前代未聞、2試合で3本の直接CKを決める強者現る! ユナイテッド女子選手が偉業「トレードした方がいい」

2022.03.06 22:40 Sun
Getty Images
CKを1試合に2本の直接沈めるのと、2試合連続で直接決めるのでは、どちらが難しいだろう。マンチェスター・ユナイテッドの女子チームは2月27日、FA女子カップ第5ラウンドでマンチェスター・シティとの"マンチェスター・ダービー"に臨んだ。
試合は1-4で敗れたのものの、イングランド女子代表MFケイティ・ゼレムが左CKをファーへ直接沈めるファンタスティックなゴールを決め、先制点をマークしていた。

さらに今月5日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)第16節でレスター・シティをホームに迎えたユナイテッドは、昇格組を4-0と粉砕。この試合でもゼレムはCKを直接沈めている。

2点のリードで迎えた59分、左CKを獲得し、キッカーのゼレムが鋭いボールをゴール前へ送ると、相手ストーンも飛び込んだ味方も触れずにそのままゴールイン。これで2試合連続CKを直接決めるという快挙を成し遂げた。
だが、ゼレムの右足はまだまだ止まらない。4分後、ユナイテッドは再び左CKを得ると、もちろんキッカーはゼレム。今度は緩やかなボールを蹴り込むと、手を伸ばしたGKを越え、ファーポストに当たってゴールへと吸い込まれた。

2試合で計3本のCKを直接沈めたゼレムの右足にはファンも脱帽。「もはや日常になりつつある」、「ゼレムのコーナーはフリーキックと変わらん」、「週に3回って」、「チェルシー戦でもお願いします」などのコメントが寄せられた。

また、ユナイテッドの男子チームがCKからの得点が少ないことを嘆き、「男子に必要なもの」、「ヘディングでさえCKから点取れていないんだ、トレードした方がいいよ」などの声も上がっている。

ユナイテッド女子の次のゲームは12日に行われるWSL第17節、アウェイでのレディング戦となっている。ゼレムの3試合連続4本目の直接CKへの期待も当然高まるだろう。

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宮澤ひなた所属のユナイテッド女子に不穏な空気? 正守護神GKアープスが退団、キャプテンMFゼレムに続いて2日で主軸2人が去る

マンチェスター・ユナイテッドは29日、イングランド女子代表GKメアリー・アープス(31)の退団を発表した。 アープスはレスター・シティのアカデミーで育ち、ノッティンガム・フォレスト、ドンカスター・ローバーズ、バーミンガム・シティ、ブリストル・シティ、レディングでもプレーした。 その後ドイツへと渡りヴォルフスブルクでプレーすると、2020年にユナイテッドに加入した。 2019年のフランス女子ワールドカップではイングランド女子代表の第3GKとして参加した中、ユナイテッドでは正守護神に君臨。ただ、イングランド女子代表に呼ばれることがなくなった。 2021年にはユナイテッドからの契約延長のオファーを固辞。クラブで正守護神でありながら代表のキャリアの先が無くなってしまったことでキャリアを悩んでいたと明かしていた。 しかし、サリーナ・ヴィーフマン監督が就任したことが転機となり、アープスがイングランド女子代表の正守護神に。2022年の女子ユーロでは優勝に貢献すると、大会ベストイレブンに選ばれた他、ザ・ベストの女子GK賞を受賞するなど、世界一の称号を手にした。 2022-23シーズンはFA女子スーパーリーグ(FAWSL)でゴールデングローブ賞を受賞。名実共に偉大な守護神となった一方で、クラブには疑念を持つように。2018年に創設されたまだ歴史の浅い女子チームに対し、男子チームは由緒ある世界的な名門クラブ。オーナーも変更となる中で、キャリントンのトレーニング施設の改修に動くユナイテッド。その結果、女子チームは移転させられるという話が出ており、その待遇に疑問を持ったと見られている。 アープスは、ユナイテッドで通算125試合に出場し、2023-24シーズンは女子FAカップで優勝に貢献していた。 なお、ユナイテッドはキャプテンを務めていたイングランド女子代表MFケイティ・ゼレム(28)も28日にクラブからの退団が発表されており、主軸2人を手放す事態に。チェルシー、マンチェスター・シティ、アーセナルなどが力をつけている中で、女子チームもその差を広げられてしまう可能性も出てきている。 2024.06.29 22:40 Sat
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前代未聞、2試合で3本の直接CKを決める強者現る! ユナイテッド女子選手が偉業「トレードした方がいい」

