リバプールが復活サラーの2ゴールなどでユナイテッドを4発粉砕! 暫定首位浮上でブライトン戦控えるシティに圧力《プレミアリーグ》

2022.04.20 06:04 Wed
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プレミアリーグ第30節延期分、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが19日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-0で圧勝した。なお、リバプールのFW南野拓実はベンチ外となった。

前節、首位マンチェスター・シティとの頂上決戦を2度追いついてのドローで終え、首位浮上こそ逃したものの1ポイント差を維持した2位のリバプール(勝ち点73)。以降の公式戦2試合ではチャンピオンズリーグ(CL)でベンフィカを退けてベスト4進出を果たすと、FAカップではシティとの激戦を3-2で競り勝ち、10シーズンぶりのファイナル進出を決めた。

史上初のクアドルプルの可能性を残してシーズン最終盤を戦うクロップ率いるチームは、シティ戦から中2日の過密日程の中で宿敵ユナイテッドとのビッグマッチに臨んだ。そのFAカップ準決勝からは先発2人を変更。コナテとナビ・ケイタに代えてマティプ、ヘンダーソンのベテラン2選手を復帰させた。
対するユナイテッド(勝ち点54)は、前節のノリッジ戦をクリスティアーノ・ロナウドの今季2度目のハットトリックの活躍によって3-2で競り勝ち3試合ぶりの白星を奪取。さらに、トップ4を争うライバルの取りこぼしにより、4位トッテナムと3ポイント差の暫定5位に浮上した。

残り6試合でのトップ4フィニッシュに望みを繋いだ中、今季の行方を占う強豪3連戦の初戦となるリバプールとのアウェイゲームでは、0-5で惨敗した前回対戦のリベンジを狙った。ただ、このビッグマッチでは前日に双子の出産及びその内の男児の死去を報告したC・ロナウドが家族との時間を優先させたい選手本人、クラブの総意によって不在に。ノリッジ戦からはそのエースを含め、テレス、リンガード、サンチョに代えて、3カ月ぶり今季リーグ2試合目となるフィル・ジョーンズ、ワン=ビサカ、マティッチ、ラッシュフォードを起用。[3-4-3]へのシステム変更を行い、前線は右からブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード、エランガという並びとなった。
布陣変更によって目先を変えたユナイテッドが前から圧力をかけてリバプールのリズムを乱しにいく。だが、全く慌てないホームチームはファーストチャンスをゴールに結びつける。

開始5分、右サイドで縦に運んだアレクサンダー=アーノルドの持ち上がりをスイッチにサラー、ヘンダーソン、マネと鮮やかなダイレクトパスを繋いで局面を打開。アレクサンダー=アーノルドと共に右サイドの背後へ抜け出したサラーがボックス内まで持ち込んで丁寧なグラウンダーの折り返しを入れると、猛スプリントでゴール前に走り込んできたルイス・ディアスが右足ワンタッチで流し込んだ。

守備的に入りながらも前回対戦と同様に開始5分に失点を喫したユナイテッドは、直後にアクシデントに見舞われる。足を痛めたポグバがプレー続行不可能となり、10分にリンガードのスクランブル投入を余儀なくされる。これにより、B・フェルナンデスが一列下がってリンガードが2シャドーの右に入った。

キックオフ7分には愛息を亡くしたC・ロナウドへの連帯を示す拍手と共に『YNWA』の大合唱が捧げられるエモーショナルなシーンもあったが、試合はホームチームのワンサイドゲームの様相を見せる。相手の中途半端なプレスを縦と横の揺さぶりで難なくいなすリバプールは、効果的な攻めで次々にフィニッシュのシーンを作り出す。

そして、22分にはアタッキングサードまでドリブルで運んだマティプがルイス・ディアスとの縦のパス交換からペナルティアーク付近のマネの足元へグラウンダーのパスを差し込むと、マネが半身から見事な右足ダイレクトパスを相手最終ラインの背後のスペースに落とすと、これに絶妙な斜めの動き出しで反応したサラーが難なくGKデ・ヘアとの一対一を制した。

エースの公式戦7試合ぶりのゴールで追加点を奪ったホームチームは、以降もいわゆる “大人と子供の戦い”と形容すべき力の差をまざまざと見せつける。立ち位置、プレーの連続性、強度、いずれの局面でも相手を凌駕し、両サイドバックやチアゴ、ファビーニョらが随所に感嘆のプレーを披露。30分過ぎのルイス・ディアスのゴールはオフサイドによって取り消されるが、幾度も相手守備陣に脅威を与える。

一方、前半終盤に入って相手のペースダウンもあってようやく息つく暇は与えられたユナイテッドは、相手のハイラインの背後を愚直に狙う形からGKアリソンに仕事の機会を与えたが、前半に1本のシュートも打つことができなかった。

4点差が付いた前回対戦ほど得点差は付かなかったものの、それ以上の力の差を感じさせる前半45分間を経て試合は後半に突入。何とか意地を見せたいユナイテッドはフィル・ジョーンズを下げてサンチョを投入し、[4-3-3]に並びを変更。右サイドをダロトとエランガ、左サイドをワン=ビサカとサンチョの縦関係にした。

