横浜FM水沼宏太がクラブ創立30周年イヤーに意気込み 開幕戦から「とにかく勝利を目指す」

2022.02.15 22:40 Tue
©超ワールドサッカー
横浜F・マリノスのMF水沼宏太が15日、明治安田生命J1リーグ開幕に際したオンライン会見に出席した。

「開幕戦はどのチームもだけど、すごく大事な試合。僕らはホームだし、とにかく今年の目標を達成するためにとても大事な試合になる」

「僕自身も古巣のセレッソ相手だし、勝ちたい気持ちがすごくある。とにかく勝利を目指して、自分ができることを精一杯やっていきたい」
ホームで迎えるセレッソ大阪との開幕戦に向けて、そう意気込みを語った水沼。昨年の第8節で10年ぶりの勝利を収めるまで、横浜FMの鬼門と化したC大阪だが、嫌なイメージはないようだ。

「相性というのはそれほど気にしていなかったけど、マリノスに帰ってから、セレッソに勝っていないと聞いた」
「自分が来たからには勝ちたいという気持ちで、2020年に臨んだけど、ダメだった」

「でも、去年は久々に勝つことができた。そういう意味では相性の悪さはなくなったのかなと思う」

そんなC大阪との開幕戦から白星ダッシュを狙う横浜FM。今季は昨季途中から指揮するケヴィン・マスカット監督の下で初めてキャンプを行ってのシーズンインとなる。

水沼は「今までのサッカーにプラスしてもう一つ上のレベルでやっていこうということで始めた。色んなところで臨機応変にプレーする場面が増えて、攻守もレベルアップしている」と感想を述べた。

そうして開幕を迎える横浜FMだが、今季で創立30年。父の貴史氏と二代にわたって横浜FMの血が流れる水沼も「マリノスにいて、30周年を迎えることができたのはすごく感慨深い」と話す。

「父はマリノス1年目、前身の頃からいた。30年が経って、まだ水沼がいるんだというところ、1年目にも30年目にも水沼がいるということをサッカーに関わるすべての人たちに知ってもらいたいという思いもある」

「しっかり自分の名前を背負って戦うのが幸せだと思うし、今年は思い切り、体現したい。自分の名前、そしてマリノスのエンブレムを輝かせられるように頑張っていきたい」

下部組織時代から慣れ親しむクラブ、そして父親への思いを口にした水沼は今季からユニフォームのネームも「KOTA」から「MIZUNUMA」に。様々な想いを込め、今季もチームタイトルを目指してプレーする。

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