パトリック初弾に黒川J1初ゴール! G大阪が名古屋に3発快勝でホーム戦4度目の正直【明治安田J1第6節】
2022.04.02 16:10 Sat
明治安田生命J1リーグ第6節の1試合が2日にパナソニック スタジアム 吹田で催され、ホームのガンバ大阪が3-1で名古屋グランパスを下した。
開幕から5試合を消化して1勝2分け2敗のG大阪はGK一森と新戦力のダワンが先発でJ1リーグデビュー。一方、1つの未消化試合を残して1勝2分け1敗の名古屋は負傷離脱が続いた丸山がベンチながら、実に11カ月ぶりの戦線復帰を果たした。
ここ公式戦5試合で白星から遠ざかり、この4月を反攻の月にしようと、ここまで3戦未勝利のホーム戦で必勝を期すG大阪だが、先のルヴァンカップで公式戦2勝目を手にして、J1リーグでも開幕戦以来の白星に弾みをつけた名古屋がやや押し気味に進める。
その名古屋は12分にハーフウェイライン付近でボールを受けた酒井の浮き球パスから相手最終ラインの背後を抜け出した仙頭が絶好機を迎えるなど、序盤のペースを握ったが、G大阪もパトリックがヘディングで相手ゴールに迫るなど、次第に押し返す。
すると、26分にG大阪が敵陣右サイドでのFKから先取する。キッカーを務めた山見の右足クロスをファーサイドの三浦が相手と競り合いながら落とすと、フリーの昌子が右足ダイレクト。ゴール前のパトリックにヒットしたボールが右に吸い込まれていった。
前半の終盤に入って、盛り返した名古屋は右CKのチャンスからキッカーのマテウスが左足の鋭いキックでそのままゴールを狙っていけば、前半アディショナルタイム1分にも相馬のスルーパスから稲垣がチャンスを迎えるが、いずれもGK一森に阻まれる。
1点ビハインドで試合を折り返した名古屋はその後半の頭からキャプテンの稲垣に代わって、柿谷を投入。仙頭を一列下げての攻撃的な布陣で後半の入りから攻め込むが、G大阪守備陣も相手の揺さぶりに動じず、しっかりとしたディフェンスで凌ぐ。
そのG大阪は54分、倉田から小野瀬への繋ぎで中央を崩しにかかると、右サイドでボールを受けた山見が右足クロス。カバーに戻ったマテウスにファーサイドでクリアされるが、宮原に当たってゴールが名古屋ゴールに吸い込まれ、追加点を手にする。
不運な形で2失点目の名古屋は交代枠も駆使して巻き返そうとするが、G大阪が62分に敵陣左サイド深くでのボール回収からボックス左に仕掛けていった黒川が右足コントロールショット。GKランゲラックから自身J1初弾をゴール右に叩き込み、3点目を奪う。
今季最多3失点目を喫し、より劣勢の名古屋は相手のトーンダウンにも乗じてさらに攻め立て、83分に仙頭が敵陣深くでのボール奪取から右足シュートを決めて1-3。だが、今季最多3発のG大阪がそれ以上の反撃を許さず、リーグ戦4試合ぶりの勝利を手にしている。
ガンバ大阪 3-1 名古屋グランパス
【G大阪】
パトリック(前26)
OG(後9)
黒川圭介(後17)
【名古屋】
仙頭啓矢(後38)
開幕から5試合を消化して1勝2分け2敗のG大阪はGK一森と新戦力のダワンが先発でJ1リーグデビュー。一方、1つの未消化試合を残して1勝2分け1敗の名古屋は負傷離脱が続いた丸山がベンチながら、実に11カ月ぶりの戦線復帰を果たした。
ここ公式戦5試合で白星から遠ざかり、この4月を反攻の月にしようと、ここまで3戦未勝利のホーム戦で必勝を期すG大阪だが、先のルヴァンカップで公式戦2勝目を手にして、J1リーグでも開幕戦以来の白星に弾みをつけた名古屋がやや押し気味に進める。
すると、26分にG大阪が敵陣右サイドでのFKから先取する。キッカーを務めた山見の右足クロスをファーサイドの三浦が相手と競り合いながら落とすと、フリーの昌子が右足ダイレクト。ゴール前のパトリックにヒットしたボールが右に吸い込まれていった。
パトリックの公式戦2戦連発となる今季J1リーグ初ゴールで先制したG大阪はその勢いのまま畳みかける。ただ、33分に倉田の左クロスにゴール前のパトリックがドンピシャで合わせたヘッドはGKランゲラックの好守に遭うなど、追加点とはならない。
