【ラ・リーガ シーズンプレビュー】盤石王者マドリーに積極補強バルサが挑む! 久保建英は新天地で勝負の1年目

2022.08.12 20:00 Fri
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2022-23シーズンのラ・リーガが8月12日(金)に開幕を迎える。昨シーズンはバルセロナ、アトレティコ・マドリーの大きな躓きもあり、シーズンを通して安定感際立ったレアル・マドリーが2シーズンぶり35度目の優勝を果たした。だが、今シーズンはその王者と、物議醸す大型補強を敢行したバルセロナとの壮絶な一騎打ちが期待されるところだ。

◆的確補強で大本命もエースのバックアップ不在が唯一の懸念~レアル・マドリー~
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ディフェンディングチャンピオンにして、昨季のチャンピオンズリーグ(CL)王者でもあるレアル・マドリーが今季もタイトルレースの大本命だ。

昨季はDFセルヒオ・ラモス、DFヴァランら長らくディフェンスラインを支えた重鎮の退団によって、守備面に不安を抱えて臨んだシーズンだったが、新加入DFアラバの圧倒的な存在感、DFミリトンの急成長、守護神クルトワのハイパフォーマンスによって、その課題をクリア。さらに、黄金の中盤による圧倒的な構成力、FWヴィニシウスのゴールスコアラーとしての覚醒により、破壊力を増した攻撃陣と、対戦相手に全く隙を与えない安定した戦いぶりで、余裕を残して優勝を決めた。
アンチェロッティ体制2年目で臨む今季に向けては前カピタンのマルセロやMFイスコ、FWベイル、FWヨビッチら控えメンバーが退団し、次代のフットボール界を担う逸材MFチュアメニ、チェルシーでワールドクラスに成長したDFリュディガーの2選手を補強。ディフェンスラインと中盤にクオリティと厚みを加えた。これにより、中盤ではMFバルベルデ、加入2年目のMFカマヴィンガを含めた質の高いターンオーバー、ディフェンスラインではDFアラバの左サイドバック起用が可能となった。

開幕前に行われたフランクフルトとのUEFAスーパーカップに完勝し、すでに今季初タイトルを獲得したエル・ブランコは、シーズン6冠達成に向けて最高の滑り出しを見せた。だが、史上初となるワールドカップ開催に伴うシーズン途中の中断と共に、エースFWベンゼマのバックアップ不在が唯一の懸念材料だ。

今夏の移籍市場では一時は獲得確実と見られたFWムバッペに加え、以前からターゲットにしていたFWハーランドという次代のバロンドール候補の獲得に失敗。また、ペレス会長、アンチェロッティ監督共に補強終了を明言しており、ベイル、ヨビッチが退団したセンターフォワードの選手層はより薄くなっている。イタリア人指揮官はFWアザールのファルソ・ヌエベ(偽9番)起用やFWロドリゴ、FWマリアーノを不在時に起用する意向だが、仮に昨季のピチーチ受賞FWが長期離脱を強いられれば、一転して厳しい戦いを強いられる。

とはいえ、ディフェンスラインの安定、世界屈指の中盤の存在、ヴィニシウス、ロドリゴの伸びしろを考えれば、大崩れする可能性は限りなく低い。慌てず騒がず、的確に采配を振るう百戦錬磨の指揮官の手腕を含め、今季もリーグタイトル争いを牽引するはずだ。

◆未来を担保に超大型補強で覇権奪還期す~バルセロナ~
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昨季の屈辱のシーズン無冠からの巻き返しを図り、今夏に物議を醸す大型補強を敢行したバルセロナがレアル・マドリーの対抗だ。

前経営陣による放漫経営のツケを払い、昨夏にFWメッシが電撃退団するなど大混乱に見舞われたバルセロナ。ロナルド・クーマン前監督の下では乏しい戦力、指揮官の求心力低下で不安定な戦いに終始した結果、昨年11月にチャビ監督を新指揮官に招へい。レジェンドによる戦術面の原点回帰、今冬の大型補強により息を吹き返したチームは、ヨーロッパリーグ(EL)での屈辱的な敗退はあったものの、ライバルの取りこぼしが目立つ中で順調に勝ち点を積み重ねて最低限のノルマだった2位フィニッシュに成功した。

2018–19シーズンの優勝から3シーズン遠ざかるラ・リーガ制覇に向け、捲土重来を期すブラウグラナは、引き続き深刻な財政難に喘ぐ中で今後のテレビ放映権の25%、クラブ子会社の一部株式売却などで6億ユーロ以上の資金を調達。これにより、FWレヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFクンデを高額な移籍金で、DFクリステンセン、MFケシエをフリートランスファーで獲得。さらに、DFマルコス・アロンソやMFベルナルド・シウバの獲得に動いているとの報道もある。

