クラブ売却合意のチェルシー、新オーナー御前試合はラストプレー被弾で悲劇的ドローに…《プレミアリーグ》
2022.05.08 01:12 Sun
プレミアリーグ第36節、チェルシーvsウォルバーハンプトンが7日にスタンフォード・ブリッジで行われ、2-2のドローに終わった。
前節、前指揮官ランパード率いるエバートンに0-1で敗れた3位のチェルシー(勝ち点66)。4位以下のノースロンドン勢との勝ち点差が縮まり、トップ4争いに緊迫感が漂う中で8位のウォルバーハンプトン(勝ち点49)を相手に2戦ぶりの白星を目指した。
試合当日にMLBのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーであるトッド・ベーリー氏率いるコンソーシアムへのクラブ買収合意とビッグニュースが舞い込み、より注目度が増すこのホームゲームに向けてトゥヘル監督はエバートン戦からスタメン3人を変更。ジョルジーニョとマウント、ハヴァーツに代えてコバチッチ、プリシッチ、ルカクを起用した。
立ち上がりからボールを握って相手を押し込んでいくチェルシーは、コバチッチとロフタス=チーク、プリシッチの中盤3人が小気味よくボールを動かしながらチャンスを窺う。9分にはバイタルエリアでパスを受けたコバチッチが鋭く差し込んだグラウンダーのパスを収めたヴェルナーがDF2枚を左への持ち出しで振り切って左足のシュート。だが、これはGKジョゼ・サの好守に阻まれた。
早々の先制点はならずも、良い形で試合を進めていくチェルシーだが、相手を引き込んでロングカウンターを狙う相手に続けて背後を取られる場面を作られると、17分にはボックス右に抜け出したラウール・ヒメネスの折り返しにフリーで走り込んできたジョニーにシュートチャンスを許すが、ここはDFアスピリクエタの的確な絞りで阻止。さらに、遅れてオフサイドの旗が上がった。
さらに、38分には右CKの場面でマルコス・アロンソの左足インスウィングのクロスをニでチアゴ・シウバがフリックし、リュディガーらが触ってファーにこぼれたところをロフタス=チークがゴールへ押し込む。これで先制点奪取かに思われたが、VARの介入によって直前のルカクがヒザに当ててロフタス=チークへ出したパスがオフサイドとなり、ゴールは取り消しとなった。
その後、前半終盤にかけてよりオープンな展開となると、チェルシーはルカクの反転シュート、ウルブスはルイス・ネトが演出した2つのロングカウンターからデンドンケル、アイ=ヌーリにボックス内で絶好機が訪れるが、いずれもゴールネットを揺らすことはできなかった。
互いに決め手を欠きゴールレスで折り返した試合。チェルシーは前半終盤に足を痛めていたマルコス・アロンソに代えてサウールを左ウイングバックで投入。さらに、ルイス・ネトとのマッチアップで2枚目をもらうリスクを考慮してか、アスピリクエタとリース・ジェームズの立ち位置を変更した。
後半も押し込む入りを見せたホームチームは、開始直後にルカクのヘディングでの落としからプリシッチのダイレクトパスにゴール前で反応したヴェルナーに決定機もこのシュートはGKのセーブに遭う。
それでも、51分にはボックス右付近でDFサイスとの肉弾戦を制したルカクがゴールライン際で突破しかけると、倒れたサイスが上げた左足に引っかかってピッチへ倒れ込む。これがオンフィールドレビューの対象となると、故意に足をかけたとの判定でPKが与えられる。これをルカク自ら冷静に決め切り、待望の2022年初のリーグ戦ゴールとした。
これで気を良くしたルカクは、直後の58分にもコーディとネヴェスのコミュニケーションミスによって高い位置でボールを奪ったプリシッチからのラストパスをボックス手前から利き足とは逆の右足でシュート。このコントロールシュートがゴール右下隅へ決まった。
以降もチェルシーペースで試合が進む中、ウルブスは65分を過ぎてサイス、ルイス・ネト、ネヴェスを下げてシキーニョ、ファン・ヒチャン、トリンコンと続けてアタッカーをピッチに送り出し、並びを[4-2-3-1]の布陣にシフトした。
徐々に試合がオープンな展開となり始めた中、互いに相手ゴールへ迫る場面が増えると、79分にはカウンターで右サイドから内に切り込んできたトリンコンが見事な左足のコントロールシュートをゴール左隅に突き刺し、ウルブスがようやく1点を返す。
すると、試合はここから完全にアウェイチームの流れに。システム変更とトリンコンの掴みどころのない動きでチェルシー守備陣を揺さぶると、84分と86分にはトリンコン、ヒメネスと相手守備を崩して決定的なシュートを放っていくが、いずれも相手DFに触られて枠を捉え切れない。
