大宮スポーツ本部長に原氏が就任/六川亨の日本サッカー見聞録
2022.04.16 12:30 Sat
今週火曜のコラムでは、J2大宮が最下位に低迷し、強化の責任者であるスポーツ本部長を兼任していた佐野社長が同職を辞任。新たにスポーツ本部長を招聘してチームの強化・再建を図る予定だということを紹介した。
その当日12日、スポーツ本部長に原博実氏を招聘することを発表した。
正直、意外というか、見落としていた。
チーム事情から(S級ライセンスを持っているのは霜田正浩監督だけ)、万が一の時は監督に就任できる人選になるだろうとは予測した。このため、JFA(日本サッカー協会)副会長に就任した岡田武史氏はS級ライセンスを返上したのと、次期JFA会長になるだろうから除外した。
そこで強化部長の秋元利幸氏が早稲田大のため、元川崎フロンターレ監督の関塚隆氏を招聘するのではないかと予想した。同大学卒でロシアW杯では日本代表の監督としてチームをベスト16に導いた西野朗氏は埼玉県出身だが、ロシアW杯以降はあまり表だって活動していない。
改めて言うまでもないが、原氏と霜田監督はJFA(日本サッカー協会)の技術委員長と委員として、ザッケローニ監督を招聘し、2011年のアジアカップで優勝。その後もアギーレ監督や任期途中で契約解除となったがハリルホジッチ監督を招聘するなど、日本代表の強化に尽力した。FC東京時代も監督と強化委員という間柄だ。
15日に原スポーツ本部長招聘について会見に応じた佐野社長は「リーダーシップとサッカー界の人脈などから原さんが最適」と判断し、トップチームの立て直しを依頼したと明かした。
続いて原スポーツ本部長の抱負で印象深かったのが次のコメントだ。「恵まれた環境を当たり前と思っているのではないか」――選手や監督が変わっても、クラブの“ぬるま湯”的な体質に変わりがないのが低迷の原因ではないかと常々思ってきた。それを見事に原氏は指摘したように思えてならなかった。
ただし、佐野スポーツ本部長から原スポーツ本部長に変わったからといって、すぐに勝てる保証はない。現実的にはCBと1トップの補強、それも外国人選手の獲得がチームを立て直すためには急務だろう。しかし移籍のウインドウがオープンするのは7月15日だ。それまでに、どれだけチームは勝点を稼げるか。
幸いにも、12日に取材した際に、霜田監督はファイティングポーズをとり続けていた。まだまだ大宮での挑戦を諦めていない。あとは選手がネバーギブアップの姿勢を見せられるかどうかが大宮の命運を左右するのではないだろうか。
その当日12日、スポーツ本部長に原博実氏を招聘することを発表した。
正直、意外というか、見落としていた。
そこで強化部長の秋元利幸氏が早稲田大のため、元川崎フロンターレ監督の関塚隆氏を招聘するのではないかと予想した。同大学卒でロシアW杯では日本代表の監督としてチームをベスト16に導いた西野朗氏は埼玉県出身だが、ロシアW杯以降はあまり表だって活動していない。
同大学出身の加藤久氏は京都のGMだし、曺貴裁氏は監督だ。そう思っているところ、原氏の存在を失念していることに気付かされた。と、同時に、これ以上のコンビはないとも思い至った。
改めて言うまでもないが、原氏と霜田監督はJFA(日本サッカー協会)の技術委員長と委員として、ザッケローニ監督を招聘し、2011年のアジアカップで優勝。その後もアギーレ監督や任期途中で契約解除となったがハリルホジッチ監督を招聘するなど、日本代表の強化に尽力した。FC東京時代も監督と強化委員という間柄だ。
15日に原スポーツ本部長招聘について会見に応じた佐野社長は「リーダーシップとサッカー界の人脈などから原さんが最適」と判断し、トップチームの立て直しを依頼したと明かした。
続いて原スポーツ本部長の抱負で印象深かったのが次のコメントだ。「恵まれた環境を当たり前と思っているのではないか」――選手や監督が変わっても、クラブの“ぬるま湯”的な体質に変わりがないのが低迷の原因ではないかと常々思ってきた。それを見事に原氏は指摘したように思えてならなかった。
ただし、佐野スポーツ本部長から原スポーツ本部長に変わったからといって、すぐに勝てる保証はない。現実的にはCBと1トップの補強、それも外国人選手の獲得がチームを立て直すためには急務だろう。しかし移籍のウインドウがオープンするのは7月15日だ。それまでに、どれだけチームは勝点を稼げるか。
幸いにも、12日に取材した際に、霜田監督はファイティングポーズをとり続けていた。まだまだ大宮での挑戦を諦めていない。あとは選手がネバーギブアップの姿勢を見せられるかどうかが大宮の命運を左右するのではないだろうか。
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