17位湘南が首位・川崎Fを粉砕!! 怒涛の固め打ちで谷口不在の守備陣から大量4得点【明治安田J1第15節】
2022.05.25 21:26 Wed
明治安田生命J1リーグ第15節、川崎フロンターレvs湘南ベルマーレが25日に等々力陸上競技場で行われ、4-0でアウェイの湘南が大勝を収めた。
前節のサガン鳥栖戦はゴールレスドローに終わり、連勝が「4」でストップした首位の川崎F。5試合連続無失点と守備は安定しているが、今節は要の谷口が出場停止に。センターバックは車屋と山村がコンビを組んだ。
一方の湘南は、前節ヴィッセル神戸相手に薄氷の勝利を収め、最下位を脱出。内容にも復調の兆しを感じる中で、今節は中盤から前線にかけてのセンターライン4人を入れ替え、町野のパートナーには大橋が選ばれた。
立ち上がりから積極的にゴールへ迫る両チーム。セルティックで活躍する旗手も来場して見守る川崎Fは、2分にマルシーニョから斜めのパスからシュートチャンス。脇坂が裏へ落とすと、ボックス左を取った遠野の折り返しを脇坂が狙う。これは遠野がオフサイドを取られた。
湘南も5分にタリクのスルーパスから裏を大橋がボックス右からシュート。こちらは18日の神戸戦でJ1通算200試合出場達成し、試合前にセレモニーを行ったGKチョン・ソンリョンが弾き出す。
その中で湘南は33分に決定機。池田のスルーパスから大橋が一対一を迎えたが、ここもGKチョン・ソンリョンに阻まれた。42分には山本がハムストリングを負傷し、舘を投入するアクシデントにも見舞われてしまう。
川崎Fはアディショナルタイムに左サイドの持ち上がりから、中央を経由してボックス手前正面に入ってきた家長が左足のミドルを見せるも、GK谷の手中に納まった。
ゴールレスで迎えた後半は、湘南が立ち上がりにチャンスを創出する。相手のフィードをヘディングで跳ね返すと、中盤でボールを受けた池田がすぐさま右のスペースへ展開。町野のグラウンダーのクロスにタリクが右足で合わせる。
これはGKチョン・ソンリョンの正面を突いたが、勢いのまま50分にセットプレーから先手を取る。杉岡の左CKが吸い込まれるようにファーで待つ町野のもとへ到達すると、前節2得点のストライカーは佐々木に体を付けられながらも2戦連発となるゴールを頭で決めた。
さらに4分後にも追加点。速攻からタリクが左サイドを持ち上がると、タメを作って追い越した石原へ。深い位置からクロスが上がると、中央フリーとなっていた池田が頭で合わせてJ1初ゴールをマークした。
連続失点で虚を突かれた川崎Fは佐々木と遠野を下げ、ジョアン・シミッチと瀬古を送り出した。だが、湘南の勢いは止められず、またも立て続けに失点を喫してしまう。
60分、湘南は中盤でのボールの奪い合いで大橋がマイボールにすると、カウンターから3対1の局面を作り、両サイドにパスコースがある中で左を選択。町野が決めてリードを広げると、直後の川崎Fのキックオフからもショートカウンターで4点目を奪う。中盤で脇坂を2人でサンドしてボール奪取すると、町野、大橋とわたって最後はタリクが沈めて一気に首位チームを引き離した。
一矢報いたい川崎Fは72分に左サイドの角度のない位置から宮城が直接狙い、82分には小林が決定機を迎えるも、GK谷の牙城を崩せず、最後まで1点が遠い。
終盤までアグレッシブに戦った湘南は守ってもクリーンシートでタイムアップを迎え、4-0の圧勝。首位チームからの大金星で、今季初の連勝を飾っている。
川崎フロンターレ 0-4 湘南ベルマーレ
【湘南】
町野修斗(後5)
池田昌生(後9)
町野修斗(後15)
タリク(後16)
前節のサガン鳥栖戦はゴールレスドローに終わり、連勝が「4」でストップした首位の川崎F。5試合連続無失点と守備は安定しているが、今節は要の谷口が出場停止に。センターバックは車屋と山村がコンビを組んだ。
立ち上がりから積極的にゴールへ迫る両チーム。セルティックで活躍する旗手も来場して見守る川崎Fは、2分にマルシーニョから斜めのパスからシュートチャンス。脇坂が裏へ落とすと、ボックス左を取った遠野の折り返しを脇坂が狙う。これは遠野がオフサイドを取られた。
湘南も5分にタリクのスルーパスから裏を大橋がボックス右からシュート。こちらは18日の神戸戦でJ1通算200試合出場達成し、試合前にセレモニーを行ったGKチョン・ソンリョンが弾き出す。
湘南が前に出たためにスペースができ、川崎Fも速い攻撃が続いたが、20分過ぎにレアンドロ・ダミアンと接触した米本が痛んだことで互いにトーンはやや落ち着いた。
その中で湘南は33分に決定機。池田のスルーパスから大橋が一対一を迎えたが、ここもGKチョン・ソンリョンに阻まれた。42分には山本がハムストリングを負傷し、舘を投入するアクシデントにも見舞われてしまう。
川崎Fはアディショナルタイムに左サイドの持ち上がりから、中央を経由してボックス手前正面に入ってきた家長が左足のミドルを見せるも、GK谷の手中に納まった。
ゴールレスで迎えた後半は、湘南が立ち上がりにチャンスを創出する。相手のフィードをヘディングで跳ね返すと、中盤でボールを受けた池田がすぐさま右のスペースへ展開。町野のグラウンダーのクロスにタリクが右足で合わせる。
これはGKチョン・ソンリョンの正面を突いたが、勢いのまま50分にセットプレーから先手を取る。杉岡の左CKが吸い込まれるようにファーで待つ町野のもとへ到達すると、前節2得点のストライカーは佐々木に体を付けられながらも2戦連発となるゴールを頭で決めた。
さらに4分後にも追加点。速攻からタリクが左サイドを持ち上がると、タメを作って追い越した石原へ。深い位置からクロスが上がると、中央フリーとなっていた池田が頭で合わせてJ1初ゴールをマークした。
連続失点で虚を突かれた川崎Fは佐々木と遠野を下げ、ジョアン・シミッチと瀬古を送り出した。だが、湘南の勢いは止められず、またも立て続けに失点を喫してしまう。
60分、湘南は中盤でのボールの奪い合いで大橋がマイボールにすると、カウンターから3対1の局面を作り、両サイドにパスコースがある中で左を選択。町野が決めてリードを広げると、直後の川崎Fのキックオフからもショートカウンターで4点目を奪う。中盤で脇坂を2人でサンドしてボール奪取すると、町野、大橋とわたって最後はタリクが沈めて一気に首位チームを引き離した。
一矢報いたい川崎Fは72分に左サイドの角度のない位置から宮城が直接狙い、82分には小林が決定機を迎えるも、GK谷の牙城を崩せず、最後まで1点が遠い。
終盤までアグレッシブに戦った湘南は守ってもクリーンシートでタイムアップを迎え、4-0の圧勝。首位チームからの大金星で、今季初の連勝を飾っている。
川崎フロンターレ 0-4 湘南ベルマーレ
【湘南】
町野修斗(後5)
池田昌生(後9)
町野修斗(後15)
タリク(後16)
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