位。最も減少したのはJ2の大宮アルディージャで5億100万円のマイナス。総額5億8300万円となった。なお、最も人件費が高いのはヴィッセル神戸で48億3900万円。最も低いのはY.S.C.C.横浜で6400万円となっている。 赤字クラブについては、北海道コンサドーレ札幌、鹿島アントラーズ、FC東京、神戸、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡のJ1チームに加え、いわてグルージャ盛岡、ザスパクサツ群馬、横浜FC、徳島ヴォルティス、V・ファーレン長崎、大分トリニータ、福島ユナイテッドFC、YS横浜、SC相模原、松本、AC長野パルセイロ、カターレ富山、FC岐阜、カマタマーレ讃岐、鹿児島ユナイテッドFCの21クラブ。債務超過は、セレッソ大阪、福岡、サガン鳥栖、東京ヴェルディ、ガイナーレ鳥取の5クラブとなった。 ◆売上高(2022年度/前年比)▲は損失 【J1】 浦和レッズ:81億2700万円(+12億3600万円) 川崎フロンターレ:69億7900万円(▲300万円) 横浜F・マリノス:64億8100万円(+12億5300万円) ヴィッセル神戸:63億6500万円(▲2400万円) 鹿島アントラーズ:61億1600万円(▲4億8700万円) 名古屋グランパス:60億9100万円(▲8200万円) ガンバ大阪:59億6900万円(+7億9000万円) FC東京:52億7400万円(+5億200万円) 清水エスパルス:50億8700万円(+7億2100万円) セレッソ大阪:42億1600万円(+4億7800万円) サンフレッチェ広島:40億1700万円(+5億5700万円) 北海道コンサドーレ札幌:36億500万円(+2億1300万円) 京都サンガF.C.:32億8800万円(+10億7900万円) ジュビロ磐田:32億3200万円(+1億2400万円) アビスパ福岡:28億2900万円(+6億9700万円) サガン鳥栖:27億6100万円(+4億9400万円) 【J2】 横浜FC:28億6100万円(+3億100万円) ベガルタ仙台:26億6600万円(+5億4500万円) 大宮アルディージャ:26億3800万円(▲4億7700万円) ジェフユナイテッド千葉:26億3800万円(+2億6700万円) アルビレックス新潟:25億3900万円(+3億3100万円) 徳島ヴォルティス:22億2200万円(▲5億2300万円) モンテディオ山形:21億9200万円(+3億4500万円) 東京ヴェルディ:21億1600万円(+3億6100万円) V・ファーレン長崎:20億6400万円(+8400万円) FC町田ゼルビア:19億1900万円(+4億2700万円) ファジアーノ岡山:18億8200万円(+3億1100万円) 大分トリニータ:18億2700万円(▲2億6900万円) FC琉球:15億9900万円(+9億5800万円) ヴァンフォーレ甲府:15億6400万円(+2億7200万円) レノファ山口FC:11億1800万円(+1億800万円) 栃木SC:10億4100万円(+6300万円) 水戸ホーリーホック:10億2400万円(+2億円) ロアッソ熊本:9億7800万円(+4億2800万円) ブラウブリッツ秋田:8億7700万円(+1億200万円) ツエーゲン金沢:8億6300万円(+1億200万円) ザスパクサツ群馬:7億1700万円(+8000万円) いわてグルージャ盛岡:6億7200万円(+8400万円) 【J3】 松本山雅FC:15億1000万円(▲3億9300万円) FC今治:10億4500万円(+1億2800万円) ギラヴァンツ北九州:10億2300万円(▲7100万円) FC岐阜:8億7700万円(+1億2700万円) 愛媛FC:7億8800万円(▲5700万円) いわきFC:7億7000万円(▲) SC相模原:7億6200万円(▲1400万円) 鹿児島ユナイテッドFC:7億5900万円(+6700万円) AC長野パルセイロ:7億5800万円(+5000万円) カターレ富山:6億7700万円(+5000万円) ガイナーレ鳥取:4億8600万円(+1億500万円) アスルクラロ沼津:4億3400万円(+7300万円) 福島ユナイテッドFC:4億3100万円(+6400万円) カマタマーレ讃岐:4億600万円(▲200万円) 藤枝MYFC:4億500万円(+4700万円) ヴァンラーレ八戸:4億100万円(+6400万円) テゲバジャーロ宮崎:3億2500万円(+3400万円) Y.S.C.C.横浜:1億5800万円(▲9400万円) 2023.05.26 21:40 Fri
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今節でのGS突破チームはなし!浦和がホセ・カンテの来日初ゴールなどで歴代王者揃うBグループ首位に

JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節の10試合が24日に各地で行われた。 すでにグループステージ(GS)突破を決めているのは、Aグループの横浜F・マリノスとCグループの名古屋グランパス。今節はAグループの北海道コンサドーレ札幌、Cグループのサンフレッチェ広島、Dグループのアビスパ福岡、Eグループのガンバ大阪にプライムステージ進出の可能性があったものの、いずれのクラブもGS突破とはならなかった。 札幌は勝って他グループの結果次第という突破条件下で、これぞというゲームを展開した。先制され、逆転後も追い付かれるという点の取り合いの中で、勝負を決めたのは84分の青木亮太。右サイド深い位置での細かいパスワークから右ポケットに侵入し、右足での一撃をファーサイドに突き刺した。打ち合い上等の札幌は勝ち点を「10」まで伸ばしたものの、他会場の結果により、GS突破は持ち越しとなった。 対してグループ首位通過の懸かっていた横浜FMは、榊原彗悟がJ初ゴールを挙げ、宮市亮が右ひざ前十字靭帯断裂からの復帰。敗戦ながらも明るい話題も残るゲームとなった。 また、すでにGS敗退が決定しているジュビロ磐田は意地を見せた。先発メンバーには1年7カ月ぶりの復帰となる高野遼の名前が連なり、CKからサインプレーを駆使してファビアン・ゴンザレスが頭で32分に先制点を挙げると、76分には金子翔太が追加点を奪取。2-0でルヴァンカップ初白星を挙げ、敗れたサガン鳥栖はGS敗退が決まった。 各チームが優勝経験を持つBグループは最も大混戦。清水エスパルス(勝ち点4)は湘南ベルマーレ(勝ち点6)に2点のリードから一時は追い付かれながらも、81分のチアゴ・サンタナ弾で、3-2と勝ち越しに成功した。 また、同組もう1試合の浦和レッズ(勝ち点4)vs川崎フロンターレ(勝ち点5)は浦和が2-1で勝利した。ここまで4分けとルヴァンカップで勝利がない浦和と1勝2分け1敗の川崎Fの対戦。試合はアウェイの川崎Fが開始3分にジョアン・シミッチのパスを受けた瀬川祐輔が巧みに決めて先制する。 リーグ戦から大きくターンオーバーした浦和はなかなか良い形で攻撃を仕掛けられず。前半は1点ビハインドで折り返したが、51分に右サイドからダヴィド・モーベルグが中央へパス。これを受けたホセ・カンテが華麗なターンでシュートを蹴り込みゴール。来日初ゴールで同点とする。 その後勢いに乗る浦和、盛り返したい川崎Fと試合はオープンな展開に。それでも途中投入の選手が流れを変えていった浦和は、89分に右サイドから酒井宏樹がアーリークロス。これがボックス内でジョアン・シミッチに当たってゴールイン。オウンゴールで逆転に成功。そのままリードを守り、今季のルヴァンカップ初勝利。グループ首位に浮上し、最終節では清水との直接対決を迎える。 Cグループでは、勝てば自力突破が決まる2位・広島が、カップ戦4連敗中の横浜FCに敗戦。セットプレーからエゼキエウや荒木隼人が好機を迎え、25分には東俊希にも決定機が訪れが、GK永井堅梧の好セーブに遭って決め切れずにいると、4分後に坂本亘基のFKからユーリ・ララに先制点を献上。横浜FCのファーストシュートで先手を取られた。 引き分けでも他会場の結果次第で今節でのGS突破の可能性があったが、58分の川村拓夢の左足も左ポストを直撃し、FKからの66分の松本泰志のヘディングも右ポストに。0-1で敗れ、こちらもGS突破は持ち越された。また、すでに突破を決めている名古屋もヴィッセル神戸に0-1で敗れている。 Dグループではグループ首位の福岡が同2位のアルビレックス新潟に逆転勝利。開始4分で先制を許したものの、77分に小田逸稀のクロスから鶴野怜樹がニアでの難しいヘディングを沈めて試合を振り出しに戻すと、86分には終盤の波状攻撃から小田が値千金のヘディング弾。今節でのGS突破は確定せずも、勝ち点を「10」まで伸ばし、首位維持している。 Eグループ首位のG大阪も勝利し、他会場の結果により、突破の可能性があったものの、19分のPKによる失点が最後まで響き、0-1で惜敗。勝利した京都サンガF.C.が変わってグループ首位に立った。また、同組のFC東京vsセレッソ大阪はゴールレスドローに終わっている。 ◆第5節 [Aグループ] 北海道コンサドーレ札幌 3-2 横浜F・マリノス サガン鳥栖 0-2 ジュビロ磐田 [Bグループ] 清水エスパルス 3-2 湘南ベルマーレ 浦和レッズ 2-1 川崎フロンターレ [Cグループ] 横浜FC 1-0 サンフレッチェ広島 名古屋グランパス 0-1 ヴィッセル神戸 [Dグループ] 鹿島アントラーズ 1-0 柏レイソル アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 [Eグループ] FC東京 0-0 セレッソ大阪 ガンバ大阪 0-1 京都サンガF.C. 2023.05.24 22:07 Wed
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