主力守備陣欠いたバイエルン、原口先発のウニオンに快勝で3試合ぶり白星《ブンデスリーガ》

2022.03.20 04:32 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第27節、バイエルンvsウニオン・ベルリンが19日に行われ、4-0でバイエルンが快勝した。ウニオンのMF原口元気は84分までプレー、MF遠藤渓太は欠場している。

前節ホッフェンハイムに引き分けて2試合連続ドローと足踏みの首位バイエルン(勝ち点60)は、2位ドルトムントに4ポイント差とされた。そのバイエルンはジューレが負傷、パヴァールがコロナ陽性で欠場となった中、バックラインにはタンギ・ニアンズとスタニシッチの両若手が入った。

一方、前節シュツットガルト戦では後半追加タイムでの土壇場被弾を浴びてドローに終わった8位ウニオン(勝ち点38)はコロナ感染で前節欠場した原口がスタメンに復帰。遠藤は引き続き負傷欠場となった。
原口が[3-5-2]の右インサイドMFでスタートしたウニオンは6分、ベッカーが右クロスからヘディングシュートを放つもわずかに枠を外れる。

すると16分、バイエルンがスーパーゴールで先制する。ボックス手前左からコマンが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。
先制後、バイエルンは21分にピンチを迎えたが、FKからクノッヘのボレーシュートはGKノイアーがファインセーブで阻止。1分後にもアウォニーが決定的なシュートを放ったが、枠を外れて助かると、25分に突き放した。右CKからニアンズのヘディングシュートが決まった。

そして前半終了間際の45分にPKを獲得する。バックパスをカットしたレヴァンドフスキがボックス内でGKと交錯してPKとなった。これをレヴァンドフスキ決めて3-0で前半を終えた。

そして後半開始2分、見事な連携から4点目。ミュラーの絶妙なダイレクトパスをボックス右で受けたミュージアラのクロスをレヴァンドフスキが押し込んだ。

53分に原口がバランスを崩しながら左足で枠内シュートを放ったウニオンだったが、その後は流し気味にプレーしたバイエルンがウニオンに反撃のチャンスを与えずに時間を進めていく。

そして84分に原口がピッチを後にした中、バイエルンは余裕の試合運びで快勝。3試合ぶりの白星としている。

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