ユナイテッド、ニューカッスルにバイリーを売り込みか
2022.06.20 15:28 Mon
マンチェスター・ユナイテッドは、コートジボワール代表DFエリック・バイリー(28)を今夏に売却したい考えのようだ。
エリク・テン・ハグ監督が就任し、チーム改革が進められているユナイテッド。ここまで新戦力の到着はないが、バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングをはじめとする複数の選手とのオペレーションが水面下で進行している状況だ。
一方で、余剰戦力の整理にも動いており、バイリーはその筆頭。昨季は公式戦7試合の出場にとどまり、テン・ハグ監督の構想にも入っていない。ユナイテッドは元々、同監督の教え子であるアヤックスのオランダ代表DFユリエン・ティンバー(20)の獲得を目指しており、バイリーは押し出される形で退団すると見られていた。
現状では今夏のティンバー獲得は失敗に終わる模様なのだが、バイリー売却の動きは変わらず進められているという。イギリス『ミラー』によれば、以前コートジボワール代表DFに関心を示していたニューカッスルに売り込みをかけているようで、2024年まで契約を残しているものの、移籍金わずか850万ポンド(約14億円)の逆オファーを出しているとのことだ。
2016年夏にビジャレアルから3000万ポンドの移籍金で加入したバイリー。在籍6年間での通算出場は113試合となっている。
エリク・テン・ハグ監督が就任し、チーム改革が進められているユナイテッド。ここまで新戦力の到着はないが、バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングをはじめとする複数の選手とのオペレーションが水面下で進行している状況だ。
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