悲願のスクデットへ一歩前進のミラン、フロレンツィは気を緩めず「まだ目標へは到達できていない」

2022.05.09 18:04 Mon
Getty Images
ミランのDFアレッサンドロ・フロレンツィが、ヴェローナ戦後にスクデット獲得へ向けて意気込みを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ミランと共にスクデット獲得を争う2位のインテルは、今節エンポリと対戦し4-2で逆転勝利。暫定ながらも首位の座を明け渡していた。

そんな中で迎えたセリエA第36節・ヴェローナ戦。立ち上がりから主導権を握って攻め込むも、38分に先制を許す展開に。それでも前半アディショナルタイムにMFサンドロ・トナーリのゴールで同点とすると、後半開始早々に再びトナーリがゴールを挙げて逆転に成功する。86分にはフロレンツィが右足でネットを揺らし、ミランが3-1で勝利をおさめた。
首位を守り、2試合を残して2位インテルとの勝ち点差「2」をキープすることに成功したミラン。加入1年目にして、自身初となるスクデット獲得を目指すフロレンツィは、『DAZN』のインタビューで妥協なき姿勢を示した。

「今夜の勝利は現在のチームの充実ぶりを物語っているが、まだ目標へは到達できていない」
「勝利を祝うべきだが、明日からはアタランタ戦へ向けて注意深く準備をしなければならない。彼らは素晴らしいチームであり、力強くシーズンを戦っている」

セリエAでは勝ち点が並んだ場合に当該成績が優先されるため、2位インテルとの直接対決で1勝1分けのミランは、残り2試合で勝ち点「4」を積み重ねれば2010-11シーズン以来のスクデット獲得となる。だが、次節も目指すのはあくまで勝利だとフロレンツィは強調した。

「アタランタと引き分けても良いなんて考えてはならない。僕たちはいまこの瞬間に集中しなければならないんだ。勝利し、スクデットを手繰り寄せる必要があるんだ。今夜のように、懸命にプレスを仕掛け、インテンシティを示し、攻撃しなければならない」

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