バルセロナ、序盤オーバ弾を守り抜きソシエダ撃破! ブスケッツは通算出場数でイニエスタ超え《ラ・リーガ》
2022.04.22 06:37 Fri
ラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダvsバルセロナが21日にアノエタで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利した。
6位のレアル・ソシエダ(勝ち点55)と、2位のバルセロナ(勝ち点60)によるトップ4フィニッシュを懸けた直接対決。
ヨーロッパリーグ(EL)でフランクフルト相手にまさかの準々決勝敗退となったバルセロナは、バウンスバックを図ったカディス戦でも振るわないパフォーマンスで0-1の敗戦。カンプ・ノウでの公式戦連敗と共に、昨年12月のベティス戦以来となるリーグ16戦ぶりの黒星を喫した。
その公式戦からのバウンスバックを図る難所アノエタでの一戦では、カディス戦から先発4人を変更。デスト、エリック・ガルシア、ラングレに代えてピケ、アラウホ、ダニエウ・アウベスの主力3選手を復帰させ、最前線をデパイからオーバメヤンに変更した。
なお、この試合でクラブ通算675試合出場達成のブスケッツは、アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)を抜き、リオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマン)、現指揮官チャビ・エルナンデスに次ぐクラブ歴代3位の出場数となった。
この跳ね返りを回収したガビがゴール右のフェラン・トーレスに浮き球のパスを繋ぐと、胸トラップした背番号19は相手守備を引き付けて冷静にファーでフリーのオーバメヤンにロブパス。これをガボン代表FWが冷静に押し込んだ。
幸先よく先制に成功したバルセロナだが、すぐさま反撃に出たソシエダにボールの主導権を握られて押し込まれる時間帯が続く。流れの中では決定機まで持ち込ませないものの、セルロートをターゲットにしたクロスやセットプレーから際どいシーンを作られる。
前半半ばから終盤にかけてもプレスが嵌らず、繋ぎの場面でも細かいミスが目立つアウェイチーム。40分付近にはフェラン・トーレス、オーバメヤンとボックス付近で良い形でシュートまで持ち込むが、いずれも枠を捉え切れず。
逆に、43分には相手2トップの連携からボックス付近までボールを運ばれてセルロートの完璧なラストパスに反応したイサクにボックス右へフリーで抜け出されるが、ここはGKテア・シュテーゲンのポジショニングの妙もあってか、イサクがシュートを大きく枠の左へ外した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半、先に決定機を作ったのはホームチーム。47分、左サイド深くでヤヌザイが入れたクロスがDFダニエウ・アウベスにディフレクトしてファーサイドへ流れる。これにセルロートが反応したが、利き足とは逆の右足では難しいハーフバウンドにうまく合わせ切れなかった。
開始直後のピンチは何とか凌いだが直後にアクシデント発生。右ヒザを痛めたアラウホがプレー続行不可能となり、エリック・ガルシアをスクランブル投入。さらに、66分にはダニエウ・アウベスも接触プレーで痛み、デストの投入を余儀なくされた。
すると、試合はここから完全にホームチームのペースに。前半同様にボールの主導権を握りバルセロナを押し込むと、その良い距離感での攻めがボールを失った際のカウンタープレスに繋がり、即時奪回での波状攻撃を続けていく。だが、幾つかの決定機を相手守護神テア・シュテーゲンの好守に阻まれる。
後半半ばを過ぎると、ソシエダにも攻め疲れが出始めて試合は膠着状態に。何とかカウンターで追加点を奪いたいバルセロナは、徐々にデンベレやオーバメヤンが背後へ抜け出す形を作るも、守勢が続いたことで攻撃に厚みを出せず。
互いに交代を使い切って迎えた最終盤はアディショナルタイムが10分追加されたこともあり、緊迫感溢れる攻防となる。しかし、相手陣内で時計を進めつつ、ソシエダのパワープレーを何とか凌ぎ切ったバルセロナが、公式戦5試合ぶりのクリーンシートで試合をクローズ。
