ローマが会心のウノゼロでアタランタにシーズンダブル! 暫定5位浮上でトップ4争いに踏み止まる《セリエA》

2022.03.06 04:03 Sun
Getty Images
セリエA第28節、ローマvsアタランタが5日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。
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ユベントスらと共に熾烈なトップ4争いを繰り広げる6位のローマ(勝ち点44)と、5位のアタランタによる上位対決。ローマは前節、10人のスペツィア相手に大苦戦を強いられながらも後半アディショナルタイムに得たPKをエイブラハムが決め切り、劇的な形で公式戦5試合ぶりの白星を手にした。引き続きベンチ入り禁止のモウリーニョ監督を欠く中で臨んだシックス・ポインターでは先発1人を変更。ヴェレトゥに代えてザニオーロを復帰させた。
一方、直近のリーグ戦5試合未勝利と急失速が続いたアタランタは前節、サンプドリアを相手に4-0の快勝。ストライカー陣に離脱者が目立つ中、コープマイネルスら中盤3選手のゴールによって大量得点を記録した。前回対戦で大敗した相手へのリベンジマッチでは、ボガとムリエルをベンチに置き、本職中盤のパシャリッチを1トップに配した[4-2-3-1]を継続した。

ホームサポーターの大きな後押しを受け、キックオフ直後からアグレッシブな入りを見せるローマ。開始直後にムヒタリアンの強烈なボレーシュートでファーストシュートを記録すると、3分にはペッレグリーニの左CKをマンチーニがドンピシャのヘッドで合わすが、これはGKムッソの驚異的な反射神経によってはじき出されて電光石火の先制点には至らず。
その後はアタランタもプレー強度を高め、球際でバチバチとやり合う上位対決に相応しい白熱の攻防が繰り広げられていく。そういった中、20分過ぎにはアタランタにアクシデントが発生。古巣対戦のザッパコスタが負傷によってプレー続行不可能となり、ペッツェッラがスクランブル投入された。

序盤以降は一進一退もエイブラハムを起点に良い形でカウンターに持ち込み、フィニッシュの数を増やしていたホームチームがそのカウンターから先手を奪う。

32分、パシャリッチのパスをカットしたカルスドルプが背後を狙うザニオーロを狙った浮き球のフィードを供給。これを絶妙なファーストタッチで足元に収めたイタリア代表MFが左を並走するエイブラハムにラストパスを送ると、巧みな右への持ち出しでDFパロミーノを振り切ったジャッロロッシのエースFWが体勢を崩しながらも右足のシュートを放つ、GKムッソに触られたもののボールはゴールネットを揺らした。

前半終盤にかけてはビハインドを追うアタランタがボールを握って攻勢を強めていくが、ローマの集中した守備を前に決定機まで持ち込むことはできず。プレーの随所に気概を見せたホームチームの1点リードで試合は折り返しを迎えた。

アタランタは後半頭からパシャリッチに代えてストライカーのムリエルを投入。立ち上がりからボールの主導権を握り、枚数をかけた攻撃でゴールへ迫っていく。52分には左サイドでの細かい繋ぎからゴール左に飛び出したフロイラーに決定機も、ここはうまく間合いを詰めたGKルイ・パトリシオの好守に阻まれる。

序盤の守勢を凌いだローマは前半以上に前がかる相手のディフェンスラインの背後を執拗に狙い、ムヒタリアン、ザニオーロらの推進力を生かしたカウンターが嵌る。この形から幾度もチャンスを作りかけるが、最後の局面で粘りを見せるアタランタの再三の好守を前にトドメをさせない。

その後、アタランタはペッシーナとコープマイネルスを下げてボガとマリノフスキーという強烈な個性を持つ2人のアタッカーを投入。対するローマは足首を痛めたザレフスキと、疲れの見えたザニオーロに代えてビーニャ、ヴェレトゥとフレッシュな2選手を投入する。

その後はアタランタの中盤が間延びしたことでローマに試合を決めるチャンスが幾度も訪れるが、2トップの疲労が顕著なローマも最後のところでパワーを出せず。最少得点差のまま試合は最終盤に突入。

終盤の守備的な3枚替えで逃げ切り態勢に入ったローマが冷静に時計を進める中、アタランタはレフェリングにフラストレーションを溜めたデ・ローンが主審への侮辱を含め続けて2枚のイエローカードをもらって退場となる。一方、ローマもムヒタリアンがラストプレーで2枚目のカードをもらって退場となったが、アタランタの最後のFKを冷静に撥ね返し、歓喜のタイムアップを迎えた。

近年苦手としていたアタランタ相手に会心のシーズンダブルを達成したローマが暫定5位に浮上。逆転でのトップ4フィニッシュに向けて大きな勝ち点3を手にしている。

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