ソン・フンミンへの思いがあだに? 最終節の秘話をトッテナムチームメイトが明かす
2022.07.07 05:45 Thu
トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキが、プレミアリーグ最終節での裏側を語った。昨季のリーグ最終節で2得点を奪い、計23ゴールを挙げてアジア人初の得点王に輝いたソン・フンミン。ノリッジ・シティとのアウェイ戦では、スパーズもチャンピオンズリーグ(CL)出場権を懸けた4位争いの渦中にあったが、5-0で勝利を収めた。
チーム一丸となって"ソニーの得点王"を後押しする中で、先制点と3点目を挙げていたクルゼフスキが当時を回想。ポッドキャスト『DÅ ÄR VI IGÅNG』に登場し、自身2点目の前にも訪れていた決定機について語った。
「得点の2分前に奇妙な瞬間があった。GKは飛び出していて僕はフリー。ほとんど終わっているような状況だった」
「(いきさつは)GKと一対一となって、相手がタックルを仕掛けてきた。その時、考えたんだ。"倒れるべきか?あいつを退場にできるんじゃないか?"って」
「ただ、また奇妙なことが頭をよぎった。ソンが見えたんだよ、チームメイトの。得点王のためにボールを呼んでいるように思えて、それで試合前に"ソンにパスを出す必要がある"ってことを思い出した。だってそうだろう?ゴールデンブーツが懸かっているんだから」
「ソンのためにと思ってパスをしたつもりだったんだ。けど、地面に引っ掛かってミスタッチになって、ボールはゴールに向かってゆっくりと転がっていって…クリアされた。立ち止まってしまったよ、"おぉ…デヤン…お前は何をしてるんだ"って」
チームメイトのためにという想いが皮肉なことに迷いを生み、決定機を逸することになったようだ。だが、気持ちを切り替えたスウェーデン代表MFは、その後の決定機を見事に仕留め、ソン・フンミンも遅ればせながら2ゴールを奪取。二兎を得ることができ、万事丸く収まった。
「得点の2分前に奇妙な瞬間があった。GKは飛び出していて僕はフリー。ほとんど終わっているような状況だった」
「(いきさつは)GKと一対一となって、相手がタックルを仕掛けてきた。その時、考えたんだ。"倒れるべきか?あいつを退場にできるんじゃないか?"って」
「けど結論はノー。ゴールの方がいいに決まっている。キーパーが出てきて、ちょっと躊躇したのがわかったから、かわして、空っぽのゴールを目にはいった」
「ただ、また奇妙なことが頭をよぎった。ソンが見えたんだよ、チームメイトの。得点王のためにボールを呼んでいるように思えて、それで試合前に"ソンにパスを出す必要がある"ってことを思い出した。だってそうだろう?ゴールデンブーツが懸かっているんだから」
「ソンのためにと思ってパスをしたつもりだったんだ。けど、地面に引っ掛かってミスタッチになって、ボールはゴールに向かってゆっくりと転がっていって…クリアされた。立ち止まってしまったよ、"おぉ…デヤン…お前は何をしてるんだ"って」
チームメイトのためにという想いが皮肉なことに迷いを生み、決定機を逸することになったようだ。だが、気持ちを切り替えたスウェーデン代表MFは、その後の決定機を見事に仕留め、ソン・フンミンも遅ればせながら2ゴールを奪取。二兎を得ることができ、万事丸く収まった。
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