難敵とのアウェイゲームを泥臭く勝ち切ったチャビ率いるチームは、連敗をストップすると共にトップ4フィニッシュに向けて大きな勝ち点3を手にした。
6位のレアル・ソシエダ(勝ち点55)と、2位のバルセロナ(勝ち点60)によるトップ4フィニッシュを懸けた直接対決。
ヨーロッパリーグ(EL)でフランクフルト相手にまさかの準々決勝敗退となったバルセロナは、バウンスバックを図ったカディス戦でも振るわないパフォーマンスで0-1の敗戦。カンプ・ノウでの公式戦連敗と共に、昨年12月のベティス戦以来となるリーグ16戦ぶりの黒星を喫した。
なお、この試合でクラブ通算675試合出場達成のブスケッツは、アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)を抜き、リオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマン)、現指揮官チャビ・エルナンデスに次ぐクラブ歴代3位の出場数となった。
立ち上がりからホームチームのハイプレスに手を焼くバルセロナだったが、ファーストチャンスをゴールに結びつける。11分、左サイドでの崩しからジョルディ・アルバが入れた折り返しを、ボックス右で受けたデンベレが左足に持ち替えてシュートも左ポストを叩く。
この跳ね返りを回収したガビがゴール右のフェラン・トーレスに浮き球のパスを繋ぐと、胸トラップした背番号19は相手守備を引き付けて冷静にファーでフリーのオーバメヤンにロブパス。これをガボン代表FWが冷静に押し込んだ。
幸先よく先制に成功したバルセロナだが、すぐさま反撃に出たソシエダにボールの主導権を握られて押し込まれる時間帯が続く。流れの中では決定機まで持ち込ませないものの、セルロートをターゲットにしたクロスやセットプレーから際どいシーンを作られる。
前半半ばから終盤にかけてもプレスが嵌らず、繋ぎの場面でも細かいミスが目立つアウェイチーム。40分付近にはフェラン・トーレス、オーバメヤンとボックス付近で良い形でシュートまで持ち込むが、いずれも枠を捉え切れず。
逆に、43分には相手2トップの連携からボックス付近までボールを運ばれてセルロートの完璧なラストパスに反応したイサクにボックス右へフリーで抜け出されるが、ここはGKテア・シュテーゲンのポジショニングの妙もあってか、イサクがシュートを大きく枠の左へ外した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半、先に決定機を作ったのはホームチーム。47分、左サイド深くでヤヌザイが入れたクロスがDFダニエウ・アウベスにディフレクトしてファーサイドへ流れる。これにセルロートが反応したが、利き足とは逆の右足では難しいハーフバウンドにうまく合わせ切れなかった。
開始直後のピンチは何とか凌いだが直後にアクシデント発生。右ヒザを痛めたアラウホがプレー続行不可能となり、エリック・ガルシアをスクランブル投入。さらに、66分にはダニエウ・アウベスも接触プレーで痛み、デストの投入を余儀なくされた。
すると、試合はここから完全にホームチームのペースに。前半同様にボールの主導権を握りバルセロナを押し込むと、その良い距離感での攻めがボールを失った際のカウンタープレスに繋がり、即時奪回での波状攻撃を続けていく。だが、幾つかの決定機を相手守護神テア・シュテーゲンの好守に阻まれる。
後半半ばを過ぎると、ソシエダにも攻め疲れが出始めて試合は膠着状態に。何とかカウンターで追加点を奪いたいバルセロナは、徐々にデンベレやオーバメヤンが背後へ抜け出す形を作るも、守勢が続いたことで攻撃に厚みを出せず。
互いに交代を使い切って迎えた最終盤はアディショナルタイムが10分追加されたこともあり、緊迫感溢れる攻防となる。しかし、相手陣内で時計を進めつつ、ソシエダのパワープレーを何とか凌ぎ切ったバルセロナが、公式戦5試合ぶりのクリーンシートで試合をクローズ。
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