「次の試合はFWかも」キレキレゴールの板倉滉が“絶口調”「悪くないでしょ?」
2022.04.11 18:20 Mon
シャルケの日本代表DF板倉滉がハイデンハイム戦を振り返った。10日にクラブ公式サイトが伝えている。板倉は9日に行われた2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第29節のハイデンハイム戦にボランチとしてフル出場を果たすと、今シーズン4ゴール目をマークした。
1-0とシャルケが1点をリードして迎えた52分、相手が前がかりになったところでルーズボールをMFドミニク・ドレクスラーが拾うと、シャルケが攻撃開始。板倉も前線へと駆け上がる。
ドレクスラーはボックス手前まで運んで相手を引き付けてから、板倉にパス。ボックス右でこれを受けた日本代表DFは、右足の切り返しで遅れてきたDFをかわすと、今度は鋭い左足の切り返しで2人目のDFも完全に抜き去る。そのまま右足でシュートを叩き込み、FW顔負けのスーパーゴールを突き刺した。
板倉はクラブのインタビューに応じると、自身のゴールについて「悪くないでしょ?」と冗談交じりに自賛した一方で、「大事なのは試合に勝つことです。誰がゴールシートに名前を刻むことになろうとも、それは重要なことではないです」誰がゴールを決めるかは重要でないと語った。
「僕は、チームのために一番役に立てるところならどこでもプレーします。ディフェンスだろうが、ミッドフィルダーだろうが、関係ありません。次の試合ではストライカーになるかもしれません」
「それは冗談ですが、うちのチームには得点の取り方を知っている素晴らしいストライカーが何人もいます。シモン(・テロッデ)や(マリウス・)ビュルターは心配ありません」
また、3-0と大勝だったものの、ハイデンハイム戦の印象を「タフだった」と語った。
「本当にタフなチャレンジでした。本当にファイトしなくてはいけなかったです。ハイデンハイムは最近、ブレーメンに勝ったし、ニュルンベルクにも勝っていました。今シーズンの序盤にもそうだったように良いチームです」
そして最後に、ファンへの感謝と今後への意気込みを語っている。
「ファンが僕たちを支えてくれています。試合後、ノルドカーブの前でお祝いしているときは、いつも鳥肌が立っています。本当に信じられません」。
「ただ、これはあくまで一時的なものです。まだ29節目の試合で、僕たちは毎試合、自分たちの仕事をし続ける必要があります」
なお、シャルケはその後も追加点を重ね、3-0の大勝。リーグ4連勝を飾った。
1-0とシャルケが1点をリードして迎えた52分、相手が前がかりになったところでルーズボールをMFドミニク・ドレクスラーが拾うと、シャルケが攻撃開始。板倉も前線へと駆け上がる。
板倉はクラブのインタビューに応じると、自身のゴールについて「悪くないでしょ?」と冗談交じりに自賛した一方で、「大事なのは試合に勝つことです。誰がゴールシートに名前を刻むことになろうとも、それは重要なことではないです」誰がゴールを決めるかは重要でないと語った。
これまではセンターバックでの起用が多かった板倉だが、自身のポジションについては気にしておらず、FWでも行けると冗談も口にしている。
「僕は、チームのために一番役に立てるところならどこでもプレーします。ディフェンスだろうが、ミッドフィルダーだろうが、関係ありません。次の試合ではストライカーになるかもしれません」
「それは冗談ですが、うちのチームには得点の取り方を知っている素晴らしいストライカーが何人もいます。シモン(・テロッデ)や(マリウス・)ビュルターは心配ありません」
また、3-0と大勝だったものの、ハイデンハイム戦の印象を「タフだった」と語った。
「本当にタフなチャレンジでした。本当にファイトしなくてはいけなかったです。ハイデンハイムは最近、ブレーメンに勝ったし、ニュルンベルクにも勝っていました。今シーズンの序盤にもそうだったように良いチームです」
そして最後に、ファンへの感謝と今後への意気込みを語っている。
「ファンが僕たちを支えてくれています。試合後、ノルドカーブの前でお祝いしているときは、いつも鳥肌が立っています。本当に信じられません」。
