新生大宮、相馬監督の初陣はハイプレス決行で東京Vとドロー…熊本vs甲府も勝ち点1を分け合う【明治安田J2第19節】

2022.05.28 20:07 Sat
28日、明治安田生命J2リーグ第19節の2試合が各地で行われた。
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26日に霜田正浩監督を解任し、相馬直樹新監督を迎えた大宮アルディージャは味の素スタジアムで東京ヴェルディと対戦した。新生大宮は高い位置から積極的なプレッシングを決行し、東京Vのビルドアップに制限をかける。19分にはペナルティアーク左手前でFKを与えてしまうが、石浦のキックは壁に当たり、難を逃れた。
一方、J2ワーストタイとなる32失点の守備にテコを入れようと、12試合ぶりにGK長沢を先発起用した東京V。27分には4試合ぶりのスタメンとなったベテランのインターセプトが若手のJ初ゴールをお膳立てする。

三門から小島への縦パスを加藤弘堅が高い位置でカットして石浦へつなぐと、20歳のアタッカーはボックス右から左足のフィニッシュ。カバーに入った西村に当たってコースが代わり、ゴール左隅に吸い込まれた。
被弾した大宮だったが、ファイティングポーズを崩さずハイプレスを継続。32分には右サイド高い位置でボールを奪取した柴山が中央へ持ち運び、ボックス手前から左足で狙う。

ビハインドで迎えた後半も立ち上がりから大宮が仕掛ける。54分には敵陣での西村のチェックから河田、2分後にもハイプレスでのボール奪取から再び河田が見せ場を作った。

大宮の攻撃が結実したのは58分。オフサイドラインギリギリで抜け出した河田が自陣からの縦パスに反応して右サイドでフリーとなると、揃っていない最終ラインを見てダイレクトで中へ送る。奥抜がボックス内で収め、ドカ・ボニフェイスをかわして右足で右隅に流し込んだ。

なおも攻勢を強める大宮は62分に茂木が際どいミドルを放ち、77分には小島が泉澤を使って左のハイサイドを攻略。マイナスの折り返しをボックス左で受けて縦に突破し、角度のない位置から狙ったが、クロスバーに阻まれた。

守勢に回った東京Vだが、新井の突破を中心に終盤に盛り返す。後半のアディショナルタイムにはハーフウェーライン付近からFKを左サイドで新井が受けてボックス左まで侵入。折り返しに小池が頭で合わせたが、クロスバーを越えたところでタイムアップの笛が響いた。

大宮は相馬監督の初陣を変革の可能性を感じるドローで終え、東京Vは5試合連続で勝利から遠ざかることとなった。

3戦負けなしで6位まで浮上してきたロアッソ熊本は、えがお健康スタジアムに8位・ヴァンフォーレ甲府を迎えた。

先手を取ったのはアウェイの甲府。左CKを獲得すると、松本のインスイングのクロスにウィリアン・リラがゴール前で合わせる。処理に出てきたGK佐藤の前で高い打点のヘディングを放ち、13分に試合を動かした。

ポゼッションに勝る熊本だが、甲府のプレッシングに苦しみ、効果的なボール回しをすることができない。かいくぐってゴール前に運んだ場面でもタイトな守備に遭って決定機を作れずに時間が進んだ。

先手を取った甲府は焦らずに機をうかがうと、37分にもセットプレーから熊本ゴールを脅かす。右のCK時にフラッグの近くに小林と松本の2人が立つと、松本の右足クロスから宮崎がドンピシャのヘディングを放つ。ただ、これはGK佐藤のファインセーブに阻まれた。

熊本は浮き球の縦パスから土信田が裏を取るがGK河田に阻まれ、ビハインドで前半を終えた。流れを変えるべくハーフタイムに一挙3枚の交代カードを切ると、これが功を奏する。

54分、最終ラインでのビルドアップから右へ展開すると、ゲームキャプテンの黒木が阿部とのワンツーでサイドを打開。最終ラインとGKの間に絶妙なグラウンダーのクロスを送ると、途中投入された竹本がファーで流し込み、試合を振り出しに戻した。

