期待裏切る戦いを晒すユナイテッドに一部サポーターが抗議…ラングニックも理解示す
2022.04.16 10:55 Sat
マンチェスター・ユナイテッドの一部サポーターが抗議に出たようだ。イギリス『BBC』が報じた。
シーズン途中でラルフ・ラングニック監督に指揮を託したが、FAカップやEFLカップに続いて、チャンピオンズリーグ(CL)も敗退し、プレミアリーグでも早々に優勝争いから脱落。トップ4争いに関しても4位のトッテナムと6ポイント差の7位につけ、EL出場権にすら届いていない。
そうした失意のシーズンとなるなか、フラストレーションを溜め込むサポーターの約30名が15日にクラブのトレーニング施設の外に集結。小規模で平和的なものだったようだが、オーナーであるグレイザー家に対する抗議デモを実施した模様だ。
ユナイテッドはクラブのスポークスマンを通じて「本日、小規模で平和的な抗議がキャリントンのトレーニンググラウンドであった。我々はファンの意見を尊重し、彼らとの関係性の強化にこれからも努めていく」との声明を出しているという。
「フットボールが情熱と感情のスポーツであるのを我々の誰もが認識している。サポーターが順位やエバートン戦でのパフォーマンスに失望しているのも誰もが理解できる」
「しかし、私は我々のサポーターがイングランドでベストと言わないまでも、そのうちの1つであると信じている」
「彼らが平和的な方法で抗議し、スタジアムでチームを応援してくれる限り、彼らにも自分の意見を示す権利があると思っている。彼らががっかりする気持ちは理解できる」
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昨季のプレミアリーグで2位フィニッシュを決め、今季を迎えたユナイテッド。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの復帰もあり、2016-17シーズンのヨーロッパリーグ(EL)以来となるタイトル獲得が期待されたが、それを大きく裏切る戦いぶりを晒している。そうした失意のシーズンとなるなか、フラストレーションを溜め込むサポーターの約30名が15日にクラブのトレーニング施設の外に集結。小規模で平和的なものだったようだが、オーナーであるグレイザー家に対する抗議デモを実施した模様だ。
ユナイテッドはクラブのスポークスマンを通じて「本日、小規模で平和的な抗議がキャリントンのトレーニンググラウンドであった。我々はファンの意見を尊重し、彼らとの関係性の強化にこれからも努めていく」との声明を出しているという。
また、ここ公式戦12試合でわずか3勝にとどまるラングニック監督は16日にホームで行われるプレミアリーグ第33節のノリッジ・シティ戦に先立った会見でその件を問われると、理解を示している。
「フットボールが情熱と感情のスポーツであるのを我々の誰もが認識している。サポーターが順位やエバートン戦でのパフォーマンスに失望しているのも誰もが理解できる」
「しかし、私は我々のサポーターがイングランドでベストと言わないまでも、そのうちの1つであると信じている」
「彼らが平和的な方法で抗議し、スタジアムでチームを応援してくれる限り、彼らにも自分の意見を示す権利があると思っている。彼らががっかりする気持ちは理解できる」
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