「ただ、これはあくまで一時的なものです。まだ29節目の試合で、僕たちは毎試合、自分たちの仕事をし続ける必要があります」
なお、シャルケはその後も追加点を重ね、3-0の大勝。リーグ4連勝を飾った。
1
2
板倉滉の関連記事
シャルケの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
板倉滉の人気記事ランキング
1
【ブンデス第15節プレビュー】年内最終戦、堂安律がリーグ屈指の左WBグリマルドとマッチアップ
前節はMF佐野海舟がバイエルン相手に躍動した中、マインツが大金星を挙げた。そしてDF板倉滉とFW町野修斗の日本人対決はボルシアMGが4発快勝で制した。迎える年内最終戦の第15節、MF堂安律の5位フライブルク(勝ち点24)が2位レバークーゼン(勝ち点29)と対戦する。 フライブルクは前節ヴォルフスブルク戦、堂安が3点目をアシストする活躍を見せて3-2で逃げ切り勝利。リーグ戦ここ3試合で2勝と復調気配の中、昨季の力を取り戻しつつあるレバークーゼン相手に敵地から勝ち点を持ち帰れるか。堂安とリーグ屈指の左サイドプレーヤーであるDFグリマルドのマッチアップにも注目だ。 一方、前節アウグスブルク戦を快勝し、公式戦7連勝としたレバークーゼンは、公式戦ここ2試合無失点と不安定だった守備に堅実さが出始めている。昨季のチーム状態に近づきつつある中、連勝を更に伸ばしてバイエルンを追走できるか。 金曜には今季リーグ初黒星を喫した首位バイエルン(勝ち点33)が4位ライプツィヒ(勝ち点27)との上位対決に臨む。バイエルンは前節マインツ戦、佐野を筆頭にタイトな守備を見せてきた相手を打開しきれず1-2で敗戦。今季リーグ初黒星を喫した。2位レバークーゼンが4ポイント差に迫ってきた中、年内最終戦に向けてはFWケインが復帰予定。チャンピオンズリーグでは全敗と不甲斐なかったものの、ブンデスリーガでは安定した力を発揮できているライプツィヒを退け、白星を取り戻して2024年を締めくくれるか。 バイエルンから金星を挙げた7位マインツ(勝ち点22)は3位フランクフルト(勝ち点27)と敵地で対戦。バイエルン戦でも持ち味のタイトなプレスがハマったマインツ。大きな自信を得た中、同タイプのチームであるフランクフルト相手に勝利をもぎ取れるか。佐野がブンデスリーガ屈指のアタッカーであるFWマーモウシュにボールを入れさせない守備を見せられるかに注目だ。 町野との日本人対決を制した板倉の11位ボルシアMG(勝ち点21)は14位ホッフェンハイム(勝ち点14)と対戦。トップハーフを目指すためには実力拮抗のホッフェンハイム相手に勝利が欲しい一戦。ボトムハーフに沈むかの分岐点となりそうな年内最終戦で板倉はチームを勝利に導けるか。 そのボルシアMGに敗れて泥沼の5連敗となった17位ホルシュタイン・キール(勝ち点5)は13位アウグスブルク(勝ち点16)と対戦。シーズンが進むに連れて力負けが多くなってきたキール。アウグスブルクにも敗れるようだと連敗に歯止めが効かなくなりそうだが、踏み止まれるか。 その他、前節出場機会のなかったDFチェイス・アンリの6位シュツットガルト(勝ち点23)は15位ザンクト・パウリ(勝ち点11)と対戦。8位ドルトムント(勝ち点22)は10位ヴォルフスブルク(勝ち点21)との中位対決を、前節一発退場で出場停止となるMF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点3)は16位ハイデンハイム(勝ち点10)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第15節 ▽12/20(金) 《28:30》 バイエルンvsライプツィヒ ▽12/21(土) 《23:30》 シュツットガルトvsザンクト・パウリ フランクフルトvsマインツ ホッフェンハイムvsボルシアMG ブレーメンvsウニオン・ベルリン ホルシュタイン・キールvsアウグスブルク 《26:30》 レバークーゼンvsフライブルク ▽12/22(日) 《23:30》 ボーフムvsハイデンハイム 《25:30》 ヴォルフスブルクvsドルトムント 2024.12.20 18:01 Fri2
板倉滉が先制点に関与、連勝のボルシアMGが暫定7位浮上【ブンデスリーガ】