一方、試合最終盤に入って防戦一方のホームチームはアスピリクエタ、ルカクを下げてサール、ハヴァーツをピッチに送り出して逃げ切り態勢に入る。
この交代策によって試合を落ち着かせて逃げ切り成功かに思われたが、6分が加えられた後半アディショナルタイムの最後の最後に悲劇的な結末を迎えることになった。
97分、ウルブスがハーフウェイライン付近の左サイドでアイ=ヌーリが対角のロングボールを前線に送り込むと、ペナルティアーク付近でデンドンケル、トリンコンと繋がって右サイド深くのシキーニョが鋭いクロスを供給。これを最後尾からゴール前に攻め上がっていたコーディがDF2枚の間にうまく入り込んで渾身のヘディングシュートを突き刺した。
そして、この直後の試合はタイムアップを迎え、新オーナー御前試合で悲劇的なドローゲームを演じた新生ブルーズの新たな船出は困難さを伴うものとなった。
前節、前指揮官ランパード率いるエバートンに0-1で敗れた3位のチェルシー(勝ち点66)。4位以下のノースロンドン勢との勝ち点差が縮まり、トップ4争いに緊迫感が漂う中で8位のウォルバーハンプトン(勝ち点49)を相手に2戦ぶりの白星を目指した。
試合当日にMLBのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーであるトッド・ベーリー氏率いるコンソーシアムへのクラブ買収合意とビッグニュースが舞い込み、より注目度が増すこのホームゲームに向けてトゥヘル監督はエバートン戦からスタメン3人を変更。ジョルジーニョとマウント、ハヴァーツに代えてコバチッチ、プリシッチ、ルカクを起用した。
早々の先制点はならずも、良い形で試合を進めていくチェルシーだが、相手を引き込んでロングカウンターを狙う相手に続けて背後を取られる場面を作られると、17分にはボックス右に抜け出したラウール・ヒメネスの折り返しにフリーで走り込んできたジョニーにシュートチャンスを許すが、ここはDFアスピリクエタの的確な絞りで阻止。さらに、遅れてオフサイドの旗が上がった。
以降はチェルシーのプレス強度が落ち始めたことで、ウルブスもボールを持てるようになって試合は完全にイーブンな状態に。相手が守り慣れる前に攻め切りたいホームチームは、30分過ぎにヴェルナーとルカクの2トップがボックス内への抜け出しから続けて決定機に迫るが、ヴェルナーがオフェンスファウルを取られてゴールが取り消しとなる。
さらに、38分には右CKの場面でマルコス・アロンソの左足インスウィングのクロスをニでチアゴ・シウバがフリックし、リュディガーらが触ってファーにこぼれたところをロフタス=チークがゴールへ押し込む。これで先制点奪取かに思われたが、VARの介入によって直前のルカクがヒザに当ててロフタス=チークへ出したパスがオフサイドとなり、ゴールは取り消しとなった。
その後、前半終盤にかけてよりオープンな展開となると、チェルシーはルカクの反転シュート、ウルブスはルイス・ネトが演出した2つのロングカウンターからデンドンケル、アイ=ヌーリにボックス内で絶好機が訪れるが、いずれもゴールネットを揺らすことはできなかった。
互いに決め手を欠きゴールレスで折り返した試合。チェルシーは前半終盤に足を痛めていたマルコス・アロンソに代えてサウールを左ウイングバックで投入。さらに、ルイス・ネトとのマッチアップで2枚目をもらうリスクを考慮してか、アスピリクエタとリース・ジェームズの立ち位置を変更した。
後半も押し込む入りを見せたホームチームは、開始直後にルカクのヘディングでの落としからプリシッチのダイレクトパスにゴール前で反応したヴェルナーに決定機もこのシュートはGKのセーブに遭う。
それでも、51分にはボックス右付近でDFサイスとの肉弾戦を制したルカクがゴールライン際で突破しかけると、倒れたサイスが上げた左足に引っかかってピッチへ倒れ込む。これがオンフィールドレビューの対象となると、故意に足をかけたとの判定でPKが与えられる。これをルカク自ら冷静に決め切り、待望の2022年初のリーグ戦ゴールとした。
これで気を良くしたルカクは、直後の58分にもコーディとネヴェスのコミュニケーションミスによって高い位置でボールを奪ったプリシッチからのラストパスをボックス手前から利き足とは逆の右足でシュート。このコントロールシュートがゴール右下隅へ決まった。
