リバプールが厳しい2戦連続ドロー…ディアスのスーパーゴールで敗戦回避もヌニェス愚行退場響く《プレミアリーグ》

2022.08.16 06:05 Tue
Getty Images
プレミアリーグ第2節、リバプールvsクリスタル・パレスが15日にアンフィールドで行われ、1-1のドローに終わった。
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コミュニティ・シールドでマンチェスター・シティを破り、幸先よく新シーズンに臨んだリバプールだが、昨季2部王者フルアムとの開幕戦では思わぬ苦戦を強いられて2-2のドロースタートとなった。負傷者続出の厳しい状況で臨んだホーム開幕戦では曲者パレスを相手に今季のリーグ初白星を狙った。クロップ監督は開幕戦から先発3人を変更。負傷のチアゴとマティプ、コンディション不良のフィルミノがベンチを外れ、フィリップス、エリオット、ヌニェスがスタメンに入った。
ホーム開幕戦に沸くアンフィールドのポジティブな空気を後押しにキックオフ直後からフルスロットルのリバプールが圧倒する入りに。開始直後にアレクサンダー=アーノルドのクロスの流れからゴール前のルーズボールに飛び込んだミルナーが、最初の決定機に絡む。

電光石火の先制点はならずも、以降も[5-4-1]で守るパレスを攻め立てるリバプールは、9分にボックス内でエリオット、ヌニェスの連続シュートでゴールへ迫る。以降は圧倒的なボール支配に加え、要所で中盤やサイドバックの選手が背後へのアクションを見せ、相手守備を揺さぶる多彩な攻めを続ける。だが、ボックス内に人数をかけて集中した守備を見せるパレスのシュートブロックにことごとく阻まれる。
試合開始30分で早くもシュート数が2桁に到達したリバプールだったが、先にゴールを奪ったのはここまで1本のシュートも打てずにいたパレスだった。32分、ボックス内で味方からのバックパスを受けたGKグアイタが前線に蹴り出したボールをエゼが巧みなタッチで収めた後、ファビーニョをかわしてハイラインの背後を狙うザハへスルーパスを供給。DFフィリップスと完璧なタイミングで入れ替わったザハはそのままボックス内まで運び、冷静にGKアリソンとの一対一を制した。

開幕戦に続いて先に失点したリバプールは、すぐさま反撃を開始。相手を押し込んではサラーやエリオットがフィニッシュへと繋げていく。一方、先制点を奪ったことでゲームプランに自信を深めたパレスも、優位性を保つザハとDFフィリップスのマッチアップを積極的に使って際どいシーンを作り出す。

前半終了間際にはリバプールのセットプレーの二次攻撃からボックス左でエリオットの浮き球パスに抜け出したヌニェスにビッグチャンスも、当たり損ねた右足のボレーシュートは右ポストを叩いた。

優勢に試合を進めながらも0-1のスコアで後半を迎えたリバプールは、早い時間帯の同点を目指して積極的な入りを見せる。しかし、ヌニェスの決定機が相手の身体を張ったスライディングブロックに阻まれるなど、最後のところでうまくいかない。

すると、57分には前半からDFアンデルセンと激しくやり合っていたヌニェスが小競り合いの際に頭突きを見舞う愚行を犯して一発退場に。アンフィールドでの公式戦デビューとなった新エースストライカー候補は最悪なデビュー戦となった。

1点ビハインドに加え、数的不利を背負う厳しい状況となったリバプールだが、この逆境でコロンビア代表FWが圧巻の個人技を見せる。61分、左サイドのボックス付近でミルナーから足元にパスを受けたルイス・ディアスがキレと緩急を使った圧巻のドリブルでDF5人を一人で振り切ってペナルティアーク付近から右足を一閃。これがゴール右隅の完璧なコースに決まった。

ベンフィカの元エースの失態をポルトの元エースが払しょくし、スコアをタイに戻したホームチームは、直後にフィリップス、ロバートソン、ミルナーを下げてジョー・ゴメス、ツィミカス、ヘンダーソンとフレッシュな選手を一気に投入。リスク管理を意識しながらも勝ち点1ではなく、あくまで勝ち点3を奪いに行く。

そして、ここからチームはホームサポーターの熱狂的な後押しもあり、数的不利を感じさせないアグレッシブな戦いを見せ、パレスを押し込んで攻勢を続ける。その中でディアスやサラーが良い形でボックス内へ抜け出すシーンを作るが、決定機まであと一歩という状況が続く。

対する数的優位のパレスはホームチームへのリスペクトもあり、大きく戦い方を変えずに勝ち点1を持ち帰ることも意識した戦いを継続。それでも、78分には久々に押し込んだ流れから右サイドのドゥクレのクロスに反応したファーサイドのザハに絶好機。しかし、難しい体勢で放ったボレーシュートは左ポストを叩いた。

その後、互いにメンバーを入れ替えながら試合は1-1のイーブンのまま後半終盤に突入。リバプールはサラー、カルヴァーリョ、パレスはアンデルセンと勝ち越しのチャンスはあったものの、いずれも決め切るまでには至らず。試合はこのままタイムアップを迎えた。

この結果、ディアスのスーパーゴールで敗戦を回避したリバプールだが、優勝を目指す上では厳しい2戦連続ドローとなった。そして、次節は開幕連敗のマンチェスター・ユナイテッドと共に初勝利を懸けたビッグマッチに臨むことになった。

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C_6ssH_tGjK/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Estelle Behnke(@estellebke)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.19 17:10 Tue
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レアルFWヴィニシウスが左ハムストリング負傷…全治3週間、CLリバプール戦で不在に

レアル・マドリーは25日、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの負傷を報告した。 クラブのメディカルサービスが検査した結果、左足の大腿二頭筋の負傷と診断。マドリーは経過観察中と伝えているが、スペイン『アス』によると、3〜4週間の離脱が見込まれている。 ヴィニシウスは24日に行われたラ・リーガ第14節のレガネス戦にフル出場。フランス代表FWキリアン・ムバッペの先制点をアシストした。 今後3週間はエースを欠くことになったマドリー。『アス』は27日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節のリバプール戦から12月14日に行われるラ・リーガ第17節のラージョ・バジェカーノ戦まで6試合ほどの不在を予想している。 12月18日にドーハで行われるインターコンチネンタルカップ決勝が復帰目標。マドリーは欧州王者として新設の大会に臨む。 ヴィニシウスはクラブの発表を引用する形で、Xにメッセージを投稿。「狂気のカレンダーだ。回復する!」と過密日程に言及した。 <span class="paragraph-title">【動画】レガネス戦では鋭い抜け出しからムバッペの先制点アシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MvKbkYg3w3s";var video_start = 146;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 22:03 Mon

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