ボルシアMGは21日、ブンデスリーガ第15節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、2-1で競り勝った。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、FW福田師王はベンチ入りも出場しなかった。 前節ホルシュタイン・キールを下した11位ボルシアMG(勝ち点21)は、板倉が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。 14位ホッフェンハイム(勝ち点14)に対し、開始1分にハックがゴールに迫ったボルシアMGが良い入りを見せるも、守勢の立ち上がりとなる。 それでも凌いだボルシアMGが23分に先制する。右CKをファーサイドの板倉がヘッド。シュートはDFにブロックされるもルーズボールをサンデルが蹴り込んだ。 先制に成功したボルシアMGが自陣に引いてカウンターを狙う中、43分にはクラインディーストが追加点を挙げかけるもGKバウマンへのファウルを取られてノーゴールに。 すると迎えた後半、57分にPKを献上。スカリーがボックス内に侵入してきたプラスを蹴ってしまった。これをクラマリッチに決められて試合を振り出しに戻されたボルシアMGだったが、3分後に勝ち越し弾。 ハックの浮き球パスでボックス右に抜け出したプレアがDF2人に対応されながらもシュートを決めきった。 終盤にかけてはホッフェンハイムの攻勢を受けたボルシアMGだったが、GKニコラスの好守もあって逃げ切り。連勝として暫定7位に浮上している。 また、DFチェイス・アンリが後半から出場したシュツットガルトはザンクト・パウリにホームで0-1の敗戦を喫している。 ホッフェンハイム 1-2 ボルシアMG 【ホッフェンハイム】 アンドレイ・クラマリッチ(後13)【PK】 【ボルシアMG】 フィリップ・サンデル(前23) アラサン・プレア(後16) 2024.12.22 06:12 Sun3
板倉滉と町野修斗の日本人対決はボルシアMGが4発快勝【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第14節、ボルシアMGvsホルシュタイン・キールが14日に行われ、4-1でボルシアMGが快勝した。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、FW福田師王はベンチ入りも出場せず、キールのFW町野修斗は62分から出場している。 前節ドルトムント戦を1-1の引き分けに持ち込んだ11位ボルシアMG(勝ち点18)は、板倉が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。 一方、前節ライプツィヒに敗れて4連敗となった17位ホルシュタイン・キール(勝ち点5)は町野がベンチスタートとなった。 試合は開始38秒に動く。板倉のロングフィードを収めたクラインディーストが右サイドへ展開。オノラのリターンクロスをクラインディーストがヘッドで叩き込みボルシアMGが先制した。 幸先良く先制したボルシアMGが主導権を握る中、19分にもクラインディーストがライツの右クロスにヘッドで合わせる決定機を演出すると、26分に追加点。 エルベディのロングフィードに抜け出したハックがボックス左に侵入、ループシュートでGKを外しネットを揺らした。 その後、30分にギゴビッチが強烈なミドルシュートで1点差としたキールだったが、43分にボルシアMGに3点目。オノラの鋭い左CKからプレアのヘッドが決まった。 ボルシアMGが3-1として迎えた後半、攻め手のないキールは62分に町野を左FWに投入する。すると67分には板倉からボールを奪ったピヒラーが決定的なシュートを放ったが、GKニコラスの好守に阻まれると、79分にボルシアMGに決定的な4点目。ライツの右クロスからプレアがシュートを流し込んだ。 終盤には板倉がボランチに上がった中、このままボルシアMGが4-1で快勝。フル出場した板倉が途中出場した町野との日本人対決を制している。 ボルシアMG 4-1 ホルシュタイン・キール 【ボルシアMG】 ティム・クラインディーンスト(前1) ロビン・ハック(前26) アラサン・プレア(前43) アラサン・プレア(後34) 【ホルシュタイン・キール】 アルミン・ギゴビッチ(前30) 2024.12.15 06:51 Sun4
