【CLプレビュー】闘将率いるスペイン王者と教授率いるプレミア屈指の名門が激突《アトレティコ・マドリーvsマンチェスター・ユナイテッド》
2022.02.23 18:00 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、アトレティコ・マドリーvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間23日29:00にエスタディオ・メトロポリターノでキックオフされる。闘将シメオネ率いるスペイン王者と、教授ラングニック率いるプレミア屈指の名門が激突する今ラウンド屈指のビッグマッチ。アトレティコはリバプール、ポルト、ミランと同居したグループ最激戦区のグループBを劇的に2位通過。その厳しいグループステージでの戦い以上に苦戦を強いられるラ・リーガでは、25節消化時点でシメオネ体制ワーストとなる失点数(34)を更新するなど、最大のストロングポイントだった堅守崩壊により、首位レアル・マドリーと15ポイント差の5位に低迷。ラ・リーガ連覇は絶望的な状況だ。
また、スーペル・コパ、コパ・デル・レイ敗退に伴い、昨夏の積極補強に見合う結果を残せておらず、最低限でのノルマであるリーグ戦でのトップ4フィニッシュと共に、今季獲得可能な唯一のタイトルであるCL制覇に向けて悲壮な決意で臨むことになる。
一方、ユナイテッドはスールシャール前監督、暫定指揮官キャリック、ラングニック現監督と3人の指揮官の下で戦ったグループFでビジャレアル、アタランタという難敵を退けて首位通過。2シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
ただ、アトレティコ同様にプレミアリーグでは優勝争いから早々に脱落すると、現時点で4位をキープしているものの、ライバルの未消化試合の結果次第では6位に転落する厳しい立ち位置となっている。そのため、唯一獲得可能なタイトル奪取に向け、こちらも全力を注ぐ構えだ。
なお、UEFAコンペティションの常連である両チームだが、今回の対戦は1991-92シーズンのカップ・ウィナーズカップ以来、30年ぶりとなる。その際、ラウンド16で対戦した両者はパウロ・フットレ、ベルント・シュスターの活躍などで1勝1分けとしたルイス・アラゴネス率いるアトレティコが、サー・アレックス・ファーガソン率いるユナイテッドを破ってベスト8進出を決めている。ちなみに、現ユナイテッドのアシスタント・マネージャーのマイク・フェランは、当時ユナイテッドの選手として試合に出場していた。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-5-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

GK:オブラク
DF:サビッチ、フェリペ、エルモソ
MF:ヴルサリコ、マルコス・ジョレンテ、コンドグビア、デ・パウル、ヘイニウド
FW:アンヘル・コレア、フェリックス
負傷者:GKルコント、DFヴァス、MFコケ、FWクーニャ
コロナ陽性者:MFレマル
出場停止者:MFカラスコ(1/3)
グループステージ最終節のポルト戦で退場したカラスコが出場停止となる。負傷者に関してはヴァス、クーニャに加え、試合前日にコケの欠場が確定。新型コロナウイルス陽性判定のレマルに関しては陰性が確認された場合、試合に絡めるようだ。
システムに関しては[4-4-2]、[3-5-2]、[4-1-4-1]と複数の布陣を併用しているが、直前のトレーニングでは[3-5-2]を試していたとの報道もあり、同布陣の採用が見込まれる。
スタメンに関してはシステムに加え、ヒメネス、レマル、エルモソらの状態に左右される部分が大きいが、前述の11人を予想。2トップに関してはカウンターのスピードを考慮し、アンヘル・コレア、フェリックスの2トップを試していたようで、グリーズマンとルイス・スアレスはベンチからのスタートとなる模様だ。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン

GK:デ・ヘア
DF:ダロト、ヴァラン、マグワイア、ショー
MF:マクトミネイ、ポグバ
MF:ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ
FW:クリスティアーノ・ロナウド
負傷者:FWカバーニ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはカバーニが引き続き欠場となる。また、恋人への暴行、強姦、脅迫の容疑で逮捕されたグリーンウッドもメンバーを外れている。
スタメンに関しては直近のリーズ戦からリンデロフ、ワン=ビサカ、リンガードに代えてダロト、ヴァラン、ラッシュフォードが復帰する見込み。中盤ではマクトミネイかポグバに代えてフレッジが起用される可能性がある。また、ラングニック監督が高く評価するエランガにもスタメン抜擢の可能性がありそうだ。
★注目選手
◆アトレティコ・マドリー:FWルイス・スアレス

かつての宿敵相手に久々のゴールを狙う。昨シーズンのラ・リーガ制覇に貢献した35歳FWは、今季もチーム2位のリーグ戦9ゴールを挙げるなどまずまずのパフォーマンスを見せている。その一方で、チームの堅守崩壊により、前線からのプレス強度や決定力の衰えを指摘する声も挙がっており、指揮官シメオネ監督との関係も昨季ほどうまくいっていない印象だ。
とはいえ、グリーズマンと共に最も大舞台を経験している百戦錬磨のストライカーは、ユナイテッドとのビッグマッチにおいて最も頼りになる存在だ。事前の報道ではベンチスタートが濃厚だが、直近のオサスナ戦で見事なミドルシュートを叩き込むなど、コンディションは良好であり、リバプール時代の2014年以来となる宿敵相手のゴールを奪いたい。
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWクリスティアーノ・ロナウド

お得意様相手に今季CL6戦連発を狙う。長らくレアル・マドリーでエースを務めてきたポルトガル代表FWは、前所属のユベントス時代を含め、これまでアトレティコと通算35度対戦し、25ゴールを記録。これは通算18試合で27ゴールを挙げたセビージャに次ぐ、クラブ別2位のゴール数となっている。
また、リーグ前々節のブライトン戦まで公式戦6試合連続無得点と近年稀に見るゴール日照りに悩まされていたが、今季のCLでは出場5試合で5戦連発を含む6ゴールと圧巻の決定力を披露。今季のアトレティコの堅守崩壊を考慮すれば、ゴールを挙げられる可能性は非常に高いはずだ。
ただ、今回の一戦はユナイテッドにとってラングニック体制で初のビッグマッチとなっており、プレッシング、トランジションの精度、運動量に問題を抱えるチームにとって、ここ2シーズンで繋ぎの部分で著しい改善を見せるアトレティコは非常にタフな相手と言える。その中で守備面の貢献度の低さが指摘される37歳FWの得点以外の部分でのプレーにも注目が集まるところ。
また、スーペル・コパ、コパ・デル・レイ敗退に伴い、昨夏の積極補強に見合う結果を残せておらず、最低限でのノルマであるリーグ戦でのトップ4フィニッシュと共に、今季獲得可能な唯一のタイトルであるCL制覇に向けて悲壮な決意で臨むことになる。
ただ、アトレティコ同様にプレミアリーグでは優勝争いから早々に脱落すると、現時点で4位をキープしているものの、ライバルの未消化試合の結果次第では6位に転落する厳しい立ち位置となっている。そのため、唯一獲得可能なタイトル奪取に向け、こちらも全力を注ぐ構えだ。
直近の戦績ではアトレティコがオサスナ相手に6戦ぶりのクリーンシートで3-0の勝利を収め、ユナイテッドもリーズを相手に激しい打ち合いを4-2で勝利し、リーグ2連勝を達成。パフォーマンスレベルを含め、現状の状態は五分と見える。
なお、UEFAコンペティションの常連である両チームだが、今回の対戦は1991-92シーズンのカップ・ウィナーズカップ以来、30年ぶりとなる。その際、ラウンド16で対戦した両者はパウロ・フットレ、ベルント・シュスターの活躍などで1勝1分けとしたルイス・アラゴネス率いるアトレティコが、サー・アレックス・ファーガソン率いるユナイテッドを破ってベスト8進出を決めている。ちなみに、現ユナイテッドのアシスタント・マネージャーのマイク・フェランは、当時ユナイテッドの選手として試合に出場していた。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-5-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オブラク
DF:サビッチ、フェリペ、エルモソ
MF:ヴルサリコ、マルコス・ジョレンテ、コンドグビア、デ・パウル、ヘイニウド
FW:アンヘル・コレア、フェリックス
負傷者:GKルコント、DFヴァス、MFコケ、FWクーニャ
コロナ陽性者:MFレマル
出場停止者:MFカラスコ(1/3)
グループステージ最終節のポルト戦で退場したカラスコが出場停止となる。負傷者に関してはヴァス、クーニャに加え、試合前日にコケの欠場が確定。新型コロナウイルス陽性判定のレマルに関しては陰性が確認された場合、試合に絡めるようだ。
システムに関しては[4-4-2]、[3-5-2]、[4-1-4-1]と複数の布陣を併用しているが、直前のトレーニングでは[3-5-2]を試していたとの報道もあり、同布陣の採用が見込まれる。
スタメンに関してはシステムに加え、ヒメネス、レマル、エルモソらの状態に左右される部分が大きいが、前述の11人を予想。2トップに関してはカウンターのスピードを考慮し、アンヘル・コレア、フェリックスの2トップを試していたようで、グリーズマンとルイス・スアレスはベンチからのスタートとなる模様だ。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:ダロト、ヴァラン、マグワイア、ショー
MF:マクトミネイ、ポグバ
MF:ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ
FW:クリスティアーノ・ロナウド
負傷者:FWカバーニ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはカバーニが引き続き欠場となる。また、恋人への暴行、強姦、脅迫の容疑で逮捕されたグリーンウッドもメンバーを外れている。
スタメンに関しては直近のリーズ戦からリンデロフ、ワン=ビサカ、リンガードに代えてダロト、ヴァラン、ラッシュフォードが復帰する見込み。中盤ではマクトミネイかポグバに代えてフレッジが起用される可能性がある。また、ラングニック監督が高く評価するエランガにもスタメン抜擢の可能性がありそうだ。
★注目選手
◆アトレティコ・マドリー:FWルイス・スアレス

