外国人トリオ揃い踏みの浦和がジョホールに5発圧勝! 3年ぶりのベスト8へ《ACL2022》
2022.08.19 22:03 Fri
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の東地区ラウンド16、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)vs浦和レッズが19日に埼玉スタジアム2002で行われ、5-0で浦和が勝利した。
新型コロナウイルスの影響でグループステージから短期間での集中開催の方針が取られている今季のACL。このラウンド16から準決勝までは8月のうちに日本で開催されることになり、ラウンド16の舞台は埼玉に決まっている。また、従来のレギュレーションとは異なり、ラウンド16以降は全試合が一発勝負となる。
浦和はグループステージで2位となったが、他グループの2位チームの成績を上回ったことでラウンド16入り。その直後のリーグ戦では6試合未勝利という低迷期もあったものの、直近は公式戦7試合で5勝1分け1敗と好調そのものだ。
そして、この一戦でも好調を維持。開始2分にパスミスを拾われ強烈なミドルシュートを見舞われたものの、慌てず試合を組み立てる浦和は8分、右CKの流れで酒井がこぼれ球をボレーシュート。ここは当たり損なったものの、ゴール前で反応した松尾が頭で触ると、遅れて浮き球に飛び込んだGKに衝突される形でファウルを受け、PKを獲得する。
これをショルツが決めて先制した浦和。その後も速攻からゴールに向かう中で、19分には右サイドの酒井を起点に伊藤を経由して敵陣中央の小泉へ展開。その小泉から縦に走る大久保へスルーパスが出ると、大久保はデイビスの妨害に遭い、ボックス手前でFKを獲得した。
サポーターの声援もあり、このまま勢いに乗る浦和は39分、松尾がボックス右角から入れたクロスをファーサイドの小泉が折り返すと、最後はモーベルグがダイレクトで蹴り込んで3点目。会心のパフォーマンスで試合を折り返すことになった。
ハーフタイム明けに浦和は伊藤、大久保、大畑を下げて安居、江坂、明本を投入し、一挙3枚替え。後半立ち上がりはややジョホールのペースとなったが、呑まれることなく試合を進めていく。61分には自陣でのビルドアップ中にボールを奪われ、慌てたGK西川のファンブルなどでピンチを招いたが、ここは冷静に対応した岩波のプレーで事なきを得た。
徐々に浦和が前半のペースを取り戻していく中、76分に投入されたユンカーが魅せる。まずは84分、モーベルグの縦パスで右サイドを抜け出した江坂がゴール前に走るユンカーにラストパスを送ると、ユンカーは冷静にGKとの一対一を制して得点。
さらに後半アディショナルタイムには、GK西川のライナー性のパントキックを胸トラップで収めた江坂が、関根とのワンツーで左サイドを突破。右足アウトサイドでプレゼントパスをゴール前に送ると、最後はユンカーがダイレクトで流し込んで2点目。チームは大量5得点を挙げ、ベスト8入りを決めた。
ジョホール・ダルル・タクジム 0-5 浦和レッズ
【浦和】
アレクサンダー・ショルツ(前8[PK])
ダヴィド・モーベルグ(前19)
ダヴィド・モーベルグ(前39)
キャスパー・ユンカー(後39)
キャスパー・ユンカー(後46)
新型コロナウイルスの影響でグループステージから短期間での集中開催の方針が取られている今季のACL。このラウンド16から準決勝までは8月のうちに日本で開催されることになり、ラウンド16の舞台は埼玉に決まっている。また、従来のレギュレーションとは異なり、ラウンド16以降は全試合が一発勝負となる。
そして、この一戦でも好調を維持。開始2分にパスミスを拾われ強烈なミドルシュートを見舞われたものの、慌てず試合を組み立てる浦和は8分、右CKの流れで酒井がこぼれ球をボレーシュート。ここは当たり損なったものの、ゴール前で反応した松尾が頭で触ると、遅れて浮き球に飛び込んだGKに衝突される形でファウルを受け、PKを獲得する。
これをショルツが決めて先制した浦和。その後も速攻からゴールに向かう中で、19分には右サイドの酒井を起点に伊藤を経由して敵陣中央の小泉へ展開。その小泉から縦に走る大久保へスルーパスが出ると、大久保はデイビスの妨害に遭い、ボックス手前でFKを獲得した。
キッカーはモーベルグ。左足で右側を狙うと、シュートはポストを叩いてゴールイン。スーパーゴールで浦和が追加点を挙げた。
サポーターの声援もあり、このまま勢いに乗る浦和は39分、松尾がボックス右角から入れたクロスをファーサイドの小泉が折り返すと、最後はモーベルグがダイレクトで蹴り込んで3点目。会心のパフォーマンスで試合を折り返すことになった。
ハーフタイム明けに浦和は伊藤、大久保、大畑を下げて安居、江坂、明本を投入し、一挙3枚替え。後半立ち上がりはややジョホールのペースとなったが、呑まれることなく試合を進めていく。61分には自陣でのビルドアップ中にボールを奪われ、慌てたGK西川のファンブルなどでピンチを招いたが、ここは冷静に対応した岩波のプレーで事なきを得た。
徐々に浦和が前半のペースを取り戻していく中、76分に投入されたユンカーが魅せる。まずは84分、モーベルグの縦パスで右サイドを抜け出した江坂がゴール前に走るユンカーにラストパスを送ると、ユンカーは冷静にGKとの一対一を制して得点。
さらに後半アディショナルタイムには、GK西川のライナー性のパントキックを胸トラップで収めた江坂が、関根とのワンツーで左サイドを突破。右足アウトサイドでプレゼントパスをゴール前に送ると、最後はユンカーがダイレクトで流し込んで2点目。チームは大量5得点を挙げ、ベスト8入りを決めた。
ジョホール・ダルル・タクジム 0-5 浦和レッズ
【浦和】
アレクサンダー・ショルツ(前8[PK])
ダヴィド・モーベルグ(前19)
ダヴィド・モーベルグ(前39)
キャスパー・ユンカー(後39)
キャスパー・ユンカー(後46)
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