マネ&サラーの両エースにルイス・ディアスがPL初ゴール! 鮮やか逆転のリバプールが公式戦8連勝!《プレミアリーグ》
2022.02.20 02:09 Sun
プレミアリーグ第26節、リバプールvsノリッジが19日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが3-1で逆転勝利した。なお、リバプールのFW南野拓実は90分から途中出場した。
現在、2位のリバプール(勝ち点54)は前節にバーンリー相手に苦戦を強いられながらも1-0で勝ち切ってリーグ4連勝を達成。さらに、ミッドウィークに開催されたチャンピオンズリーグ(CL)では敵地で勝負強い戦いをみせ、難敵インテルに2-0のスコアで先勝した。公式戦7連勝と絶好調のチームは、降格圏の18位に沈むノリッジ(勝ち点17)を相手に連勝継続を目指した。
クロップ監督は過密日程を考慮してか、インテル戦からGKアリソン、ファン・ダイク、マネ、サラーを除く先発7人を変更。両サイドバックにジョー・ゴメス、ツィミカスが入った他、中盤ではオックスレイド=チェンバレンがヘンダーソン、ナビ・ケイタと共に先発復帰。ジョタ、フィルミノが負傷欠場となったことで、ルイス・ディアスが前述の両エースと共に3トップを務めた。
マネを中央に配置する形でスタートしたリバプールは立ち上がりからアグレッシブなノリッジにやや押し込まれる形となったが、開始5分には最初の決定機を創出。右サイド深くに持ち込んだサラーからの浮き球の折り返しに反応した左サイドバックのツィミカスが、フリーで飛び込んでダイレクトシュートを狙うが、これを枠に飛ばすことができない。
その後は15分にボックス内に抜け出したプッキに決定機を与える場面こそあったものの、相手を自陣に押し込めて流れの中、セットプレーの双方から再三相手ゴールに迫る。14分にはファン・ダイクのヘディングシュート、17分には左サイドからカットインしたディアスと続けて際どいシュートを放つ。
ハーフタイムの修正によって早い時間帯にゴールをこじ開けたいリバプールだったが、逆に立ち上がりに失点を喫する。48分、ジョー・ゴメスの縦パスを引っかけられてカウンターを許すと、右サイドからドリブルで切れこんだサージェントにボックス左まで持ち込まれてマイナスに落とされると、ラシツァが放った右足のシュートがDFマティプの出した足に当たって大きくコースが変わりゴール右隅に決まった。
ホームで痛恨の先制を許したリバプールはすぐさま反撃を開始するが、ゴールを奪って勢いづくノリッジを前になかなか攻め切れない。この状況を受け、クロップ監督は62分にオックスレイド=チェンバレン、ナビ・ケイタを下げてチアゴとオリジを同時投入。この交代で[4-4-2]に並びを変えてディアスとオリジが2トップに入った。
すると、この交代策が鮮やかな逆転劇をもたらす。まずは64分、相手陣内中央のチアゴからの浮き球のパスをボックス左に抜け出したツィミカスが頭で折り返すと、この浮き球のボールをゴール前のマネが見事なバイシクルシュートで合わせてゴールネットを揺らす。
さらに、直後の67分にはGKアリソンからの絶妙なロングフィードに反応したサラーがハーフウェイライン付近で完璧に相手の背後へ抜け出すと、ボックス外に飛び出したGKを冷静にかわしてゴールカバーに入ったDFがいないコースへ右足のシュートを流し込み、瞬く間に逆転ゴールを奪った。
両エース揃い踏みの活躍で試合を引っくり返したホームチームは、ここから完全に試合の流れを掌握する。そして、幾度かの決定機を経て迎えた80分にはヘンダーソンからの絶妙なスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したディアスが間合いを詰めたGKの動きを冷静に見極めて左足のチップキックを流し込み、嬉しい加入後初ゴールを奪って見せた。
