エバートンFWゴードンがチェルシー行きを希望か、チェルシーは3度目のオファーを準備
2022.08.17 13:50 Wed
エバートンのU-21イングランド代表FWアンソニー・ゴードンがチェルシー移籍を望んでいるようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。
その中でゴードン本人はチェルシー移籍を望んでいるとのこと。同クラブのレジェンドであるフランク・ランパード監督にはすでにその旨を伝えているようだ。なお、一部ではチェルシーが交渉の条件にベルギー代表FWミッチー・バチュアイ(28)の譲渡を含めるという情報も出ていたが、『テレグラフ』はその可能性を否定している。
PR
エバートンの下部組織出身のゴードンは今夏の移籍市場における注目株の一人。トップチームはデビューは2017年12月と早かったが、頭角を現したのはプレストン・ノースエンドからレンタルバックした昨シーズンだった。両ウイングを主戦場にプレミアリーグで35試合に出場し4ゴール2アシストをマーク。この活躍からチェルシーをはじめ、トッテナムやニューカッスルが関心を示すようになった。だが、エバートンが放出を固辞しているため、トッテナムやニューカッスルは獲得レースから撤退。一方で、新オーナーが早くも移籍市場で存在感を放つチェルシーは粘り強く交渉を続けているようで、先日に4500万ポンドの2度目のオファーを断られるも、さらなるオファーを準備している模様だ。PR
アンソニー・ゴードンの関連記事
チェルシーの関連記事
|
アンソニー・ゴードンの人気記事ランキング
1
4選手初ゴールのイングランドが暫定体制最終戦で5発完勝! 首位でリーグA復帰しトゥヘル体制移行【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2最終節のイングランド代表vsアイルランド代表が17日に行われ、ホームのイングランドが5-0で圧勝した。 前節、ギリシャ代表との首位攻防戦を3-0で制したイングランドは、リー・カーズリー暫定体制ラストマッチとなる3位のアイルランド戦で首位フィニッシュを目指した。前節からは先発3人を変更し、コンサとリコ・ルイス、ワトキンスに代えてリヴラメント、ホール、ケインを起用した。 前半からボールの主導権を握って押し込む展開に持ち込んだイングランド。立ち上がりのセットプレーでウォーカーが際どいヘディングシュートを放つなど、セットプレーを軸にチャンスを窺う。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開していくが、後ろ重心のアイルランドの守備に苦戦。なかなか決定機まで持ち込むことができない。結局、前半はシュート8本を放ったが、いずれも枠へ飛ばすことができず。相手に1本のシュートを許さなかったが、完全に攻めあぐねた状況で試合を折り返した。 それでも、後半に入って攻撃のギアを上げたイングランドは畳みかける攻めを見せる。51分にボックス内で倒されたベリンガムがPKを獲得。これをキッカーのケインが難なく右隅へ蹴り込んで先制に成功。さらに、このファウルでスケールズが2枚目のカードを科されて退場に。数的優位まで手にした。 すると55分、右サイド深くでリヴラメントが上げたクロスがDFのクリアミスを誘ってゴール前に流れると、これをゴードンが右足ボレーで合わせて嬉しい代表初ゴールを奪取。続く58分にはマドゥエケの右CKをニアのグエイが頭でフリックしたボールをファーに詰めたギャラガーが右足ワンタッチで押し込み、こちらも代表初ゴール。瞬く間にリードを広げた。 これで勝利を確信したカーズリー監督はウォーカーやゴードン、マドゥエケの両ウイングなど積極的にメンバーを入れ替えると、交代選手が決定的な仕事を果たす。 75分、相手陣内左サイドで得たFKの流れからベリンガムの横パスにペナルティアーク付近で反応した途中出場のボーウェンが左足ダイレクトシュートを突き刺して代表初ゴール。直後の79分には右CKの二次攻撃から再びベリンガムの正確な右クロスを、今度は代表デビュー戦のハーウッド=ベリスがヘディングで合わせ、この試合4人目の初ゴール記録者となった。 その後、数的不利のアイルランドの反撃を難なく撥ね返し続けたイングランドが5-0の圧勝。カーズリー暫定体制を首位フィニッシュという最高の形で終え、1月からのトゥヘル体制にバトンを渡すことになった。 イングランド代表 5-0 アイルランド代表 【イングランド】 ハリー・ケイン(後8[PK]) アンソニー・ゴードン(後10) コナー・ギャラガー(後13) ジャロッド・ボーウェン(後30) テイラー・ハーウッド=ベリス(後34) 2024.11.18 04:30 Mon2
