「第一関門を突破したに過ぎない」W杯出場決めた森保一監督、ベトナム戦も「勝利目指して戦う」
2022.03.26 17:19 Sat
日本サッカー協会(JFA)は26日、カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権獲得を受け、記者会見を実施した。
記者会見に出席した森保一監督は冒頭、ここまで応援してくれたサポーター、そして日本国民へ感謝の気持ちを述べた。
「まずは、我々サッカー日本代表を日頃から応援してくださっているサポーターの皆さんをはじめとする全ての国民の皆さんに日頃の応援にお礼をさせていただきます。ありがとうございます」
「これまで応援してくださったサポーターをはじめとする全ての皆さんに感謝申し上げます。と同時に、我々を応援してくださった、サポーターと国民の皆さんと喜びを分かち合える結果を出せて幸せに思っています」
「しかしながら、まだ我々は第一関門を突破したに過ぎません。カタールW杯に向けて、日本歴代最高の成績、ベスト8以上を掴み取るべく、次のベトナム戦からまた新たに最善の準備をして、一戦一戦全力で向かって戦っていくというスタンスで、目標を達成していきたいと思います。これからも引き続き見守り、応援のほどよろしくお願いいたします」
オーストラリアで出場を決め、25日に帰国した日本代表。改めて帰国して感じた喜びについては「昨日帰国して、成田空港の色々な検査等々をクリアして、我々がホテルに行くまでに空港でたくさんの方が出迎えてくださって、声は出せませんがお祝いのメッセージを掲げてくださって、出迎えてくださって、予選を突破したという気持ちに改めてなりました」とコメント。「オーストラリアで戦っていて、現地でもたくさんの方々が応援に駆けつけてくださって喜びを分かち合いましたが、帰国して多くの方の応援を受けてきたということで、改めて感謝の気持ちが湧き上がってきました」と、日本でも歓迎されたことで出場権獲得を実感できたという。
日本人監督としては、初めて予選全てを戦い、出場権を獲得したこととなる森保監督。「日本人の指導者として予選を全て戦ってW杯の出場を決めたということで私のことを言ってくださいましたが、私1人で戦っているとは思っていませんし、常に日本のサッカーファミリー全体で普及、育成の指導者、環境づくりをしてくださっている方々と、日本代表が勝利すべく積み上げをしてきて、試合に向けてパワーを作ってきて、目標に向かっていると思っています」と多くの人の支えがあってこそだとコメントした。
ただ、「プレッシャーが1つあるとすれば、ワールドカップに6大会連続で出場し続けている中、日本人の指導者として7回目のW杯を目指すということ。私が結果を出さなければ、日本人の指導者の評価も変わってしまうということは、プレッシャーとしてありました」とし、敗退すれば全ての指導者に影響が出るとコメント。「世界との戦いで結果を出すということには至っていませんが、アジアの中では日本人の指導者がしっかりと勝って、世界に挑める、世界を追い越していけるということを他の指導者の方々の自信を持っていただけたり、評価につながっていければと思いやってきました」と、アジアでしっかりと結果を残せたことは喜ばしいと語った。
29日のベトナム代表戦は予選としては消化試合となるが、W杯に向けての第一歩でもある。ベトナム戦について森保監督は「まずは高い目標、高い基準を持ちながら、目の前の試合に向けて一戦一戦戦ってきました。次のベトナム戦も目の前の一戦については変わりありません」とコメント。「アジア最終予選を1位突破するということ、その後のカタールW杯の目標達成に繋げられるように勝利目指して戦っていければと思います」と、しっかりと勝利を目指すと語り、「選手のコンディション等々を見極めて、勝つためのベストな選択をしたいと思います」と、選手のコンディションを見て戦いたいとした。
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日本は24日、カタールW杯アジア最終予選の第9戦でオーストラリア代表と対戦。アウェイで勝利したことがない相手を終始押し込むと、終盤に出場したMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)の2ゴールで勝利。0-2で勝ち、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。最終予選は、初戦のオマーン代表戦で敗れるというまさかのスタートとなり、3戦目のサウジアラビア代表戦で敗れ、3試合で1勝2敗と窮地に立たされることに。しかし、第4戦のホームで行われたオーストラリア戦で勝利すると、そこから6連勝を収めて一気にW杯出場権を獲得した。「まずは、我々サッカー日本代表を日頃から応援してくださっているサポーターの皆さんをはじめとする全ての国民の皆さんに日頃の応援にお礼をさせていただきます。ありがとうございます」
「カタールW杯に向けてのアジア予選を突破できましたが、最終予選は本当に厳しい戦いの連続でした。そんな厳しい戦いの中でも、サポーターの皆さんがいつも変わらぬ応援をし続けてくれたことで、選手もスタッフも下を向くことなく常に前を向いて前進することができました」