CKを1試合に2本の直接沈めるのと、2試合連続で直接決めるのでは、どちらが難しいだろう。 マンチェスター・ユナイテッドの女子チームは2月27日、FA女子カップ第5ラウンドでマンチェスター・シティとの"マンチェスター・ダービー"に臨んだ。 試合は1-4で敗れたのものの、イングランド女子代表MFケイティ・ゼレムが左CKをファーへ直接沈めるファンタスティックなゴールを決め、先制点をマークしていた。 さらに今月5日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)第16節でレスター・シティをホームに迎えたユナイテッドは、昇格組を4-0と粉砕。この試合でもゼレムはCKを直接沈めている。 2点のリードで迎えた59分、左CKを獲得し、キッカーのゼレムが鋭いボールをゴール前へ送ると、相手ストーンも飛び込んだ味方も触れずにそのままゴールイン。これで2試合連続CKを直接決めるという快挙を成し遂げた。 だが、ゼレムの右足はまだまだ止まらない。4分後、ユナイテッドは再び左CKを得ると、もちろんキッカーはゼレム。今度は緩やかなボールを蹴り込むと、手を伸ばしたGKを越え、ファーポストに当たってゴールへと吸い込まれた。 2試合で計3本のCKを直接沈めたゼレムの右足にはファンも脱帽。「もはや日常になりつつある」、「ゼレムのコーナーはフリーキックと変わらん」、「週に3回って」、「チェルシー戦でもお願いします」などのコメントが寄せられた。 また、ユナイテッドの男子チームがCKからの得点が少ないことを嘆き、「男子に必要なもの」、「ヘディングでさえCKから点取れていないんだ、トレードした方がいいよ」などの声も上がっている。 ユナイテッド女子の次のゲームは12日に行われるWSL第17節、アウェイでのレディング戦となっている。ゼレムの3試合連続4本目の直接CKへの期待も当然高まるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】ユナイテッド女子が決めた2試合で3本の直節CK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/katiezel?ref_src=twsrc%5Etfw">@KatieZel</a>&#39;s stunning set-piece has been nominated for our Goal of the Month award!<a href="https://twitter.com/hashtag/MUWomen?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MUWomen</a> | <a href="https://twitter.com/play_eFootball?ref_src=twsrc%5Etfw">@Play_eFootball</a></p>&mdash; Manchester United Women (@ManUtdWomen) <a href="https://twitter.com/ManUtdWomen/status/1499030264353280010?ref_src=twsrc%5Etfw">March 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Zelem and her wand of a right foot<br><br>Scoring goals from corners <a href="https://twitter.com/katiezel?ref_src=twsrc%5Etfw">@katiezel</a><a href="https://twitter.com/hashtag/BarclaysFAWSL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BarclaysFAWSL</a> <a href="https://twitter.com/ManUtdWomen?ref_src=twsrc%5Etfw">@ManUtdWomen</a> <a href="https://t.co/Ma5zmCuTtG">pic.twitter.com/Ma5zmCuTtG</a></p>&mdash; Barclays FA Women&#39;s Super League (@BarclaysFAWSL) <a href="https://twitter.com/BarclaysFAWSL/status/1500100445401800708?ref_src=twsrc%5Etfw">March 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Bend it like Zelem <br><br> <a href="https://twitter.com/katiezel?ref_src=twsrc%5Etfw">@katiezel</a> has just scored ANOTHER goal from a corner <a href="https://twitter.com/hashtag/BarclaysFAWSL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BarclaysFAWSL</a> <a href="https://twitter.com/ManUtdWomen?ref_src=twsrc%5Etfw">@ManUtdWomen</a> <a href="https://t.co/1Q8JkAmr6Q">pic.twitter.com/1Q8JkAmr6Q</a></p>&mdash; Barclays FA Women&#39;s Super League (@BarclaysFAWSL) <a href="https://twitter.com/BarclaysFAWSL/status/1500101209578827779?ref_src=twsrc%5Etfw">March 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.03.06 22:40 Sun

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ウガルテはCLなしでも移籍に前向き…ユナイテッドとPSGが再び接触か

ウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)を巡り、マンチェスター・ユナイテッドとパリ・サンジェルマン(PSG)の間で動きだ。 来季はイングランド代表MFコビー・メイヌーを軸に回るであろうユナイテッドの中盤だが、ブラジル代表MFカゼミロや、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンに退団の可能性が取り沙汰され、フィオレンティーナからローン加入のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトも残すかどうか不透明となっている。 その中盤もセンターバックとともに動きが指摘され、そのターゲットに挙がるのがウガルテ。PSG加入1年目から公式戦37試合に出場し、3アシストをマークした守備的MFだが、限定的な出場も多く、微妙な立ち位置となっている。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ユナイテッドは正式なオファーをまだ出していないが、PSGとこの数時間で再び接触。他のクラブからも興味をもたれているというウガルテだが、チャンピオンズリーグ(CL)に出られずともユナイテッド行きに前向きという。 一方のPSGはというと、獲得して1年が経ったばかりだが、この夏の売却にオープンで、移籍が予想されるとも。コパ・アメリカ2024に参戦中のウガルテはそこでの活躍次第でさらに話が舞い込みそうだが、いかに。 2024.06.29 12:55 Sat
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CB補強に注力のユナイテッド、デ・リフト獲得を本格検討か

マンチェスター・ユナイテッドがバイエルンからオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)の獲得を本格的に検討しているようだ。 ユナイテッドではDFラインの柱となるはずだったアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスをはじめ、ケガ人が相次いだセンターバックの補強が必須で、数々の獲得候補が浮上するなか、デ・リフトもその1人と目される。 そのなかで、イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトやフランス代表DFレニー・ヨロの獲得に動くが、イギリス『The Athletic』によると、デ・リフトがターゲット内で序列を高めているという。 クラブ間の交渉はまだで、この移籍の実現性も不透明だが、デ・リフトがますます有力候補となっており、具体的なターゲットに浮上しているそうだ。 2022年夏にユベントスからバイエルンに加わり、通算で73試合の出場数をマークするデ・リフトだが、今季の前半戦こそケガの影響もあって序列が低下。後半戦は挽回し、ユーロ2024に参戦中だ。 だが、ヴァンサン・コンパニ新監督のバイエルンは日本代表DF伊藤洋輝を獲得し、人員整理でデ・リフトを放出候補の1人に。デ・リフトとはまだ3年もの契約が残るが、オファー次第で売却しうるとされる。 移籍コストでもおよそ7000万ポンド(約142億3000万円)といわれるブランスウェイトをはじめ、他の候補と比べ、より現実的な額で獲得可能といわれるデ・リフト。ユナイテッド行きなら、アヤックス時代に指導を受けたエリク・テン・ハグ監督との再会になるが、果たして。 2024.06.29 09:00 Sat
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セビージャが5選手の退団を発表! 元レアルのFWマリアーノは1年で満了、ハンニバルらレンタル組も帰還

セビージャは1日、5選手の退団を発表した。 今回退団が発表されたのは、元ドミニカ代表FWマリアーノ・ディアス(30)。そしてレンタル移籍中だったフランス人MFブバカリ・スマレ(25)、チュニジア代表MFハンニバル・メイブリ(21)、元U-21フランス代表MFルシアン・アグメ(22)、U-20アルゼンチン代表FWアレホ・ベリス(20)もクラブへと戻ることとなる。 マリアーノは、レアル・マドリーからフリートランスファーで加入。1年契約を結んだ中、2023-24シーズンはラ・リーガで9試合1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合、コパ・デル・レイで1試合の出場に終わった。 スマレはレスター・シティからレンタル移籍で加入。ラ・リーガで28試合に出場し1アシスト、CLで4試合、コパ・デル・レイで2試合とチームを支えてきたが、買い取りオプションは行使されずに退団となった。 ハンニバルは、2024年1月にマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍で加入。ラ・リーガで6試合の出場に終わり、セビージャは買い取らないことを決断した。 アグメはインテルからレンタル移籍で加入。ラ・リーガで12試合、コパ・デル・レイで1試合の出場に終わった。 ベリスは、トッテナムから2024年2月にレンタル移籍。ラ・リーガで6試合に出場したがノーゴールに終わっていた。 2024.07.02 10:05 Tue
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C・ロナウドが愛息の訃報から2日後に練習復帰 次節アーセナル戦で復帰か

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「ユベントス行きはないと思う」ボローニャTDが注目株カラフィオーリらの今後に言及、ザークツィーは「99.9%の確率で出て行く」

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