【ブンデス第12節プレビュー】今季ホーム戦全勝のドルトムントと首位バイエルンによるデア・クラシカー
前節は日本人対決が2試合行われ、DFチェイス・アンリとMF三好康児が終盤に出場したシュツットガルトvsボーフムはシュツットガルトが快勝し、FW町野修斗とMF佐野海舟が共に先発したホルシュタイン・キールvsマインツはマインツに軍配が上がった。迎える第12節、ドルトムントvsバイエルンによるデア・クラシカーが行われる。 5位ドルトムント(勝ち点19)は前節、フライブルクに快勝し、今季の公式戦ホーム戦全勝を維持した。そして水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではディナモ・ザグレブ相手に苦手のアウェイで3発快勝。主将MFジャンを出場停止で欠くが、コンディション不良明けの主砲FWギラシーにザグレブ戦でゴールが生まれており、良好なチーム状態でデア・クラシカーに臨む。 一方、首位バイエルン(勝ち点29)は前節アウグスブルク戦をFWケインのハットトリックで後半に3ゴールを挙げ、終わってみれば快勝とした。そして火曜に行われたCLではパリ・サンジェルマンを撃破。公式戦7連勝と勢い付く中、デア・クラシカーを制して首位独走に拍車をかけられるか。 バイエルンを9ポイント差で追う4位レバークーゼン(勝ち点20)は10位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)と対戦。レバークーゼンは前節ハイデンハイム相手に2点差をひっくり返しての逆転勝利で4試合ぶりの白星を手にした。そして火曜に行われたCLではザルツブルクに5発圧勝。2戦連続5ゴールを奪っての快勝とした中、FWボニフェイスの負傷欠場の穴をしっかりと埋める活躍を見せたFWシックの躍動に今節も期待したい。 今節の日本人対決は勝ち点17で並ぶMF堂安律のフライブルクとDF板倉滉のボルシアMGの一戦。7位フライブルク(勝ち点17)は前節、ドルトムントに0-4で完敗。先発した堂安も大きな見せ場は作れなかった。ここ4戦勝ちなし(2分け2敗)と躓いているが、不調気味のチームを堂安は救えるか。 対するボルシアMGは前節、ザンクト・パウリに快勝。日本代表帰りの板倉はフル出場でシャットアウト勝利に貢献した。フライブルクとは対照的に5戦負けなし(3勝2分け)と好調な中、堂安とのマッチアップが見られる可能性がある板倉は3戦連続シャットアウトにチームを導けるか。 DFチェイス・アンリの9位シュツットガルト(勝ち点16)は12位ブレーメン(勝ち点15)と対戦。シュツットガルトは前節ボーフム戦、チェイス・アンリが終盤出場でクローザーの役目を果たした中、2-0で勝利。ただ、水曜に行われたCLではツルヴェナ・ズヴェズダ相手に1-5の大敗を喫した。守備が崩壊した中、出番のなかったチェイス・アンリに先発のチャンスは訪れるか。 そのシュツットガルトに敗れた最下位ボーフム(勝ち点2)は14位アウグスブルク(勝ち点12)と対戦。前々節移籍後初ゴールを挙げた三好は引き続きベンチからチャンスを窺うことになりそうだ。 MF佐野が先発を続ける8位マインツ(勝ち点16)は13位ホッフェンハイム(勝ち点12)と対戦。前節は得意のアウェイで佐野が攻守に存在感を示した中、キールに快勝。クラブ記録のアウェイ戦9戦負けなしとした中、前々節初勝利を挙げたホームで連勝を伸ばせるか。 そのマインツ戦で5試合ぶりの先発だった町野は悔しい前半33分の交代に。17位キール(勝ち点5)は16位ザンクト・パウリ(勝ち点8)との昇格組対決となるが、町野に鬱憤を晴らす機会は訪れるか。 ◆ブンデスリーガ第12節 ▽11/29(金) 《28:30》 ザンクト・パウリvsホルシュタイン・キール ▽11/30(土) 《23:30》 ライプツィヒvsヴォルフスブルク ブレーメンvsシュツットガルト フライブルクvsボルシアMG アウグスブルクvsボーフム ウニオン・ベルリンvsレバークーゼン 《26:30》 ドルトムントvsバイエルン ▽12/1(日) 《23:30》 マインツvsホッフェンハイム 《25:30》 ハイデンハイムvsフランクフルト 2024.11.29 18:00 Fri5