プレシーズンではレヴァンドフスキやハフィーニャがMFペドリ、FWデンベレらと好連携を見せるなど、攻撃陣を中心に好調を維持。DFアラウホやFWアンス・ファティ、MFガビら自慢の若手も更なる成長の兆しを見せており、ピッチ内においては躍進に向けてポジティブな材料の宝庫だ。

その一方で、DFユムティティやFWブラースヴァイトら余剰人員の整理の遅れ、ラ・リーガのサラリーキャップに対するクラブサイドの見積もりの甘さにより、開幕直前にも関わらず、新戦力や契約更新を行ったMFセルジ・ロベルト、デンベレが登録できずにいる点は大きな懸念だ。ラポルタ会長を含むクラブ首脳陣はギリギリでの登録を楽観視するが、子会社の株式の追加売却やMFフレンキー・デ・ヨング、FWデパイ、FWオーバメヤンの売却、昨季に続く一部主力の減俸受け入れが必要となるかもしれない。

ただ、前述の問題がすべてクリアされたあかつきには、チャビ体制2年目のバルセロナは、リーグ戦ではレアル・マドリーの有力な対抗馬、2014–15シーズン以来タイトルから遠ざかるCLでは優勝候補の一角となる魅力的なチームとなるはずだ。

◆11年目迎えるシメオネ体制は正念場迎える~アトレティコ・マドリー~
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一昨シーズンの王者は連覇を期待された昨季の低迷により、正念場のシーズンを戦う。

2020-21シーズンは見事な勝負強さを発揮し、7シーズンぶりのプリメーラ制覇を成し遂げたアトレティコ。昨季は連覇に向けて積極的な補強を敢行して下馬評では本命に挙げられながらも、シメオネ体制ワーストの43失点を喫するなど、チームの根幹である堅守が崩壊。FWグリーズマンやFWクーニャの補強で充実を図った攻撃も、前シーズンの数字を下回り、戦術的なアップデートのなさも含めてサイクル終焉を感じざるを得ない厳しいシーズンを最終的に3位で終えることになった。
それでも、チョロ体制の継続を決断したコルチョネロスは今夏の移籍市場でFWルイス・スアレス、MFエクトル・エレーラのベテラン2選手らが契約満了によりチームを離れた一方、MFヴィツェル、DFモリーナの2選手を獲得。また、今後の去就は不透明も、FWモラタとMFサウールの実力者2人もレンタルバックという形でチームに復帰している。

DFトリッピアーの退団以降は泣き所となっていた右サイドの問題を解決するモリーナの加入は非常に大きいが、昨季から大きなメンバーの入れ替えはない。個人としてはグリーズマン、FWフェリックス、MFマルコス・ジョレンテらの奮起に期待しつつ、シメオネ監督を中心とする戦術面のアップデートが覇権奪還のカギを握るはずだ。

◆戦力的な上積み乏しく3強との差広がる~オトラ・リーガ~
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前述の3強を除くオトラ・リーガは、いずれのクラブも財政面で少なからず問題を抱えており、開幕直前の現時点では3強との間で戦力差が広がっている印象だ。

そのため、セビージャ、ベティスのアンダルシア勢、ビジャレアル、レアル・ソシエダと昨季のヨーロッパコンペティション争いを演じた4チームが3強に挑む構図となりそうだ。

昨季4位のセビージャはリーグ最高の堅守を武器に、優勝したレアル・マドリーと同じリーグ最少の敗戦数(4敗)と安定したパフォーマンスを披露。しかし、後半戦に深刻な得点力不足に陥り、リーグ最多の16分けと勝ち切れない試合が続いた。これにより、アトレティコ同様にロペテギ体制終焉も噂されたが、最終的に続投が決定した。

ただ、今季に向けては堅守構築の立役者だったDFクンデとDFジエゴ・カルロスの主力センターバックコンビがいずれも移籍。代わってチームはガラタサライで評価を高めたDFマルコンを獲得し、手薄な左サイドバックにDFアレックス・テレス、前線のテコ入れとしてMFイスコを補強している。今後も引き続きセンターバックやストライカー、中盤の補強に動く構えだが、現時点での戦力値は昨季からマイナスと言わざるを得ない。ロペテギ監督としてはディフェンスライン、MFフェルナンドに依存するアンカー、イスコを中心とする攻撃と各ポジションでの再整備が求められる。

