インテルが今季初の公式連敗で首位奪還ならず…30本近いシュート放つもサッスオーロに完封負け《セリエA》

2022.02.21 04:07 Mon
Getty Images
セリエA第26節、インテルvsサッスオーロが20日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、アウェイのサッスオーロが0-2で勝利した。
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リーグ戦2試合未勝利で1試合未消化も2位に転落したインテル(勝ち点54)。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16初戦のリバプールではホームで素晴らしいパフォーマンスを見せたが、相手の決定力に屈して0-2の敗戦となった。首位ミランの取りこぼしにより勝利で首位再浮上となる重要な今節は、12位のサッスオーロ(勝ち点30)をホームで迎え撃った。シモーネ・インザーギ監督はリバプール戦から先発5人を変更。出場停止のバストーニ、ブロゾビッチに加え、ジェコ、ダンフリースをベンチに置き、ディ・マルコ、バレッラ、サンチェス、ダルミアンらを起用した。
過密日程を考慮してターンオーバーを敢行も、首位奪還に向けて力強い入りを見せたいインテルだったが、いきなり出ばなを挫かれる。8分、自陣でチャルハノールが相手に囲まれてマキシム・ロペスにボールを奪われてショートカウンターを受ける。そして、ペナルティアーク付近でベラルディからのパスを足元に収めたラスパドーリに鋭い右足のシュートを打たれると、GKハンダノビッチの股間を抜けたボールがゴールネットに決まった。

らしくない形から早々にゴールを奪われたインテルはすぐさま反撃を開始。ボールの主導権を握りながら、チャルハノールやガリアルディーニといった中盤の選手が積極的に足を振っていく。さらに、25分にはバレッラのスルーパスにラウタロ・マルティネスが抜け出すが、シュートは枠の左に外れた上、オフサイドの判定となった。
すると、直後の26分には簡単に中央突破を許して背走させられると、ボックス手前左でハメド・トラオレが入れた浮き球のクロスに対して、ペリシッチ、ディ・マルコの間のスペースに入り込んだスカマッカに易々とヘディングシュートを打たれると、これがゴール左隅に決まった。インテル陣営はオフサイドを主張もオンサイドでのゴールが支持された。

メルカートでの獲得が噂されるラスパドーリ、スカマッカのコンビに続けてゴールを決められたホームチームは、よりリスクを冒して前半のうちに1点を返したいところだったが、再三のシュートがなかなか枠を捉え切れない。

逆に、幾度か相手の鋭いカウンターに晒されると、38分にはベラルディにボックス右得意の角度から左足のシュートを打たれるが、これは枠に直撃し、辛くも3失点目を免れた。

結局、2点ビハインドで試合を折り返したインテルはハーフタイム明けに2枚替えを敢行。ダルミアンとガリアルディーニを下げて切り札のジェコとダンフリースを投入。この交代でラウタロとジェコの2トップに、サンチェスがチャルハノールとインサイドハーフを組む攻撃的な並びに変化した。

早い時間帯にゴールをこじ開けたいインテルだったが、2点リードによって落ち着いたプレーを見せるサッスオーロにうまくいなされる。58分にはペリシッチからのロングフィードに完璧なタイミングで飛び出したジェコがGKと一対一の絶好機を迎える。だが、ここはボールコントロールが大きくなったところを詰められてファインセーブに遭う。続く63分にもボックス左で仕掛けたペリシッチからのクロスをジェコが頭で合わせるが、これもコンシーリの好守に阻止された。

ジェコを起点にゴールの匂いをさせ始めるホームチームは、以降も決死の猛攻を仕掛けていくが、リバプール戦同様に最後の局面で精度を欠く。72分にはゴール前の混戦からラウタロに絶好機も、ゴール至近距離からのシュートを枠の左に外してしまう。

後半終盤にかけては互いに消耗が色濃くオープンな攻防が続く。その中でサッスオーロがラスパドーリ、ベラルディに試合を決める3点目のチャンスが幾度も訪れるが、DFシュクリニアルらインテル守備陣が再三のビッグプレーで阻む。

その守備陣の献身に何とか応えたいインテルの攻撃陣だったが、25本以上のシュートを放つもゴールが遠い。後半アディショナルタイムにはセットプレーの二次攻撃からビダルのクロスをデ・フライが渾身のヘディングで合わせてゴールネットを揺らしたが、オンフィールドレビューの結果、起点となったプレーでディ・マルコのハンドを取られてゴールは取り消しに。

結局、シュート29本を放ったものの、最後までサッスオーロの堅守をこじ開けられなかったインテルは、今季初の公式戦連敗で首位浮上のチャンスを逃した。

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