【J1開幕直前ガイド|京都サンガF.C.】「世界を驚かす」12年ぶりのJ1は「残留」が目標も、忘れたくないチャレンジ精神
2022.02.19 13:50 Sat
18日、2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎えた。
京都サンガF.C.
2021シーズン成績:J2・2位(24勝12分け6敗)
◆戦力分析
一方でGKは正守護神のGK若原智哉がいる中、GK松原修平(←ザスパクサツ群馬)、GK上福元直人(←徳島ヴォルティス)、GKマイケル・ウッド(←アルメレ・シティ)の3名を補強5人体制で臨むこととなり、競争は激化することとなった。
最終ラインもDFヨルディ・バイス(→ファジアーノ岡山)こそチームを去ったが、DFメンデス(←ヴァンフォーレ甲府)、DFアピアタウィア久(←ベガルタ仙台)を補強。さらに、前線もFW山﨑凌吾(←名古屋グランパス)、FW豊川雄太(←セレッソ大阪)、FW大前元紀(←ザスパクサツ群馬)、FWマルティノス(←モンテディオ山形)とバリエーション豊かな補強を進め、J1を戦うに十分な戦力を揃えた。
◆目標
目標は「J1残留」だろう。12年ぶりのJ1の舞台に居続けることが目標となるが、それだけでは終わらない。松田天馬は「世界を驚かせるサッカーを」と意気込んだ。曺貴裁監督が昨年作り上げたものに、さらに上積みしたスタイルで、J1に旋風を巻き起こすことを目標としている。
新たな道を切り拓くため、チャレンジをし続けるスタイルで昇格を掴むことに成功した。その路線は継続。J1でも残留を目指しながらも、切り拓いていくことを求め続けるはずだ。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MF福岡慎平(21)
Jから世界を熱くしてくれそうな選手には、MF福岡慎平を選出する。
10番を背負う福岡は生え抜きの逸材。正式に昇格した2019年以降はJ2で35試合以上に毎年出場。チームの軸を担ってきた。
今シーズンから背番号を「10」に変更。生え抜きの10番ということもあり、サポーターからの期待も大きい。12年前のJ1時代は小学生。大人になり、10番を背負って戦う姿は、アカデミーの選手たちにとっても憧れの的だろう。
J1の舞台で自身の力がどこまで通用するのか。福岡の働きもチームに大きな影響を与えそうだ。
◆注目ポイント
注目ポイントはJ1の舞台でどのようなサッカーを見せるかだ。アグレッシブさとチャレンジ精神を持ったチーム。多くのメンバーを加えたことで戦い方のバリエーションも増えたはずだが、J1でもチャレンジをし続けることは忘れないだろう。
松田が口にした「世界を驚かせる」という言葉も気になるところ。さほど情報のない中で、前半戦は相手を撹乱させて勝ち点を奪っていきたい。まずはJ1残留を目標に、どこまで高い位置で終えられるか。曺貴裁監督の戦いぶりにも注目だ。
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今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、戦力分析やシーズンの目標、注目ポイントに加え、Jリーグの開幕キャッチコピーとして発表された「#Jが世界を熱くする」にあやかり、注目選手として世界を熱くしそうな選手をピックアップした。2021シーズン成績:J2・2位(24勝12分け6敗)
◆戦力分析
J1を戦うだけの陣容をしっかり整え、アップデートを行なったというのが素直な感想だ。チームの屋台骨である中盤の選手構成はほぼいじらず、昨シーズンの主軸をキープ、そこに、湘南ベルマーレ時代から知るMF金子大毅(←浦和レッズ)を加えた。
一方でGKは正守護神のGK若原智哉がいる中、GK松原修平(←ザスパクサツ群馬)、GK上福元直人(←徳島ヴォルティス)、GKマイケル・ウッド(←アルメレ・シティ)の3名を補強5人体制で臨むこととなり、競争は激化することとなった。
