レーティング:パリ・サンジェルマン 1-0 レアル・マドリー《CL》
2022.02.16 07:15 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)vsレアル・マドリーが15日にパルク・デ・プランスで行われ、ホームのPSGが1-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽パリ・サンジェルマン採点
GK
50 ドンナルンマ 5.5
ナバスとのポジション争い制して大一番でゴールを守る。枠内シュート0でほぼ仕事機会はなかったが、ビルドアップで冷静なプレーを見せた
DF
2 ハキミ 6.5
古巣対戦で攻守に質の高いパフォーマンスを披露。相手のキーマンであるヴィニシウスに仕事をさせず。攻撃ではやや精度を欠いたが、プレーに関与する数は多かった
5 マルキーニョス 6.5
無理な対応は少なかったが、攻守両面でハイレベルのプレーを見せた。改めてワールドクラスのセンターバックであることを証明
3 キンペンベ 6.5
マルキーニョスと同様に同胞ベンゼマに危なげなく対応。ビルドアップや被カウンター時の対応も安定
戦前には不安の声も少なからずあったが、蓋を開けてみれば、マドリー相手に堂々たるパフォーマンスを披露。高いアスリート能力を生かしたソリッドな守備に加え、攻撃でもムバッペと共に相手右サイドを蹂躙
MF
15 ダニーロ 6.5
ハキミと共にクロースやヴィニシウスを試合から締め出した。後半のヴィニシウスのカウンターチャンスをカード覚悟で潰すなど、黒子の役割を完遂
(→グイエ -)
8 パレデス 6.5
攻守両面でハードワーク。センターバックと共にビルドアップの局面で安定したプレーを見せ、要所で差し込む縦パスも効果的だった
6 ヴェッラッティ 7.0
モドリッチとの司令塔対決で奮闘。持ち味の的確なポジショニング、シンプルな繋ぎに加え、守備時の献身性、切り替えの場面での強度の高さが素晴らしかった
FW
11 ディ・マリア 6.0
古巣相手に恩返しゴールはならずも、持ち味の献身的な守備で同胞メッシのぶんも走り切りチームを大いに助けた
(→ネイマール 6.0)
決勝点の起点に。負傷明けぶっつけ本番での起用となったが、チームが相手を消耗させていたこともあり、攻撃面できっちり見せ場も作った
30 メッシ 6.0
痛恨のPK失敗をムバッペに救われる形となったが、ヴェッラッティと共にパスワークの起点を担いつつ、正確なラストパスやドリブル突破で違いを生み出した
7 ムバッペ 7.5
去就注目の中で渦中の相手に劇的決勝点を奪取。PK奪取を含めて常に相手の脅威になり続けた
監督
ポチェッティーノ 6.5
トッテナム時代からの対マドリー無敗を継続。インテンシティの高い勇敢な戦いぶりで大きな勝利を手にした。ダニーロとハキミの守備時の対応など、準備してきたプランが機能
▽レアル・マドリー採点
GK
1 クルトワ 6.5
最後の最後に失点を喫したが、メッシのPKストップにムバッペの2度の決定機を阻止するなど、2ndレグでの逆転へ望みを繋げる素晴らしいパフォーマンスだった
DF
2 カルバハル 4.5
今日に関しては相手が悪かったと言わざるを得ないが、PK献上などムバッペに完敗…
(→ルーカス・バスケス 5.0)
最後の最後にムバッペに突破を許して失点に関与
3 ミリトン 5.5
最後の最後に間を抜かれて失点に関与したが、それ以外の場面では強靭なフィジカルを武器に最後の砦として奮闘
4 アラバ 5.5
チーム全体が守勢の中で再三の好カバーを見せた。ただ、期待されたビルドアップの局面では相手が一枚上手だった
23 メンディ 5.0
負傷明けで先発復帰も累積警告で次節出場停止に。コンディションの問題もあり、相手のアグレッシブなプレーに後手を踏む場面が目立った。攻撃参加はほぼなかった
MF
