レーティング:トッテナム 3-0 アーセナル《プレミアリーグ》
2022.05.13 05:50 Fri
プレミアリーグ第22節延期分、トッテナムvsアーセナルが12日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-0で圧勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽トッテナム採点

GK
1 ロリス 6.5
ピンチの数は決して多くなかったが、エンケティアやウーデゴールの際どいシュートをきっちりストップ。クロスボール対応やスペースケアも安定していた
DF
6 ダビンソン・サンチェス 6.0
ロメロの負傷を受け、久々のスタメンでプレー。立ち上がりはビルドアップで硬さも見受けられたが、数的優位の影響もあって3点目の起点になるなど持ち直す。守備では背後を取られるシーンもあったが概ね安定
15 ダイアー 6.5
攻守両面で安定したパフォーマンスを披露。エンケティアら相手のアタッカー陣にほぼ仕事をさせなかった
33 ベン・デイビス 6.5
早い時間帯にカードをもらったが、出足鋭い潰しや決定的なシュートブロックでリバプール戦に続くハイパフォーマンス。要所で見せる攻撃参加も機能
MF
12 エメルソン・ロイヤル 6.0
サンチェスとのコンビもあり不安視されたが、守備時の素早い切り替えに加え、決定機に顔を出すなど、上々のパフォーマンス
30 ベンタンクール 6.5
ケインの2点目をアシスト。ホイビュルクと共に中盤での的確な潰し、散らしを見せて勝利に大きく貢献
5 ホイビュルク 7.0
90分間強度の高いプレーを見せつつ、要所で巧さを見せて中盤を支配。過密日程が続く中でダービーへの熱がパフォーマンスに多くのプラスをもたらした
19 セセニョン 6.5
前半は対面のサカとほぼ互角に渡り合い、良い切り替えから守備面で安定をもたらす。攻撃では良いところに顔を出せているだけに精度改善が求められる
FW
21 クルゼフスキ 6.0
両エースに比べて目に見える結果は残せなかったが、巧みな身体の使い方で攻守に奮闘。シンプルに右足を使えればというシーンは幾度かあった
(→ルーカス・モウラ 5.5)
冨安からボールを奪ってカウンターに繋げるなど、途中出場の選手としての役割はきっちりとこなした
10 ケイン 7.0
リーグ戦でのダービー15戦目で13ゴールに到達。前線の起点として多くのチャンスを演出するエースの仕事を果たした
7 ソン・フンミン 7.0
3試合連発となるリーグ21ゴール目。ホールディング退場を誘発し、PKも獲得するなどケインと共に決定的な仕事を果たした
(→ベルフワイン 5.5)
見せ場は少なかったが、最低限の仕事はこなした
監督
コンテ 6.5
苦手とするアーセナル相手に完勝。相手を完膚なきまでに叩きのめすプランもあったが、中2日の試合を睨んだ交代策など、先を見据える試合運びも良かった
▽アーセナル採点

GK
32 ラムズデール 5.5
失点はいずれも致し方なし。屈辱の3失点も2度のビッグセーブなど意地は見せた
DF
17 セドリック 4.5
不用意なファウルでPK献上。ウイングバックでプレーも攻撃面での貢献度はほぼなく、守備でも判断ミスやビルドアップの局面で苦戦
16 ホールディング 4.0
見方によって2枚目は厳しい判定と言えるが、試合が荒れ始めた中でピンチになりそうにない場面での不必要なコンタクトは軽率だった。間違いなく試合を壊した戦犯
6 ガブリエウ 5.0
ケインとのバトルで苦戦も最後のところでは身体を張った。後半半ば過ぎにハムストリングを痛めて負傷交代…
(→ヌーノ・タヴァレス 5.5)
一度良い抜け出しからの折り返しでチャンスメイク。球際の対応ではやや繊細さを欠いた
18 冨安健洋 6.0
左サイドバックでのスタートからバックラインの複数役割をこなす。不用意に入れ替わられた場面やボールロストもあったが、決定的なシュートブロックやカバーリングを含め再三の好守を連発。日本人という贔屓目なしにこの試合でのアーセナルのベストプレーヤー
MF
7 サカ 5.0
試合の入りは悪くなかったが、コンディションが万全ではないこともあり、数的不利の状況で普段のようなパワーを出せず
25 エルネニー 5.0
中盤でフィルター役を担ったが、数的不利の影響もあって難しい対応を強いられた。マイボール時は相手の圧力をもろに受けてしまった
8 ウーデゴール 5.5
幾つかあったシュートチャンスは決め切りたかったが、数的不利を背負った中で攻守両面で多くの仕事をこなした
34 ジャカ 5.5
冨安と共に数的不利の中で複数の役割をこなす。最後にカードをもらったが、冷静さを失わずにやるべき仕事を淡々とこなした
35 マルティネッリ 5.5