昨季のリーグ戦を5位で終え、コパ・デル・レイを制したベティスは、ペジェグリーニ3年目で継続路線を歩む。今夏の移籍市場ではDFベジェリン、FWテージョの主力クラスの2選手が退団し、代わってラツィオを退団したDFルイス・フェリペ、フルミネンセから若手逸材FWルイス・エンヒキを補強。ベジェリンの再獲得や中盤、ワイドのポジションでの更なる補強も見込まれるが、MFカナーレス、FWフェキル、FWフアンミ、MFギド・ロドリゲスら昨季の主力選手のパフォーマンスがカギを握る。

昨季は7位フィニッシュと期待外れの結果に終わるも、CLではベスト4進出の快挙を果たしたビジャレアルは、こちらも現時点では昨季の戦いがベースとなる。移籍市場ではGKアセンホ、DFガスパール、MFモイ・ゴメス、MFイボーラといった準主力が去り、GKレイナ、DFキコ・フェメニア、FWホセ・モラレスら経験豊富なベテランが加入。

DFパウ・トーレスやFWジェラール・モレノ、FWダンジュマといった市場の人気銘柄の残留は朗報だが、昨季以上の成績を残すためにはMFロ・チェルソの買い取りを含め中盤、ディフェンスラインの戦力拡充が求められる。また、昨季は離脱が少なくなかったジェラール・モレノやFWピノらアタッカー陣がシーズンを通してプレーすることも重要だ。

昨季6位のソシエダは魅力的なフットボールを披露し、CL出場権争いにも絡む上々のシーズンを過ごした。更なる躍進が期待される今季に向けては、メンバーの入れ替わりが激しい夏に。FWセルロートやMFラフィーニャがレンタル先に戻ったほか、MFヤヌザイやFWポルトゥ、MFグリディ、DFサルドゥアら準主力が退団。代わってMF久保建英、MFブライス・メンデス、リーグ・アン注目の逸材FWモハメド=アリ・チョ、自慢のカンテラから数選手が昇格した。

昨季は守護神レミロ、DFル・ノルマン、MFメリーノのセンターラインを中心とする堅守が光った一方、攻撃はリーグ平均以下の40得点にとどまり、上位浮上に向けては攻撃面の改善が急務。エースFWオヤルサバルが昨季に負ったヒザ前十字じん帯の重傷により、シーズン序盤戦不在の中で久保ら新戦力と共に、昨季わずか6ゴールに終わったFWイサクの奮起が求められる。

その他のクラブではディエゴ・マルティネス監督、ガットゥーゾ監督を新指揮官に迎えたエスパニョール、バレンシア。今夏の積極補強が光るセルタに注目が集まる。

グラナダ時代にチームをEL出場権をもたらすなど、卓越した手腕を発揮したマルティネス監督は1年の休養期間にイングランドなどで指導者としての研鑽を積み、チームはMFダルデルとFWデ・トーマスの両エースの残留に加え、新守護神ルコントやFWホセルといった実力者を補強。少なくともEL出場権争いには絡みそうだ。

一方、わずか1年でボルダラス前監督と袂を分かったバレンシアは元イタリア代表MFでミラン、ナポリの指揮官を歴任した闘将を招へい。財政問題を抱えるクラブはエースFWゴンサロ・ゲデスらを売却し、代わりとなる新戦力を確保できていない状況だが、MFカスティジェホ、FWサムエウ・リーノに加え、市場閉幕までにレンタルなどを活用しながら指揮官をバックアップする構えだ。

昨季11位のセルタはブライス・メンデスやFWノリートら数選手がチームを離れたものの、GKマルチェシン、DFウナイ・ヌニェス、DFミンゲサ、MFオスカル・ロドリゲス、FWパシエンシア、FWカルレス・ペレスら各ポジションに好タレントを補強しており、昨季サラ賞を獲得したFWアスパスも健在なこともあり、上位進出が期待される。

グラナダ、レバンテ、アラベスに代わってプリメーラ昇格となったアルメリア、バジャドリー、ジローナの3チームは、ひとまず残留が目標となる。

セグンダ王者のアルメリアでは主砲サディク・ウマルら昇格に貢献した主力に加え、今夏加入したブラジル代表の次代を担う逸材センターバックのカイキに注目。1年でのプリメーラ復帰となったバジャドリーはここまで目立った補強はなく、FWヴァイスマン、FWセルヒオ・レオンら現有戦力の躍動に期待。昇格プレーオフを制したジローナは昨季セグンダ得点王のFWストゥアーニが健在で、『シティ・フットボール・グループ』が保有する若手タレントの活躍も期待される。

◆久保建英がラ・レアルに完全移籍~日本人選手~
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今シーズンのラ・リーガは昨季に続きMF久保建英が唯一の日本人選手となる。ただ、レンタル先のマジョルカから保有元のレアル・マドリーに一旦復帰した久保は、レアル・ソシエダへの完全移籍という大きな決断を下し、キャリアにおいて重要なシーズンに臨む。