前半の終盤に入って、盛り返した名古屋は右CKのチャンスからキッカーのマテウスが左足の鋭いキックでそのままゴールを狙っていけば、前半アディショナルタイム1分にも相馬のスルーパスから稲垣がチャンスを迎えるが、いずれもGK一森に阻まれる。
1点ビハインドで試合を折り返した名古屋はその後半の頭からキャプテンの稲垣に代わって、柿谷を投入。仙頭を一列下げての攻撃的な布陣で後半の入りから攻め込むが、G大阪守備陣も相手の揺さぶりに動じず、しっかりとしたディフェンスで凌ぐ。
そのG大阪は54分、倉田から小野瀬への繋ぎで中央を崩しにかかると、右サイドでボールを受けた山見が右足クロス。カバーに戻ったマテウスにファーサイドでクリアされるが、宮原に当たってゴールが名古屋ゴールに吸い込まれ、追加点を手にする。
不運な形で2失点目の名古屋は交代枠も駆使して巻き返そうとするが、G大阪が62分に敵陣左サイド深くでのボール回収からボックス左に仕掛けていった黒川が右足コントロールショット。GKランゲラックから自身J1初弾をゴール右に叩き込み、3点目を奪う。
今季最多3失点目を喫し、より劣勢の名古屋は相手のトーンダウンにも乗じてさらに攻め立て、83分に仙頭が敵陣深くでのボール奪取から右足シュートを決めて1-3。だが、今季最多3発のG大阪がそれ以上の反撃を許さず、リーグ戦4試合ぶりの勝利を手にしている。
ガンバ大阪 3-1 名古屋グランパス
【G大阪】
パトリック(前26)
OG(後9)
黒川圭介(後17)
【名古屋】
仙頭啓矢(後38)
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「ガンバの千両役者」FW宇佐美貴史が今季2度目のJ1月間MVPに選出! J2は長崎MFマテウス・ジェズス、J3は岐阜FW藤岡浩介が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。 各月の明治安田Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田J1リーグはFW宇佐美貴史(ガンバ大阪)、明治安田J2リーグはMFマテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎)、明治安田J3リーグはFW藤岡浩介(FC岐阜)が受賞した。宇佐美と藤岡は今季2度目、マテウス・ジェズスは今回が初受賞となる。 宇佐美は10月に出場した4試合で、2ゴール1アシストの活躍。北海道コンサドーレ札幌戦ではアディショナルタイムでの劇的な2ゴールによって、文字通りチームに勝利をもたらしていた。また、ラストパスやスルーパス、キープ成功率においても高い数字を誇っている。 選考委員会の総評と宇佐美のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「年間を通して評価できる。G大阪は彼の活躍により復活してきた」 JFA技術委員 「札幌戦であげたゴールは、技術だけでなく、バックストーリーやサポーターの思いなどを背負って成り立っているのが印象的」 槙野智章委員 「残留がかかった札幌もすごくいいゲームをしていた中、最後のPKやドリブルからのゴールは劇的だった。『サッカー人生で初めて試合後寝られなかった』と言うほど興奮したプレーであり、そういったシチュエーションでゴールを決めた」 北條聡委員 「抜群のインパクトを放ったガンバの千両役者。逆転勝利へ導いた札幌戦の2発、名古屋戦の決勝アシストと絶対的エースにふさわしい活躍」 GAKU-MC特任委員 「チームの最多得点数となる99点目(J1、J2計)というメモリアルゴールをあげたことも評価のひとつ」 ◆FW宇佐美貴史(ガンバ大阪) 「月間MVPにも選出いただき、ありがとうございます。自分でいいのかなというところが率直にはあるのですが、札幌戦の印象が大きかったのかなと思います。大阪ダービーで負けて、どん底に突き落とされた中、次戦の札幌戦、何とかチームを立ち上がらせないといけないという強い思いが自分のところにチャンスを引き寄せてくれた一つの大きな要因だったのかなと思います。