以降もチェルシーペースで試合が進む中、ウルブスは65分を過ぎてサイス、ルイス・ネト、ネヴェスを下げてシキーニョ、ファン・ヒチャン、トリンコンと続けてアタッカーをピッチに送り出し、並びを[4-2-3-1]の布陣にシフトした。
徐々に試合がオープンな展開となり始めた中、互いに相手ゴールへ迫る場面が増えると、79分にはカウンターで右サイドから内に切り込んできたトリンコンが見事な左足のコントロールシュートをゴール左隅に突き刺し、ウルブスがようやく1点を返す。
すると、試合はここから完全にアウェイチームの流れに。システム変更とトリンコンの掴みどころのない動きでチェルシー守備陣を揺さぶると、84分と86分にはトリンコン、ヒメネスと相手守備を崩して決定的なシュートを放っていくが、いずれも相手DFに触られて枠を捉え切れない。
一方、試合最終盤に入って防戦一方のホームチームはアスピリクエタ、ルカクを下げてサール、ハヴァーツをピッチに送り出して逃げ切り態勢に入る。
この交代策によって試合を落ち着かせて逃げ切り成功かに思われたが、6分が加えられた後半アディショナルタイムの最後の最後に悲劇的な結末を迎えることになった。
97分、ウルブスがハーフウェイライン付近の左サイドでアイ=ヌーリが対角のロングボールを前線に送り込むと、ペナルティアーク付近でデンドンケル、トリンコンと繋がって右サイド深くのシキーニョが鋭いクロスを供給。これを最後尾からゴール前に攻め上がっていたコーディがDF2枚の間にうまく入り込んで渾身のヘディングシュートを突き刺した。
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ライスがチェルシーアカデミーからの放出を回想…「大きな失望」
ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(21)がチェルシーアカデミーから放出された際の心境を明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ロンドン生まれのライスは、同い年のイングランド代表MFメイソン・マウントらと共に7歳から2014年までチェルシーのアカデミーに在籍していた。 だが、イングランド屈指のタレントが揃う同アカデミーで思うようにプレーできず、10代半ばで放出の憂き目に。そして、同じロンドンにあるウェストハムのユースへの移籍を強いられた。 それでも、2017年にトップチームデビューを果たすと、安定したボール捌きと守備力を生かしてアンカーの主力に定着。今夏の移籍市場では古巣チェルシーが呼び戻しに動く可能性も盛んに報じられている。 そういった状況の中でライスは、14歳のときに味わった「大きな失望」と表現するチェルシーアカデミー退団を振り返っている。 「14歳のときにチェルシーから放出されるという、大きな失望から立ち直る必要があったんだ」 「当時の僕は放出という事実が大きな失望でしかなかったよ。平日はいつもコブハムでトレーニングをしていたし、休日には多くの試合にも出ていた」 「それなのに、自分がもうチェルシーの一員ではないと告げられたときは大きなショックを受けたよ。自分の身にまさかそんなことが起こるとは思っていなかったけど、実際に起こってしまったんだ」 14歳の少年にとってチェルシーというエリートコースからの脱落の衝撃は非常に大きかったと思われる。だが、ライスは以降もプロフットボーラーになるという自身の夢に向けて、懸命に努力を重ねていたという。 「チェルシーから放出された後はフルアムとウェストハムのどちらかと契約できるという幸運な機会が訪れた。そして、僕はウェストハムを選び、自分のキャリアにおける新たな章をスタートしたよ」 「プロになるためにより厳しい状況になることはわかっていたけど、プロフットボーラーは子供の頃からずっと夢に描いてきたものだった。だから、その夢を実現するために一生懸命努力を続けたし、チェルシーでの挫折がマイナスな影響を及ぼすようなことはなかったよ」 「僕は元々、一途な性格だし、常に自分のベストを尽くしたいと考えているんだ。幾つかの犠牲を払い、自宅を離れて新しい挑戦の場に向かう必要があった。だけど、これまで自分が下したすべての決断が本当にうまくいったと感じているよ」 チェルシーアカデミーからの放出という挫折が現在のライスを形成していることは間違いないが、今夏あるいは将来的に古巣に帰還を果たすことになるのか…。 2020.04.26 14:25 Sun5