後半はユナイテッドのシステム変更とプレー強度の改善によって拮抗した立ち上がりに。だが、早い時間帯に追いつきたいアウェイチームは前半同様にフィニッシュまで持ち込めない中、時間の経過と共にホームチームがボールを動かしてゲームのリズムをコントロールしていく。

55分にはユナイテッドが人数をかけた攻めからボックス左でB・フェルナンデスのヘディングパスに反応したサンチョがようやくファーストシュートを放ったが、力のないこのシュートはGKアリソンが正面で対応する。

以降はリバプールにも局面で過密日程による疲労が出始めると、ユナイテッドは左サイドのサンチョのドリブルを起点に幾度か相手ゴールを脅かす。65分にはそのサンチョの鋭いカットインからのラストパスに抜け出したラッシュフォード、エランガがボックス内で連続シュートを放つが、ここはGKアリソンが見事な反応ではじき出す。

ここに来て少し流れがユナイテッドに傾きつつあったが、試合巧者のリバプールが後半最初のチャンスを確実にゴールに結びつけた。68分、リンデロフからエランガへの縦パスを引っかけたロバートソンがそのまま長い距離をドリブルで持ち上がってカウンターが発動。外側を走ってサポートに入っていたルイス・ディアスからボックス中央で一瞬ステイしたマネへ丁寧な折り返しが入ると、レッズの背番号10が左足ダイレクトでゴール右隅へ流し込んだ。

この3点目で勝利を確信したクロップ監督は直後に1ゴール1アシストのルイス・ディアスを下げてジョタ、80分には圧巻のゲームコントロールを見せたチアゴを下げてナビ・ケイタをピッチに送り出し、試合を締めにかかる。一方、ユナイテッドはエランガを下げて今季初出場となるハンニバルをピッチに送り出すが、結果的に一連の交代策が試合を動かす。

85分、マグワイアの中途半端な右サイドへのミドルパスをハンニバルが収め切れず、ロバートソンに突っつかれてボールを失うと、これを回収したジョタが少し運んで絶妙な斜めのスルーパスを供給。これに抜け出したサラーがDFワン=ビサカに寄せられながらも冷静に左足のシュートを放つと、ワン=ビサカの足にディフレクトしたボールが絶妙なループシュートの形となってゴールネットに吸い込まれた。

この4点目でこの日のゴールショーを締めくくったリバプールは、相手に一矢報いることを許さずにこのまま試合をクローズ。前回対戦に続く大差を付けての圧勝で宿敵相手に会心のシーズンダブルを達成すると共に、翌日にブライトン戦を控える首位シティに大きなプレッシャーを与えた。

一方、敵地で惨敗のユナイテッドは今後のアーセナル、チェルシー相手の連戦にも影響が残りそうな厳しい敗戦となった。

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セルタのエースFWが苦労したリバプール時代を回想、レジェンドを称賛「ジェラードは模範的なワールドクラスだった」

セルタのスペイン代表FWイアゴ・アスパスが、リバプール時代を振り返った。 下部組織時代から所属していたセルタでエースとして活躍していたアスパスは、2013年夏にリバプールへ加入。9番を与えられるなど高い期待がかけられていたが、FWルイス・スアレス、FWダニエル・スタリッジからポジションを奪うことはできず。2013-14シーズンは公式戦15試合の出場でわずか1ゴールの成績に終わり、その後セビージャへレンタル移籍した。 その後、セビージャへ完全移籍を果たすと、2015年夏に古巣のセルタへ復帰したアスパスは再びエースとして活躍。今シーズンもラ・リーガ28試合に出場して13ゴール4アシストをマークするなど、チームを牽引している。 イギリス『BBC』のインタビューに応じたアスパスは、リバプールで難しい時間を過ごしたことを認めつつ、自分のキャリアには満足しているとコメントした。 「リバプールでは思うようなプレーができなかった。でも、あそこはビッグクラブであり、選手も多く、最後までリーグ優勝を目指して戦っていたからね。プレシーズンではそれなりの結果を残せていたけど、ルイス・スアレスが(前シーズンに受けた噛みつきによる出場停止処分から)復帰すると、出場時間は少なくなってしまった」 「もしかしたら、もっとリバプールで多くの時間を楽しみ、イギリスで自分のサッカーを見つけ、チャンピオンズリーグを楽しめたかもしれない。でも、もしハッピーではなく、ピッチに立つことを楽しめていないなら、自分の持つ最高の才能は絶対引き出せないだろうね」 「だからラ・リーガに戻り、故郷に戻り、仲間たちと一緒にサッカーをするのが一番だと思ったんだ。それが僕のサッカー、僕自身にとって良いことだと証明されたと思う。ワールドカップでプレーしてゴールを決められたことは、大きな夢の一つが叶った瞬間だった」 また、リバプール時代に同僚だったスティーブン・ジェラード氏(現アストン・ビラ監督)についても触れ、模範的な選手だったと称えた。 「(ジェラードは)模範的で、ワールドクラスで、素晴らしかった。彼とドレッシングルームを共有できたのは、本当に贅沢だったね。子供たちには、僕がスティーブン・ジェラードとリバプールで一緒にプレーしたことがあると、いつだって言えるよ」 「彼は常に他の選手より1秒でも先に行こうとしていた。だから今彼が指導者として、これらのことを選手に伝えるのは簡単だろうね」 2022.03.31 10:48 Thu

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