ソシエダはこれまで在籍したマジョルカやビジャレアル、ヘタフェに比べてボールポゼッションを重視するプレースタイル、チームメイトのレベルを含めて最もプレーしやすい環境と言える。

チームを率いるアルグアシル監督は[4-4-2]や[4-2-3-1]、[4-3-1-2]、[4-3-3]と複数のシステムを使い分けており、久保に関しては右サイドやトップ下、インテリオールでの起用が見込まれる。

右サイドではチョやブライス・メンデスの新加入組、トップ下ではMFダビド・シルバ、MFロベルト・ナバーロらがポジション争いのライバルとなる。

プレシーズンは上々のアピールを見せたが、ポジション奪取に向けては昨季マジョルカで27試合1ゴール1アシストにとどまった数字面の改善が必須だ。

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【2022-23ブンデスリーガ前半戦総括】 超WS選出の最優秀選手はムシアラ

11連覇を目指すバイエルンが2位ウニオン・ベルリンに3ポイント差を付けて順当に首位ターンとした今季のブンデスリーガ前半戦。そのウニオンと、フライブルクの両伏兵の躍進が目立った中、バイエルンの牙城を崩したいドルトムントとライプツィヒはやや安定感に欠ける戦いぶりだった。 ◆レヴァンドフスキの穴をチュポ=モティングが埋める~バイエルン(勝ち点36)~ 年間30ゴールを約束してくれた希代のFWレヴァンドフスキの抜けた穴はやはり大きかった。追加点を奪いきれず試合を決めきれないことから8月下旬から9月中旬にかけて格下相手に4試合勝利から見放される時期があった。ただ、レヴァンドフスキの控えに甘んじていたチュポ=モティングを最前線で起用してからは昨季までの安定した強さが蘇り、W杯ブレイク前は6連勝で終えることに成功。上昇ムードに乗った。 ◆ローゼ監督就任でV字回復~ライプツィヒ(勝ち点32)~ 昨季途中就任でチームをV字回復させたテデスコ体制で新シーズンを迎えたライプツィヒ。しかし5試合を終えた段階で1勝と振るわず解任を決断し、昨季ドルトムントを率いていたローゼ監督を迎えた。この決断が奏功し、チームは昨季同様にV字回復。エンクンク、ショボスライらが躍動してローゼ監督就任後は8勝3分け1敗の好成績を収め、3位で前半戦を終えた。 ◆守備の立て直し利かず~ドルトムント(勝ち点31)~ バイエルンの牙城を崩さなければならないドルトムントだったが、補強した成果が出たとは言えない前半戦となった。目玉のシュロッターベックとジューレの両ドイツ代表センターバックは不安定なドルトムント守備陣を安定させることはできず。とりわけシュロッターベックに至ってはミスから失点に関与する場面も散見され、期待されたパフォーマンスを発揮できているとは言えない。今やピッチ内の王様と化したベリンガムが際立ったプレーでチームを牽引している姿は頼もしいが、彼に頼りきりなようでは到底バイエルンに追いつくことはできないだろう。 ◆鎌田と堂安が好調チームを牽引~10人の日本人ブンデスリーガー~ W杯明けにデビューした上月を含めると10人がプレーしている今季の日本人ブンデスリーガー。とりわけ目立った活躍を見せたのがフランクフルトの鎌田だ。既にブンデスキャリアハイとなる7ゴールをマーク。ボランチへのコンバートをしたにも関わらず、ゴールへの関与が増しており、好調さが際立っている。W杯では思うような活躍を見せられなかったが、悔しい想いを糧に後半戦での活躍に期待したい。 鎌田とは対照的にW杯で大活躍だった堂安はフライブルクでの好調を持続した様子だ。PSVからレンタルで加入し、2季ぶりのブンデスリーガでのプレーとなったが、成長した姿を披露してくれた。主に右ウイング、シャドーでの起用となった中、攻撃面での存在感が増した。毎試合ゴールチャンスに絡む勢いがあり、充実の時を過ごしている。 シュツットガルトでレギュラーを張る遠藤と伊藤に関しては昨季同様の安定したパフォーマンスを披露している。チームの結果は出ていないが、彼らは自身のタスクをしっかりとこなしている印象だ。 昨季、シャルケの1部復帰に貢献した板倉はボルシアMGでもセンターバックのレギュラーとしてプレー。ヒザを負傷するアクシデントはあったが、W杯でも安定したプレーを見せた。再開後のブンデスリーガでもそつのないプレーをしており、今後の代表守備陣を支えていく存在として期待したい。 一方でサンプドリアからシャルケに活躍の場を移した吉田は大苦戦している。キャプテンを任され期待されているが、走力のあるアタッカーに対応できないことが多々あり、戦犯となっている。代表では守備を統率する頼もしい姿が見られるが、言葉が通じないのか、持ち味が出ていない模様。