PK戦を制した10人のライプツィヒが3度目の決勝で初優勝を飾る!《DFBポカール》
2022.05.22 05:55 Sun
DFBポカール決勝のフライブルクvsRBライプツィヒが21日にベルリン・オリンピアシュタディオンで行われ、1-1で120分が終了。その後、PK戦を4-2で制したライプツィヒが初優勝を飾った。
準決勝で2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハンブルガーSVを下したフライブルクは、先週の最終節レバークーゼン戦の先発からチョン・ウヨンをグルデに変更した以外は同じ先発メンバーを採用した。
一方、準決勝で原口元気らを擁するウニオン・ベルリンを下して、2年連続の決勝へ駒を進めたライプツィヒは、先週の最終節ビーレフェルト戦の先発からアンヘリーニョをクロステルマンに変更した以外は同じ先発メンバーを採用した。
共に初優勝となる両者の一戦は、フライブルクが19分に先制する。最終ラインからのロングパスで左サイドのスペースに抜け出したギュンターが折り返しを供給すると、中央のR・サライのトラップミスが絶妙な落としとなると、ゴール前に走りこんだM・エッゲシュタインがコントロールショットをゴール左隅へ流し込んだ。
先制を許したライプツィヒはすぐに反撃。すると24分、アンドレ・シウバの左クロスをホフラーがバックヘッドでGKに戻そうとしたボールをゴール前のエンクンクが右足ボレーで合わせたが、シュートはGKフレッケンが体に当て、ゴールライン手前でN・シュロッターベックにクリアされた。
迎えた後半はライプツィヒが主導権を握ったが、57分にロングフィードを中盤で競り合ったハルステンベルクがホーラーにうまく入れ替わられると、後ろから引き倒してしまい一発退場。
数的不利となったライプツィヒは、61分にフォルスベリとアンドレ・シウバを下げてショボスライとムキエレを、69分にカンプルを下げてダニ・オルモを投入。
すると76分、セットプレーのこぼれ球を中盤で拾ったライマーがボックス内へロングパスを供給すると、ボックス右のオルバンが頭で折り返したボールを、最後はゴールエリア左に走り込んだエンクンクが右足で流し込んだ。
さらにライプツィヒは85分にも、ヘンリクスの左クロスからダニ・オルモに決定機が訪れたが、シュートはわずかにゴール左に外れた。結局、試合はそのまま1-1で90分を終了。
延長戦に突入した試合は、膠着状態が続いたが103分にフライブルクがチャンスを迎える。ハベラーのシュートが右ポストに弾かれると、こぼれ球にデミロビッチが反応したがシュートは枠の上に外れた
対するライプツィヒは117分、ボックス左から縦に仕掛けたダニ・オルモがホフラーのタックルで倒されたが、オンフィールドレビューの結果はノーファウルと判定された。
結局、試合は1-1のまま120分が終了し、決着はPK戦に委ねられた。そのPK戦では、4人全員が成功したライプツィヒに対し、フライブルクは2人目のギュンターと4人目のデミロビッチが失敗。この結果、4-2でPK戦を制したライプツィヒが3度目の決勝戦で初優勝を飾った。
準決勝で2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハンブルガーSVを下したフライブルクは、先週の最終節レバークーゼン戦の先発からチョン・ウヨンをグルデに変更した以外は同じ先発メンバーを採用した。
一方、準決勝で原口元気らを擁するウニオン・ベルリンを下して、2年連続の決勝へ駒を進めたライプツィヒは、先週の最終節ビーレフェルト戦の先発からアンヘリーニョをクロステルマンに変更した以外は同じ先発メンバーを採用した。
先制を許したライプツィヒはすぐに反撃。すると24分、アンドレ・シウバの左クロスをホフラーがバックヘッドでGKに戻そうとしたボールをゴール前のエンクンクが右足ボレーで合わせたが、シュートはGKフレッケンが体に当て、ゴールライン手前でN・シュロッターベックにクリアされた。
ハーフタイムにかけては、ボールを保持するライプツィヒが攻勢をかける展開となったが、フライブルクの粘り強い守備を前にジャブを打つに留まり、やや攻めあぐねる状態でハーフタイムを迎えた。
迎えた後半はライプツィヒが主導権を握ったが、57分にロングフィードを中盤で競り合ったハルステンベルクがホーラーにうまく入れ替わられると、後ろから引き倒してしまい一発退場。
数的不利となったライプツィヒは、61分にフォルスベリとアンドレ・シウバを下げてショボスライとムキエレを、69分にカンプルを下げてダニ・オルモを投入。
すると76分、セットプレーのこぼれ球を中盤で拾ったライマーがボックス内へロングパスを供給すると、ボックス右のオルバンが頭で折り返したボールを、最後はゴールエリア左に走り込んだエンクンクが右足で流し込んだ。
さらにライプツィヒは85分にも、ヘンリクスの左クロスからダニ・オルモに決定機が訪れたが、シュートはわずかにゴール左に外れた。結局、試合はそのまま1-1で90分を終了。
延長戦に突入した試合は、膠着状態が続いたが103分にフライブルクがチャンスを迎える。ハベラーのシュートが右ポストに弾かれると、こぼれ球にデミロビッチが反応したがシュートは枠の上に外れた
対するライプツィヒは117分、ボックス左から縦に仕掛けたダニ・オルモがホフラーのタックルで倒されたが、オンフィールドレビューの結果はノーファウルと判定された。
結局、試合は1-1のまま120分が終了し、決着はPK戦に委ねられた。そのPK戦では、4人全員が成功したライプツィヒに対し、フライブルクは2人目のギュンターと4人目のデミロビッチが失敗。この結果、4-2でPK戦を制したライプツィヒが3度目の決勝戦で初優勝を飾った。
RBライプツィヒの関連記事
DFBポカールの関連記事
|
|
RBライプツィヒの人気記事ランキング
1
リバプールやブライトン、2部リーグで躍動する19歳アレックス・スコットに関心か