攻撃面では最も可能性を感じさせるプレーを見せたが、守勢の中でアップダウンを繰り返したことで早めの交代に
(→スミス・ロウ 5.0)
難しい時間帯での投入となった。守備では身体を張ったが、攻撃は活性化させられず
FW
30 エンケティア 5.0
前半に惜しいシュートを放ったが、屈強な守備陣を相手にボールキープや起点づくりで存在感を示せず
(→ラカゼット 5.0)
球際で気迫を見せたが、チャンスにほぼ絡めず
監督
アルテタ 5.0
結果論ではあるが、ホールディングに序盤から負担が見えていただけに冨安を右でスタートさせるプランを採用すべきだったか。心身共に疲労を抱え、負傷者まで出す最悪な結果に
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ケイン(トッテナム)
もう一人のエースの活躍やホイビュルクも際立ったプレーを見せたが、やはりダービーキングに恥じない2ゴールで、シアラー、アグエロに並ぶ通算8シーズン目の15ゴールに到達したエースをMOMに選出。
トッテナム 3-0 アーセナル
【トッテナム】
ケイン(前22)[PK]
ケイン(前37)
ソン・フンミン(後2)
▽トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ロリス 6.5
ピンチの数は決して多くなかったが、エンケティアやウーデゴールの際どいシュートをきっちりストップ。クロスボール対応やスペースケアも安定していた
DF
6 ダビンソン・サンチェス 6.0
ロメロの負傷を受け、久々のスタメンでプレー。立ち上がりはビルドアップで硬さも見受けられたが、数的優位の影響もあって3点目の起点になるなど持ち直す。守備では背後を取られるシーンもあったが概ね安定
攻守両面で安定したパフォーマンスを披露。エンケティアら相手のアタッカー陣にほぼ仕事をさせなかった
33 ベン・デイビス 6.5
早い時間帯にカードをもらったが、出足鋭い潰しや決定的なシュートブロックでリバプール戦に続くハイパフォーマンス。要所で見せる攻撃参加も機能
(→ロドン -)
MF
12 エメルソン・ロイヤル 6.0
サンチェスとのコンビもあり不安視されたが、守備時の素早い切り替えに加え、決定機に顔を出すなど、上々のパフォーマンス
30 ベンタンクール 6.5
ケインの2点目をアシスト。ホイビュルクと共に中盤での的確な潰し、散らしを見せて勝利に大きく貢献
5 ホイビュルク 7.0
90分間強度の高いプレーを見せつつ、要所で巧さを見せて中盤を支配。過密日程が続く中でダービーへの熱がパフォーマンスに多くのプラスをもたらした
19 セセニョン 6.5
前半は対面のサカとほぼ互角に渡り合い、良い切り替えから守備面で安定をもたらす。攻撃では良いところに顔を出せているだけに精度改善が求められる
FW
21 クルゼフスキ 6.0
両エースに比べて目に見える結果は残せなかったが、巧みな身体の使い方で攻守に奮闘。シンプルに右足を使えればというシーンは幾度かあった
(→ルーカス・モウラ 5.5)
冨安からボールを奪ってカウンターに繋げるなど、途中出場の選手としての役割はきっちりとこなした
10 ケイン 7.0
リーグ戦でのダービー15戦目で13ゴールに到達。前線の起点として多くのチャンスを演出するエースの仕事を果たした
7 ソン・フンミン 7.0
3試合連発となるリーグ21ゴール目。ホールディング退場を誘発し、PKも獲得するなどケインと共に決定的な仕事を果たした
(→ベルフワイン 5.5)
見せ場は少なかったが、最低限の仕事はこなした
監督
コンテ 6.5
苦手とするアーセナル相手に完勝。相手を完膚なきまでに叩きのめすプランもあったが、中2日の試合を睨んだ交代策など、先を見据える試合運びも良かった
▽アーセナル採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
32 ラムズデール 5.5
失点はいずれも致し方なし。屈辱の3失点も2度のビッグセーブなど意地は見せた
DF
17 セドリック 4.5
不用意なファウルでPK献上。ウイングバックでプレーも攻撃面での貢献度はほぼなく、守備でも判断ミスやビルドアップの局面で苦戦
16 ホールディング 4.0
見方によって2枚目は厳しい判定と言えるが、試合が荒れ始めた中でピンチになりそうにない場面での不必要なコンタクトは軽率だった。間違いなく試合を壊した戦犯
6 ガブリエウ 5.0
ケインとのバトルで苦戦も最後のところでは身体を張った。後半半ば過ぎにハムストリングを痛めて負傷交代…
(→ヌーノ・タヴァレス 5.5)
一度良い抜け出しからの折り返しでチャンスメイク。球際の対応ではやや繊細さを欠いた
18 冨安健洋 6.0