チームは最下位と厳しいがベテランの経験値を生かして立て直しを図れるか。 そのシャルケに彗星の如く現れた上月。果敢なアタッカーはデビューから2戦目で早くもブンデス初ゴールをマーク。後半戦の活躍が楽しみな逸材だ。 W杯では重傷明けながらスーパーサブとして結果を残した浅野に関してはボーフムではノーゴールと苦戦しているが、後半戦巻き返しとなるか。 そして代表から引退している長谷部を除いて唯一ブンデスリーガーではW杯落選となった原口は心機一転、移籍先のシュツットガルトでレギュラー奪取を目指す。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆MFジャマル・ムシアラ(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230131_6_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦を終えて9ゴール7アシストと圧巻のスタッツを残した。レヴァンドフスキが抜け、マネやミュラーの離脱があった中、弱冠19歳が攻撃陣を牽引する働きを見せた。既に完成されたプレーを見せるムシアラが今後どういった成長を遂げるのか、楽しみでならない。 ★最優秀監督 ◆マルコ・ローゼ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230131_6_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季就任したドルトムントでは成功できなかったが、自身の哲学とライプツィヒの相性は良かったようだ。ローゼ監督就任によってライプツィヒの躍動感溢れるプレーが復活。とりわけショボスライが本来のパフォーマンスを取り戻して攻撃陣を牽引。魅力的かつ強いチームに仕上げている。 【期待以上】 ★チーム ◆ウニオン・ベルリン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230131_6_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季15ゴールのアウォニーを引き抜かれた中、前半戦を終えた段階で首位バイエルンを3ポイント差で追う2位ウニオンを選出。一昨季7位、昨季5位と年々進化を遂げているウニオンだが、その立役者は言わずもがな堅守速攻のスタイルを一切崩さないフィッシャー監督の手腕によるもの。そのブレない方針で後半戦も安定した戦いを見せてくれそうだ。 ★選手 FWコロ・ムアニ(フランクフルト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230131_6_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ナントから加入し、前半戦を終えて6ゴール11アシストを記録。周囲も生かせるタイプのストライカーで柔軟性が高い。ボレから完全にレギュラーの座を奪い、フランクフルトの攻撃に幅を与えた。 【期待外れ】 ★チーム ◆レバークーゼン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230131_6_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季3位に導いたセオアネ監督の下で迎えたシーズンだったが、チャンピオンズリーグとの兼ね合いの影響か、全く結果が出なかった。8試合を終えた段階で1勝に留まり、10月の段階でセオアネ監督を解任せざるを得ない状況となった。後任にはトップチームの監督初挑戦となるシャビ・アロンソが就任。どこまで巻き返せるかに注目だ。 ★選手 ◆DFニコ・シュロッターベック&ニクラス・ジューレ(ドルトムント) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230131_6_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 不安定な守備陣のテコ入れを図るべく獲得した両ドイツ代表DF。彼らの能力に申し分はないはずなのだが、前半戦を見る限りドルトムントの守備力を向上させるほどの影響力はなかったようだ。チームスタイルの問題なのか、センターバックにとって受難のチームなのか原因は不明だが、後半戦にフィットすることを祈るばかりだ。 2023.02.02 18:00 Thu
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【2022-23セリエA前半戦ベストイレブン】ナポリから最多6選手を選出