5発完勝でリーグA昇格に導いたイングランドのカーズリー暫定監督「力強いパフォーマンスで終えることができて良かった」
イングランド代表をリーグA復帰に導いたリー・カーズリー暫定監督が目標達成に安堵した。イギリス『BBC』が伝えている。 イングランドは17日、ウェンブリー・スタジアムで行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2最終節のアイルランド代表戦を5-0で圧勝。グループステージを5勝1敗の首位で終えたスリーライオンズはリーグA復帰を決めた。 前節、ギリシャ代表との首位攻防戦を3-0で制したイングランドは、3位のアイルランドをホームで迎え撃った。 主導権を握りながらも前半をゴールレスで終えたが、後半はFWハリー・ケインのPKによる先制点を皮切りに攻撃陣が爆発。数的不利のアイルランドをより圧倒すると、FWアンソニー・ゴードン、MFコナー・ギャラガー、FWジャロッド・ボーウェン、DFテイラー・ハーウッド=ベリスがいずれも代表初ゴールを記録。終わってみれば、5-0の快勝となった。 スリーライオンズ指揮官としてラストマッチを終えたアイルランド人指揮官は、最高の形でトーマス・トゥヘル新監督にバトンを繋げられたことに安堵した。 「昇格を達成したことについて、少しホッとしたと言ってもいいだろうね」 「個人的には大変だったが、スタッフもそうだったと思う。このような力強いパフォーマンスでシーズンを終えることができて良かった」 「0-0のハーフタイムにプレーヤーと話をしたが、ピッチを去るプレーヤーに対する観客の反応には本当に満足した」 「特にボールを失ったとき、チームのエネルギー、我々がプレーしてきた意図、そして攻撃性を感じ取ったのがわかった」 「私は『得点するよ。君たちが得点すると確信しているから、そのまま続けて』と言った。最終的に5ゴール決めることができてうれしかったよ」 暫定指揮官として戦った6試合では唯一の敗戦となったギリシャとのホームゲームが最も印象深いものになったという。 「6試合中5試合勝ったが、ウェンブリーでの勝てたはずの試合をすぐに思い出すよ」 「ウェンブリーで勝てないとき、ダグアウトは間違いなく孤独だ。我々は改善を続け、プレーヤーと自分たちをプッシュし続ける」 その苦い敗戦を除いては格下相手にしっかりと結果を残した上、U-21イングランド代表監督として教え子を中心に8人の選手をA代表デビューさせ、世代交代にも寄与した。その教え子がすぐさま結果を出したことを含め、カーズリー暫定監督は自身の選択に満足感を示した。 「最もうれしいのは、若いプレーヤーが台頭してきたことだ」 「我々は変化を試みてきた。我々はスタイル、プレーの仕方、コントロール、ボール保持率、チャンスの創出率など、適応し前進しようとしてきた。それに対する抵抗はなかったと思う」 「むしろ、彼らはそれを受け入れた。既存のプレーヤーが若手をコントロールし、21歳のプレーヤーたちも自らがコントロールし、ゴールを決めようとした方法を見たことは今後の役に立つと考えている」 2024.11.18 10:05 Mon3
「解決策を見つけなければ」勝ちきれなかったシティ、グアルディオラ監督はロドリ不在を改めて語る「いなければ寂しい」「ただ、これが現実」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ニューカッスル・ユナイテッド戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 28日、プレミアリーグ第6節でニューカッスルとアウェイで対戦したシティ。前節はアーセナル相手に苦しい戦いを強いられたが、敗戦目前で土壇場に追いつき勝ち点1を獲得した。 試合は35分にヨシュコ・グヴァルディオルのゴールでシティが幸先良く先制。しかし、その後にチャンスを活かせないでいると、58分にアンソニー・ゴードンにPKを決められ同点に。その後もチャンスを活かせず、1-1のドローとなり、2試合連続で引き分けに終わった。 試合後、記者会見に出席したグアルディオラ監督は、前節の負傷で今季絶望となったロドリの不在について何度も聞かれてコメント。居ないことは大きな影響があるとしたものの、マテオ・コバチッチ、ベルナルド・シウバ、リコ・ルイスと中盤でこの試合プレーした選手たちのパフォーマンスを讃えた。 「先にみんなに言っておく。君たちがいつも私に尋ねてくることはわかっている。もちろん、ロドリがいなくなると寂しくなる」 「フィジカル面、存在感…それはわかっているが、彼はここにはいない。私はコバチッチ、リコ、ベルナルドのプレーを評価している。