三笘薫、代表初の先発出場も不完全燃焼「今日のプレーではレギュラーになれない」
2022.03.29 23:59 Tue
日本代表のFW三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)が、ベトナム代表戦を振り返った。
24日に行われたオーストラリア代表戦で、7大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めた日本は、29日にアジア最終予選の最終節としてベトナムと対戦した。相手はグループ最下位なだけに、快勝で予選を締めくくりたかったが、19分にセットプレーから失点。その後も攻め込むものの、守りを固めるベトナムからなかなか1点も奪えない状況が続く。
そんな不安を拭ったのがキャプテンのDF吉田麻也。後半へ折り返した54分にビルドアップした吉田は、MF原口元気のシュートのこぼれ球を詰めて同点に戻した。その後は猛攻を見せる日本は、2度ネットを揺らす場面を迎えるも、それぞれハンドとオフサイドでゴールは認められず。結局、1-1のドローに。試合後の選手たちは悔しそうな表情を浮かべていた。
三笘はこの試合が代表初の先発出場で、初めてのフル出場。オーストラリア戦では終盤に投入され、圧巻の2ゴールでカタールW杯へ導いたが、この試合でも自慢のドリブルでベトナム守備陣を切り裂くシーンは何度か見られた。それでも、ゴールやアシストという数字を残せず、個人的には不満の残るパフォーマンスだったようだ。
「全く自分のプレーに納得してないですし、ゴールに絡めず、セットプレーで難しい展開になってしまいました。その後も単調というか、なかなか崩せず課題の残る試合だったと思います」
「前の選手なので、どれだけチャンスを作ってゴールに結びつけるかが課題ですし、攻撃も守備も足りない部分がありました。それをまたベルギーでやっていきたいと思います」
また、この試合では三笘のほか、FW上田綺世やMF旗手怜央、DF中山雄太といった東京五輪世代が先発していたが、三笘は「プレーしやすい」としながらも、より連携を深めることができると、課題を口にした。
「怜央と綺世と雄太君は凄くやりやすいですけど、少しインサイドハーフと綺世との距離感が遠かったので、そこはもう少し近くでプレーしても良かったかなと思います。怜央のところに起点ができるような関わり方をしなければならなかったですし、雄太君とも連携は悪くなかったですけど、2人でもっと崩しにいくような場面を増やせても良かったかなと。綺世との関係ももっと良いところを出せると思います」
初めての先発についても言及した三笘。ベトナム戦のようなパフォーマンスでは今後レギュラーを勝ち取ることはできないと感じているという。
「自分のプレーとしては推進力を出したいところでしたが、その分、後ろのケアができない面もあるので、そういったところでスタメンが少ないのかなと。それでもその部分で結果を出せれば、スタメンでも使ってもらえるのかなと思います」
「今日は数字が残せず悔しかったです。W杯が決まった状態だったので良かったですけど、決まってない状態でこういうプレーをしてしまえば、もっと難しくなると思います。もっと自分の能力も含めて追求していきたいと思います」
24日に行われたオーストラリア代表戦で、7大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めた日本は、29日にアジア最終予選の最終節としてベトナムと対戦した。相手はグループ最下位なだけに、快勝で予選を締めくくりたかったが、19分にセットプレーから失点。その後も攻め込むものの、守りを固めるベトナムからなかなか1点も奪えない状況が続く。
そんな不安を拭ったのがキャプテンのDF吉田麻也。後半へ折り返した54分にビルドアップした吉田は、MF原口元気のシュートのこぼれ球を詰めて同点に戻した。その後は猛攻を見せる日本は、2度ネットを揺らす場面を迎えるも、それぞれハンドとオフサイドでゴールは認められず。結局、1-1のドローに。試合後の選手たちは悔しそうな表情を浮かべていた。
「全く自分のプレーに納得してないですし、ゴールに絡めず、セットプレーで難しい展開になってしまいました。その後も単調というか、なかなか崩せず課題の残る試合だったと思います」
「もう一つ深い位置に入ってクロスまで行きたかったですし、自分がシュートできるところでの判断のミスはありました」
「前の選手なので、どれだけチャンスを作ってゴールに結びつけるかが課題ですし、攻撃も守備も足りない部分がありました。それをまたベルギーでやっていきたいと思います」
また、この試合では三笘のほか、FW上田綺世やMF旗手怜央、DF中山雄太といった東京五輪世代が先発していたが、三笘は「プレーしやすい」としながらも、より連携を深めることができると、課題を口にした。
「怜央と綺世と雄太君は凄くやりやすいですけど、少しインサイドハーフと綺世との距離感が遠かったので、そこはもう少し近くでプレーしても良かったかなと思います。怜央のところに起点ができるような関わり方をしなければならなかったですし、雄太君とも連携は悪くなかったですけど、2人でもっと崩しにいくような場面を増やせても良かったかなと。綺世との関係ももっと良いところを出せると思います」
初めての先発についても言及した三笘。ベトナム戦のようなパフォーマンスでは今後レギュラーを勝ち取ることはできないと感じているという。
「自分のプレーとしては推進力を出したいところでしたが、その分、後ろのケアができない面もあるので、そういったところでスタメンが少ないのかなと。それでもその部分で結果を出せれば、スタメンでも使ってもらえるのかなと思います」
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「なんて可愛いんでしょ」オナイウ阿道が妻と愛娘と家族ショット、七五三での着物姿に「とってもかわいい」など祝福の声
トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道の愛娘が愛くるしい。 2021年6月にキリンチャレンジカップ2021のセルビア代表戦で日本代表デビューを果たしたオナイウ。同年夏に海を渡り、活躍の場を横浜F・マリノスからフランスに移している。 28日には自身のインスタグラムを更新。家族写真を公開した。 家族4人での幸せフォトや、着物姿でカメラに目を向ける長女の姿には、ファンからも祝福の声や感嘆の声が届いている。 「素敵なご家族、お似合いです」 「なんて可愛いんでしょ、おめでとうございます」 「七五三おめでとうございます。ますます素敵な女の子になられますように」 「ちっちゃい女の子たちがとってもかわいい」 オナイウは2018年に入籍を発表。2人は2019年7月10日に第一子となる長女を、2020年9月26日に第2子となる次女を授かっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】オナイウ阿道の愛娘の着物姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用
7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed5