【J1補強分析|サガン鳥栖】総勢40名が動いた移籍市場、生まれ変わることができるか【評価:C】

2022.02.19 14:06 Sat
Getty Images
18日、2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎えた。

コロナ禍で変則的だったシーズンが、2年間続いた中、今シーズンも引き続き新型コロナウイルスと戦うシーズンに。さらに、4年に1度のワールドカップが初めて冬に開催。その影響もあり、シーズン全てが前倒しで行われるなど、違った形で変則的なシーズンとなる。

リーグ戦の注目は川崎フロンターレの3連覇が達成されるかどうかに注目が集まる。取り巻く包囲網は年々厳しいものになり、今シーズンは一層警戒される状況。虎視眈々と首を狙うクラブもあり、優勝戦線がどうなるかは予想が難しい。
そんなシーズン開幕を前に、超ワールドサッカー編集部が各クラブの補強動向を整理。各クラブのポイントを分析する。

《補強診断:C》(評価:S〜E)
【IN】
GK深谷圭佑(23)←品川CC/完全移籍
GK岡本昌弘(38)←愛媛FC/完全移籍
DF原田亘(25)←FC今治/完全移籍
DFジエゴ(26)←徳島ヴォルティス/完全移籍
DF孫大河(22)←立正大学/新加入
MF小野裕二(29)←ガンバ大阪/完全移籍
MF藤田直之(34)←セレッソ大阪/完全移籍
MF福田晃斗(29)←アルビレックス新潟/完全移籍
MF堀米勇輝(29)←ジェフユナイテッド千葉/完全移籍
MF森谷賢太郎(33)←愛媛FC/完全移籍
MF西川潤(19)←セレッソ大阪/期限付き移籍
MF菊地泰智(22)←流通経済大学/新加入
MF佐藤響(21)←流通経済大学/新加入
MF中野嘉大(28)←北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍→完全移籍
FW垣田裕暉(24)←鹿島アントラーズ/期限付き移籍
FW宮代大聖(21)←川崎フロンターレ/期限付き移籍
FW岩崎悠人(23)←コンサドーレ札幌/期限付き移籍延長
FW石井快征(21)←愛媛FC/期限付き移籍終了
FW梶谷政仁(21)←国士舘大学/新加入
FW荒木駿太(22)←駒澤大学/新加入
FW藤原悠汰(22)←明治大学/新加入

【OUT】
GK板橋洋青(20)→愛媛FC/期限付き移籍
GKキム・ミノ(22)→AC長野パルセイロ/期限付き移籍→完全移籍
DF大畑歩夢(20)→浦和レッズ/完全移籍
DF内田裕斗(26)→ベガルタ仙台/完全移籍
DFエドゥアルド(28)→横浜F・マリノス/完全移籍
DF松本大輔(23)→ツエーゲン金沢/期限付き移籍
DF安在和樹(27)→沖縄SV/完全移籍
DF今掛航貴(23)→FCティアモ枚方/完全移籍
MF高橋義希(36)→現役引退
MF酒井宣福(29)→名古屋グランパス/完全移籍
MF仙頭啓矢(27)→名古屋グランパス/完全移籍
MF樋口雄太(25)→鹿島アントラーズ/完全移籍
MF小屋松知哉(26)→柏レイソル/完全移籍
MF梁勇基(40)→ベガルタ仙台/完全移籍
MF白崎凌兵(28)→鹿島アントラーズ/期限付き移籍終了
FW山下敬大(25)→FC東京/完全移籍
FWイスマエル・ドゥンガ(28)→カマタマーレ讃岐/期限付き移籍
FW和田凌(26)→ブリスベン・ロアー(オーストラリア)/期限付き移籍
FW兒玉澪王斗(19)→レノファ山口/期限付き移籍

パワハラ問題にも揺れた金明輝監督が退任し、愛媛FCで指揮を執ったことがある川井健太監督が就任した鳥栖。さまざまな面で生まれ変わる必要が出てきた。

その結果、復帰組などを合わせて加入したのは21名。退団したのは19名とまるっきり別のチームとなってしまった。

退団選手で言えば、MF高橋義希が現役を引退。また、DFエドゥアルド、DF大畑歩夢、MF酒井宣福、MF仙頭啓矢、MF樋口雄太、MF小屋松知哉、FW山下敬大と昨季のチームを支えた主軸選手が移籍。ほとんど原型はないと言って良いだろう。

一方で、MF藤田直之、MF福田晃斗、MF小野裕二が復帰。MF西川潤、FW垣田裕暉、FW宮代大聖、FW岩崎悠人と若手の有望株を期限付きで獲得するなど、抜けた分の選手は獲得している状況だ。

鳥栖を知る選手と知らない選手がどう融合していくのか。藤田、福田などが鳥栖イズムをどうピッチで表現していくのか。若手とベテラン、鳥栖出身とそれ以外の融合がカギとなりそうだ。

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【J1クラブ通信簿】充実陣容も結果は低迷…守高攻低が顕著に《サガン鳥栖》