彼らのプレーは並外れていた」 「もし我々が上手くいかなければ、それはロドリが居ないせいだとわかっている。私は解決策を見つけなければいけない。そのつもりだ」 「ロドリがここに居てくれれば良かったのにと思う。ただ、これが現実だ。我々には得点するチャンスがあり、得点すべきだった。そして、彼らのスタジアムでは得点できたはずだ。それ以外は満足している」 この試合ではロドリ以外にも、ケビン・デ・ブライネやナタン・アケらも欠場。また、試合中にはアーリング・ハーランドが足を引き摺る姿も見られた。 グアルディオラ監督は「ロドリがいたとしても苦しんだことはある」とコメント。「特にFKの場面では、ダン・バーン、ファビアン・シェア、ジョエリントンがいる」とし、ニューカッスル相手に苦しんだことを認めた。 <span class="paragraph-title">【動画】マンチェスター・シティが2戦連続ドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="br961zJ5qJo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.29 10:05 Sun4
U-21イングランド代表が39年ぶり欧州制覇に王手! パーマーやスミス・ロウ、ゴードンら擁するタレント軍団
U-21イングランド代表が欧州制覇に王手をかけた。 5日、U-21イングランド代表はU-21ユーロ2023準決勝でU-21イスラエル代表と対戦。[4-4-2]の2トップの一角で先発したMFモルガン・ギブス=ホワイトは17分にPKを外すも、0-0で迎えた42分、MFコール・パーマーからのクロスに頭で合わせ、先制点を叩き込む。 すると、後半はパーマーが躍動する。63分に自ら追加点を決めと、終了間際の90分には勝利を決定づけるFWキャメロン・アーチャーの3点目をアシスト。パーマーの1ゴール2アシストで3-0と勝利したイングランドがU-21スペイン代表との決戦戦に駒を進めた。 イギリス『サン』は、7大会・14年ぶりとなる決勝戦進出を掴んだこの一戦への称賛を惜しまない。 ギブス=ホワイトのPK失敗からの先制点については「かつてのイングランドならチーム全体がPK失敗に動揺し、ここで敗退していた」と主張。ユーロ2021決勝戦でPK失敗という悔しさをバネに成長したアーセナルのMFブカヨ・サカ、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードの存在もあってか、代表選手のメンタリティが向上しているとの見解を示している。 また、リー・カーズリー監督率いるチームのポゼッションサッカーを「見ていて楽しい」と称え、ギブス=ホワイトと2トップを組んだFWアンソニー・ゴードン、さらにサイドハーフで先発したパーマー、MFエミール・スミス・ロウらが織りなすアタッキングを「本当に素晴らしかった」と論じた。 イングランドがU-21ユーロを最後に制したのは1984年の第4回大会。決勝戦がホーム&アウェイで争われたこの時の対戦相手もスペインだった。若き才能が躍動するイングランドは39年ぶりのメジャータイトルを獲得できるだろうか。 ちなみに、U-22日本代表は先月に行われたヨーロッパ遠征の際に同チームと親善試合を戦い、MF山本理仁とMF松村優太のゴールによって2-0の勝利を収めていた。 2023.07.06 21:37 Thu5
「強力な守備を見せた」「フィジカルに優れた存在」左右のサイドバックでフル出場した冨安健洋、今季プレミア2度目の先発は及第点
アーセナルの日本代表DF冨安健洋はまずまずの評価を受けている。 4日、プレミアリーグ第11節でアーセナルはアウェイでニューカッスルと対戦した。 冨安健洋は左サイドバックとして今季リーグ戦2度目の先発出場。後半途中から右サイドバックに回り、フル出場を果たした。 今季リーグ戦では無敗だが、直近のカラバオカップ(EFLカップ)ではウェストハムに敗れたアーセナル。難敵ニューカッスルとの戦いは、激しい展開となる。 それでもゴールが生まれないまま迎えた63分にカウンターからピンチ。クロスは流れたかに思われたが、ゴールライン際で古巣対戦のジョー・ウィロックがギリギリ残すと、ドリブルで持ち込みクロス。これをファーサイドでジョエリントンがヘディングすると、こぼれ球をアンソニー・ゴードンが詰めてゴール。1-0でニューカッスルが勝利した。 ゴール判定はかなり微妙なものだったが、敗れたアーセナル。左右のサイドバックでプレーした冨安に対し、イギリス『フットボール・ロンドン』は及第点の6点(10点満点)を与えた。 「冨安は左右のサイドで考え抜かれたチャレンジを行い、強力な守備を見せた」 「ファイナルサードではアーセナルがベンチからいくつかのバリエーションを提供するために、より伝統的なウイングバックを置くことができたようにも感じる。