セスクがセリエBに移籍「魅力的な計画だった」

2022.08.02 16:21 Tue
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セリエBのコモに移籍した元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、移籍を決断した理由を説明している。

昨季限りで契約満了によりモナコを退団していたセスク。ヨーロッパやアメリカなど様々なクラブとの関連が伝えられた中で、最終的に新天地に選んだのは2002-03シーズンを最後にセリエAから遠ざかっているコモだった。

昨季は昇格1年目のセリエBで13位だったコモ。ヨーロッパのトップレベルとはまだまだ程遠い位置にいるが、セスクは同クラブが提案した計画に惹かれたと移籍の経緯を説明。また、コモをセリエAの舞台に戻したいと選手としての野心を示した。
「MLSは計画になかった。ヨーロッパに残りたかったし、これが僕にとって正しい計画だと信じている」

「お金には興味がなくて、自分を熱狂させてくれるような長期的なプロジェクトに参加したかったんだ。僕はとても野心的な人間で、コモをあるべき場所に戻したいと思っている。セリエAにね」
「試合に出て勝つためにここに来た。僕は長期的な目線でこのクラブを見ているよ」

「コモは選手としての2年契約だけでなく、長期的なプロジェクトを提案してくれた。モナコでの昨シーズンはかなり難しいものだったけど、過去は過去。僕は今を見ているんだ」

「重要なのは、僕がここにいること。プレーするだけでなく、長期的なプロジェクトとしてピッチの外で手助けをするためにここに来たんだ」

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