難敵フィオレンティーナにドローのインテル、2戦連続引き分けでミランにプレッシャーをかけきれず《セリエA》

2022.03.20 04:15 Sun
Getty Images
インテルは19日、セリエA第30節でフィオレンティーナをホームに迎え、1-1で引き分けた。
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前節トリノに後半追加タイムのコレア弾で何とか引き分けたものの、首位ミランに4ポイント差とされた3位インテル(勝ち点59/1試合未消化)は、引き続きブロゾビッチとデ・フライが欠場となった中、ビダルとダンブロージオが代役を務めた。8位フィオレンティーナ(勝ち点46)に対し、中盤アンカーにチャルハノールを起用したインテルが立ち上がりからボールを握ったが、7分にニコラス・ゴンサレスにGKハンダノビッチ強襲のミドルシュートを打たれてしまう。
その後も攻めあぐねたインテルだったが、37分にようやくこの試合最初の決定機。ボックス右でルーズボールに反応したジェコがシュート。しかし、GKテラッチアーノのセーブに阻まれた。

するとゴールレスで迎えた開始5分、ボックス右で縦に仕掛けたニコラス・ゴンサレスのクロスをトレイラに合わせられ、インテルは先制されてしまう。
それでも55分に追いつく。左サイドからのペリシッチのクロスをファーサイドのダンフリースがヘッドで叩き込んだ。さらに64分にはボックス内でラウタロがヴェヌッティに倒されてPKを獲得したかに思われたが、VARが入ってノーファウルの判定に。

その後、ジェコとラウタロに代えてサンチェスとホアキン・コレアを投入したインテルは、終盤の89分にサンチェスに決定機が訪れるも、シュートは相手DFの好ブロックに阻まれてしまう。

逆に追加タイムにはイコネに決定機を許したが、GKハンダノビッチが好守で凌いで難を逃れた。結局、試合は1-1でタイムアップ。2戦連続ドローに終わり、このあと試合を行う首位ミランにプレッシャーをかけることはできなかった。

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