ただ、それはおそらくユリエン・ティンバーだろう」 またイギリス『イブニング・スタンダード』も6点(10点満点)を与え、攻撃面での物足りなさを指摘した。 「左サイドでフィジカルに優れた存在を示していたが、攻撃面で目立った活躍はできなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】左右のサイドバックでフル出場!ニューカッスル戦、冨安健洋プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="fdsDr6_SbTo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.05 18:45 Sunチェルシーの人気記事ランキング
1
【プレミアリーグ第12節プレビュー】新生ユナイテッド初陣に、不調のシティがスパーズ戦
インターナショナルマッチウィーク前に行われた第11節では首位のリバプールが上位陣で唯一勝ち点3を取り切った一方、マンチェスター・シティが、ノッティンガム・フォレストが敗戦。チェルシーとアーセナルの上位対決がドローに終わり、首位チームが独り勝ちという形で中断期間に入った。 今年最後のインターナショナルマッチウィークが終了し、ここから年末年始の超過密日程に突入するなか、今節ではマンチェスターの両雄に大きな注目が集まるところだ。 13位のマンチェスター・ユナイテッドはファン・ニステルローイ暫定体制のラストマッチとなった前節のレスター・シティ戦に3-0で完勝し、公式戦3勝1分けの4戦無敗でルベン・アモリム新監督へバトンを渡す形となった。そして、新指揮官の初陣では、前節トッテナムを破って待望のリーグ初勝利を挙げた17位のイプスウィッチ・タウンとのアウェイゲームに臨む。 今シーズンのスポルティングCPでは開幕から公式戦17勝1分けと圧倒的な戦績を残したポルトガル人指揮官の手腕に注目集まる今回の一戦では、近年ユナイテッドが重用する[4-2-3-1]の継続か、自身が志向する[3-4-2-1]への変更か。システムや選手起用を中心に大きな期待感とともに、指揮官の一挙手一投足や新たなモチベーションを得たチームの躍動を見守りたいところだ。 その赤い悪魔の宿敵でプレミア4連覇中の王者マンチェスター・シティは、グアルディオラ体制初の公式戦4連敗という苦境のなか、次節にはリバプールとの大一番を控える状況で10位のトッテナムという難敵相手にバウンスバックの白星を目指す。 前節のブライトン戦は1点リードで折り返した後半に圧倒されると、らしくない連続失点でホームチームに逆転勝利を許して1-2の逆転負けとなった。多くの離脱者、勤続疲労に加え、少し自信を失っているように見える点も気がかりだ。ただ、今週に入ってグアルディオラ監督の2年の契約延長という朗報が舞い込み、度重なる財務違反に関するピッチ外の雑音は別として空気が変わった印象もあり、連敗のきっかけを作った因縁の相手を叩いて再浮上といきたい。 対するトッテナムはイプスウィッチ相手の逆転負けによって公式戦連敗中。前々節のアストン・ビラ戦での会心の逆転勝利で流れを掴みたいなか、格下相手の痛い取りこぼしとなった。度重なる負傷者に加え、先日には人種差別発言でMFベンタンクールに7試合の出場停止処分が科され、過密日程において大きなダメージを受けた。上位戦線に踏みとどまる上で勝ち点必須となる苦手のアウェイゲームでは総力戦で臨みたい。 絶好調のリバプールは週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦、次節にシティ戦とビッグマッチ連戦を控えるなか、最下位のサウサンプトンと対戦する。前節はアストン・ビラとの強豪対決を、FWヌニェス、FWサラーの高速カウンター2発で制し、改めてその強さを証明した。守護神アリソンやFWジョタに加え、DFアレクサンダー=アーノルドが不在となるが、現状のセインツ相手に後れを取る可能性は低い。後方から繋いでくる相手を得意のカウンターで仕留めたい。 対するセインツでは日本代表でゴールを挙げたDF菅原由勢の活躍に期待。直近は2試合連続ベンチスタートとなり、代表戦の疲労を考慮すればベンチスタートの可能性もあるが、右サイドでFWルイス・ディアスやFWガクポといった強力な選手に対応しつつ、持ち味の攻撃センスでチャンスを演出したい。 4位のアーセナルは同勝ち点で並ぶ5位のノッティンガム・フォレストとの上位対決でリーグ5戦ぶりの白星を目指す。チェルシーとのロンドン・ダービーではFWマルティネッリのゴールで先制したが、緩い守備からすぐさま同点に追いつかれての1-1のドローとなった。