「これまで応援してくださったサポーターをはじめとする全ての皆さんに感謝申し上げます。と同時に、我々を応援してくださった、サポーターと国民の皆さんと喜びを分かち合える結果を出せて幸せに思っています」
「しかしながら、まだ我々は第一関門を突破したに過ぎません。カタールW杯に向けて、日本歴代最高の成績、ベスト8以上を掴み取るべく、次のベトナム戦からまた新たに最善の準備をして、一戦一戦全力で向かって戦っていくというスタンスで、目標を達成していきたいと思います。これからも引き続き見守り、応援のほどよろしくお願いいたします」
オーストラリアで出場を決め、25日に帰国した日本代表。改めて帰国して感じた喜びについては「昨日帰国して、成田空港の色々な検査等々をクリアして、我々がホテルに行くまでに空港でたくさんの方が出迎えてくださって、声は出せませんがお祝いのメッセージを掲げてくださって、出迎えてくださって、予選を突破したという気持ちに改めてなりました」とコメント。「オーストラリアで戦っていて、現地でもたくさんの方々が応援に駆けつけてくださって喜びを分かち合いましたが、帰国して多くの方の応援を受けてきたということで、改めて感謝の気持ちが湧き上がってきました」と、日本でも歓迎されたことで出場権獲得を実感できたという。
日本人監督としては、初めて予選全てを戦い、出場権を獲得したこととなる森保監督。「日本人の指導者として予選を全て戦ってW杯の出場を決めたということで私のことを言ってくださいましたが、私1人で戦っているとは思っていませんし、常に日本のサッカーファミリー全体で普及、育成の指導者、環境づくりをしてくださっている方々と、日本代表が勝利すべく積み上げをしてきて、試合に向けてパワーを作ってきて、目標に向かっていると思っています」と多くの人の支えがあってこそだとコメントした。
ただ、「プレッシャーが1つあるとすれば、ワールドカップに6大会連続で出場し続けている中、日本人の指導者として7回目のW杯を目指すということ。私が結果を出さなければ、日本人の指導者の評価も変わってしまうということは、プレッシャーとしてありました」とし、敗退すれば全ての指導者に影響が出るとコメント。「世界との戦いで結果を出すということには至っていませんが、アジアの中では日本人の指導者がしっかりと勝って、世界に挑める、世界を追い越していけるということを他の指導者の方々の自信を持っていただけたり、評価につながっていければと思いやってきました」と、アジアでしっかりと結果を残せたことは喜ばしいと語った。
29日のベトナム代表戦は予選としては消化試合となるが、W杯に向けての第一歩でもある。ベトナム戦について森保監督は「まずは高い目標、高い基準を持ちながら、目の前の試合に向けて一戦一戦戦ってきました。次のベトナム戦も目の前の一戦については変わりありません」とコメント。「アジア最終予選を1位突破するということ、その後のカタールW杯の目標達成に繋げられるように勝利目指して戦っていければと思います」と、しっかりと勝利を目指すと語り、「選手のコンディション等々を見極めて、勝つためのベストな選択をしたいと思います」と、選手のコンディションを見て戦いたいとした。
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第2次森保ジャパンの初陣となる24・28日のウルグアイ・コロンビア2連戦(東京・大阪)。3年後の2026年北中米W杯に向けた強化がいよいよスタートする。 そのメンバー26人が発表されたが、30代はシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(スタッド・ランス)の3人だけ。大幅な若返りが図られた印象だ。 右サイドバック(SB)はその筆頭ではないか。2014年ブラジル・2018年ロシア・2022年カタールと3度のW杯に参戦した32歳の酒井宏樹(浦和レッズ)と29歳の山根視来(川崎フロンターレ)が揃って外れ、20代前半の3人が名を連ねることになったからだ。 最年長は23歳の橋岡大樹(シント=トロイデン)だが、彼も2019年E-1選手権(釜山)で2試合に出場しただけ。22歳の菅原由勢(AZ)にしても、欧州組だけで挑んだ2020年10月のカメルーン戦(ユトレヒト)で終盤にピッチに立ったのみである。半田陸(ガンバ大阪)に至ってはパリ五輪世代でA代表実績は皆無。3人のバトルは見ものだ。 こうした中、森保監督が最も注目していると見られるのが菅原だろう。実際、2月の欧州視察時には、アルクマールまで直々に出向いている。現地を訪れたのは、2月10日のエクセルシオール戦。翌11日にはフライブルク対シュツットガルト戦を見に行っているから、凄まじい強行日程だったのは間違いない。そこまでリスクを冒しても、菅原のパフォーマンスをその目で確認したかったということになる。やはり期待値は非常に高いのだ。 「由勢のチームの中での立ち位置が明らかに変わっているなと感じました。以前はレギュラーを取るために戦っていましたが、今はチームの中心選手として周囲から信頼されている。しかも、AZはオランダという素晴らしいリーグで優勝争いをしている。