そこを決め切ったことでチームの状態も上向いたので、あの試合で勝つことができて良かったです」 「今、チームはいい状態、メンタル的に燃えているような状態だと思うので、それを絶やさないようにシーズン終わりまで走っていきたいですし、リーグは出来る限り上の順位で、また天皇杯のタイトルのチャンスもあるので、必ず、全員で獲れるように頑張っていきたいです」 マテウス・ジェズスは10月の3試合で4ゴール1アシストと大暴れ。PEACE STADIUM Connected by SoftBankでの記念すべき初ゴールも記録しており、昇格争いを続けるチームの原動力となった。 選考委員会の総評とマテウス・ジェズスのコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「波に乗っている印象。シーズンを通してしっかりプレーしてきたが、最後に向けてギアを上げてきた」 JFA技術委員 「シーズン通して安定して活躍していて、今月は印象的なゴールもあった」 佐藤寿人委員 「今シーズン良いプレーが多かった。アイデアがあり、驚きのあるプレーも多く、どの試合でも得点を奪うことができる」 寺嶋朋也委員 「シーズン通した素晴らしいパフォーマンスが長崎をけん引している。中盤からポジションを最前線に上げて持ち前の攻撃力を存分に発揮。圧倒的存在感を放った」 丸山桂里奈特任委員 「4ゴール1アシストで、今月のチームの10ゴールの半分に絡んだ。新スタジアムの初ゴールというメモリアルゴールも記録」 植松隼人特任委員 「得点嗅覚が高く、ディフェンス時のポジショニングが参考になる。得点だけではなくアシストもありチームへの貢献度が高い」 ◆MFマテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎) 「この賞はみんなの力があってこその賞だと思いますし、自分ひとりでは獲ることができなかったと思います。そして、僕たちはJ1昇格を何としても成し遂げたいです。その目標達成にむけてプレーオフ2試合も頑張っていきたいと思います!」 藤岡は10月度の4試合で6ゴール1アシストの好成績を記録。パス成功率やゴール関与パスにおいても高い数字を誇っており、攻撃面で絶大な存在感を示していた。 選考委員会の総評と藤岡のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 平畠啓史委員 「1試合2ゴールが3試合で、10月6ゴール。ゴールへの嗅覚。ポジショニング。仕留める時の冷静さ。相手のミスも見逃さず、相手ディフェンスにとって常に危険なプレーヤーあり続けた」 橋本英郎委員 「岐阜は元々能力があるチームであり、今年はその結果が出ている中で、自分自身にフォーカスが充てられている選手。得点にはいつも藤岡選手が絡んでいて、チームで一番活躍していると言っても過言ではない。チームも個人としても良い流れ」 丸山桂里奈特任委員 「6ゴール1アシストと大当たりだった。チームをプレーオフ圏内に引き上げるために更に活躍を期待。得点ランクも1位に」 ◆FW藤岡浩介(FC岐阜) 「今シーズン二度目の明治安田J3リーグ月間MVPに選んで頂きありがとうございます。チームが見せてきたパフォーマンスが評価されたからこそ頂ける賞なので、自分のプレーを最大限に生かしてくれるチームメイトに感謝しています。残りのシーズン、FC岐阜の為に全力で戦います!」 <span class="paragraph-title">【動画】月間MVPを受賞した宇佐美貴史らのプレーはこちらでチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/b-C5f4m_M9o?si=1p4nF9q-s_0_Iy1k" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.11.12 16:50 Tue2
G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
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磐田が残留へ痛恨の連敗…G大阪は乱打戦制して4位浮上、坂本一彩が直近3戦4ゴール【明治安田J1第36節】