MFウーデゴールの復帰は朗報だが、4試合3ゴールと得点力不足が顕著な攻撃の改善が急務だ。フォレストは直近のニューカッスル戦で1-3の敗戦を喫したが、リーグ2位の堅守と相手の長所を消すことに長けた曲者だけにチームとしての真価が試される。 3位のチェルシーは指揮官マレスカの古巣である15位のレスター・シティ相手に3試合ぶりの白星を狙う。ユナイテッド、アーセナルとの連戦では自分たちらしさを見せたものの、MFパーマーとFWジャクソンの両エースがうまく封じ込められたことで、アタッキングサードでのプレーに課題も見受けられた。ただ、対戦相手のレスターは直近のユナイテッド戦を含め守備面に大きな問題を抱えており、早い時間帯に1点を取れれば、大量得点での快勝という展開も十分に考えられる。 MF三笘薫の所属する6位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは、王者撃破の勢いにのって12位のボーンマス相手に連勝を狙う。シティ戦では途中出場で流れを変えたFWジョアン・ペドロらとともに攻撃の核として傑出したパフォーマンスを見せた左ウイングは、日本代表で2試合に出場したもののプレータイムはコントロールされており、コンディションに問題がなければスタメン起用の可能性は高い。球際にタイトに来る相手に対して、持ち味の打開力で攻撃の突破口となりたい。 18位のクリスタル・パレスは9位のアストン・ビラ相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。度重なる負傷者に加え、前節フルアム戦で退場したMF鎌田大地が3試合出場停止の1試合目で不在となり、厳しい戦いが想定されるが、2-1で勝利したEFLカップの再現を狙いたいところだ。 《プレミアリーグ第12節》 ▽11/23(土) 《21:30》 レスター・シティ vs チェルシー 《24:00》 ボーンマス vs ブライトン アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト アストン・ビラ vs クリスタル・パレス エバートン vs ブレントフォード フルアム vs ウォルバーハンプトン 《26:30》 マンチェスター・シティ vs トッテナム ▽11/24(日) 《23:00》 サウサンプトン vs リバプール 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・ユナイテッド ▽11/25(月) 《29:00》 ニューカッスル vs ウェストハム 2024.11.23 12:36 Sat2
チェルシーのキャプテンがまた負傷…ハムストリングの手術から復帰も再び違和感、マレスカ監督「リスクは冒したくない」
チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが再び離脱することになるようだ。クラブ公式サイトが伝えた。 インターナショナル・マッチウィークが終わり、再びリーグ戦が再開する中、チェルシーは23日にアウェイでレスター・シティと対戦する。 ハムストリングの負傷に悩まされていたジェームズは、手術を受けて昨シーズンの大半を棒に振ることに。それでも10月に復帰していたが、再びハムストリングを痛めたとのこと。エンツォ・マレスカ監督が試合に向けた記者会見で明かした。 「負傷者がリース選手1人だけなのは確かだ。残念ながら彼は少し痛みを感じており、週末に彼を起用するリスクは負いたくない。今週末に出場できないのは彼だけだ」 「残りの選手たちについては、良くなっている選手もいれば、疑問の残る選手もいる。それに、今日は代表戦の選手全員が揃って行う最初の練習なので、今日の練習が終わったら様子を見ることになる。もう少し待つ必要がある」 「リースはハムストリングの問題なので、筋肉の問題だ。今週末はリスクを冒したくないので、長く続かないことを望む」 再び離脱することとなったジェームズ。また、コール・パーマー、レヴィ・コルウィル、ヴェスレイ・フォファナ、マロ・グスト、ロメオ・ラヴィアは代表活動に参加せず、起用が可能だという。 一方で、2026北中米ワールドカップ南米予選を戦ったモイセス・カイセド、エンソ・フェルナンデスに関しては、注意深く見る必要があり、最後のトレーニングで状態をチェック。22日のトレーニングで調子を見極めることになるようだ。 2024.11.21 23:30 Thu3