そして、3トップ揃い踏みで勝利に大きく近づいたリバプールは90分に殊勲のディアスをベンチに下げて南野投入。このまま2点差をキープして試合をクローズしたリバプールが、鮮やかな逆転勝利でリーグ5連勝&公式戦8連勝を達成した。
現在、2位のリバプール(勝ち点54)は前節にバーンリー相手に苦戦を強いられながらも1-0で勝ち切ってリーグ4連勝を達成。さらに、ミッドウィークに開催されたチャンピオンズリーグ(CL)では敵地で勝負強い戦いをみせ、難敵インテルに2-0のスコアで先勝した。公式戦7連勝と絶好調のチームは、降格圏の18位に沈むノリッジ(勝ち点17)を相手に連勝継続を目指した。
クロップ監督は過密日程を考慮してか、インテル戦からGKアリソン、ファン・ダイク、マネ、サラーを除く先発7人を変更。両サイドバックにジョー・ゴメス、ツィミカスが入った他、中盤ではオックスレイド=チェンバレンがヘンダーソン、ナビ・ケイタと共に先発復帰。ジョタ、フィルミノが負傷欠場となったことで、ルイス・ディアスが前述の両エースと共に3トップを務めた。
その後は15分にボックス内に抜け出したプッキに決定機を与える場面こそあったものの、相手を自陣に押し込めて流れの中、セットプレーの双方から再三相手ゴールに迫る。14分にはファン・ダイクのヘディングシュート、17分には左サイドからカットインしたディアスと続けて際どいシュートを放つ。
以降も厚みのある仕掛けを続けるリバプールだが、最後の局面でしっかりと身体を張るノリッジの守備に苦戦。37分にはツィミカスの強烈なミドルシュートが枠に飛ぶが、これもGKガンのビッグセーブに阻まれる。結局、シュート15本を放つなど最後の崩し、フィニッシュ以外はほぼ思い通りに試合を進めたが、0-0で試合を折り返すことになった。
ハーフタイムの修正によって早い時間帯にゴールをこじ開けたいリバプールだったが、逆に立ち上がりに失点を喫する。48分、ジョー・ゴメスの縦パスを引っかけられてカウンターを許すと、右サイドからドリブルで切れこんだサージェントにボックス左まで持ち込まれてマイナスに落とされると、ラシツァが放った右足のシュートがDFマティプの出した足に当たって大きくコースが変わりゴール右隅に決まった。
ホームで痛恨の先制を許したリバプールはすぐさま反撃を開始するが、ゴールを奪って勢いづくノリッジを前になかなか攻め切れない。この状況を受け、クロップ監督は62分にオックスレイド=チェンバレン、ナビ・ケイタを下げてチアゴとオリジを同時投入。この交代で[4-4-2]に並びを変えてディアスとオリジが2トップに入った。
すると、この交代策が鮮やかな逆転劇をもたらす。まずは64分、相手陣内中央のチアゴからの浮き球のパスをボックス左に抜け出したツィミカスが頭で折り返すと、この浮き球のボールをゴール前のマネが見事なバイシクルシュートで合わせてゴールネットを揺らす。
さらに、直後の67分にはGKアリソンからの絶妙なロングフィードに反応したサラーがハーフウェイライン付近で完璧に相手の背後へ抜け出すと、ボックス外に飛び出したGKを冷静にかわしてゴールカバーに入ったDFがいないコースへ右足のシュートを流し込み、瞬く間に逆転ゴールを奪った。
両エース揃い踏みの活躍で試合を引っくり返したホームチームは、ここから完全に試合の流れを掌握する。そして、幾度かの決定機を経て迎えた80分にはヘンダーソンからの絶妙なスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したディアスが間合いを詰めたGKの動きを冷静に見極めて左足のチップキックを流し込み、嬉しい加入後初ゴールを奪って見せた。
そして、3トップ揃い踏みで勝利に大きく近づいたリバプールは90分に殊勲のディアスをベンチに下げて南野投入。このまま2点差をキープして試合をクローズしたリバプールが、鮮やかな逆転勝利でリーグ5連勝&公式戦8連勝を達成した。
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