欧州5大リーグに近いレベルの国でトップを争うチームで戦っているのはすごく評価できるところ。簡単なことではない」と森保監督も語っており、成長した姿を代表で見せつけてほしいと願っているのだ。 もともと菅原は10代の頃から「内田篤人(JFAロールモデルコーチ)の後継者」と目され、2017年U-17W杯(インド)・2019年U-20W杯(ポーランド)を経験してきたエリートだ。メディアの質問にも自分の言葉で理路整然と答えられる賢さとコミュニケーション力を備えており、19歳で赴いたオランダでもすぐさま適応できる社交性も持ち合わせていた。東京五輪は2000年生まれで一番下の学年ということもあって惜しくも選外となったものの、本人は挫折を糧に成長を続け、着実にスケールアップしている。 この4シーズンでほぼコンスタントに国内リーグ戦に出続けているうえ、2019-20シーズンはヨーロッパリーグ、2021-22・2022-23シーズンにはヨーロッパ・カンファレンスリーグに参戦しているという欧州舞台の経験値も魅力。それは他の右SB陣が持ち合わせていないものだ。 こうした実績もあり、カタールW杯直前に中山雄太(ハダースフィールド・タウン)が負傷離脱した際にも「左右SBのできる菅原を追加招集すべき」という声が挙がったほどだ。結果的には町野修斗(湘南ベルマーレ)が選ばれ、本人は東京五輪に続く落選を味わったわけだが、負けず嫌いの男は「ここから巻き返してやる」と誓ったに違いない。 今回は同じ2000年生まれの谷晃生(ガンバ大阪)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、中村敬斗(LASKリンツ)も名を連ねている。それも本人にとって心強い点だろう。彼らに久保建英(レアル・ソシエダ)を加えた2000・2001年生まれの5人はU-12世代からともに代表活動をしてきた仲間。森山佳郎監督の下でインドネシアやインド、ウズベキスタンなどアジアの環境の悪い国々に転戦し、タフさを養ってきた。そういった経験値がある分、メンタル的に強い人間が揃っている。 ドイツ5部からブンデスリーガ1部に這い上がった上月壮一郎(シャルケ)もその一員ではあるが、日本人の若者としては少し異質な人材が出てくるのも不思議ではないのだ。年齢や国籍に関係なくバチバチできるメンタリティをぜひとも新生・森保ジャパンに還元してほしいもの。すでにA代表歴のある菅原はその筆頭にならなければいけない。 さらに言うと、名古屋ユースの大先輩・吉田麻也(シャルケ)が外れた今、偉大な先陣から託されたものを受け継ぎ、ピッチで示すことも彼に託される重要タスク。菅原はそういうことを考えて行動に移せる人間である。だからこそ、こちらも大いに期待したくなる。 A代表から離れていた約2年半で、彼がどのような変貌を遂げたのかをしっかりとチェックすることが、初陣2連戦の大きなテーマ。「内田二世」と評されてきた男が見る者の度肝を抜くような仕事をやってのけることを今から楽しみに待ちたい。 2023.03.16 18:30 Thu4
「えっ…」日本勝利を知らされたフランス代表デンベレのリアクションが話題に!「そりゃそうなる」
フランス代表FWウスマーヌ・デンベレが日本代表の勝利に驚いた。 日本は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツと対戦。下馬評ではW杯通算4度優勝のドイツが優勢とされるなか、後半の見事な逆転劇で2-1と勝利した。 大金星とも言える勝利だったが、その衝撃は他国の選手にも知れ渡った。 22日に日本と同じアジアのオーストラリア代表を4-1と粉砕したフランスのデンベレは記者会見中にその事実を知らされることに。記者から日本勝利を聞かされると、思わず「えっ」と聞き返し、「そうなんだ…」と唖然とした様子だった。 このリアクションはSNS上でも大きな話題になり、「そりゃそうなる」、「かわいい」、「びっくりだよね」、「めっちゃ驚いてる」と反響を呼んだ。 日本の勝利は海外のメディアでも「奇跡」や「サプライズ」などと伝えられており、日本以外の国や選手にとっても大きな衝撃だったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本勝利を知らされたフランス代表デンベレ(0:10~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> Quand Dembélé apprend en direct que l'Allemagne a perdu contre le Japon : "HEIN ???" <a href="https://t.co/yCJ2nbCtNf">pic.twitter.com/yCJ2nbCtNf</a></p>— RMC Sport (@RMCsport) <a href="https://twitter.com/RMCsport/status/1595448208657891330?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.24 12:35 Thu5