直後にも右サイドを崩し、こちらも途中出場・杉山のクロスから三島が合わせるが、枠を外れた。甲府も直後にウィリアン・リラが決定機を迎えるも、ボックス右でのトーキックはGK佐藤が、セカンドボールを拾っての2本目はDFがブロックし、ゴールに鍵をかける。

終盤には両チームが決定機を創出。80分の甲府は左クロスから三平のヘディングがクロスバーを叩き、後半のアディショナルタイムには熊本が怒涛の攻撃を見せる。ラインブレイクした坂本が一対一を迎え、右クロスからは粟飯原が渾身のヘディングを見せるも、GK河田の前に逆転ゴールを奪えずタイムアップ。勝ち点「1」を分け合い、熊本は暫定ながらも順位を1つ挙げ、甲府は5試合連続の引き分けとなった。

◆第19節
▽5月28日(土)
ロアッソ熊本 1-1 ヴァンフォーレ甲府
東京ヴェルディ 1-1 大宮アルディージャ

▽5月29日(日)
《14:00》
ベガルタ仙台 vs 栃木SC
FC町田ゼルビア vs ブラウブリッツ秋田
横浜FC vs レノファ山口FC
アルビレックス新潟 vs モンテディオ山形
V・ファーレン長崎 vs ファジアーノ岡山
《15:00》
ジェフユナイテッド千葉 vs 水戸ホーリーホック
《18:00》
ザスパクサツ群馬 vs 大分トリニータ
《18:30》
FC琉球 vs 徳島ヴォルティス
《19:00》
ツエーゲン金沢 vs いわてグルージャ盛岡

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決勝点にルカオ封じで今季初連勝に貢献! 東京VのMF綱島悠斗「自分たちが目指しているところを考えれば、もっともっと上に行きたい」