2022-23シーズンのセリエA前半戦が24日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKアレックス・メレト(25歳/ナポリ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 出場試合数:19(先発回数:19)/失点数:14/出場時間:1710分 昨季終盤、自身の凡ミスでスクデット争いから脱落し、放出も噂されたメレト。しかし今季は絶対的守護神として君臨し、ナポリの堅守を支えている。失点はここまでリーグ最少の14。飛躍を遂げているGKの一人だ。 DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(29歳/ナポリ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1699分 堅実な守備に一層磨きがかかり、一対一の局面でほぼ負けることがない。華やかなナポリ攻撃陣の影で地味な仕事を淡々とこなしている新主将を高く評価。 DFダニーロ(31歳/ユベントス) 出場試合数:19(先発回数:18)/得点数:2/出場時間:1632分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントス堅守の象徴。右サイドバック、3バックの右を高いレベルでプレー可能なことによりシステム変更を柔軟に行える貴重な存在だ。 DFキム・ミンジェ(26歳/ナポリ) 出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:2/出場時間:1575分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> クリバリの穴を埋めるという途方もないと思われたプレッシャーを見事に跳ね除けた韓国代表DFを選出。冨安と共にアジア人DFのレベルの高さをカルチョの国に印象付けた。 DFフェデリコ・ディマルコ(25歳/インテル) 出場試合数:19(先発回数:17)/得点数:3/出場時間:1345分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ペリシッチが移籍した中、ゴセンスとのポジション争いを制してインテルの左サイドに君臨。正確無比なクロスを武器にジェコとはホットラインを築いている。 MFサンドロ・トナーリ(22歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1298分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケシエが旅立った中、ミランの中盤をベナセルと共に支える中心選手に。攻守両面で戦えるダイナモで日に日に存在感を増している。 MFスタニスラブ・ロボツカ(28歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:17)/得点数:1/出場時間:1570分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 捌いて良し、運んで良しと攻撃サッカーを展開するナポリにとって欠かせない存在。ナポリ絶好調のキーマンだ。 MFハカン・チャルハノール(28歳/インテル) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1383分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_8_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ブロゾビッチがコンディション不良で長期不在だった中、中盤アンカーを見事にこなした。昨季も任されることがあったが、今季はその経験を生かし、順応して見せた。ブロゾビッチ不在によって大きく崩れた昨季の二の舞を防げているのはチャルハノールの存在が大きい。 FWラファエル・レオン(23歳/ミラン) 出場試合数:18(先発回数:16)/得点数:8/出場時間:1358分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_9_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 爆発的な突破力はセリエAのみならず欧州リーグにおいてもトップクラス。決定力も増しており、いよいよ手が付けられない選手になってきている。 FWビクター・オシムヘン(24歳/ナポリ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:13/出場時間:1251分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_9_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季もケガでの離脱がありながら13ゴールを挙げてリーディングスコアラーとなっている。規格外の身体能力、テクニックも十分で対峙したDFは対応に四苦八苦だ。 FWクヴィチャ・クワラツヘリア(21歳/ナポリ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:7/出場時間:1102分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_9_tw14.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季の欧州リーグにおいて最大の発見と言っていい存在。注目され、厳しいマークに遭った中でも打開できる能力はもはや本物。 2023.01.26 18:01 Thu
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【2022-23セリエA前半戦総括】 超WS選出の最優秀選手はクワラツヘリア