ブリストル・シティのU-20イングランド代表MFアレックス・スコット(19)が各方面から注目を集めているようだ。イギリス『90min』が伝えている。 スコットはチャンピオンシップ(イングランド2部)で躍動する若きセントラルハーフ。下部組織時代から過ごすブリストルで昨シーズンからファーストチーム昇格を果たすと、1年目からリーグ戦で39試合、2年目の今シーズンもここまで40試合に出場している。まさにチームの要だ。 ブリストルとの契約を2025年6月まで残すなか、スコットはシーズン終了後のステップアップを熱望。プレミアリーグからはリバプールやブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスル、ブレントフォード、リーズ・ユナイテッドなどが関心を寄せているという。 また、イングランド以外からも注目が集まっているようで、RBライプツィヒ、モナコ、アタランタ、ボローニャもスコットを注視。この4クラブはスコットが先月末にU-20イングランド代表として出場した試合にスカウトを派遣していたとのことだ。 ブリストルが要求すると考えられているのは3000万ポンド(約51億4000万円)。チームを率いるナイジェル・ピアソン監督はつい先日、スコットについて「まだ19歳なのに、ここ2年の一貫したパフォーマンスは素晴らしい。長期契約を結ぶべきだ」と残留を望むコメントを残している。 『90min』いわく、スコットは中盤のポジションならどこでも対応可能で、左右のウィンガーとしてもプレーできるとのことだ。 2023.04.29 14:11 Sat2
ライプツィヒSDのシュレーダー氏が即時退任…テコ入れ必要なザルツブルクへ移籍
RBライプツィヒでスポーツディレクター(SD)を務めるルーヴェン・シュレーダー氏(49)が、レッドブル・ザルツブルクに移籍することが決定した。 ライプツィヒは1日、シュレーダー氏の即時退団を発表。一方のザルツブルクも同日、2028年12月までの契約でスポーツ部門のマネージングディレクターに就任すると発表している。 マインツ時代にリクルーターとしての才覚を発揮したシュレーダー氏は、2023年にマックス・エバール氏の後任としてライプツィヒのSD職に就任していた。 今回の移籍に関してはライプツィヒでの手腕の問題ではなく、『レッドブルグループ』における配置転換的な側面が強いという。 ユルゲン・クロップ監督の右腕として知られたペピン・リンダース監督を新指揮官に据えたザルツブルクだが、今シーズンここまではオーストリア・ブンデスリーガで首位と14ポイント差の6位に低迷。さらに、移籍、選手育成、スカウトの分野で需要が大幅に増加していることも考慮した上で、ライプツィヒで手腕を発揮していたシュレーダー氏の招へいでテコ入れを図る形となった。 2024.12.02 08:30 Mon3
ライプツィヒ、逸材MFトム・クラウスとの契約を2025年まで延長
RBライプツィヒは2日、U-19ドイツ代表MFトム・クラウス(18)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 2011年からライプツィヒのアカデミーでプレーするクラウスは、2019年の夏にトップチームに昇格。ベンチ入りこそしているがこれまでトップチームでの出場機会はなく、今季はU-19チームで公式戦18試合に出場し6ゴールをマークしていた。 また、世代別の代表ではU-15からドイツ代表に選出され、昨年9月には飛び級でU-19でデビューを飾っている将来を嘱望される守備的MFだ。 今回の契約延長についてスポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏は、クラブサイトで以下のようにコメントしている。 「トムは大きなポテンシャルを秘めた才能ある若者だ。ここ数年でとても成長しているし、それはピッチの内外で見受けられるよ。彼は真面目でプロ選手を続けるのに必要なメンタリティも兼ね備えている。だから、我々は早い段階でトムとの契約延長を実行したんだ」 2020.06.03 01:05 Wed4
ライプツィヒが19歳の主力、ベルギー代表MFフェルメーレンの完全移籍を発表! アトレティコからの買取義務OP発動
RBライプツィヒは17日、アトレティコ・マドリーからレンタル移籍加入しているベルギー代表MFアーサー・フェルメーレン(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、今回は特定の条件を満たしたことにより、レンタル加入時に定められていた買い取り義務オプションが発動。契約期間は2029年6月までとなる。 また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2000万ユーロ(約32億1000万円)となった。 フェルメーレンは2022-23シーズン途中から母国ベルギーのアントワープでレギュラーに定着。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)優勝やチャンピオンズリーグ(CL)を経験した。 2024年1月にアトレティコへ完全移籍。しかし、ディエゴ・シメオネ監督からはほとんど起用されず、2024年8月にライプツィヒへ買い取りオプション義務付きのレンタル移籍を果たした。 ドイツでは立ち位置を確保し、ここまでブンデスリーガで15試合1アシストを記録。CLとDFBポカールも含め、公式戦22試合に出場している。 ライプツィヒに完全移籍することとなった19歳MFは、クラブを通じて喜びを語った。 「RBLに長くいられることをとても嬉しく思っている。ライプツィヒに来た初日から居心地の良さを感じていた。選手としての成長という観点では、夏の契約時にクラブが言っていた通りの展開になっている。試合にたくさん出てさらに成長し、ピッチでチームに貢献する機会を得られた」 「RBライプツィヒは大きな可能性を秘めたクラブとして評判が高い。若い選手が最高レベルで実力を証明し、自らの成長における次のステップに進むことができる。一緒に達成したいことがまだたくさんある。今後が本当に楽しみだ!」 2025.01.17 20:48 Fri5
