殺害脅迫を受けたウィリアンがコリンチャンス退団決定…プレミア復帰が加速か

2022.08.13 18:25 Sat
Getty Images
元ブラジル代表MFウィリアン(34)が、12日にコリンチャンスを退団した。クラブが公式発表した。
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2021年8月にアーセナルから完全移籍でコリンチャンスに加入したウィリアン。2021シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で9試合に出場し2アシストを記録。今シーズンはセリエAで14試合2アシスト、コパ・リベルタドーレスで8試合に出場していた。14年ぶりに古巣に復帰したウィリアンだったが、2023年末まで残る契約に関して即時解除をクラブに求めていたとのこと。コリンチャンスはこの要求を受け入れ、早期に契約解除となった。
ヨーロッパでのキャリアを終えて、母国で家族と共に過ごすものと見られていたが、どうやら退団を求めた背景には身の危険を感じたことがあったからだという。

ブラジル『グローボ』のインタビューに応じたウィリアンは、復帰後に結果を残せなかった理由として「ケガの影響も大きかった」とコメント。「ここに来たときに筋肉を負傷していた。そして、今年は腰を負傷し、外傷も負った。でも、それはこれまでのキャリアにはなかったものだ。足首や肩にも負傷を抱え、今も腕を動かすと痛みを感じるんだ」と嘆いていた。
また、家族を含めて殺害脅迫を受けたことも明かし、退団を希望する決め手になったとした。

「コリンチャンスが負けて、僕がうまくプレーできなかったときは、家族はいつだってソーシャルメディアで脅迫や侮辱を受けた。僕の妻、子供たち、そして最近は、父、妹も攻撃し始めた」

ウィリアンはおよそ1カ月前からこの悩みをクラブに報告。晴れて、退団が認められることとなった。

なお、ウィリアンにはプレミアリーグに昇格したフルアムへの移籍が取り沙汰されており、チェルシー、アーセナルで過ごしたロンドンに戻る可能性があるようだ。

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