最終ラインもDFヨルディ・バイス(→ファジアーノ岡山)こそチームを去ったが、DFメンデス(←ヴァンフォーレ甲府)、DFアピアタウィア久(←ベガルタ仙台)を補強。さらに、前線もFW山﨑凌吾(←名古屋グランパス)、FW豊川雄太(←セレッソ大阪)、FW大前元紀(←ザスパクサツ群馬)、FWマルティノス(←モンテディオ山形)とバリエーション豊かな補強を進め、J1を戦うに十分な戦力を揃えた。
◆目標
目標は「J1残留」だろう。12年ぶりのJ1の舞台に居続けることが目標となるが、それだけでは終わらない。松田天馬は「世界を驚かせるサッカーを」と意気込んだ。曺貴裁監督が昨年作り上げたものに、さらに上積みしたスタイルで、J1に旋風を巻き起こすことを目標としている。
新たな道を切り拓くため、チャレンジをし続けるスタイルで昇格を掴むことに成功した。その路線は継続。J1でも残留を目指しながらも、切り拓いていくことを求め続けるはずだ。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MF福岡慎平(21)
Jから世界を熱くしてくれそうな選手には、MF福岡慎平を選出する。
10番を背負う福岡は生え抜きの逸材。正式に昇格した2019年以降はJ2で35試合以上に毎年出場。チームの軸を担ってきた。
今シーズンから背番号を「10」に変更。生え抜きの10番ということもあり、サポーターからの期待も大きい。12年前のJ1時代は小学生。大人になり、10番を背負って戦う姿は、アカデミーの選手たちにとっても憧れの的だろう。
J1の舞台で自身の力がどこまで通用するのか。福岡の働きもチームに大きな影響を与えそうだ。
◆注目ポイント
注目ポイントはJ1の舞台でどのようなサッカーを見せるかだ。アグレッシブさとチャレンジ精神を持ったチーム。多くのメンバーを加えたことで戦い方のバリエーションも増えたはずだが、J1でもチャレンジをし続けることは忘れないだろう。
松田が口にした「世界を驚かせる」という言葉も気になるところ。さほど情報のない中で、前半戦は相手を撹乱させて勝ち点を奪っていきたい。まずはJ1残留を目標に、どこまで高い位置で終えられるか。曺貴裁監督の戦いぶりにも注目だ。
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【J1注目プレビュー|第30節:横浜FMvs京都】ともに誇るは強力攻撃陣、フィニッシュ精度の高さが勝敗のカギに
【明治安田J1リーグ第30節】 2024年9月13日(金) 19:00キックオフ 横浜F・マリノス(6位/41pt) vs 京都サンガF.C.(15位/34pt) [ニッパツ三ツ沢球技場] <span class="paragraph-subtitle">◆諦めずに加速を、白星を積み上げろ【横浜F・マリノス】</span> 中断期間前は国立競技場でセレッソ大阪相手に4-0で勝利した横浜FM。川崎フロンターレ戦に続いての連勝と良い形で中断期間に入った。 直近6試合で5勝と下位にいたチームが復調を果たしているが、首位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「14」と現実的に追いつける数字とは言い難い。 さらに、この先はAFCチャンピオンズリーグ(ACLE)がスタートし、超過密日程に。ターンオーバーも含めて戦っていく中で、しっかりと結果を残せるか注目だ。 カギとなるのはコンディション。YBCルヴァンカップの北海道コンサドーレ札幌戦から中4日という中で、相手よりはタイトなスケジュール。ジョン・ハッチンソン暫定監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也 MF:喜田拓也、西村拓真、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 暫定監督:ジョン・ハッチンソン <span class="paragraph-subtitle">◆猛烈な巻き返しで残留争いからおさらば【京都サンガF.C.】