左サイドバックでのスタートからバックラインの複数役割をこなす。不用意に入れ替わられた場面やボールロストもあったが、決定的なシュートブロックやカバーリングを含め再三の好守を連発。日本人という贔屓目なしにこの試合でのアーセナルのベストプレーヤー
MF
7 サカ 5.0
試合の入りは悪くなかったが、コンディションが万全ではないこともあり、数的不利の状況で普段のようなパワーを出せず
25 エルネニー 5.0
中盤でフィルター役を担ったが、数的不利の影響もあって難しい対応を強いられた。マイボール時は相手の圧力をもろに受けてしまった
8 ウーデゴール 5.5
幾つかあったシュートチャンスは決め切りたかったが、数的不利を背負った中で攻守両面で多くの仕事をこなした
34 ジャカ 5.5
冨安と共に数的不利の中で複数の役割をこなす。最後にカードをもらったが、冷静さを失わずにやるべき仕事を淡々とこなした
35 マルティネッリ 5.5
攻撃面では最も可能性を感じさせるプレーを見せたが、守勢の中でアップダウンを繰り返したことで早めの交代に
(→スミス・ロウ 5.0)
難しい時間帯での投入となった。守備では身体を張ったが、攻撃は活性化させられず
FW
30 エンケティア 5.0
前半に惜しいシュートを放ったが、屈強な守備陣を相手にボールキープや起点づくりで存在感を示せず
(→ラカゼット 5.0)
球際で気迫を見せたが、チャンスにほぼ絡めず
監督
アルテタ 5.0
結果論ではあるが、ホールディングに序盤から負担が見えていただけに冨安を右でスタートさせるプランを採用すべきだったか。心身共に疲労を抱え、負傷者まで出す最悪な結果に
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ケイン(トッテナム)
もう一人のエースの活躍やホイビュルクも際立ったプレーを見せたが、やはりダービーキングに恥じない2ゴールで、シアラー、アグエロに並ぶ通算8シーズン目の15ゴールに到達したエースをMOMに選出。
トッテナム 3-0 アーセナル
【トッテナム】
ケイン(前22)[PK]
ケイン(前37)
ソン・フンミン(後2)
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/ChXmaYYLWP5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Richarlison(@richarlison)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.08.22 21:45 Mon3
「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat4
「正直、感情的に」 ソン・フンミンが待望の1stゴールから吹っ切れたように圧巻ハット!
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンがコメントした。 17日に行われたプレミアリーグ第8節でレスター・シティをホームに迎え撃ったトッテナムは6分にPKから先に失点したが、8分にFWハリー・ケインのゴールで追いつき、21分にDFエリック・ダイアーが勝ち越し弾。41分に追いつかれるが、後半に4発で突き放して、6-2で制した。 開幕から無得点が続いたソン・フンミンは今季初の先発落ちを余儀なくされたが、1点リードの59分から出場すると、72分にショートカウンターからの右足一閃で待望の初ゴール。そこ何か吹っ切れたように84分、86分にも立て続けのゴールで圧巻のハットトリックをやってのけた。 昨季のプレミアリーグ得点王は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で「トップパフォーマンスだったのに、本当に悔しい思いをしてきた」と胸中を口に。そして、周囲に対する感謝の思いも続けた。 「これまでよりもずっとうまくやれる。チームは本当に、本当によくやっているんだけど、自分のパフォーマンスにはがっかりしていたんだ。今季はフィニッシュがうまくいっていなかった」 「オウンゴールや、2つのオフサイドゴール、クロスバーへのヒットだったり、ちょっとツキもなかったね。でも、ゴールが獲れるようになるのはわかっていたし、心配はしていなかった」 「ゴールを決められて本当に嬉しい。ハットトリックの場面もオンサイドの確信があった。チームの力になれて良かったよ。それこそが本当に大事で、新たなエネルギーを持って代表での任務に臨める」 「正直、感情的になっているよ。素晴らしいサポートがあったし、自分のパフォーマンスでチームメイトやファンをがっかりさせたという思いがあったから。彼らはいつだって僕を応援してくれている」 2022.09.18 09:05 Sun5
