名古屋のMF甲田英將が左ヒザ外側半月板損傷で手術…全治3カ月の見込み
2022.05.26 17:17 Thu
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齊藤未月がスーパーな一撃のG大阪、土壇場のPK献上で浦和とドロー【明治安田J1第19節】
明治安田生命J1リーグ第19節の1試合が2日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ガンバ大阪vs浦和レッズは1-1のドローに終わった。 4連勝と好調のサンフレッチェ広島を破り、4連敗の悪い流れを止めた12位のG大阪と今季初のリーグ戦連勝と上昇気配を漂わせる10位の浦和。わずか1ポイント差でひしめく両者のマッチアップとなった。 中2日でのゲームとあって、ボランチとして出ずっぱりだったダワンをベンチからスタートさせたG大阪だが、2-0で勝ち切った広島戦での成功体験も胸に立ち上がりから浦和陣内で試合を進める。 中5日の浦和としてはそのアドバンテージを生かしてペースを掴みたいところだったが、ベンチ外のキャスパー・ユンカーに代わって最前線を務める明本までなかなかボールを運べず、我慢が続く。 それでも、攻守両面で上回り続けるG大阪が坂本の持ち上がりから先制。33分、左サイドの石毛がゴール前のファーサイドに右足でクロス。齊藤が胸トラップからの右足フィニッシュでネットを揺らす。 華麗なカウンターから齊藤の加入後初ゴールでリードしたG大阪はさらに勢いづく。39分に見事な崩しから倉田がゴールネットを揺らした場面こそオフサイドだったが、終始ペースを握って折り返す。 1点ビハインドでの後半に向けて、平野、酒井、ダヴィド・モーベルグを一挙に送り出した浦和は反撃ムードに。疲れからか、トーンダウン気味のG大阪にも乗じて、攻め込む時間を明らかに増やす。 その状況をチャンスと見るや68分にも松尾を投入した浦和は最後の交代で関根を送り込み、前に圧をかけるが、ダワンや藤春、高尾、昌子、パトリックでカードを使い切ったG大阪も集中を切らさない。 だが、浦和が終盤も押し込むと、90分にボックス右で仕掛けた松尾が対面の三浦からファウルを誘い、浦和がPKを獲得。これをアレクサンダー・ショルツが落ち着いて決め、土壇場で追いついた。 結局、ともに死力尽くした一戦は痛み分け。G大阪は土壇場で勝ち点2を落として連勝を逃した一方で、連勝ストップの浦和は敵地で最低限の勝ち点1を持ち帰っている。 ガンバ大阪 1-1 浦和レッズ 【G大阪】 齊藤未月(前33) 【浦和】 アレクサンダー・ショルツ(後45+2) 2022.07.02 21:08 Sat横浜FMがJ1通算500勝を達成! 創設30周年の清水を国立競技場で5発粉砕【明治安田J1第19節】
明治安田生命J1リーグ第19節、清水エスパルスvs横浜F・マリノスが2日に国立競技場で行われ、3-5で横浜FMが勝利した。 清水は前節のセレッソ大阪戦は、先制点を守り切れず1-1のドロー。ゼ・リカルド監督就任後は1勝1分けと負けなしだが、攻撃に課題の残る一戦に。一方の横浜FMは、前節はレオ・セアラの2ゴールなどで柏レイソルを4発粉砕。リーグ戦4連勝で首位を堅守した。 今回は清水の創立30周年記念マッチと銘打たれ、そんな歴史的な一戦は国立競技場が舞台に選ばれた。しかし、横浜FMとしてもJ1通算500勝目という偉大な記録を目前にしている。 注目の一戦は開始10分で動く。左サイドから攻撃を組み立てる横浜FMは、ボックス手前のスペースでレオ・セアラがパスを受け、ボックス左へ走る西村へパス。迷わず左足でシュートを放つと、GKの股を抜けてネットを揺らした。 しかし、記念試合に白星を飾りたい清水もすぐに反撃。13分、敵陣中央でチアゴ・サンタナがボールを奪い、ショートカウンターを発動。右を並走する神谷がラストパスを受け、ボックス右から右足でシュートを突き刺した。 以降はボールを持って左右から揺さぶりにかかる横浜FMと、ショートカウンターを狙う清水という構図に。横浜FMは何度かゴールに迫るが、ことごとくオフサイドの判定に。 それでも相手のバイアルエリアを狙い続けて迎えた前半アディショナルタイム、永戸からボックス手前の西村にボールが入ると、粘り強いキープから右へ展開。最後は水沼がダイレクトで入れたグラウンダーのクロスをレオ・セアラが押し込んだ。 前半は地力の差を見せつけた横浜FM。後半立ち上がりに試合は大きく動く。 まずは47分、ロングボールを収めた神谷がボックス左へ侵入し、クロスを供給。相手に当たってしまうものの、反応したチアゴ・サンタナがダイレクトでシュートを放ち、ゴールにねじ込んだ。 ここから逆転といきたい清水だったが、横浜FMは強かだった。そのわずか2分後の49分、見事なパスワークでボックス右を崩し、西村とのワンツーで抜け出した水沼がゴール前にクロス、最後はフリーとなっていたレオ・セアラが冷静に決めて、三度勝ち越した。 さらにその3分後の52分には、左サイドからカットインしたレオ・セアラが右足を振り抜くと、シュートは左ポストを弾いてゴールイン。チームに4点目をもたらすとともに、ハットトリックを達成した。 後半開始からわずか7分間で合計3得点が生まれる白熱の一戦に。勢いに乗ったトリコロールはその後も攻め立てる。55分、56分と、それぞれ水沼と永戸が決定機を迎えるが、GK権田が諦めまいとビッグセーブを連発する。 60分にはエウベルのスルーパスから西村にビッグチャンス。最終ラインを抜け出しGKと一対一となるが、シュートを枠に収めることができなかった。 その後はアウェイチームの勢いも比較的衰え始めたが、とはいえ清水には自由を許さない試合運びで時間を進めていく。 そんな中83分、清水はチアゴ・サンタナが相手GKにプレッシャーをかけてミスパスを誘発。ボールを拾った途中出場のオ・セフンはループシュートを狙ったが、枠を捉えることができず、千載一遇のチャンスを逃してしまった。 まさかのイレギュラーを何とか凌いだ横浜FM。88分には宮市にもゴールが生まれたが、逆に後半アディショナルタイム失点。最終的に3-5という激戦となったが、見事J1通算500勝目を挙げている。 清水エスパルス 3-5 横浜F・マリノス 【清水】 神谷優太(前13) チアゴ・サンタナ(後2) 片山瑛一(後51) 【横浜FM】 西村拓真(前10) レオ・セアラ(前47) レオ・セアラ(後4) レオ・セアラ(後7) 宮市亮(後43) 2022.07.02 21:06 Sat