【ブンデス第13節プレビュー】板倉滉がドルトムントの強力攻撃陣に対峙
前節はドルトムントとバイエルンによるデア・クラシカーが行われ、今季の公式戦ホーム戦全勝だったドルトムント相手にバイエルンが引き分けに持ち込む結果となった。迎える第13節、DF板倉滉の10位ボルシアMG(勝ち点17)が5位ドルトムント(勝ち点20)と対戦する。 ボルシアMGは前節フライブルク戦、1-3で完敗。FWプレアの決定力不足が響いた面もあるが、不調だったフライブルクに力負けとなった。リーグ戦6試合ぶりの黒星を喫して出直しとなる中、FWギラシー擁する強力攻撃陣のドルトムントを板倉が抑え込めるかに注目だ。 対するドルトムントはバイエルン戦、ハイレベルな戦いを演じた中、終盤の同点弾で引き分けに持ち込まれた。ホーム戦全勝は途切れてしまったものの、一定の手応えを得られた中、ボルシアMGを下して水曜に行われるCLバルセロナ戦に向かえるか。 そのドルトムントに引き分けた首位バイエルン(勝ち点30)は16位ハイデンハイム(勝ち点10)と対戦。ブンデスリーガでは2位フランクフルトに4ポイント差と順調なシーズンを送っているバイエルンだが、火曜に行われたDFBポカールではレバークーゼンの前に敗れ、早くもタイトルを一つ失うことに。FWケインは引き続き負傷欠場予想だが、何とか切り替えてハイデンハイムに勝利し、火曜のCLシャフタール・ドネツク戦に向かいたい。 ポカールでバイエルンを下した3位レバークーゼン(勝ち点23)は15位ザンクト・パウリ(勝ち点11)と対戦。GKノイアーの退場を生かしてディフェンディングチャンピオンの意地を見せたレバークーゼンは、これで公式戦4連勝。いよいよ勢いに乗った来た中、格下ザンクト・パウリを下して火曜のCLインテル戦に臨みたい。 前節ブレーメン戦で公式戦4試合ぶりに先発に復帰したDFチェイス・アンリの9位シュツットガルト(勝ち点17)は金曜に11位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)と対戦。ブレーメン戦では2度のビハインドを強いられる展開とされながらも引き分けに持ち込んだシュツットガルトは火曜に行われたDFBポカールではチェイス・アンリにプロ初ゴールが生まれ、下部リーグのレーゲンスブルクに快勝とした。ウニオン戦でも攻守両面におけるチェイス・アンリの活躍に期待だ。 前節ボルシアMG戦で今季5ゴール目を挙げたMF堂安律の6位フライブルク(勝ち点20)は14位ホッフェンハイム(勝ち点12)と対戦。ボルシアMG戦では貴重な追加点を挙げてチームを5戦ぶりの白星に導いた堂安。火曜に行われたDFBポカールでは下部のビーレフェルトに不覚を取ったが、堂安のゴールでリーグ戦連勝に導けるか。 MF佐野海舟が攻守に存在感を示し続ける7位マインツ(勝ち点19)は8位ヴォルフスブルク(勝ち点18)と対戦。開幕前のスキャンダルを抱えながらも今やチームに欠かせない存在となった佐野。ピッチ上で自身の信頼を取り戻すパフォーマンスを続ける中、1ポイント差のヴォルフスブルクを下して更なる上位浮上を果たせるか。 そして下位に沈む苦しいチーム状態のFW町野修斗の17位ホルシュタイン・キールは4位ライプツィヒ(勝ち点21)と、MF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点2)は12位ブレーメン(勝ち点16)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第13節 ▽12/6(金) 《28:30》 シュツットガルトvsウニオン・ベルリン ▽12/7(土) 《23:30》 レバークーゼンvsザンクト・パウリ バイエルンvsハイデンハイム フランクフルトvsアウグスブルク ボーフムvsブレーメン ホルシュタイン・キールvsライプツィヒ 《26:30》 ボルシアMGvsドルトムント ▽12/8(日) 《23:30》 ヴォルフスブルクvsマインツ 《25:30》 ホッフェンハイムvsフライブルク 2024.12.06 18:01 Friシャルケの人気記事ランキング
1
