中2日でスタメン全員変更の水戸の策実らず…呉屋大翔のファインゴール誕生も、互いに決定機生かせず大分vs水戸はドロー【明治安田J2第1節】
2022.03.09 22:19 Wed
9日、明治安田生命J2リーグ第1節延期分の大分トリニータvs水戸ホーリーホックが昭和電工ドーム大分で行われ1-1の引き分けに終わった。
開幕直前に大分のクラブ内で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が出ると、多くの選手とスタッフが濃厚接触者と認定されて活動停止に。そのため、開幕戦が延期されていた。
2試合を行い、1分け1敗の大分と2敗の水戸という未勝利同士の一戦となった。
大分は中2日での試合となり、前節の横浜FC戦からは小出悠太のみが変更。野嶽惇也が起用された。
対する水戸も中2日での試合に。11名全員を変更するという大胆すぎる作戦を取ることとなった。
対する水戸は、入りは大分に押されると、3分に大分が決定機。左からの下田のクロスに対して呉屋がヘッドで折り返そうとするとタビナス・ジェファーソンに当たってクロスバーに直撃。跳ね返りを増山がバイシクルシュートで狙うが、GK茂木がキャッチする。
ピンチを凌いだ水戸だが、徐々に前からプレスをかけにいく。すると7分、水戸は守備から繋ごうとするも下田がカット。しかし、これがスペースに出ると、村田が後方からオーバーラップしてボールを拾うと、ドリブルで持ち出してシュート。これが左ポストに当たって決まり、水戸が先制する。
大分が押し込みながらも水戸が先制した試合。しかし、時間の経過と共に再び大分が主導権を握る展開に。増山や町田らアタッカー陣が積極的に水戸ゴールを目指す。
すると36分、後方からのビルドアップに時間をかけると、縦パスに対してゴーヤが抜け出すとGK茂木が飛び出て処理しようとする。
しかし、先に呉屋が触るとそのままボックス外に。ただ、無人のゴールを見るや否や、角度がないところからループ気味のシュートを放つと、ゴールに吸い込まれ、大分が同点とする。
前半を1-1で終えた試合。後半は一転して水戸がスイッチを入れて押し込んでいく。しかし、フィニッシュまで行けないでいると、互いに疲労を考えてか早めの交代に。オープンな展開となる一方で、フィニッシュまでいけないこう着状態が長く続く。
互いに高さのある木下と長沢を入れていくが、2人の高さを生かすこともできない。
それでも水戸は78分、左サイドを木下が抜け出すと落ち着いてマイナスのクロス。後方から走り込んだ高井がボックス内でシュートも、DFにブロックされてしまい決定機を生かせない。
さらに85分には大分が最終ラインでのパスミスを木下がカット。ボックス外にGK高木が出ていて大ピンチだったが、木下はシュート打てず、再びチャンスを逃してしまう。
スコアが動かないまま迎えたアディショナルタイム3分にはアクシデント。大分が波状攻撃を仕掛けると、相手ともつれて前に倒れると、ボールを拾いにきた曽根田の足に頭から突っ込むと、そのまま意識を失うようにぐったり倒れ込み試合が中断。ピッチ上で治療が行われた中、坂は担架で運び出された。なお、坂は起き上がり、大事には至らなかった。
結局試合は決め手を書いて1-1のドロー。そのまま終了した。
大分トリニータ 1-1 水戸ホーリーホック
【大分】
呉屋大翔(前36)
【水戸】
村田航一(前7)
開幕直前に大分のクラブ内で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が出ると、多くの選手とスタッフが濃厚接触者と認定されて活動停止に。そのため、開幕戦が延期されていた。
2試合を行い、1分け1敗の大分と2敗の水戸という未勝利同士の一戦となった。
対する水戸も中2日での試合に。11名全員を変更するという大胆すぎる作戦を取ることとなった。
互いに中2日での試合ということもあり、立ち上がりはゆったりとした入りに。大分はロングボールを使いながらも素早い展開で水戸ゴールに迫り、前線の呉屋を使ってゴールを目指す。
対する水戸は、入りは大分に押されると、3分に大分が決定機。左からの下田のクロスに対して呉屋がヘッドで折り返そうとするとタビナス・ジェファーソンに当たってクロスバーに直撃。跳ね返りを増山がバイシクルシュートで狙うが、GK茂木がキャッチする。
ピンチを凌いだ水戸だが、徐々に前からプレスをかけにいく。すると7分、水戸は守備から繋ごうとするも下田がカット。しかし、これがスペースに出ると、村田が後方からオーバーラップしてボールを拾うと、ドリブルで持ち出してシュート。これが左ポストに当たって決まり、水戸が先制する。
大分が押し込みながらも水戸が先制した試合。しかし、時間の経過と共に再び大分が主導権を握る展開に。増山や町田らアタッカー陣が積極的に水戸ゴールを目指す。
すると36分、後方からのビルドアップに時間をかけると、縦パスに対してゴーヤが抜け出すとGK茂木が飛び出て処理しようとする。
しかし、先に呉屋が触るとそのままボックス外に。ただ、無人のゴールを見るや否や、角度がないところからループ気味のシュートを放つと、ゴールに吸い込まれ、大分が同点とする。
前半を1-1で終えた試合。後半は一転して水戸がスイッチを入れて押し込んでいく。しかし、フィニッシュまで行けないでいると、互いに疲労を考えてか早めの交代に。オープンな展開となる一方で、フィニッシュまでいけないこう着状態が長く続く。
互いに高さのある木下と長沢を入れていくが、2人の高さを生かすこともできない。
それでも水戸は78分、左サイドを木下が抜け出すと落ち着いてマイナスのクロス。後方から走り込んだ高井がボックス内でシュートも、DFにブロックされてしまい決定機を生かせない。
さらに85分には大分が最終ラインでのパスミスを木下がカット。ボックス外にGK高木が出ていて大ピンチだったが、木下はシュート打てず、再びチャンスを逃してしまう。
スコアが動かないまま迎えたアディショナルタイム3分にはアクシデント。大分が波状攻撃を仕掛けると、相手ともつれて前に倒れると、ボールを拾いにきた曽根田の足に頭から突っ込むと、そのまま意識を失うようにぐったり倒れ込み試合が中断。ピッチ上で治療が行われた中、坂は担架で運び出された。なお、坂は起き上がり、大事には至らなかった。
結局試合は決め手を書いて1-1のドロー。そのまま終了した。
大分トリニータ 1-1 水戸ホーリーホック
【大分】
呉屋大翔(前36)
【水戸】
村田航一(前7)
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