明治安田J1リーグ第36節の1試合が9日にヤマハスタジアムで行われ、アウェイのガンバ大阪が4-3でジュビロ磐田を下した。 今節から逆転残留へ勝負のホーム3連戦となる18位磐田がその一発目として天皇杯決勝に進み、J1でもACLE圏滑り込みを目指す5位G大阪を迎え撃った。磐田は今節もハッサン・ヒル、伊藤槙人、リカルド・グラッサの3バックで挑み、G大阪は公式戦2戦連発で3ゴールと好調の坂本一彩と宇佐美貴史の前線コンビでスタートした。 立ち上がりからうまく相手のプレスをかいくぐり、さっそくリズムを掴むG大阪は2分に倉田秋のコントロールショットがゴール右角に嫌われてしまったが、6分の左CKから大外のダワンが右足ダイレクトでネットを揺らす。だが、VARチェックにひっかかり、OFRの末にコースにいた倉田の関与が咎められ、取り消されてしまう。 救われた磐田は13分に混戦のなかで松本昌也の押し込みにかかったボールが半田陸の右腕に当たり、VARチェックに。OFRでの判断にまで持ち込まれるが、PKジャッジとはならず。それでも、23分にジョルディ・クルークスが右サイドからのクロスを送ると、渡邉りょうが右足ボレーで叩き込み、磐田が先制に成功してみせる。 だが、悪くない戦いをするG大阪は27分に左CKのチャンスを掴むと、鈴木徳真のキックにニアの半田陸がヘッドで合わせ、失点からわずか4分後に同点。さらに45+9分に左サイドの宇佐美がヒールで流すと、黒川圭介が左足でクロスを上げ、最後は大外の山下諒也がダイビングヘッドで合わせる。この豪快な一撃で前半のうちに逆転する。 後半から植村洋斗を送り込み、反撃ムードを打ち出した磐田だが、59分にG大阪が押し返す形を作ると、半田が放ったミドルのこぼれ球を倒れ込みながら対応したリカルド・グラッサのハンドを誘い、PKチャンスを奪取。キッカーに今季12ゴール目となる宇佐美が名乗りを上げると、GK川島永嗣の逆を突き、ダメ押しゴールを決める。 67分にも快速を飛ばして裏抜けの山下がネットを揺らしたG大阪だが、再びのVARでノーゴールに。またもVARを味方につけた磐田はマテウス・ペイショット、高畑奎汰の投入とともにシステムも4バックに変更するが、1最少タイの失点数を誇るG大阪の守りをこじ開け切れず。81分にはハッサン・ヒルの担架退場にも見舞われる。 その磐田だが、ジョルディ・クルークスが右サイドからクロスを送った87分にマテウス・ペイショットの落としを上原力也が右足で蹴り込み、1点差に。さらに攻め立てると、90+1分にまたもジョルディ・クルークスのクロスをファーのリカルド・グラッサが頭で落とし、ハッサン・ヒルとの交代で入った鈴木海音が同点弾を決める。 嫌なムードが漂うG大阪だが、90+3分に美藤倫がボールを持ち運び、ボックス左のイッサム・ジェバリに展開。ダイレクトでの折り返しを坂本が左足で叩き込み、G大阪が突き放す。前節、天皇杯、そして今節と打ち合いを制したG大阪は公式戦3連勝&4位浮上に成功。磐田は残留へ痛恨の連敗を喫した。 ジュビロ磐田 3-4 ガンバ大阪 【磐田】 渡邉りょう(前23) 上原力也(後42) 鈴木海音(後45+1) 【G大阪】 半田陸(前27) 山下諒也(前45+9) 宇佐美貴史(後17) 坂本一彩(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】坂本一彩が直近3戦4ゴールと好調! 天皇杯に続く劇的決勝弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">坂本 一彩(G大阪)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/QvdM3aVLmr">pic.twitter.com/QvdM3aVLmr</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1855164299427430679?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.09 17:28 Sat4
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