延長戦の末にピサを下したモンツァがクラブ史上初のセリエA昇格!《セリエA昇格プレーオフ》
2022.05.30 06:33 Mon
セリエA昇格プレーオフ決勝2ndレグのピサvsモンツァが29日に行われ、3-4でモンツァが勝利、2戦合計スコア6-4で勝利したモンツァがクラブ史上初のセリエA昇格を果たした。
3日前に敵地で行われた1stレグで敗戦し後がないセリエB3位のピサと、ホームで先勝し1912年のクラブ創設から初めてのセリエA昇格に近づいた4位モンツァが激突した運命の2ndレグ。
試合はホームのピサが開始早々の44秒で先制する。左サイドでボールを拾ったベルアットのアーリークロスが相手GKとDFの間を抜けると走りこんだトレグロッサがワンタッチで流し込んだ。
先制点で勢いづくピサは、9分にもショートコーナーの返しを受けたベルアットが左クロスを上げると、ニアに走りこんだヘルマンソンが頭でゴールに流し込み、追加点を奪取。
2戦合計スコアで逆転を許したモンツァは20分に反撃。ロバトンとのパス交換でボックス中央から侵入したダニ・モタがボックス内で倒されると、こぼれ球を拾ったペピンがトラップで相手DFをかわしゴール右へシュートを突き刺した。
このまま試合終了かと思われたが、最終盤にドラマが訪れる。90分、ビリンデッリの右クロスのこぼれ球をボックス手前に走りこんだマスティヌが左足ダイレクトで合わせると、狙いすましたシュートがゴール右隅に突き刺さった。
結局、3-2のまま後半が終了。2戦合計スコア4-4となり試合は延長戦に突入。その延長戦では、モンツァが先手を取る。96分、右CKをボックス右手前で受けたモリーナのクロスをファーサイドのマッローネがヘディングで叩き込んだ。
勝ち越したモンツァは、101分にもビリンデッリの不用意な横パスを奪ったギトケアーが相手GKとの一対一を制し、ゴールネットを揺らした。
結局、試合はそのまま4-3でモンツァが勝利。120分に渡る激闘を制したモンツァがクラブ史上初のセリエA昇格を決めた。
3日前に敵地で行われた1stレグで敗戦し後がないセリエB3位のピサと、ホームで先勝し1912年のクラブ創設から初めてのセリエA昇格に近づいた4位モンツァが激突した運命の2ndレグ。
試合はホームのピサが開始早々の44秒で先制する。左サイドでボールを拾ったベルアットのアーリークロスが相手GKとDFの間を抜けると走りこんだトレグロッサがワンタッチで流し込んだ。
2戦合計スコアで逆転を許したモンツァは20分に反撃。ロバトンとのパス交換でボックス中央から侵入したダニ・モタがボックス内で倒されると、こぼれ球を拾ったペピンがトラップで相手DFをかわしゴール右へシュートを突き刺した。
2戦合計3-3で迎えた後半は、立ち上がりから膠着状態が続く。そんな中、モンツァが79分に相手DFのクリアミスを中盤でカットした味方の縦パスをボックス手前のダニ・モタがワンタッチではたくと、ボックス内でこれを受けたギトケアーがシュートをゴール右下に流し込み、勝ち越しに成功。
このまま試合終了かと思われたが、最終盤にドラマが訪れる。90分、ビリンデッリの右クロスのこぼれ球をボックス手前に走りこんだマスティヌが左足ダイレクトで合わせると、狙いすましたシュートがゴール右隅に突き刺さった。
結局、3-2のまま後半が終了。2戦合計スコア4-4となり試合は延長戦に突入。その延長戦では、モンツァが先手を取る。96分、右CKをボックス右手前で受けたモリーナのクロスをファーサイドのマッローネがヘディングで叩き込んだ。
勝ち越したモンツァは、101分にもビリンデッリの不用意な横パスを奪ったギトケアーが相手GKとの一対一を制し、ゴールネットを揺らした。
結局、試合はそのまま4-3でモンツァが勝利。120分に渡る激闘を制したモンツァがクラブ史上初のセリエA昇格を決めた。
モンツァの関連記事
セリエAの関連記事
|
モンツァの人気記事ランキング
1
フィオレンティーナがモンツァの主力コルパーニを獲得! 買取OP付のレンタル
フィオレンティーナは26日、モンツァからイタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(25)を買い取りオプション付きのシーズンレンタルで獲得したことを発表した。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、今回の契約は400万ユーロの有償レンタルとなり、買い取りオプションは1200万ユーロ+ボーナス200万ユーロと総額1800万ユーロ(約30億円)の取引になるという。また、コルパーニは完全移籍に切り替わった場合、2029年までの契約にサインすることになる。 イタリア屈指の育成の名門アタランタの下部組織育ちのコルパーニは、トラパニへの武者修行を経て2020年9月に当時セリエBのモンツァへ2年間のレンタル移籍。加入2年目にセリエA昇格に貢献すると、翌年に完全移籍へ切り替わった。 元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレを彷彿とさせる、テクニカルな痩身の攻撃的MFは、昨シーズンのセリエAで38試合8ゴール4アシストを記録。デビューは果たせていないものの、イタリア代表招集経験もある実力者だ。 2024.07.26 23:26 Fri2
「リバプールがダメというわけではなく…」セリエA最優秀GKディ・グレゴリオの代理人がユベントス入りの経緯明かす「約束を守った」
イタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)の代理人が、ユベントス移籍の背景を語った。 インテルの下部組織出身で、以前はレンタル移籍を繰り返していたディ・グレゴリオ。しかし、2020-21シーズンに当時セリエBを戦っていたモンツァに貸し出されると、2022年夏には完全移籍へ移行した。 加入後から正守護神の座を守り、2022-23シーズンにはチームがセリエAへ昇格。セリエAで33試合に出場した2023-24シーズンは、14回のクリーンシートを達成し、リーグ最優秀GK賞にも輝いた。 ユーロ2024を戦うイタリア代表メンバーにこそ入らなかったものの、5日にはユベントスへのステップアップが決定。買取義務付きのレンタル移籍が実現した。 代理人を務めるカルロ・アルベルト・ベッローニ氏は、イタリア『トゥット・スポルト』のインタビューに対応するなかで、今回の移籍の経緯を説明。スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏が、ユベントスやインテル、ラツィオで活躍した元イタリア代表GKに姿を重ね、獲得の熱意を伝えたようだ。 「ディレクターは彼を強く望んでいた。ディ・グレゴリオのプレーにアンジェロ・ペルッツィを見たと何度も言っていた」 「ユベントスへの移籍について交渉していた時、ジュントリはディグレ(ディ・グレゴリオ)に、『勝利するチームは強力なGKによって作られるもので、セリエAで最高のGK、つまりディ・グレゴリオをチームに迎え入れたい』と言っていた」 「我々は、他のクラブならもっと魅力的だったかもしれない経済的な部分に目を向けなかった。ヴェッキア・シニョーラ(老貴婦人/ユベントス)を高いレベルに戻したいというジュントリ氏の願望に心を打たれたんだ。そしてミケーレは主人公としてその一員になりたいと思っている」 また、6月にはリバプールから高額なオファーも届いていたとのこと。プレミアリーグのクラブよりユベントスを優先した理由を語った。 「レッズからの強い関心があったが、リバプールがダメというわけではなく、ユーベとの約束を守っただけだと強調したい。我々は数カ月前にジュントリと握手を交わしていたし、その合意を尊重したいと考えていた。GKにとってユーベはプレーするのに最適なクラブの代表例だ。歴史が物語っている」 2024.07.10 17:58 Wed3
「ロッカールームには…」ミラン退団から10年、33歳パトが当時を懐かしむ… モンツァ行きも示唆?
元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがミラン時代を懐かしんだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルナシオナウ時代の2006年に17歳で出場したクラブワールドカップにて“肩ドリブル”を披露し、一躍全世界にその名を轟かせたパト。翌年夏には当時の欧州王者だったミランへと移籍し、クラブ通算150試合で63得点を記録した。 2013年1月のミラン退団後は選手キャリアの下降が早かった印象があり、今年1月にオーランド・シティSCを退団してからは無所属に。今年9月で34歳と引退が近づきつつあるが、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューではミラン時代を懐かしんでいる。 「当時のロッカールームにはレジェンドがいたね。それも1人や2人ではない。彼らから学んだのは日頃の練習にも試合と同じような態度で臨むということ。本当に美しいことだね」 「パオロ・マルディーニのトレーニングをお目にかかれる環境にいたことは本当に幸運だったと言える。彼は毎日110%さ。チームメイトよりも先に練習場に到着し、全体練習後も体を動かした。カフーやイブラも同じだよ」 マルディーニ氏やカフー氏、41歳にして現役のズラタン・イブラヒモビッチといった長いキャリアを築くレジェンドへの敬意を語ったパト。不振に陥る現在のミランへはエールを送っている。 「とにかく最善を尽くすだけだろうね。今の状況を見れば、スクデットを獲得した昨季を忘れるべきなのは間違いない。だけど、ステファノ・ピオリ(監督)なら強いミランをすぐに取り戻せると確信しているよ」 一方、シルヴィオ・ベルルスコーニ元会長、アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長にも言及。それぞれ86歳、78歳となった現在も飽くなき情熱をモンツァに捧ぐミラン時代からのコンビに深い愛を示した。 「モンツァの快進撃を喜んでいるよ。彼ら2人はいつだって僕の心の中にいる。きっとモンツァは数年後にミランやインテルに挑戦状を叩きつける存在になるさ。実はセリエAに昇格する前から2人と話してたんだ。そろそろ僕の電話が鳴るかもしれない…」 2023.02.05 21:02 Sun4
今季インテル加入の21歳DFパラシオス、最下位モンツァへレンタル移籍
モンツァは29日、インテルからアルゼンチン人DFトマス・パラシオス(21)のレンタル移籍加入を発表した。移籍期間は2024-25シーズン終了までとなる。 パラシオスはU-20アルゼンチン代表歴も持つ左利きの196cmセンターバック。母国アルゼンチンのタジェレスでキャリアをスタートし、インデペンディエンテ・リバダビアへの半年間のレンタル移籍も経験した。 2024年8月に移籍金700万ユーロ(約11億3000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)でタジェレスからインテルへ移籍。最終ラインが高齢化の傾向にあるなかでの先行投資となった。 加入後は継続的にベンチ入りし、2024年10月末に行われたセリエA第10節のエンポリ戦で途中出場からインテルデビュー。リーグ戦で2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場にとどまっていたなか、セリエA最下位のモンツァで経験を積むことが決まった。 2025.01.29 23:15 Wed5