攻守両面で躍動した東京ヴェルディのMF綱島悠斗が、チームを今シーズン初の連勝に導いた。 東京Vは29日、JFE晴れの国スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第13節のファジアーノ岡山戦を1-0で勝利した。 [3-4-2-1]のミラーゲームとなった一戦は終始拮抗した攻防が繰り広げられたものの、勝負の際で存在感を示したのが、緑の背番号23だった。 ゴールレスで迎えた後半半ばの66分、FW木村勇大の体を張ったプレーで右CKを獲得した東京V。ここでキッカーのFW山見大登が右足アウトスウィングのクロスを入れると、岡山のDFが頭で触ってファーに流れたボールにMF福田湧矢が反応。すかさずグラウンダーの速いクロスを折り返すと、ゴール前の綱島がDFに先んじて右足アウトで合わせてニア下を破った。 元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスを参考に得点を奪えるDFを理想像に掲げ、今季は10ゴール10アシストの高い目標を定めている綱島。今季ここまでの2ゴールはいずれもコースを狙ったヘディングシュートだったが、早くもキャリアハイを更新する今季3点目はストライカーさながらの技ありフィニッシュとなった。 そのゴールに関して24歳MFは「たまたま自分がそこのポジションにいたというだけ」と謙遜。直近のセレッソ大阪戦後に改めてリスタートを含め折り返しに対する反応という課題に取り組んだなか、チームとして奪ったゴールだと冷静に振り返った。 「動き直しは自分たちのようにゴール前に入っていく選手は意識しているところですし、全員が動き直したからこそ、自分の前にスペースが生まれたという意味では、たまたま自分がそこのポジションにいたというだけで、誰が点を取ってもおかしくない状況をチームとして作れたと思います」 「狙い通りと言えば狙い通りですけど、クロスボールが速くていいところに来たので、自分は合わせるだけでしたし、ゴール方向に持っていけば何かが起きるという思いで先に触ったという感じでした」 また、アルビレックス新潟戦での今季初ゴールはドローに持ち込む同点弾、2点目は名古屋グランパス相手の逆転ゴールとなったなか、今回はウノゼロ勝利に導く決勝点。ここまでの3ゴールすべてが勝ち点をもたらす重要な得点となっている。 「たまたま自分が決めた試合が同点ゴールや勝ち越しゴールにつながっているのはポジティブに捉えています」。目に見える形での貢献には満足しつつも、「ただ、自分としては決められるチャンスがありましたし、もっと決めるべきだと思っています」とより高みを意識。より確実にチャンスをモノにし、自身とチームが目指す目標に繋げたいと貪欲な姿勢は崩さない。 決勝点を決めたという部分で攻撃面での貢献は申し分なかったが、それ以上にこの試合では3試合連続クリーンシートを達成した守備面の貢献が素晴らしかった。 戦前からロースコアの展開が予想されたなか、東京Vにとって守備面の大きなテーマは今季のJ1を席巻するFWルカオをいかに封じ込めるかだった。 J2時代の2023年にホームで対戦し、2-3で敗れた試合では当時のチームメイトが「出来すぎ」と驚きを示したブラジル人FWに躍動を許していた。実はその試合で途中出場していた綱島だったが、戦前の取材では初対戦という雰囲気でそのマッチアップを試金石にしたいと語っていた。 そのなかで今回の対戦では3バックの中央に入ったDF千田海人を中心に、サイドに流れた際にはDF谷口栄斗、綱島が駆け引きの巧さとフィジカル面での粘りによって封殺した。 188cmの偉丈夫はそのフィジカルモンスターへの対応について脅威を感じながらも、準備や駆け引きの部分でうまく対応できたと振り返った。 「ルカオ選手にいい状況で足元にボールが入ってしまうと、フィジカルもすごいですし一人で持っていける能力もあるので、彼がボールを触る前にどれだけ自分の確率を高められるかを意識していました」 「空中戦で身長を含めて驚異的なフィジカルがあるので、簡単に収めさせてしまうと、岡山は2列目、3列目からどんどんと湧き出てくるチームなので、そこで抑えることは意識しました。なかなか自分よりも身長が高い選手とマッチアップする機会は多くないですけど、そこでの対応も意識しながらやっていました」 同じウノゼロでも前節のC大阪戦は後半半ばから相手に押し込まれ続け、守護神マテウスの再三のビッグセーブがなければ、同点あるいは逆転まで持ち込まれる薄氷の展開だった。一方、今節は当然のことながらホーム連敗は避けたい岡山のリスクを冒した攻めに対して、受けに回るシーンも少なくなかったが、守護神がビッグセーブに迫られる場面はほとんどなく安定したゲームクローズとなった。 綱島は「ピンチは作られていますし、それをゼロにすることが目標」と完璧なゲーム運びではなかったとしながらも、「ピンチでも全員が集中力を切らさずにやれている。最後にクロスを上げられた場面でも宮原(和也)選手がしっかりと寄せていたからこそ相手がいい形でヘディングできなかったので、そういった部分では自分たちの成長を感じています」とチームの成長を実感している。 今回の勝利によってチームは初の連勝を達成。順位こそ13位と変わらずも、団子状態が続く今季J1の争いにおいて上位との勝ち点差は着実に縮まってきている。 上位浮上に向けて綱島は「自分たちが目指しているところを考えれば、もっともっと上に行きたいと思っていますが、連戦だからこそすごく勝点が重要になってくる。この期間でどれだけ勝点を積み上げていけるかで、自分たちが目指すところに到達できるかがある程度決まってくるので、そこはチーム全体で共有してさらに積み上げていきたい」と、さらなる連勝へ意気込んだ。 なお、次節はリーグ4連勝で4位に浮上した浦和レッズとのアウェイゲーム。昨季の前回対戦で綱島はJ1初ゴールを含む2ゴールの活躍で2-1の逆転勝利に導いており、いいイメージで試合に臨めるはずだ。 今節が後ろ倒し開催となる浦和に対して、中3日でのアウェイゲームは東京Vにとって大きなディスアドバンテージと言えるが、岡山戦同様に背番号23が攻守両面で輝きを放てれば、3連勝でのトップハーフ浮上も十分に可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】CB綱島悠斗が早くもキャリアハイの今季3点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/s9Y3YIB3S8">pic.twitter.com/s9Y3YIB3S8</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1917106744058118441?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.29 23:38 Tue

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