チェルシーが指揮官古巣レスター撃破で3戦ぶり白星! 好調ジャクソン先制弾にエンソにも初ゴール【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第12節、レスター・シティvsチェルシーが23日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが1-2で勝利した。 3位のチェルシーは指揮官マレスカの古巣である15位のレスターと対戦。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルとの連戦を1-1のドローで終えたなか、インターナショナルマッチウィーク明け初戦で3試合ぶりの白星を狙った一戦では先発4人を変更。 負傷やコンディションの問題でグスト、リース・ジェームズ、ペドロ・ネトがメンバー外となり、バディアシル、ククレジャ、フェリックスを代役で起用し、ラヴィアに代わってエンソ・フェルナンデスが起用された。 立ち上がりからボールの主導権を苦もなく握り、相手陣内でハーフコートゲームを展開するチェルシー。セットプレーの流れからフェリックスのダイレクトシュートでチャンスを窺うなか、相手守備の隙を突いてゴールをこじ開けた。 15分、相手GKのロングボールを撥ね返した流れからクリアをもたついたDFファエスの拙守を突いてエンソのショートパスでボックス左に抜け出したジャクソンがカバーに入ったDFを冷静に外して右足アウトを使ったシュートをゴール右隅へ突き刺した。 幸先よく先制に成功したアウェイチームは以降も攻撃の手を緩めず。安定したボール保持と連動した高い位置からのプレスでホームチームを自陣に釘付けに。決定機には至らずも、良いリズムで攻撃を続ける。32分、パーマーのスルーパスでボックス左に抜け出したククレジャの折り返しを、ゴール前のマドゥエケがワンタッチで合わせてゴールネットを揺らすが、ここは惜しくもククレジャの抜け出しのタイミングでのオフサイドを取られた。 前半終盤にかけてはレスターもようやく相手陣内でのプレーを増やしていく。38分にはカウンターからマカティアがカットインから枠の左に外れる際どい左足シュートを放つと、42分にも左のポケットに侵入したクリスティアンソンの正確な折り返しを、ゴール前でフリーのエンディディが右足で合わすが、これも枠を外れた。 その後、チェルシーは前半終了間際にジャクソンの快足を活かしたロングカウンターで2点目に迫ったが、ボックス右でクロスに反応したマドゥエケのシュートは枠を外れ、アウェイチームの1点リードでの折り返しとなった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半も展開に大きな変化はなし。引き続き押し込んでいくチェルシーは54分、カウンターからジャクソンのシュートをGKがはじいたところに詰めたパーマーに絶好機が訪れる。だが、流し込むだけで良かったシュートは味方のマドゥエケの思わぬブロックに阻まれ、追加点とはならず。 以降はレスターに押し返されてイーブンな展開に持ち込まれるが、焦れないチームは相手にピンチを作らせず。すると、75分には押し込んだ流れからククレジャの浮き球パスに反応したジャクソンがヘディングシュート。これはGKヘルマンセンにはじき出されるが、こぼれに詰めたエンソが冷静に頭で流し込んで今季リーグ戦初ゴールとした。 この2点目で勝利に大きく近づくと、マレスカ監督はフェリックスやジャクソンらをベンチへ下げてエンクンクやサンチョ、古巣対戦のデューズバリー=ホールをピッチに送り出す。 一方、ホームで一矢報いたいレスターは前線を中心にメンバーを入れ替えると、後半アディショナルタイムにはボックス内に抜け出したデコルドバ=リードがラヴィアに倒されてPKを獲得。これをアイェウが冷静に左隅へ流し込み、土壇場で1点を返した。 しかし、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地で勝ち切ったチェルシーが3試合ぶりの白星を挙げた。 レスター・シティ 1-2 チェルシー 【レスター】 ジョルダン・アイェウ(後50[PK]) 【チェルシー】 ニコラス・ジャクソン(前15) エンソ・フェルナンデス(後30) <span class="paragraph-title">【動画】ジャクソン&エンソ弾に珍プレーも…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">先制はチェルシー<br><br>ニコラス・ジャクソン<br>今季のプレミア7ゴール目<br>その内アウェイゲームで5ゴールを記録<br><br>プレミアリーグ 第12節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レスター</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/1sH8fXeeEm">pic.twitter.com/1sH8fXeeEm</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860306965681045934?