“疑惑の判定”G大阪パトリックは退場になるべきではなかった、VARは役割を果たせたか/編集部コラム
2022.02.21 06:45 Mon
◆VARは役割を果たせたのか
ただ、主審から見えていない部分もある。このシーン。鈴木のスライディングでバランスを崩したパトリックだったが、ルーズボールを拾いに起きあがろうとした。しかし、そのパトリックの左太ももを鈴木が右腕で完全に抱え込んでいるのが映像を見ればわかる。VARがこのシーンを見逃したのであれば、怠慢としか言えない。スライディングはファウルに値しなくとも、相手選手を完全にホールドしているのだから、そこはファウルだ。
また、このプレーがパトリックが疑わしい行為に出た理由でもある。1点ビハインド。反撃に出たい状況でカウンターを仕掛けようとして倒されたパトリック。ルーズボールはラインを割る可能性は低く、目の前にあるボールを拾って、攻撃につなげようとしたはずだ。しかし、自分の左足は明らかに相手に抱え込まれ、動きを封じられている。それを離せと相手を剥がす行為は正当だろう。なぜなら相手が明らかなファウルだからだ。
さらに、パトリックは鈴木の胸の辺りをヒジ打ちしたとも見られるが、映像を見る限り鈴木の左太もも辺りを触って剥がそうとしている。ただ、その際にヒジが胸に接触した可能性はある。ただ、故意にヒジ打ちをしたとは映像を見る限り思えない。仮に狙ってするのであれば、明らかにヒジを当てに行くのではないだろうか。鈴木のリアクションもオーバーには見える。
いずれにせよ、VARがしっかりとこの映像をチェックしているはず。レッドカードに値するのかどうかはチェック済みだ。ただ、最終的に決断を下すのは主審。仮にVARからOFRを促す声があったとしても、それを行う義務はない。主審がレッドカードと言えば、レッドカードだ。
ただ、主審から見えていない部分もある。このシーン。鈴木のスライディングでバランスを崩したパトリックだったが、ルーズボールを拾いに起きあがろうとした。しかし、そのパトリックの左太ももを鈴木が右腕で完全に抱え込んでいるのが映像を見ればわかる。VARがこのシーンを見逃したのであれば、怠慢としか言えない。スライディングはファウルに値しなくとも、相手選手を完全にホールドしているのだから、そこはファウルだ。
また、このプレーがパトリックが疑わしい行為に出た理由でもある。1点ビハインド。反撃に出たい状況でカウンターを仕掛けようとして倒されたパトリック。ルーズボールはラインを割る可能性は低く、目の前にあるボールを拾って、攻撃につなげようとしたはずだ。しかし、自分の左足は明らかに相手に抱え込まれ、動きを封じられている。それを離せと相手を剥がす行為は正当だろう。なぜなら相手が明らかなファウルだからだ。
さらに、パトリックは鈴木の胸の辺りをヒジ打ちしたとも見られるが、映像を見る限り鈴木の左太もも辺りを触って剥がそうとしている。ただ、その際にヒジが胸に接触した可能性はある。ただ、故意にヒジ打ちをしたとは映像を見る限り思えない。仮に狙ってするのであれば、明らかにヒジを当てに行くのではないだろうか。鈴木のリアクションもオーバーには見える。
いずれにせよ、VARがしっかりとこの映像をチェックしているはず。レッドカードに値するのかどうかはチェック済みだ。ただ、最終的に決断を下すのは主審。仮にVARからOFRを促す声があったとしても、それを行う義務はない。主審がレッドカードと言えば、レッドカードだ。
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