</span> 前半戦が終わった段階で勝ち点「14」の19位に位置していた京都。厳しい残留争いが待ち構える後半戦で、どこまで勝ち点を重ねられるかに注目された。 大いに不安要素もあった中、チームは前半戦の戦いが嘘のように躍動。後半戦9試合で6勝2分け1敗と勝ち点20を稼ぎ、一気に降格圏を脱出した。 不安定な戦いも見せる京都だが、この巻き返しの要因は攻撃陣の奮起。攻撃は最大の防御とは言ったものだが、ゴールを奪えるようになったことで、勝利に手が届くようになった。 特に夏に加入したFWラファエル・エリアスが6試合で6ゴールと大暴れ。ポテンシャルの高さを見せつけており、チームを完全に牽引している。 相手も攻撃陣は強力だが、京都はいかに耐えて、カウンターで仕留めることができるのか。ポイントはそこにありそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、鈴木義宜、佐藤響 MF:米本拓司、福岡慎平、平戸太貴 FW:マルコ・トゥーリオ、ラファエル・エリアス、原大智 監督:曺貴裁 2024.09.13 14:15 Fri2
京都が今季初の3連勝! 2枚看板で2得点、10人で奮闘した横浜FMを振り切る【明治安田J1第30節】
13日、明治安田J1リーグ第30節の横浜F・マリノスvs京都サンガF.C.がニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの京都が1-2で勝利した。 前回対戦は第3節、横浜FMがアンデルソン・ロペスの2発などで振り切って3-2と勝利。そこから6カ月、今度は京都に軍配が上がった。 横浜FMは開始9分、西村拓真が相手の足を踏んでしまい、VAR経由で一発レッドに。決して悪意はないものだが、ケガにも繋がりかねない勢いで相手の足首に入ってしまった。 そんななかでも大きなチャンス。22分、エドゥアルドが機を見た縦パスを入れ、裏抜けしたヤン・マテウスが中央へ折り返し。しかし、A・ロペスにあと一歩届かなかった。 直後に京都が先制点。23分、川崎颯太のスルーパスに抜け出したマルコ・トゥーリオが中央へ折り返し、走り込んだラファエル・エリアスが難なく無人のゴールに流し込んだ。 横浜FMはイライラが態度に出たエウベル&A・ロペスに警告が提示されたなか、セットプレーから同点弾。38分、右CKをニアで畠中槙之輔が逸らし、京都のオウンゴールを誘発した。 10人vs11人も一進一退で横浜FMの奮闘が光るなか、京都は45+1分に決定機。福田心之助のクロスに原大智がヘディングシュートも、GKポープ・ウィリアムに間一髪で掻き出される。 それでも52分に京都の勝ち越し点。 スルーパスに裏抜けした191cm原が大きなストライドと切り返しで2枚を剥がし、最後は腰をひねって思い切り右足シュート…低い弾道の一撃をネットへ突き刺した。 追いかける横浜FMは68分、直前に投入されたばかりの宮市亮が、さっそくのシュートシーンで相手と接触。足を痛めてしまい、わずか3分間で天野純との交代を余儀なくされる。 結局、京都が1点差を保って試合終了のホイッスル。ラファエル・エリアス加入から格段に馬力が出たチームはこれで今季初の3連勝とした。 横浜FMは連勝が2でストップ。ほとんどの時間を10人で戦い、数的不利を感じさせない時間帯もあったが、一歩及ばなかった。次節・広島戦(A)は西村とエウベルが出場停止だ。 横浜F・マリノス 1-2 京都サンガF.C. 【横浜FM】 オウンゴール(前38) 【京都】 ラファエル・エリアス(前23) 原大智(後7) 2024.09.13 21:16 Fri3
京都新指揮官に実好礼忠氏! コーチからの昇格