10 モドリッチ 5.0
直近のビジャレアル戦で温存されたことで、良い状態で試合に臨めるかに思われたが、ヴェッラッティを筆頭に相手の強度の高いプレーに屈す。持ち味の展開力や局面打開の場面はほぼなかった
(→バルベルデ -)
14 カゼミロ 5.5
累積警告で次節出場停止に。守備の局面では最終ラインをよく助けたが、マイボール時は相手の圧力に苦しんだ
8 クロース 5.0
ダニーロや相手の中盤の徹底監視に遭い、ビルドアップの局面で存在感を放てず。球際のバトルでも今日は分が悪かった
FW
11 アセンシオ 4.5
攻守両面で戦えず。試合を通して存在感を欠き、期待された “一発”のチャンスも訪れず
(→ロドリゴ 5.0)
投入直後こそアグレッシブな姿勢を見せたが、チームと共にトーンダウン
9 ベンゼマ 5.0
負傷明けから復帰し、マドリーでのCL通算100試合目のスタメン出場。幾度か見事なキープを見せたが、コンディションの問題で無理が利かず、チーム全体の機能不全を解決するほどの存在感を放てなかった
(→ベイル -)
20 ヴィニシウス 4.5
来季のポジション争いのライバルと目される相手を前に厳しいパフォーマンスに。ハキミとダニーロとのコンビに封殺され、珍しくノーインパクトの一戦に
監督
アンチェロッティ 4.5
古巣相手にシュート3本枠内0本の完敗…。ビジャレアル戦同様にハーフタイムの修正が期待されたが、今日は効果的なプランを持っていなかった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
ヴェッラッティ、ヌーノ・メンデスの活躍も非常に素晴らしかったが、やはり最後の最後に決定的な仕事を見せたムバッペをMOMに選出。PSGへの忠誠を誓った戦前の言葉通り、来季の移籍先とも噂される相手に対してプロフェッショナルに戦い、チームに先勝をもたらした。
パリ・サンジェルマン 1-0 レアル・マドリー
【パリ・サンジェルマン】
ムバッペ(後49)
▽パリ・サンジェルマン採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
50 ドンナルンマ 5.5
ナバスとのポジション争い制して大一番でゴールを守る。枠内シュート0でほぼ仕事機会はなかったが、ビルドアップで冷静なプレーを見せた
DF
2 ハキミ 6.5
古巣対戦で攻守に質の高いパフォーマンスを披露。相手のキーマンであるヴィニシウスに仕事をさせず。攻撃ではやや精度を欠いたが、プレーに関与する数は多かった
無理な対応は少なかったが、攻守両面でハイレベルのプレーを見せた。改めてワールドクラスのセンターバックであることを証明
3 キンペンベ 6.5
マルキーニョスと同様に同胞ベンゼマに危なげなく対応。ビルドアップや被カウンター時の対応も安定
25 ヌーノ・メンデス 7.0
戦前には不安の声も少なからずあったが、蓋を開けてみれば、マドリー相手に堂々たるパフォーマンスを披露。高いアスリート能力を生かしたソリッドな守備に加え、攻撃でもムバッペと共に相手右サイドを蹂躙
MF
15 ダニーロ 6.5
ハキミと共にクロースやヴィニシウスを試合から締め出した。後半のヴィニシウスのカウンターチャンスをカード覚悟で潰すなど、黒子の役割を完遂
(→グイエ -)
8 パレデス 6.5
攻守両面でハードワーク。センターバックと共にビルドアップの局面で安定したプレーを見せ、要所で差し込む縦パスも効果的だった
6 ヴェッラッティ 7.0
モドリッチとの司令塔対決で奮闘。持ち味の的確なポジショニング、シンプルな繋ぎに加え、守備時の献身性、切り替えの場面での強度の高さが素晴らしかった
FW
11 ディ・マリア 6.0
古巣相手に恩返しゴールはならずも、持ち味の献身的な守備で同胞メッシのぶんも走り切りチームを大いに助けた
(→ネイマール 6.0)
