広島が徳島に快勝し首位突破が決定! 名古屋は公式戦5試合ぶり勝利で2位浮上【ルヴァンカップ・グループB第5節】
2022.04.23 16:09 Sat
YBCルヴァンカップのグループB第5節の2試合が23日に行われた。
エディオンスタジアムで行われたサンフレッチェ広島vs徳島ヴォルティスでは、引き分け以上でグループ突破が決まる広島が立ち上がりから猛攻を仕掛けた。
まずは4分、右サイドの東が森島からのパスでボックス右に侵入しグラウンダーで折り返すと、ニアの満田がハックヒールで巧みにシュート。これはGKに弾かれてしまうものの、こぼれ球を柏が押し込んで早々に先制した。
さらに12分には、前線から連動したプレスをかけて相手のパスミスを誘発。ボックス左でボールを奪ったジュニオール・サントスが折り返し、森島が流し込んで追加点を挙げた。
止まらない広島は22分にも、ジュニオール・サントスが今度は個人技で相手を圧倒。右サイドから相手の股を抜いてゴール前に侵入すると、足裏を使ったフェイントでDFとGKを躱してシュートを流し込んだ。
徐々に勝利が近づいてきたホームチームは、今季2試合目の出場となる長沼や、1カ月半ぶり出場のドウグラス・ヴィエイラがピッチへ。その直後の82分にドウグラス・ヴィエイラの登場でポジションを逸列下げたジュニオール・サントスが強烈なシュートを放つが、これはクロスバーを直撃し、ゴールとはならなかった。
その後、徳島は川上が左足を痛めて続行不可能に。交代枠をすでに使い切っているため、残りの5分強を10人で戦うことになった。
そうなると流れは俄然広島に傾く。88分に途中出場の藤井が右サイドから折り返すと、ボックス中央で待ち構えていたジュニオール・サントスが自身2点目を決めて4-0に。
試合はこのまま終了し、快勝を収めた広島が最終節を残して首位でのグループステージ突破を決めた。
サンフレッチェ広島 4-0 徳島ヴォルティス
【広島】
柏好文(前4)
森島司(前12)
ジュニオール・サントス(前22、後43)
一方、IAIスタジアム日本平で行われた清水エスパルスvs名古屋グランパスは、0-1でアウェイの名古屋が勝利した。
立ち上がりからチャンスを作ったのは清水。CKのシーンで競り合いに勝ったヴァウドがヘディングシュートを放つが、ここは惜しくもサイドネットに。36分にはチアゴ・サンタナがチャンスを迎えるも、決定的と思われたシュートは決死のスライディングブロックを見せた吉田豊に止められた。
続く38分には前半最大のチャンスが訪れる。CKから鈴木義宜がヘディングシュート。ゴール右を捉えたが、名古屋GKランゲラックにスーパーセーブを見せつけられた。
一方の名古屋は、前半のチャンスは26分の金崎のシュートにとどまったが、67分にボックス右に侵入した森下のクロスが対面した山原の腕に当たってPKを獲得。これを金崎が決めて先制した。
その後はセットプレーからシュートを重ねた名古屋は、清水にほとんどシュートシーンを作らせずシャットアウト。アウェイで0-1で勝利を収め、公式戦5試合ぶりの勝利を挙げた。順位も2位に浮上している。
清水エスパルス 0-1 名古屋グランパス
【名古屋】
金崎夢生(後22)
◆順位表
1:サンフレッチェ広島 12pt/+9
2:名古屋グランパス 7pt/0
3:清水エスパルス 5pt/-3
4:徳島ヴォルティス 4pt/-6
エディオンスタジアムで行われたサンフレッチェ広島vs徳島ヴォルティスでは、引き分け以上でグループ突破が決まる広島が立ち上がりから猛攻を仕掛けた。
まずは4分、右サイドの東が森島からのパスでボックス右に侵入しグラウンダーで折り返すと、ニアの満田がハックヒールで巧みにシュート。これはGKに弾かれてしまうものの、こぼれ球を柏が押し込んで早々に先制した。
止まらない広島は22分にも、ジュニオール・サントスが今度は個人技で相手を圧倒。右サイドから相手の股を抜いてゴール前に侵入すると、足裏を使ったフェイントでDFとGKを躱してシュートを流し込んだ。
後半に入ると徳島は一挙3人交代。それでも流れは変わらず広島ペースで推移していく。49分にCKから佐々木がGK強襲のヘディングシュートを放てば、55分にもCKから今季2試合目の出場で初先発となった今津もドンピシャのヘディングシュート。完璧に頭で捉えたが、惜しくも枠の左に外れた。
徐々に勝利が近づいてきたホームチームは、今季2試合目の出場となる長沼や、1カ月半ぶり出場のドウグラス・ヴィエイラがピッチへ。その直後の82分にドウグラス・ヴィエイラの登場でポジションを逸列下げたジュニオール・サントスが強烈なシュートを放つが、これはクロスバーを直撃し、ゴールとはならなかった。
その後、徳島は川上が左足を痛めて続行不可能に。交代枠をすでに使い切っているため、残りの5分強を10人で戦うことになった。
そうなると流れは俄然広島に傾く。88分に途中出場の藤井が右サイドから折り返すと、ボックス中央で待ち構えていたジュニオール・サントスが自身2点目を決めて4-0に。
試合はこのまま終了し、快勝を収めた広島が最終節を残して首位でのグループステージ突破を決めた。
サンフレッチェ広島 4-0 徳島ヴォルティス
【広島】
柏好文(前4)
森島司(前12)
ジュニオール・サントス(前22、後43)
一方、IAIスタジアム日本平で行われた清水エスパルスvs名古屋グランパスは、0-1でアウェイの名古屋が勝利した。
立ち上がりからチャンスを作ったのは清水。CKのシーンで競り合いに勝ったヴァウドがヘディングシュートを放つが、ここは惜しくもサイドネットに。36分にはチアゴ・サンタナがチャンスを迎えるも、決定的と思われたシュートは決死のスライディングブロックを見せた吉田豊に止められた。
続く38分には前半最大のチャンスが訪れる。CKから鈴木義宜がヘディングシュート。ゴール右を捉えたが、名古屋GKランゲラックにスーパーセーブを見せつけられた。
一方の名古屋は、前半のチャンスは26分の金崎のシュートにとどまったが、67分にボックス右に侵入した森下のクロスが対面した山原の腕に当たってPKを獲得。これを金崎が決めて先制した。
その後はセットプレーからシュートを重ねた名古屋は、清水にほとんどシュートシーンを作らせずシャットアウト。アウェイで0-1で勝利を収め、公式戦5試合ぶりの勝利を挙げた。順位も2位に浮上している。
清水エスパルス 0-1 名古屋グランパス
【名古屋】
金崎夢生(後22)
◆順位表
1:サンフレッチェ広島 12pt/+9
2:名古屋グランパス 7pt/0
3:清水エスパルス 5pt/-3
4:徳島ヴォルティス 4pt/-6
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