カリアリが2015-16シーズン以来の降格…サレルニターナはシーズン最終盤の快進撃で劇的残留に《セリエA》
2022.05.23 06:14 Mon
セリエA最終節が22日に行われ、カリアリの降格が決定した。
前節、最下位のヴェネツィアと19位のジェノアの降格が決定した中、この最終節では18位のカリアリ(勝ち点29)と、17位のサレルニターナ(勝ち点31)が残り1つの降格枠を巡る争いに臨んだ。
2ポイントのアドバンテージも、当該成績イーブンで得失点差で劣るサレルニターナは、自力での残留に勝ち点3が必須の状況で12位のウディネーゼとホームで対戦。
開始直後にデウロフェウにゴールを決められて早々にビハインドを背負うと、以降も守備崩壊は止まらず、0-3のスコアで試合を折り返す。前半ラストプレーのPKをGKベレツの好守で凌ぎ、後半の巻き返しに繋げたいところだったが、後半も早い時間帯にロベルト・ペレイラにゴールを奪われた。その後はホームで一矢報いることもできず、0-4での大敗となった。
一方、サレルニターナの取りこぼしを願いながら最下位ヴェネツィアとのアウェイゲームに臨んだカリアリだったが、0-0のドローで試合を終えた。
この結果、18位のカリアリは2015-16シーズン以来のセリエB降格が決定。一方、サレルニターナはシーズンを通してほぼ降格圏に沈んでいたものの、シーズン最終盤の3連勝を含む7戦無敗の快進撃によって1年での降格を見事に回避した。
前節、最下位のヴェネツィアと19位のジェノアの降格が決定した中、この最終節では18位のカリアリ(勝ち点29)と、17位のサレルニターナ(勝ち点31)が残り1つの降格枠を巡る争いに臨んだ。
2ポイントのアドバンテージも、当該成績イーブンで得失点差で劣るサレルニターナは、自力での残留に勝ち点3が必須の状況で12位のウディネーゼとホームで対戦。
一方、サレルニターナの取りこぼしを願いながら最下位ヴェネツィアとのアウェイゲームに臨んだカリアリだったが、0-0のドローで試合を終えた。
前半はバランスを意識した戦いを見せ、幾度か決定機を作ったものの決め手を欠いて試合を折り返したアウェイチーム。後半はサレルニターナの3点ビハインドという情報を得てより攻撃的に戦ったが、30本以上のシュートを浴びせかけながらもゴールが遠く0-0のままタイムアップの笛を聞くことになった。
この結果、18位のカリアリは2015-16シーズン以来のセリエB降格が決定。一方、サレルニターナはシーズンを通してほぼ降格圏に沈んでいたものの、シーズン最終盤の3連勝を含む7戦無敗の快進撃によって1年での降格を見事に回避した。
カリアリの関連記事
セリエAの関連記事
|
カリアリの人気記事ランキング
1
カリアリにアタランタから3選手が加入、DFゾルテアは完全移籍、MFアドポ、FWピッコリは買取OP付きのレンタル移籍に
カリアリは17日、アタランタからイタリア人DFナディル・ゾルテア(25)、フランス人MFミシェル・エンダリ・アドポ(23)、イタリア人FWロベルト・ピッコリ(23)の3選手を獲得したと発表した。 契約形態はゾルテアが2028年夏までの完全移籍。アドポとピッコリは買い取りオプションが付随した1年のレンタル移籍となる。 アタランタの下部組織出身である右サイドバックのゾルテアは、2019年にプロデビュー。その後はクレモネーゼやサレルニターナ、サッスオーロなどへのレンタル移籍を繰り返しており、昨シーズンは冬の移籍市場でフロジノーネへレンタルで加入すると主力に定着し、公式戦21試合出場2ゴール5アシストを記録した。 トリノのアカデミー出身であるアドポは、2020年にファーストチームデビューを果たすと、2023年にアタランタへ完全移籍。昨シーズンは多くの試合をベンチで過ごすこととなり、公式戦出場は11試合にとどまった。 190cmの高さを備えるピッコリは、13歳でアタランタのアカデミーに入団。2019年にファーストチームデビューを果たすと、その後はスペツィアやジェノア、エラス・ヴェローナ、エンポリ、レッチェと国内クラブでのレンタル移籍を繰り返していた。昨シーズンはレッチェで途中出場がメインながら、公式戦39試合6ゴール1アシストの成績を残している。 2024.07.18 09:05 Thu2
フィオレンティーナとカリアリ、アストーリ着用の“背番号13”を永久欠番に
▽フィオレンティーナとカリアリは6日、4日に急逝したダビデ・アストーリが着けていた背番号「13」を永久欠番にすることを発表した。 ▽アストーリは4日、遠征先のホテルの一室で遺体となって発見された。31歳だった。キャピターノの突然の訃報にイタリア国内だけでなく世界中が悲しみに暮れる中、フィオレンティーナとカリアリが、所属時身に着けていた背番号「13」を永久欠番にすることを発表した。 ▽アストーリは2008年にミランからカリアリに移籍した。在籍8年間の中で、公式戦179試合に出場。フィオレンティーナでは、2015年にカリアリからのレンタル加入を経て、2016年に完全移籍を果たした。およそ3シーズンで出場したのは109試合。今季からはヴィオラのキャプテンとしてセリエA25試合に出場していた。 2018.03.06 18:55 Tue3
ローマ所属のウズベキスタン代表エースが再びレンタル移籍へ…セリエA3クラブが参戦、昨季も所属したカリアリが有力か
ローマのウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(29)が再びレンタル移籍か。 W杯初出場へ奮闘するウズベキスタンのエース、主将、大黒柱であるショムロドフ。2020年にジェノアへ移籍し、そこからイタリア・セリエAでのクラブキャリアを続けている。 21年夏にはジェノアからローマへステップアップし、恵まれた体躯のセンターフォワードとあって貴重なオプションとなることも。ただ、先発機会は少なく、数字も残せていない。 昨季のカリアリを含め、ローマから2度のレンタル放出を経験。現在、『カルチョメルカート』によると、“古巣”カリアリ、パルマ、ヴェネツィアがレンタル獲得に乗り出しているといい、ポールポジションにはカリアリだという。 ローマもショムロドフを放出した上で、スタッド・レンヌのU-21フランス代表FWアルノー・カリムエンド(22)を獲得する思惑。ショムロドフを出さないことには話が進まないとされる。 2025.01.14 19:10 Tue4
マラン監督解任のカリアリ、ゼンガ氏を招へい
カリアリは3日、ワルテル・ゼンガ氏(59)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は2021年までとなっている。 カリアリでは同日、11試合勝利から遠ざかっていたロランド・マラン前監督(56)を成績不振により解任していた。 現役時代にイタリア代表やインテル、サンプドリアの正守護神として活躍したゼンガ氏は、引退後にステアウア・ブカレストやツルヴェナ・ズヴェズダ、カターニャ、パレルモ、サンプドリア、ウォルバーハンプトン、クロトーネなどを指揮。カターニャ時代には元日本代表FW森本貴幸を指導していたことでも知られている。直近ではセリエCに在籍していたベネチアを指揮していたが、昨年3月に解任されていた。 2020.03.04 03:30 Wed5