決勝点の起点に。負傷明けぶっつけ本番での起用となったが、チームが相手を消耗させていたこともあり、攻撃面できっちり見せ場も作った
30 メッシ 6.0
痛恨のPK失敗をムバッペに救われる形となったが、ヴェッラッティと共にパスワークの起点を担いつつ、正確なラストパスやドリブル突破で違いを生み出した
7 ムバッペ 7.5
去就注目の中で渦中の相手に劇的決勝点を奪取。PK奪取を含めて常に相手の脅威になり続けた
監督
ポチェッティーノ 6.5
トッテナム時代からの対マドリー無敗を継続。インテンシティの高い勇敢な戦いぶりで大きな勝利を手にした。ダニーロとハキミの守備時の対応など、準備してきたプランが機能
▽レアル・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 クルトワ 6.5
最後の最後に失点を喫したが、メッシのPKストップにムバッペの2度の決定機を阻止するなど、2ndレグでの逆転へ望みを繋げる素晴らしいパフォーマンスだった
DF
2 カルバハル 4.5
今日に関しては相手が悪かったと言わざるを得ないが、PK献上などムバッペに完敗…
(→ルーカス・バスケス 5.0)
最後の最後にムバッペに突破を許して失点に関与
3 ミリトン 5.5
最後の最後に間を抜かれて失点に関与したが、それ以外の場面では強靭なフィジカルを武器に最後の砦として奮闘
4 アラバ 5.5
チーム全体が守勢の中で再三の好カバーを見せた。ただ、期待されたビルドアップの局面では相手が一枚上手だった
23 メンディ 5.0
負傷明けで先発復帰も累積警告で次節出場停止に。コンディションの問題もあり、相手のアグレッシブなプレーに後手を踏む場面が目立った。攻撃参加はほぼなかった
MF
10 モドリッチ 5.0
直近のビジャレアル戦で温存されたことで、良い状態で試合に臨めるかに思われたが、ヴェッラッティを筆頭に相手の強度の高いプレーに屈す。持ち味の展開力や局面打開の場面はほぼなかった
(→バルベルデ -)
14 カゼミロ 5.5
累積警告で次節出場停止に。守備の局面では最終ラインをよく助けたが、マイボール時は相手の圧力に苦しんだ
8 クロース 5.0
ダニーロや相手の中盤の徹底監視に遭い、ビルドアップの局面で存在感を放てず。球際のバトルでも今日は分が悪かった
FW
11 アセンシオ 4.5
攻守両面で戦えず。試合を通して存在感を欠き、期待された “一発”のチャンスも訪れず
(→ロドリゴ 5.0)
投入直後こそアグレッシブな姿勢を見せたが、チームと共にトーンダウン
9 ベンゼマ 5.0
負傷明けから復帰し、マドリーでのCL通算100試合目のスタメン出場。幾度か見事なキープを見せたが、コンディションの問題で無理が利かず、チーム全体の機能不全を解決するほどの存在感を放てなかった
(→ベイル -)
20 ヴィニシウス 4.5
来季のポジション争いのライバルと目される相手を前に厳しいパフォーマンスに。ハキミとダニーロとのコンビに封殺され、珍しくノーインパクトの一戦に
監督
アンチェロッティ 4.5
古巣相手にシュート3本枠内0本の完敗…。ビジャレアル戦同様にハーフタイムの修正が期待されたが、今日は効果的なプランを持っていなかった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
ヴェッラッティ、ヌーノ・メンデスの活躍も非常に素晴らしかったが、やはり最後の最後に決定的な仕事を見せたムバッペをMOMに選出。PSGへの忠誠を誓った戦前の言葉通り、来季の移籍先とも噂される相手に対してプロフェッショナルに戦い、チームに先勝をもたらした。
パリ・サンジェルマン 1-0 レアル・マドリー
【パリ・サンジェルマン】
ムバッペ(後49)
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