ユナイテッドがホームでワトフォードに痛恨ドロー…前半の決定機逸響いてゴールレス《プレミアリーグ》
2022.02.27 01:56 Sun
プレミアリーグ第27節、マンチェスター・ユナイテッドvsワトフォードが26日にオールド・トラッフォードで行われ、0-0のドローに終わった。
前節、リーズとのローズ・ダービーに打ち勝って暫定4位をキープしたユナイテッド(勝ち点46)。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦は低調な内容ながらも19歳FWエランガのCL初ゴールで何とか追いつき、敵地での初戦を1-1のドローで終えた。
そのアトレティコ戦でのパフォーマンスを修正しつつ、リーグ連勝を目指す今節は、降格圏の19位に沈むワトフォード(勝ち点18)をホームで迎え撃った。
前回対戦で大敗した相手にリベンジを狙うチームは、アトレティコ戦から先発4人を変更。マグワイア、ショー、ラッシュフォード、サンチョに代えてワン=ビサカ、テレス、マティッチ、エランガを起用。最前線にクリスティアーノ・ロナウド、2列目に右からエランガ、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバを配置した。
キックオフ直後こそアウェイチームが縦に速い仕掛けを見せ、良い入りとなったが、時間の経過と共にホームチームに主導権が移っていく。
さらに、12分と15分には右サイドから鋭い内への仕掛けを見せたエランガを起点にB・フェルナンデスがGKと一対一、テレスのクロスに反応したC・ロナウドがワンタッチシュートで相手ゴールに迫る。しかし、GKフォスターのファインセーブ、オフサイドの判定によって早い時間帯のゴールとはならず。
以降はワトフォードが自陣深くにブロックを構えてユナイテッドが相手陣内でハーフコートゲームを展開。セカンドボールを効果的に回収し、相手にカウンターチャンスを与えない厚みのある仕掛けを続けていく。だが、前半だけで3度のビッグチャンスを逃したB・フェルナンデスを筆頭にフィニッシュの精度だけを欠き、圧倒した試合内容とは裏腹にゴールレスでハーフタイムを迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。ワトフォードがやや押し返すも、引き続きユナイテッドが押し込む状況が続く。
56分にはアタッキングサードでの細かい繋ぎからポグバのスルーパスに反応したエランガがボックス左に抜け出してシュートに持ち込むが、これを枠に飛ばせない。さらに、61分にはボックス左のゴールライン際で仕掛けたB・フェルナンデスからの折り返しにファーのC・ロナウドが反応するが、ここはうまくシュートをミートできず。ボールは味方のエランガに当たってしまった。
何とかゴールをこじ開けたいラングニック監督は62分、フレッジを下げてサンチョを最初の交代カードとして投入。ポグバとB・フェルナンデスにバランスを取らせながらも、よりリスクをかけて前に出ていく。さらに、74分にはテレスとマティッチを下げてショー、ラッシュフォードを同時投入した。
交代カードをすべて使い切り、あとはピッチ上の選手たちの底力にかけたユナイテッドだが、連戦の影響もあってか、ラングニック体制移行後に度々見受けられる試合終盤のパワーダウンが目立ち始める。よりフレッシュなサンチョやラッシュフォードの個人技での打開が期待されたが、最後まで集中力を切らさないワトフォードの堅守をこじ開けることは叶わず。
そして、後半アディショナルタイムのサンチョ、B・フェルナンデスのミドルシュートも不発に終わり、試合はこのまま0-0でタイムアップ。試合を通して主導権を握りながらも前半の決定機逸が響いたユナイテッドはホームで手痛いドローとなった。
前節、リーズとのローズ・ダービーに打ち勝って暫定4位をキープしたユナイテッド(勝ち点46)。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦は低調な内容ながらも19歳FWエランガのCL初ゴールで何とか追いつき、敵地での初戦を1-1のドローで終えた。
そのアトレティコ戦でのパフォーマンスを修正しつつ、リーグ連勝を目指す今節は、降格圏の19位に沈むワトフォード(勝ち点18)をホームで迎え撃った。
キックオフ直後こそアウェイチームが縦に速い仕掛けを見せ、良い入りとなったが、時間の経過と共にホームチームに主導権が移っていく。
守備時は[4-2-3-1]でセットも、攻撃時は[4-2-2-2]の形で前線4枚がかなり流動的な動きで相手守備をかく乱していくユナイテッド。開始5分にはセットプレーの流れから右サイドのワン=ビサカが折り返したボールをボックス中央で収めたC・ロナウドが右足のシュートを放つが、これは惜しくも左ポストを叩く。
さらに、12分と15分には右サイドから鋭い内への仕掛けを見せたエランガを起点にB・フェルナンデスがGKと一対一、テレスのクロスに反応したC・ロナウドがワンタッチシュートで相手ゴールに迫る。しかし、GKフォスターのファインセーブ、オフサイドの判定によって早い時間帯のゴールとはならず。
以降はワトフォードが自陣深くにブロックを構えてユナイテッドが相手陣内でハーフコートゲームを展開。セカンドボールを効果的に回収し、相手にカウンターチャンスを与えない厚みのある仕掛けを続けていく。だが、前半だけで3度のビッグチャンスを逃したB・フェルナンデスを筆頭にフィニッシュの精度だけを欠き、圧倒した試合内容とは裏腹にゴールレスでハーフタイムを迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。ワトフォードがやや押し返すも、引き続きユナイテッドが押し込む状況が続く。
56分にはアタッキングサードでの細かい繋ぎからポグバのスルーパスに反応したエランガがボックス左に抜け出してシュートに持ち込むが、これを枠に飛ばせない。さらに、61分にはボックス左のゴールライン際で仕掛けたB・フェルナンデスからの折り返しにファーのC・ロナウドが反応するが、ここはうまくシュートをミートできず。ボールは味方のエランガに当たってしまった。
何とかゴールをこじ開けたいラングニック監督は62分、フレッジを下げてサンチョを最初の交代カードとして投入。ポグバとB・フェルナンデスにバランスを取らせながらも、よりリスクをかけて前に出ていく。さらに、74分にはテレスとマティッチを下げてショー、ラッシュフォードを同時投入した。
交代カードをすべて使い切り、あとはピッチ上の選手たちの底力にかけたユナイテッドだが、連戦の影響もあってか、ラングニック体制移行後に度々見受けられる試合終盤のパワーダウンが目立ち始める。よりフレッシュなサンチョやラッシュフォードの個人技での打開が期待されたが、最後まで集中力を切らさないワトフォードの堅守をこじ開けることは叶わず。
そして、後半アディショナルタイムのサンチョ、B・フェルナンデスのミドルシュートも不発に終わり、試合はこのまま0-0でタイムアップ。試合を通して主導権を握りながらも前半の決定機逸が響いたユナイテッドはホームで手痛いドローとなった。
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