シャルケ、ブルクシュタラーがヒザの大ケガで今季終了…
シャルケは7日、元オーストリア代表FWグイド・ブルクシュタラー(31)がヒザ関節外側側副じん帯損傷(LCL)で、今季中の復帰ができなくなったことを報告した。 クラブ公式サイトによると、ブルクシュタラーは翌日にブンデスリーガ第30節のウニオン・ベルリンを控えた6日のトレーニング中に負傷。復帰時期は未定のようだ。 同選手はカーディフやニュルンベルクでのプレーを経て、2017年夏にシャルケに加入。3シーズン主力としてチームを支え、今季はリーグ戦21試合に出場していた。 クラブはまた、ウニオン戦でベンチ外だったセルビア代表DFマティヤ・ナスタシッチの状態も報告。欠場の理由は筋肉系の問題とのことだが、こちらも復帰時期は明確になっていない。 残り4試合となったブンデスリーガ。10位のシャルケは再開後の成績は1分け4敗と混迷を極めている。 2020.06.08 14:30 Mon2
「史上最高のボレー」GKのヘディングを跳ね返す!スタンコビッチの50m級ダイレクトボレーが今なお絶賛「こんなシュートは見たことない」
5日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグの2試合が行われる。 ここからさらに盛り上がっていくCLだが、そのCLの公式ツイッターは、今からちょうど11年前に生まれたスーパーゴールに再びのスポットライトを当てている。 取り上げられたのは、2011年4月5日に行われたCL準々決勝1stレグのインテルvsシャルケの一戦。そのゴールが生まれたのはキックオフからわずか数十秒後のことだった。 キックオフ直後に自陣でボールを奪ったインテルは前線に展開。MFエステバン・カンビアッソが前線のFWディエゴ・ミリートにパスを通そうとするが、果敢にエリア外まで飛び出したGKマヌエル・ノイアーのヘディングによりクリアされる。 ノイアーのクリアボールは、センターサークル内のMFデヤン・スタンコビッチのところまで届き、シャルケはピンチを脱したかに見えたが、スタンコビッチはノイアーの位置を見てダイレクトボレー。ゴールまで50mを超える距離から狙いすましたシュートは、ノイアーの頭上を越えてそのままゴールネットを揺らした。 スタンコビッチのスーパーボレーで先制しながらも、インテルはDFクリスティアン・キブの退場もあり2-5で敗れると、2nレグでも敗れ準々決勝敗退とはなったが、2022年になってもこのゴールは多くの海外メディアも取り上げており、「史上最高のボレー」、「CL史上最高のゴールの1つ」、「忘れられない」、「フォームがお気に入りだ」、「こんなシュートは見たことない」と称賛の言葉が寄せられている。 2022.04.05 21:25 Tue3
「誰もが裸で…」板倉滉がドイツで一番驚いた文化とは? シャルケへの想いを語る「いつか内田さんと同じような役割を」
シャルケの日本代表DF板倉滉がドイツでの生活やシャルケへの思いを語った。 川崎フロンターレの下部組織で育った板倉は、2015年2月にファーストチームへと昇格。出場機会を求めて2018年2月にベガルタ仙台へと期限付き移籍。すると、そこでの活躍が認められ、2019年1月にマンチェスター・シティへと完全移籍した。 労働許可が下りないことなどもあり、そのままオランダのフローニンヘンへと2年間にわたりレンタル移籍すると、主軸としてプレー。2021年8月にシャルケへのレンタル移籍が決定した。 シャルケでも3バックの一角に君臨し、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で20試合に出場し2ゴールを記録。DFBポカールでも1試合に出場していた。 1月と2月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選では中国代表戦とサウジアラビア代表戦で2試合連続フル出場。2試合連続クリーンシートに貢献するなど、好調を維持している。 その板倉は、ドイツ『シュポルト・ビルト』のインタビューに応じ、ドイツでの生活やシャルケについて語った。 まず、ドイツに来て半年が過ぎた板倉。文化については「好きですね」と語り、「この国のカフェでは、ただ座っているだけで良いというところです。