バルサ、PSGの期待を背負っていたルイズ=アティルがリーグ・アン昇格組のオセールに加入

2022.06.29 11:55 Wed
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リーグ・アンに昇格したオセールは28日、U-20フランス代表MFケイズ・ルイズ=アティル(19)の加入を発表した。

契約期間は2025年までの3年間となる。

リヨン生まれのルイズ=アティルは2009年7月に7歳でバルセロナのカンテラに加入。将来のトップチーム昇格が有力視される逸材として知られていたものの、クラブが18歳未満の選手の獲得ならびに登録に関する規定違反を犯した影響で、日本代表MF久保建英らと共に2015年に退団。新天地にパリ・サンジェルマン(PSG)を選択していた。
PSGではプロ契約を結ぶと、セントラルMFや攻撃的MFを主戦場にバルセロナ仕込みのテクニック、攻撃センスを発揮し、トーマス・トゥヘル前監督の下でリーグ・アン7試合に出場。しかし、クラブからの契約延長オファーを拒否した影響もあり、シーズン後半戦はリザーブチームに追いやられていた。

2021年夏にはバルセロナへと復帰。2年の延長オプション付きの3年契約で6年ぶりの古巣帰還を果たしていたが、5月に退団。フリーとなっていた。
オセールは、2021-22シーズンのリーグ・ドゥ(フランス2部)を3位で終えると、リーグ・アン入れ替え戦を戦い、サンテチェンヌと対戦。PK戦で勝利し、11年ぶりのリーグ・アン昇格を決めていた。

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