▽優勝争いから残留争いまで手に汗を握る接戦、熱戦が続いた2018シーズンの明治安田生命J1リーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。第5弾は14位のサガン鳥栖を総括! <span style="font-weight:700;">◆シーズン振り返り</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181213_sagantosu_7.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div>▽堅守速攻を浸透させたマッシモ・フィッカデンティ体制3シーズン目となった今シーズン。明確なスタイルで昨シーズンを8位で終えていた鳥栖には、一桁順位でのフィニッシュや上位争いに絡んでいくことが期待されていた。しかし、今シーズンを終えてみれば14位。残留争いの暴風域を彷徨い、理想的な1年にはなっていない。 ▽鳥栖は開幕節からヴィッセル神戸に引き分け、続く昇格組のV・ファーレン長崎との試合でもドロー。その後やや持ち直したものの、第6節~第12節まではJ1昇格後クラブワーストの7連敗と最悪の状態に。その後、第13節清水エスパルス戦で久々の白星を奪ったものの、第13節~第19節まででわずか1得点しか奪えず、再び6試合勝利から遠ざかった。 ▽攻撃のテコ入れが必要と判断した上層部は、夏の間にアトレティコ・マドリーを退団していた元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの獲得に成功。さらに、鹿島アントラーズ不動のスコアラーだったFW金崎夢生を補強し、短所だったポイントを重点的に強化している。 ▽すると、鳥栖はシーズン後半にやや調子を上げたが、残留を争っていたその他のクラブがそれ以上のペースで勝ち点を奪取。結局、7勝9分け13敗の17位に位置していた第29節終了後にフィッカデンティ監督を解任。U-18指揮官とトップチームコーチを兼任していた金明輝(キム・ミョンヒ)監督を引き上げた。 ▽その後は、残り5試合で3勝2分けの好成績を収めて残留に成功。最低限の結果は出したものの、昨シーズンに得た経験を生かすことはできないままに、1年を終えた。 <span style="font-weight:700;">◆チームMVP</span> GK権田修一(29) 明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/34失点<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181213_sagantosu_3.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)J.LEAGUE PHOTO<hr></div> ▽日本代表GK権田修一が文句なしのシーズン・オブ・ザ・イヤーだ。鳥栖の得点数はリーグワーストの29得点。得点数17位のジュビロ磐田が35得点、16位の湘南ベルマーレが38得点であり、他のクラブから大きく離されている。それでも残留を決めることができたのは、間違いなく34失点というリーグ2位タイの堅守に支えられたためだ。 ▽シーズンを通して、鳥栖がゴールレスドローで終えた試合は7試合。また、1-0で勝利した試合は4試合ある。たらればの話ではあるが、もしその7試合で1失点でもしていれば鳥栖の勝ち点は「40~38」。17位柏レイソル(勝ち点39)、16位ジュビロ磐田(勝ち点41)を下回る数字だ。改めて、鳥栖をJ1に繋ぎとめたのはGK権田を中心とした守備陣の奮闘に他ならない。 <span style="font-weight:700;">◆補強成功度《C》</span>※最低E~最高S<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181213_sagantosu_4.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)J.LEAGUE PHOTO<hr></div>▽鳥栖は、昨シーズン終了後にMF高橋秀人、DF高橋祐治、MF伊藤遼哉、DF安在和樹を獲得し、半数が主力としてプレー。とりわけ高橋秀人と高橋祐治はチームにとって欠かせない存在となっていた。さらに、夏補強も合わせて新加入選手のF・トーレス、金崎、高橋秀人が3ゴールでチーム内2位タイの得点数を記録している。 ▽とはいえ、F・トーレスや金崎にかかっていた期待は遥かに高いものであり、夏に復帰したFW豊田洋平に関しては0得点と、オプションを増やすに留まっている。チーム内の数字で比較すれば、確かに新加入選手の活躍は大きいが、期待に応えることができたという評価を下すことはできない。 ▽総括すれば、チームの成績通り3列目以下の補強に関しては成功したと言えるが、攻撃陣に関しては物足りない。さらに、新加入の豊田は33歳、金崎は29歳、F・トーレスは34歳といずれもベテラン。長い目で見ていくにも限りがあり、近いうちに新たな補強が必要となることは目に見えている。組織的な守備に長のあるJ1では、“堅守速攻”というスタイルを継続して志す上で個ばかりが重要ではないということがはっきりとしたシーズンになったのではないだろうか。 <span style="font-weight:700;">◆総合評価 《D》</span>※最低E~最高S<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181213_sagantosu_6.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽結果的に言えば、残留という最低限の結果は残した。しかし、新体制発表会時に鳥栖が掲げていたスローガンが『ITADAKI(頂)』であることを考えれば、理想との乖離は深刻だ。フィッカデンティ監督も「主力が揃い、良い状態でスタートできる」と語っていただけに、序盤からチームの敗北を繰り返し目の当たりにさせられたファンの失望は大きいだろう。 ▽戦術の浸透に重きを置いていたそのフィッカデンティ監督は鳥栖を去り、一本の軸は失った。堅守は長所のまま残っているが、短所である攻撃力を補うことばかりを意識しすぎてしまえば、その長所すら失いかねない程に現状のバランスは危うい。 ▽充実の戦力で臨んだはずの開幕から大コケし、攻撃の大型補強を行った夏以降も爆発力を示せず。昨シーズンに得ていたはずの手応えもプレーに還元できないまま、「上を目指すことの壁」を感じたシーズンと言えるかもしれない。金明輝監督の続投如何も定まらぬ来シーズン、フィッカデンティ前監督の浸透させたスタイルを大切にしつつ、一足飛びではない着実なリスタートに期待したい。 2018.12.14 21:00 Fri
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鳥栖の元日本代表MF高橋秀人に第三子誕生! 「産まれてきてくれた長女、そして妻に感謝」

サガン鳥栖は7日、元日本代表MF高橋秀人(32)に第三子が誕生したと報告した。 高橋は先月2月27日の長女誕生を受け、クラブ公式サイトで「無事に産まれてきてくれた長女、そして妻に感謝しています! 三児の父親として、より一層精進したいと思います。温かく見守ってください」とコメントしている。 日本代表として7キャップを誇る高橋はFC東京、ヴィッセル神戸を渡り歩き、2018年から鳥栖でプレー。今季はここまで明治安田生命J1リーグ1試合に出場している。 2020.03.07 17:15 Sat

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