日本ではそうはいかないです」と、ゆっくりと楽しめることが良いとした。 その板倉だが驚いた事もあると言い、「僕が最も驚いたのは、誰もが裸で歩き回っている混浴サウナです(笑)。日本では男女が分かれています」とコメント。ドイツをはじめオランダ、北欧などの文化でもある混浴のスパには流石に驚いたようだ。 さらに、「ここは少しゆったりしているところが好きです。一般的には、僕は新しい経験をするのが好きな人間です」と、新しい土地の新しい文化に触れることに興味があるとした。 今季は加入直後から主軸を務める板倉。日本での報道については「僕たちや僕についての報道は既にありますよ。シャルケのシャツを着て、日本代表の試合に来る日本人も何人か見かけます。立ち上がれば、もっと増えると思います」と、シャルケファンは日本にもいるとコメント。内田篤人が長年プレーした影響も大きい。 そのシャルケは現在5位に位置、しかし、首位ブレーメンとの勝ち点差はわずかに2となっている。板倉は「トップには2ポイント差しかないです。だからこそ、自分たちがチャンピオンとして昇格することが可能だと思っています。常に前を見て、集中しなければいけないです」と、優勝での自動昇格を目指すと語った。 ただ、板倉はレンタルの身。「ここは居心地が良くて、長い間シャルケでプレーしたいです」と、シャルケに尽くしたいとコメント。また、「上手く行けば、ある時点で、おそらく10年以内にはドイツ語でインタビューができるでしょう(笑)」と、ドイツ語の習得にも意欲を見せている。 昇格しなければチームを去るかという質問には、「僕にとって、昇格しないという選択肢はありません、頭の中にないんです」と、昇格しないという考えがそもそもないとコメント。「サッカー選手なら、誰でも最高峰のリーグでプレーしたいと思うものです。そして、それがシャルケで実現することは、僕にとっては明白です」と、シャルケで1部に戻ることしか考えていないと主張した。 そんな中、保有元のマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督との関係については「正直なところ、彼と話をしたことがありません」と衝撃の事実。ただ、「現時点で僕が考えているのは、シャルケに自分の足跡を残すことだけです」と、今はシャルケの選手として身を捧げるとし、「もちろん、いつかシャルケで、内田さんと同じような役割を担うことができたら嬉しいです」と、レジェンドであり大先輩の内田のようなクラブでの立ち位置になりたいと語った。 2022.02.24 21:52 Thu4
シャルケ・上月壮一郎はダービー欠場? 6戦無敗で残留圏も見えたシャルケは2位ドルトムントとのレヴィア・ダービー控える
1年での2部降格の危機にさらされているシャルケ。7連敗を喫してどん底の最下位に位置していたものの、このところ復調を見せている。 2023年に入り、最初の2試合はフランクフルト、RBライプツィヒに完敗。浮上する力を持っていないと見られた中、1月29日のケルン戦でゴールレスドローに終わると、そこから6戦無敗。さらに、シュツットガルト、ボーフムと同じく残留を争う2チームに連勝を収めるなど、ついに最下位を脱出することに成功した。 復調傾向にあるシャルケだが、11日にはドルトムントとのレヴィア・ダービーを控えている。ドルトムントは勝ち点では首位のバイエルンと並ぶ2位。順位表の上から2番目と下から2番目の対決となるが、シャルケはここで勝利すれば一気に残留に向けて弾みをつけられるはずだ。 そのシャルケだが、悲しい知らせもある。ドイツ『Der Westen』によれば、MF上月壮一郎とMFエデル・バランタの復帰は難しいという。 ドイツ『スカイ・スポーツ』のジャーナリストを務めるディルク・グロッセ・シュラルマン氏によれば、離脱していた上月とバランタはトレーニングに戻っておらず、6日にはMRI検査を受けたという。 火曜日の段階でトレーニングには戻っていなかったため、万全ではない様子。レヴィア・ダービーでの起用は難しいという見方のようだ。 この6試合ではわずか1失点と守備に安定感が出てきたシャルケ。上位相手にしっかりと勝ち点を収めることができるのか。上月の出場可否にも注目が集まる。 2023.03.10 20:15 Fri5