Getty Images
かつての宿敵相手に久々のゴールを狙う。昨シーズンのラ・リーガ制覇に貢献した35歳FWは、今季もチーム2位のリーグ戦9ゴールを挙げるなどまずまずのパフォーマンスを見せている。その一方で、チームの堅守崩壊により、前線からのプレス強度や決定力の衰えを指摘する声も挙がっており、指揮官シメオネ監督との関係も昨季ほどうまくいっていない印象だ。
とはいえ、グリーズマンと共に最も大舞台を経験している百戦錬磨のストライカーは、ユナイテッドとのビッグマッチにおいて最も頼りになる存在だ。事前の報道ではベンチスタートが濃厚だが、直近のオサスナ戦で見事なミドルシュートを叩き込むなど、コンディションは良好であり、リバプール時代の2014年以来となる宿敵相手のゴールを奪いたい。
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWクリスティアーノ・ロナウド

Getty Images
お得意様相手に今季CL6戦連発を狙う。長らくレアル・マドリーでエースを務めてきたポルトガル代表FWは、前所属のユベントス時代を含め、これまでアトレティコと通算35度対戦し、25ゴールを記録。これは通算18試合で27ゴールを挙げたセビージャに次ぐ、クラブ別2位のゴール数となっている。
また、リーグ前々節のブライトン戦まで公式戦6試合連続無得点と近年稀に見るゴール日照りに悩まされていたが、今季のCLでは出場5試合で5戦連発を含む6ゴールと圧巻の決定力を披露。今季のアトレティコの堅守崩壊を考慮すれば、ゴールを挙げられる可能性は非常に高いはずだ。
ただ、今回の一戦はユナイテッドにとってラングニック体制で初のビッグマッチとなっており、プレッシング、トランジションの精度、運動量に問題を抱えるチームにとって、ここ2シーズンで繋ぎの部分で著しい改善を見せるアトレティコは非常にタフな相手と言える。その中で守備面の貢献度の低さが指摘される37歳FWの得点以外の部分でのプレーにも注目が集まるところ。
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