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">パーマーも苦笑い<br>決定機を防いだのは<br>まさかのマドゥエケ<br><br>プレミアリーグ 第12節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レスター</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/9Srxn0vsIV">pic.twitter.com/9Srxn0vsIV</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860320620577456367?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ハーマンセンが1度は防ぐも<br>エンソ・フェルナンデスが頭で押し込み<br>今季のプレミア初ゴールを記録<br><br>プレミアリーグ 第12節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レスター</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/lAlPIU9HwT">pic.twitter.com/lAlPIU9HwT</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860325845128347895?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.23 23:39 Sat4
サマンサ・カーの人種差別発言巡る法廷闘争が長引く様相…検察側の書類提出が遅れ未だに裁判始まらず
オーストラリア女子代表FWサマンサ・カーの法廷闘争が長引きそうだ。豪『news.com.au』が伝えている。 現在の女子サッカー界を象徴する1人、“サム・カー”。世界的ストライカーにしてイングランド最強チェルシーの絶対的エースであり、昨年はケガを抱えながらも臨んだ自国開催の女子ワールドカップ(W杯)で抜群の存在感を放った。 そんなサム・カー、1月にヒザ前十字じん帯(ACL)損傷の重傷を負い、2月のパリ五輪アジア最終予選を欠場。オーストラリア女子代表は格下ウズベキスタンとの対戦だったことにも助けられ、精神的支柱を欠いても難なく本大会行きを決めた。 しかしその一方、サム・カー自身は昨年1月にロンドンで警察官に対する人種差別発言があったとして起訴されたことが今年3月に明るみに。本人と弁護団は発言の一部を認めつつ、人種差別的な意図を含んだ部分を否定する。 つまり裁判は汚名を晴らすための法廷闘争、ということに。ただ、起訴を叩きつけたイギリス・クラウン検察庁(CPS)の必要書類提出が遅れており、現状裁判が始められず。 豪『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、CPSはサム・カーによる人種差別発言があったとする街中の監視カメラ映像など「重要証拠」を最終的に収集できなかったとされ、被害を訴えた警察官の陳述書も未だ手元にないという。 主張をまとめたCPSの必要書類は、遅くとも4月23日までに裁判所へ提出する必要があり、これはサム・カーにとって汚名を晴らすための法廷闘争が長引くことを表すもの。 オーストラリア国内でも大きな関心ごととなっている本件。無罪を勝ち取ることが国民から望まれているのは至極当然だが、それはさておき、このままサム・カーが代表キャプテンにとどまることには、同国スポーツ界を中心に否定的な見解が目立つ。 国技クリケットの元代表選手であるミッチェル・ジョンソン氏は「カーは多くの少年少女たちから尊敬されているキャプテン。そんな彼女がキャプテンであり続けることは、それ自体がひどいメッセージ。子供たちに、自分の行動には責任を持たなければならないことを示す機会だ」とする。 これに対し、オーストラリア女子代表GKでウェストハム所属のマッケンジー・アーノルドは「彼女から腕章を剥奪? そんな議論は一切ないし、今後も起こるとは到底思えない」と反論。同世代で共にロンドンで活躍する主将を守っている。 サム・カー側が本件で一部の発言を認めているだけに、そのパーソナリティに対する疑問符も湧き上がっている格好だ。 2024.04.13 20:05 Sat5