CL予選でウクライナのクラブに「ウラジミール・プーチン」の大合唱…フェネルバフチェのサポーターが愚行でクラブも非難

2022.07.29 10:10 Fri
Getty Images
今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選がスタートしている中、最悪の出来事が起こった。
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事件が起きたのは27日に行われたCL予選2回戦のフェネルバフチェvsディナモ・キーウの一戦だった。試合は1-1で90分を終了。延長戦に突入し、ディナモ・キーウが1-2で勝利を収めて3回戦へと進出していた。
今年2月にロシアの軍事侵攻をウクライナが受け、活動が停止してしまったディナモ・キーウ。その中で、準備を進めて臨んでいるCL予選で、トルコの強豪クラブを下しての勝ち上がりは大きな喜びとなっていた。

しかし、フェネルバフチェのサポーターが最悪の振る舞い。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の名前をチャントで歌うという行為に出ていた。
この行為を把握した欧州サッカー連盟(UEFA)は、フェネルバフチェに対しての懲戒処分を検討。「倫理および懲戒委員会は、フェネルバフチェサポーターの不正行為の疑いに関する懲戒調査を実施する」と声明を発表し、調査を開始している。

フェネルバフチェはこの件について声明を発表。クラブとは全く関係ないものであるとし、非難した。

「ディナモ・キーウとの試合で、相手チームのゴール後、スタンドの一部から聞こえてきた」

「この件は、我々のクラブを代表するものではなく、我々のクラブの企業姿勢をまったく反映していない言説に対してこの声明を出している」

「試合の58分、相手チームの選手、特に過去にトルコのチームでプレーした控えGKの誇張された動きにより、一部のスタンドが興奮し、反応は20秒しか続かなかった」

「理由が何であれ、我々はフェネルバフチェスポーツクラブとして、いくつかのスタンドから生じる反応を受け入れません」

「我々のクラブのスタンスや価値観を表すことのないこのチャントは全てのファンに帰し、責任を我々のクラブに帰することは、公正で公平なアプローチではありません」



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