覇権奪還を狙うインテル、連覇を目指すミラン、積極補強を敢行したユベントス辺りでスクデット争いが展開されるかと思われた今季のセリエAだったが、蓋を開けてみればナポリの独走が際立つ前半戦となった。 ◆攻守の要流出も新戦力が大当たり~ナポリ(勝ち点50)~ スパレッティ体制2季目の今季、ナポリが大化けした。開幕前はFWインシーニェ、MFファビアン・ルイス、DFクリバリら攻守の要流出によって大幅な戦力ダウンを強いられ、スクデット争いはもちろん、チャンピオンズリーグ出場権獲得すら危いと予想していた。それが前半戦を終えて2位ミランに12ポイント差を付けての首位独走と、良い意味で予想を裏切った。その要因は新戦力のFWクワラツヘリアとDFキム・ミンジェが前述の選手たちの抜けた穴を見事に埋めきったこと。チームは戦力ダウンどころかむしろアップした印象だ。33年ぶりのスクデット獲得へ、あとは昨季露呈した勝負弱さが後半戦に顔を覗かさなければ悲願成就だ。 ◆大崩れはせずも新戦力不発が痛い昨季王者~ミラン(勝ち点38)~ 年明け後こそ1勝と苦しんでいるが、連覇を狙うミランはピオリ監督の下、安定した戦いを続けている。ただ新戦力が期待に応えられず、昨季のチーム力を維持するのがやっとという状況だ。とりわけ期待していたFWデ・ケテラエルはここまでノーゴール、FWオリジは1ゴールと、前線は36歳のベテランFWジルーに頼らざるを得ない状況だ。FWレオン、MFトナーリらの目に見える成長は頼もしいものの、じり貧な感は否めない。ナポリとの勝ち点差、勢いを考慮すると追いつくのは至難の業だ。 ◆良い意味で平凡~ラツィオ(勝ち点37)~ サッリ体制2季目の今季、ラツィアーレのDFロマニョーリを迎えたラツィオは大崩れせず良い意味で平凡だった。順位は3位、得点は35、失点は15。十分なスタッツを残し、上位に位置している。スクデット争いには手が届かないだろうが、チャンピオンズリーグ出場権争いには最後までしっかり残ると思われる予想通りの前半戦となっている。 ◆選手層のバランスの悪さ~ローマ(勝ち点37)~ ヨーロッパ・カンファレンスリーグ初代王者として迎えた新シーズン、FWディバラを筆頭にFWベロッティ、MFワイナルドゥム、MFマティッチと好補強を敢行していたローマだが、思ったほど成績は伸びなかった。ワイナルドゥムの長期離脱は誤算だったが、各ポジションの選手層にバランスの悪さがあり、とりわけサイドの人材が乏しいのが痛かった。 ◆誤算ルカク~インテル(勝ち点37)~ 昨季ミランに一歩及ばず連覇を逃したインテルは覇権奪還に向けてかつてのエースFWルカクを呼び戻した。スクデット奪還へ気概を見せた補強…のはずだったが、そのルカクが負傷により全く稼働できず。6試合、わずか350分の出場に留まり1ゴールを挙げるに終わった。ベテランFWジェコ、現エースFWラウタロの奮闘で何とか踏ん張ってはいるものの、追加点を奪いきれずに勝ち点を落とした試合は少なくない。高いレンタル料に見合った働きが後半戦にできるのか、インテルの巻き返しはルカクの双肩に懸かっている。 ◆怒涛の8連勝も勝ち点15剥奪~ユベントス(勝ち点23)~ アッレグリ体制2季目の今季はMFポグバ、FWディ・マリアらトップタレントを獲得して3季ぶりの覇権奪還を目指した。だが、目玉の2選手は負傷によりほぼ稼働できず。とりわけポグバは前半戦出場なしと、大きな誤算となった。アッレグリのサッカーらしい堅実な戦いで無失点による8連勝を達成したものの、9連勝を懸けたナポリとの大一番では無残に惨敗。実力差を見せつけられて引導を渡された直後、不正会計問題により勝ち点15剥奪の制裁と、ネガティブな話題に包まれて前半戦を終えた。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWクヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_7_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 無名のジョージア人がカルチョの国を席巻した。クラブのレジェンドであるFWインシーニェの穴を埋める存在として加入したクワラツヘリアは、そのインシーニェの穴を埋める以上のインパクトを残してしまった。 ★最優秀監督 ◆ルチアーノ・スパレッティ(ナポリ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 魅力的且つ強いチームに仕上げた手腕は流石の一言。これまでもローマやインテルで好チームを作ってきたが、今季のナポリはスパレッティ監督にとって最高傑作と言えるのではないか。マラドーナを擁してスクデットを獲得した伝説のチームに匹敵するような優雅さと実力を持っていると言って過言ではない。 【期待以上】 ★チーム ◆ナポリ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_7_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季前半戦に関してはナポリ一色のセリエAだったことから選出。披露しているサッカーが他のクラブとは1ランク違った。 ★選手 DFキム・ミンジェ(ナポリ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_7_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> クワラツヘリアと並ぶ今季前半戦のナポリ躍進の立役者。フェネルバフチェで一定の評価は得ていたもののトップレベルのセリエAではどうかという疑問の眼差しを一蹴した。対人能力の強さは折り紙付き。ミスもなく集中力も高い。穴のないセンターバックだ。 【期待外れ】 ★チーム ◆インテル <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_7_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 期待外れというほどでもないが、前半戦を終えて6敗を喫したことを踏まえて選出。もったいない勝ち点の落とし方が目立った。 ★選手 ◆FWロメル・ルカク(インテル)、MFポール・ポグバ(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get20230122_7_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 両者共に負傷による欠場のため致し方ない面もあるが、両クラブにとって核となる活躍を期待していた選手だったということもあり叱咤を込めて選出。後半戦では負傷に悩まされないことを祈る。 2023.01.26 18:00 Thu
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【2022-23プレミアリーグ前半戦ベストイレブン】首位アーセナルから最多5人! 健闘ニューカッスルからも4人を選出