京都サンガF.C.は29日、実好礼忠コーチ(47)の監督就任を発表した。 現役時代にガンバ大阪一筋を貫いた実好氏は2007年に引退。2008年からG大阪で指導者業をスタートさせ、ユースコーチやトップチームコーチ、トップチームヘッドコーチ、U-23監督を歴任したほか、名古屋グランパスでもトップチームコーチを務め、今年から京都のトップチームコーチに就任した。 来シーズンから京都の指揮を執る実好氏はクラブ公式サイトで「いつも応援ありがとうございます。来シーズン監督に就任することになりました。京都サンガF.C.の目標達成のため今日からもまた全力で取り組みます。どうかこれからもご支援ご声援をよろしくお願いします」とコメントしている。 今シーズンの京都は、中田一三前監督の下でスタート。一時首位に浮上した時期もあったが、徐々に成績が落ち込み、明治安田生命J2リーグ8位に終わり、28日に中田前監督の退任が決まった。 2019.11.29 14:45 Fri4
デンマークの移籍市場は2日で終了、川﨑颯太に関心寄せるオールボーのSDが最終日を語る「強化したいポジションは中盤」「フリートランスファーになる可能性も」
デンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部)のオールボーでスポーツディレクター(SD)を務めるジェームズ・ガウ氏が、移籍期限ギリギリの状況でチームの狙いを語った。デンマーク『Tipsbladet』が伝えた。 5大リーグの移籍市場は8月30日で閉まり、最終日には多くの選手が移籍を果たした。一方で、ベルギーやオーストリア、ポーランド、スイス、トルコなどはまだ市場が開いている状況だ。 5大リーグへの移籍はフリーの選手に限られるが、まだ市場が開いており、日本人選手の移籍も取り沙汰されている。 その中で浮上しているのは、パリ・オリンピック世代の1人であり、京都サンガF.C.でキャプテンを務めているMF川﨑颯太(23)。デンマークのオールボーがオファーを出していると報じられている。 デンマークの移籍市場は2日の夜に終了。『Tipsbladet』は2日の朝にガウ氏とコンタクトを取り、移籍最終日の動きを語った。 「何かが起こると思う。もちろん、様々なことが起こっているので、それがどの程度起こるかを正確に言うのは難しい。ただ、それは何もおかしなことではない」 「何が起こるかわからない日々だ。全てに対して準備をしておく必要がある。私とチームにとって、合理的かつ論理的な意思決定を行うことが重要だ」 「パニックになって何かをするべきではない。我々が今日何かをするとしても、それはたった10分の作業ではなく、何カ月にもわたる作業の結果だ。我々が話をする選手たちは、我々が長い間知っている選手たちだ。そして、彼らが加入してチームを改善できるのであれば、我々は何かを考え出す用意がある」 移籍最終日でも電話が鳴り続けているというガウ氏。補強をしたいチームにとっては、シビアな1日を過ごすことになるが、オールボーは特定のポジションの選手を狙っている。 「電話が鳴り続けている。我々が強化したいポジションが 1つある。それは知られている通り、中盤だ」 「私は移籍期間中もチャンスに前向きに取り組んできたが、今日も例外ではない。我々を向上させる非常に興味深い何かがあるのであれば歓迎するが、そうでなければ、我々が切実に強化する必要がある特定のポジションがあるとは言わない。また、多くの場所で優れた選手層を形成しているチームに満足している」 決してパニックバイはしないというガウ氏。ただ、チームを強化する選手がいる場合には、しっかりと獲得に動きたいと語っている。そして、それはフリートランスファーになる可能性もあるという。 「(何かが起こるかは)正直に言うと分からない。我々は別のことに取り組んでおり、数日間そうしている。今日起こらなくても、明日か明後日になるかもしれない。フリートランスファーになる可能性もある」 オールボーは移籍最終日にトロワからデンマーク人DFアンドレアス・ブルース(25)をレンタル移籍で獲得。右サイドバックを務める選手であり、中盤の補強ではなかった。 公式発表を待っているだけであれ話は別だが、京都に所属する川﨑が加入するにはフリートランスファーになる必要が。果たして、どういった結末が待っているだろうか。 2024.09.03 18:17 Tue5