36歳ユルマズがリールを退団…昨季はチーム得点王でリーグ・アン制覇に貢献

2022.05.20 22:10 Fri
Getty Images
元トルコ代表FWブラク・ユルマズ(36)は20日、自身のインスタグラムを通じて今季限りでリールを退団することを発表した。

2006年のベシクタシュでのプロデビューからトルコでキャリアを築いてきたユルマズ。2020年夏にリールに加入し、当時34歳にして初めて母国以外でプレーすることになった。

トルコで数々のタイトルを獲得してきた同選手は、豊富な経験を生かしてリーグ・アンでも躍動。1年目の2020-21シーズンはケガによる離脱がありながらも、リーグ戦28試合で16ゴール5アシストをマーク。チーム得点王としてリーグ制覇に大きく貢献した。
そして今季はトロフェ・デ・シャンピオンでパリ・サンジェルマンを下して加入後2つ目のタイトルを獲得。また、自身6大会ぶりのチャンピオンズリーグで3ゴールを挙げ、チームもベスト16に進出した。ただ、リーグ戦では30試合で4ゴールと不発。チームとしても中位で終えることに。

契約満了をもってリールを去ることを決断したユルマズ。インスタグラムでは「明日はリールで最後の試合だ。素晴らしい2年間で、2つの素晴らしいタイトルを獲得することができた」と、この2シーズンを振り返り、感謝の気持ちを示した。
なお、ユルマズは先日、通算77試合31ゴールを記録したトルコ代表からの引退も発表している。

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