2022-23シーズンのプレミアリーグが早くもシーズン折り返しに。そこで、前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆前半戦ベストイレブン(各チーム19試合消化時点) GK:ポープ DF:ボトマン、ウィリアン・サリバ、アカンジ、ガブリエウ MF:ギマランイス、トーマス・パルティ、ウーデゴール FW:サカ、ハーランド、アルミロン GKニック・ポープ(30歳/ニューカッスル) 出場試合数:19(先発回数:19)/失点数:11/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季からニューカッスルに活躍の場を移したイングランド代表GKが前半戦のベストイレブン入り。ダーロウやドゥブラフカなど長らくマグパイズのゴールマウスを守ってきた守護神からポジションを奪い、毎試合のようにビッグセーブを連発。リーグ最少の11失点でチームの躍進を最後尾から支えた。 DFスヴェン・ボトマン(23歳/ニューカッスル) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:0/出場時間:1418分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのビッグクラブが注目した中、3700万ユーロの移籍金でリールから加入したボトマン。195cmの体躯は伊達ではなく、屈強な選手が揃うプレミアの舞台でも対等に渡り合う強さを見せている。また、キックの精度もまずまずで、ロングフィードからチャンスメイクするプレーも何度か見られた。同胞のファン・ダイクの活躍を想起させる貢献度だが、年齢を考えるとまだまだ伸び代もある。 DFウィリアム・サリバ(21歳/アーセナル) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:2/出場時間:1696分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 母国での数年にわたる武者修行のおかげで一回り大きくなってカムバックしたサリバ。開幕戦からセンターバックの先発を勝ち取ると、前半戦は全試合で先発し、1試合を除いてフル出場。192cmの長身を生かしたセットプレーと対人の強さで最終ラインを支えるとともに、非凡なボールプレーで攻撃にも貢献した。 DFマヌエル・アカンジ(27歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:0/出場時間:1196分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ドルトムントから加入したニューカマーを前半戦のベストイレブンに選出。決して層の薄くないセンターバック陣において、グアルディオラ監督のファーストチョイスに。デビュー戦となった第8節のウルブス戦以降、全試合で先発出場しており、広大な守備エリアや冷静な判断力を備える非凡な才能ですっかりシチズンズに溶け込んだ。 DFガブリエウ(25歳/アーセナル) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:2/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サリバとのコンビでガナーズのゴール前に鉄壁を構築したガブリエウ。サリバ同様に190cmを超える身長で、空中戦では向かうところ敵なしの守備陣形を築いた。また、セットプレー時の嗅覚を持ち合わせ、11月に行われたチェルシーとのロンドン・ダービーではCKで決勝点を記録。左利きという希少性もアーセナルにとって強力な武器だ。 MFブルーノ・ギマランイス(25歳/ニューカッスル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1314分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ニューカッスルの躍進においてこの男の存在は欠かせない。昨年1月にリヨンから4200万ユーロの移籍金で加入したブラジル代表MFは、豊富な運動量で中盤の蓋役になれるだけでなく、攻撃センスも非凡で昨季は半シーズンだけで5ゴールをマーク。そして今季は3ゴール3アシストをマークしており、辛口のロイ・キーン氏も「彼は6番、8番、10番、その全ての役割をこなせる選手だ」と舌を巻いている。 MFトーマス・パルティ(29歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:2/出場時間:1395分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アーセナルの攻守におけるキーマン。中盤でフィルター役に徹することもできれば、デュエルの強さ、ポジショニング、配球力で攻撃のアクセントにも。パルティの存否でチームのクオリティが変わってしまう程の存在感で、前半前で唯一黒星がついた9月のユナイテッド戦はガーナ代表MFが不在だった。 MFマルティン・ウーデゴール(24歳/アーセナル) 出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:8/出場時間:1531分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦MVP級のパフォーマンスを披露したウーデゴール。アルテタ監督が惚れ込んだ才能は、今季は正式にキャプテンを任され、卓越したプレーにその重みも加わることに。ボールプレーはデ・ブライネを彷彿とさせる精度の高さで、そのうえ守備も献身的。前半戦は8ゴール6アシストで、すでに昨季の成績を超えている。 FWミゲル・アルミロン(28歳/ニューカッスル) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:9/出場時間:1584分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 在籍5年目にしてようやく本領を発揮。これまでニューカッスルではユーティリティ選手のように様々なポジションで起用されてきたが、ハウ監督の下で右ウイングに固定されると、プレースタイルも確立され、チームの特攻隊長に。シーズン前半戦で記録した9ゴールは、加入から3シーズン半で記録した総得点と同数。まるで別人かのように、今季のアルミロンは躍動している。 FWアーリング・ハーランド(22歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:19(先発回数:18)/得点数:25/出場時間:1551分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> プレミアリーグ初挑戦ながらこの活躍は見事の一言。デビュー戦でいきなり2ゴールを挙げ、その後も息をするかのように得点を量産。リーグ史上最速となる14試合で20得点に到達してしまった。また、プレミアデビューから19試合目で4度のハットトリックを達成しているが、こちらもリーグ最速記録。ファン・ニステルローイ氏の65試合を大幅に更新する驚異の数字となった。 FWブカヨ・サカ(21歳/アーセナル) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:7/出場時間:1418分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20230124_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サカの強みはなんと言ってもスピードとドリブルのキレ。一度勢いに乗ったドリブルはアンストッパブルで、今季のガナーズの主砲の一つとなった。右サイドは特に攻撃の起点になることが多く、サカはまさにアーセナルの切り込み隊長。前半戦は7ゴール7アシストと、その役を見事に演じて見せた。 2023.01.24 19:36 Tue
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